JPS63187542A - イオンマイクロビ−ム装置 - Google Patents

イオンマイクロビ−ム装置

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Publication number
JPS63187542A
JPS63187542A JP1605687A JP1605687A JPS63187542A JP S63187542 A JPS63187542 A JP S63187542A JP 1605687 A JP1605687 A JP 1605687A JP 1605687 A JP1605687 A JP 1605687A JP S63187542 A JPS63187542 A JP S63187542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ion
beam diameter
optical axis
aperture
sample
Prior art date
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Pending
Application number
JP1605687A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Kawanami
義実 川浪
Toru Ishitani
亨 石谷
Takeshi Onishi
毅 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP1605687A priority Critical patent/JPS63187542A/ja
Publication of JPS63187542A publication Critical patent/JPS63187542A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イオンビーム加工、イオンマイクロ打込み、
イオンビーム描画などに使用されるイオンマイクロビー
ム装置の頃良に関する。
〔従来の技術〕
イオンマイクロビーム装置は、試料上にビーム径で1μ
m前後もしくはそれ以下に細く絞ったイオンビームを照
射するもので、イオン源としては輝度が高く点状のイオ
ン光源を持つもの1例えば[液体金属イオン源による質
量分離マイクロビーム系(MASS−8EPA几ATB
D MICROBEAM8YSTEM WITHA L
IQUID−METAL−IONSOURCE ) J
イシタニ他者、ニュークリア インスツルメンツ アン
ド メンツズ イン フィツクス リサーチ 第218
巻(1983年)第363〜367頁(T、 l8HI
TANI et at。
1’Juclear 工nstruments and
 Methods 1nPhysics Re5ear
ch 218 (1983)363−367)に示すよ
うに、液体金属イオン源、電界電離イオン源、デュオプ
ラズマトロンイオン源等が用いられ、イオン光学系は試
料上にイオン光源の像ができるように設計される。最近
イオンビーム加工等への応用においてスループット向上
のためにビーム径を短時間で容易に変えることが要望さ
れてきている。
無収差光学系における試料上でのイオンビームの原理的
な最小径は、イオン光源の大きさをd。
イオン光学系の倍率((Mで表わすと、Mdとなる。
実際の最小ビーム径は、光学系の球面収差や色収差など
の影響でMdよυ大きくなる。球面収差や色収差は、焦
点のイオンビームの開角に依存するため、試料上でのイ
オンビームの半開角をαとすると実際の最小ビーム径り
は、近似的にD” ” (Md)”+ (Ctα)”+
(C2α3)2・・・(1)で表わされ、第3図のよう
になる。ここで+CIは色収差に関わる係数、C!は球
面収差に関わる係数である。従って、試料上でのビーム
径を変えるためには、一般にビーム径決定絞りによって
試料上でのイオンビームの開角eXえればよい。
ところが、従来、試料上でのビーム径を変える際、第4
図に示すように、大きさの異なる複数の開口8.8’、
・・・を持つ一枚の絞り板7を機械的に移動させてイオ
ンビーム2の照射する開口を選択する構成であったため
、開口をイオン光軸に合わせる煩雑な作業をその都度性
なわねばならず。
ビーム径?容易に変えることができなかった。第4図の
1はイオン源、 3.3’は静電Vンズ、4は試料台、
4′は試料、5はビーム偏向器、6はイオン源直後の絞
り板、9は絞り板7の微動機構。
10はイオン光軸、11はイオン光源、12゜12′は
焦点である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術では、ビーム径を変える作業においてビー
ム径決定絞りの開口をイオン光軸に合わせる煩雑な二軸
方向の微動を伴うため短時間で容易に行えないという問
題があった。
本発明の目的は、従来技術での上記した不都合をなくシ
、試料上でのイオンビーム径を容易に変えることのでき
るイオンマイクロビーム装置を提供することにある。
〔問題点?解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明では、イオン源と、上
記イオン源からの放出イオンの加速、集束及び−向を行
なうビーム果菜系と、試料の微動を行なう試料台とを備
えたイオンマイクロビーム装置において、試料台上での
イオンビーム開角e決定するビーム径決定絞りと該ビー
ム径決定絞りをイオン光軸に沿って微動させる@111
’f:設けたことを特徴とする。
〔作用〕
不発明の上記構成のイオンマイクロビーム装置において
は、ビーム径決定絞9の開口を一度イオン元軸に合わせ
れば、イオン元軸方向の一軸に沿って微動させるだけで
試料台上でのビーム開角をメえビーム径を容易に変える
ことが可能でおる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図〜第2図を用いて説明する
〈実施例1〉 第1図は不発明の第1の実施例の概略構成図で。
イオン#1と2股の静電し/ズ3,3’ i用いてイオ
ン光源11の像金焦点12.12’に写すイオンマイク
ロビーム装置を示す。本実施例では。
従来のイオンマイクロビーム装置と比較し、ビーム径決
足絞シフをイオン光軸10の方向に沿って微動するため
の絞シ位置垂直微動器13を備えたことが特徴である。
本実施例の絞シ位置垂直微動器13は、イオンマイクロ
ビーム装置の真空容器外のマイクロメータヘッド20と
その回転を真空容器内に伝える回転導入益及びその回転
軸方向をイオン光軸10に合わせる傘歯車機構21とそ
の回転によりビーム径決定絞り7をイオン光軸10方向
に直臓運wJさせるボールネジ22とから構成されてい
る。
以下1本実施例により、試料4′上でのビーム径を変え
る方法を説明する。試料4′上でのビームの開角2αは
静電レンズ3′への入射角2α′に比例している。従っ
てαを変えるにはα′ヲ変えれば良い。イオン光軸10
上にある開口8の半径ftrとし、焦点12′からこの
開口8までの距離をhとすると次の関係が成夛立つ。
α=Cα′ !+q Cr / h         ・・・・・・
・・・(2)ここで、Cは静電レンズ3′で決まる定数
である。したがって1本実施例によれば絞シ位#を垂直
