JPS6318844B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6318844B2 JPS6318844B2 JP55071985A JP7198580A JPS6318844B2 JP S6318844 B2 JPS6318844 B2 JP S6318844B2 JP 55071985 A JP55071985 A JP 55071985A JP 7198580 A JP7198580 A JP 7198580A JP S6318844 B2 JPS6318844 B2 JP S6318844B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- yoke
- oil
- magnetic material
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 10
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 238000004026 adhesive bonding Methods 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F7/00—Magnets
- H01F7/06—Electromagnets; Actuators including electromagnets
- H01F7/08—Electromagnets; Actuators including electromagnets with armatures
- H01F7/16—Rectilinearly-movable armatures
- H01F7/1607—Armatures entering the winding
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Breakers (AREA)
- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は例えば配線用遮断器内に組込まれ、過
電流検出用のセンサーとして用いられるオイルダ
ツシユポツト型電磁石に関する。
電流検出用のセンサーとして用いられるオイルダ
ツシユポツト型電磁石に関する。
従来、この種のオイルダツシユポツト型電磁石
は第1図に示すようにコイル10′に流れる過電
流により生ずる電磁力によつて、シリンダー1′
内に収容されたプランジヤー3′を制動油2′の粘
性抵抗および復帰バネ4′の弾力に抗して上動せ
しめ、かつバネ13の弾力に抗してアマチユア1
4をポールヘツド5′に吸引駆動させ、これによ
り機械出力を得ていたが、漏れ磁束(無効磁束)
による吸引力、すなわちソレノイド吸引力を利用
しないので、高速応答性が悪いという欠点があつ
た。
は第1図に示すようにコイル10′に流れる過電
流により生ずる電磁力によつて、シリンダー1′
内に収容されたプランジヤー3′を制動油2′の粘
性抵抗および復帰バネ4′の弾力に抗して上動せ
しめ、かつバネ13の弾力に抗してアマチユア1
4をポールヘツド5′に吸引駆動させ、これによ
り機械出力を得ていたが、漏れ磁束(無効磁束)
による吸引力、すなわちソレノイド吸引力を利用
しないので、高速応答性が悪いという欠点があつ
た。
本発明はこのような従来の欠点を除去し、高速
応答性の改善を図つたオイルダツシユポツト型電
磁石を提供することを目的とするものである。
応答性の改善を図つたオイルダツシユポツト型電
磁石を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の一実施例を図面により説明する
と、第2図においてOpはオイルダツシユポツト
ブロツクで、これは非磁性体からなる有底筒状の
シリンダー1と、シリンダー1内に封入された制
動油2と、シリンダー1内に収容された磁性体か
らなるプランジヤー3と、シリンダー1内に弾装
され、かつプランジヤー3を下方に附勢せしめる
復帰バネ4と、シリンダー1の開口部を密封する
磁性体よりなるポールヘツド5とで、密封構造に
構成されている。
と、第2図においてOpはオイルダツシユポツト
ブロツクで、これは非磁性体からなる有底筒状の
シリンダー1と、シリンダー1内に封入された制
動油2と、シリンダー1内に収容された磁性体か
らなるプランジヤー3と、シリンダー1内に弾装
され、かつプランジヤー3を下方に附勢せしめる
復帰バネ4と、シリンダー1の開口部を密封する
磁性体よりなるポールヘツド5とで、密封構造に
構成されている。
前記シリンダー1の上端部には断面が略L字形
をした磁性体からなる第1のヨーク6の端部がシ
リンダー1を抱込むようにして固設され、またシ
リンダー1の他端部近傍には略板状の磁性体から
なる第2のヨーク7の一端部がシリンダー1を抱