微動器13によシビーム径決定絞97をイオン光軸10
方向に微動することにより焦点12′と開口8との距離
h=2変えることができるので、(1)。
に)式よシ分かるように試料4′上でのイオンビーム径
を変えることが可能となる。また、hを連続的に変化さ
せられるのでイオンビーム径を微調節できる効果がある
本実施例では、ビーム径決定絞シフは静電レンズ3′の
前段にあったが、静電レンズ3′の後段にあっても効果
は同じである。また、本実施例ではビーム集束系に2段
の静電レンズを使っているが、1段でも多段の場合でも
効果は同じである。
また本実施例では、イオン源1として液体金属イオン源
?用いたが域外″成離イオン源等、他の高輝度イオン源
を用いても効果は同じである。
〈実施例2;l> 第2図は本発明の第2の実施例の概略構成図で。
イオン源1と2段の静電レンズ3,3′を用いてイオン
光源11の像を焦点12.12’に写すイオンマイクロ
ビーム装置ILを示す。本実施例では。
従来のイオンマイクロビーム装置と比較し、ビーム径決
定絞b7’にイオン光軸10の方向に沿って微動するた
めの絞り位fit垂直微動器13と、ビーム径決定絞9
7と絞り位置垂直微動器13をイオン光軸10と垂直な
平面内で微動し開口8をイオン光軸10に合せるための
絞り位置水平微動器9を備えたことが%徴である。本実
施例の絞シ位置垂直微動器13は、イオンマイクロビー
ム装置の真空容器外から制御される真空容器内の駆動モ
ータとその回転によりビーム径決定絞り7をイオン光軸
10方向に直線させるボールネジとから構成されている
。本実施例によれば、絞り位置水平微動器9によりビー
ム径決定絞り7の開口8をイオン光軸10に正確に合わ
せた後、絞り位置垂直微動器13により、ビーム径決定
絞り7の開口8tイオン光軸10に沿って微動させ、第
1の実施例と同様にして試料4′上のビーム半開角αを
変えて試料4′上でのイオンビーム径’kfえることが
可能である。また本実施例によれば第1の実施例と同様
にイオンビーム径を微調節できる効果がある。さらに絞
り位置垂直微動器13が電気的に駆動可能なのでビーム
径の自動調節を行なうことが可能である。
本実施例では、ビーム径決定絞シフの開口8は1つであ
るが、(!数の開口?もたせても同様の効果がある。ま
たビーム径決定絞り7は静電レンズ3′の前段にめった
が、静電レンズ3′に後段にあっても効果rよ同じであ
る。妊らに本実施例ではビーム集束系に2段の静電レン
ズを使っているが1段でも多段の場合でも効果は同じで
ちる。ま九本実施例では、イオン源1として液体金属イ
オン源を用いたが電界電離イオン源等、他の高輝度イオ
ン源を用いても効果は同じである。
また本実施例の絞シ位置水平微動器13はイオン光軸1
0に垂直な面内で2軸移動可能であるが1軸移動でも効
果は同じである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、イオンマイクロビーム装置においてビ
ーム径決定絞シの開口をイオン光軸方向の一軸に沿って
微動するだけで、試料台で上でのビーム開角?変えビー
ム径を容易に変えることが装置効率を向上きせることか
できる。また、ビーム開角が連続可変なので、ビーム径
を微調整できる効果がろる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本@明の第1の実施例の構成図、第2図は第2
の実施例の傳成図、第3図は瑣小ビーム径とビーム半開
角の関係を示すグラフ、第4図は従来装置の構成図であ
る。 1・・・イオン源、2・・・イオンビーム、3.3’・
・・静電レンズ、4・・・試料台、4′・・・試料、7
・・・絞υ板、8.8′・・・開0.10・・・イオン
光軸、11・・・イオン光源、9・・・絞シ位置水平微
動器、13・・・絞υ位置垂直微動器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、イオン源と、前記イオン源からの放出イオンの加速
    、集束及び偏向を行なうビーム集束系と、試料の微動を
    行なう試料台とを備えたイオンマイクロビーム装置にお
    いて、試料台上でのイオンビーム開角を決定するビーム
    径決定絞りと該ビーム径決定絞りをイオン光軸に沿つて
    微動させる機構を設けたことを特徴とするイオンマイク
    ロビーム装置。
JP1605687A 1987-01-28 1987-01-28 イオンマイクロビ−ム装置 Pending JPS63187542A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1605687A JPS63187542A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 イオンマイクロビ−ム装置

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JP1605687A JPS63187542A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 イオンマイクロビ−ム装置

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JPS63187542A true JPS63187542A (ja) 1988-08-03

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ID=11905924

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JP1605687A Pending JPS63187542A (ja) 1987-01-28 1987-01-28 イオンマイクロビ−ム装置

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JP (1) JPS63187542A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297744U (ja) * 1989-01-20 1990-08-03
US7486488B2 (en) 2003-10-28 2009-02-03 Noboru Wakatsuki Electric contact switching device and power consumption control circuit
JP2012074383A (ja) * 2005-12-02 2012-04-12 Arisu Corporation:Kk イオン源、システム及び方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0297744U (ja) * 1989-01-20 1990-08-03
US7486488B2 (en) 2003-10-28 2009-02-03 Noboru Wakatsuki Electric contact switching device and power consumption control circuit
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