込むようにして固設され、かつその他端部7aを
第1のヨーク6の屈曲片6aと離間して対向配置
している。
をした磁性体からなる第1のヨーク6の端部がシ
リンダー1を抱込むようにして固設され、またシ
リンダー1の他端部近傍には略板状の磁性体から
なる第2のヨーク7の一端部がシリンダー1を抱
込むようにして固設され、かつその他端部7aを
第1のヨーク6の屈曲片6aと離間して対向配置
している。
しかして、第2のヨーク7の他端部7aには透孔
8が形成され、この透孔8に引き外し機構(図示
略)に連係する断面が矩形または円形をした磁性
体からなる引き外しプランジヤー9が摺動可能に
配設され、かつ適宜手段により復帰性向が与えら
れている。この他、図中10は第1のヨーク6の
屈曲片6aと引き外しプランジヤー9との磁気空
隙Eに臨ませてコイルボビンを介し配設したコイ
ルで、このコイル中空部に屈曲片6a及びこの屈
曲片6aに吸引可能に引き外しプランジヤー9が
配設されている。
8が形成され、この透孔8に引き外し機構(図示
略)に連係する断面が矩形または円形をした磁性
体からなる引き外しプランジヤー9が摺動可能に
配設され、かつ適宜手段により復帰性向が与えら
れている。この他、図中10は第1のヨーク6の
屈曲片6aと引き外しプランジヤー9との磁気空
隙Eに臨ませてコイルボビンを介し配設したコイ
ルで、このコイル中空部に屈曲片6a及びこの屈
曲片6aに吸引可能に引き外しプランジヤー9が
配設されている。
このように構成したオイルダツシユポツト型電
磁石は、次のように動作する。
磁石は、次のように動作する。
すなわち、コイル10に流れる電流が定格電流
である場合にはオイルダツシユポツトブロツク
Opのプランジヤー3は作動し得ないようになつ
ている。次に定格電流を越えた低過電流がコイル
10に流れると、その電流によつてコイル10に
生ずる電磁力によりプランジヤー3が制動油2の
粘性抵抗および復帰バネ4の弾発力に抗して上動
する。プランジヤー3の上動にしたがい、プラン
ジヤー3とポールヘツド5との磁気空隙が次第に
縮小し、その空隙磁気抵抗が次第に零値に近づい
て、プランジヤー3がポールヘツド5に吸着す
る。するとポールヘツド5とプランジヤー3間の
磁気空隙は無くなり磁気抵抗が減少するため、第
1のヨーク6−ポールヘツド5−プランジヤー3
−第2のヨーク7−プランジヤー9にて形成され
る磁気回路中に殆んどの磁束が流れ、プランジヤ
ー9は対向するヨーク6の屈曲片6aに吸引され
る。本発明ではこのようにコイルより生ずる磁束
を前記磁気回路に有効に流れるようにし、これに
よつて引き外しプランジヤー9を動作せしめるも
のであるから、引き外し動作の高速応答性が期待
できることとなる。
である場合にはオイルダツシユポツトブロツク
Opのプランジヤー3は作動し得ないようになつ
ている。次に定格電流を越えた低過電流がコイル
10に流れると、その電流によつてコイル10に
生ずる電磁力によりプランジヤー3が制動油2の
粘性抵抗および復帰バネ4の弾発力に抗して上動
する。プランジヤー3の上動にしたがい、プラン
ジヤー3とポールヘツド5との磁気空隙が次第に
縮小し、その空隙磁気抵抗が次第に零値に近づい
て、プランジヤー3がポールヘツド5に吸着す
る。するとポールヘツド5とプランジヤー3間の
磁気空隙は無くなり磁気抵抗が減少するため、第
1のヨーク6−ポールヘツド5−プランジヤー3
−第2のヨーク7−プランジヤー9にて形成され
る磁気回路中に殆んどの磁束が流れ、プランジヤ
ー9は対向するヨーク6の屈曲片6aに吸引され
る。本発明ではこのようにコイルより生ずる磁束
を前記磁気回路に有効に流れるようにし、これに
よつて引き外しプランジヤー9を動作せしめるも
のであるから、引き外し動作の高速応答性が期待
できることとなる。
第3図イ,ロは本発明の他の実施例を示し、第
2のヨーク7の端部7aの裏面に断面が略U字形
に彎曲形成した板バネ11の一端を固定すると共
にその他端、すなわち自由端を引き外しプランジ
ヤー9の下端部に形成した切欠12に係合させ、
常時その弾力を下方へ作用させて引き外しプラン
ジヤー9に復帰性向を与えると共に、引き外しプ
ランジヤー9の略中高部に係合突起9aを形成し
て、引き外しプランジヤー9が透孔8から抜け落
ちるのを防止するようにした点を特徴とする。更
に、本発明の別の特徴は肉厚の板体をプレス等に
よる打ち抜き加工によつて引き外しプランジヤー
9を形成し、加工の簡略化を図つた点にある。こ
の場合、肉薄の板体を打ち抜き加工し、これを多
数積層し接着して引き外しプランジヤーを構成す
ることも可能である。その他の構成は第2図に示
す実施例と同様であり、対応部分には同一の符号
を付してある。
2のヨーク7の端部7aの裏面に断面が略U字形
に彎曲形成した板バネ11の一端を固定すると共
にその他端、すなわち自由端を引き外しプランジ
ヤー9の下端部に形成した切欠12に係合させ、
常時その弾力を下方へ作用させて引き外しプラン
ジヤー9に復帰性向を与えると共に、引き外しプ
ランジヤー9の略中高部に係合突起9aを形成し
て、引き外しプランジヤー9が透孔8から抜け落
ちるのを防止するようにした点を特徴とする。更
に、本発明の別の特徴は肉厚の板体をプレス等に
よる打ち抜き加工によつて引き外しプランジヤー
9を形成し、加工の簡略化を図つた点にある。こ
の場合、肉薄の板体を打ち抜き加工し、これを多
数積層し接着して引き外しプランジヤーを構成す
ることも可能である。その他の構成は第2図に示
す実施例と同様であり、対応部分には同一の符号
を付してある。
本発明は以上のように、第1および第2のヨー
クと、引き外しプランジヤーと、第1のヨークと
引き外しプランジヤーとの磁気空隙と、コイルと
で磁気回路を構成し、コイルによつて発生する磁
束を有効に磁気回路に流し、それによつて生ずる
吸引力によつてこの種装置の高速応答性を改善で
きる効果がある。
クと、引き外しプランジヤーと、第1のヨークと
引き外しプランジヤーとの磁気空隙と、コイルと
で磁気回路を構成し、コイルによつて発生する磁
束を有効に磁気回路に流し、それによつて生ずる
吸引力によつてこの種装置の高速応答性を改善で
きる効果がある。
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本発明
の一実施例を示す断面図、第3図イ,ロは本発明
の他の実施例を示す断面図および要部を示す斜視
図である。 1……シリンダー、2……制動油、3……プラ
ンジヤー、4……復帰バネ、5……ポールヘツ
ド、6……第1のヨーク、7……第2のヨーク、
9……引き外しプランジヤー、10……コイル。
の一実施例を示す断面図、第3図イ,ロは本発明
の他の実施例を示す断面図および要部を示す斜視
図である。 1……シリンダー、2……制動油、3……プラ
ンジヤー、4……復帰バネ、5……ポールヘツ
ド、6……第1のヨーク、7……第2のヨーク、
9……引き外しプランジヤー、10……コイル。
Claims (1)
- 1 非磁性体からなる有底シリンダーの内部に制
動油と、磁性体からなるプランジヤーと、このプ
ランジヤーに復帰性向を付与する復帰バネを封入
し、かつ前記シリンダーの開口部を磁性体からな
るポールヘツドで密封してなるオイルダツシユポ
ツトブロツクと、このオイルダツシユポツトブロ
ツクの両端にそれぞれ固定された第1および第2
のヨークと、前記第2のヨークに摺動可能に配設
された磁性体よりなる引き外しプランジヤーと、
この引き外しプランジヤーと対向する第1のヨー
クの磁気空隙に捲装したコイルとを備えてなるこ
とを特徴とするオイルダツシユポツト型電磁石。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198580A JPS56169306A (en) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | Oil dash-pot type electromagnet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7198580A JPS56169306A (en) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | Oil dash-pot type electromagnet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56169306A JPS56169306A (en) | 1981-12-26 |
JPS6318844B2 true JPS6318844B2 (ja) | 1988-04-20 |
Family
ID=13476260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7198580A Granted JPS56169306A (en) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | Oil dash-pot type electromagnet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56169306A (ja) |
-
1980
- 1980-05-29 JP JP7198580A patent/JPS56169306A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56169306A (en) | 1981-12-26 |
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