JPS6318638Y2 - - Google Patents

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JPS6318638Y2
JPS6318638Y2 JP1982037788U JP3778882U JPS6318638Y2 JP S6318638 Y2 JPS6318638 Y2 JP S6318638Y2 JP 1982037788 U JP1982037788 U JP 1982037788U JP 3778882 U JP3778882 U JP 3778882U JP S6318638 Y2 JPS6318638 Y2 JP S6318638Y2
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JP
Japan
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pipe
electrode
emulsion
asphalt emulsion
drum
Prior art date
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JP1982037788U
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English (en)
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JPS58139500U (ja
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Loading And Unloading Of Fuel Tanks Or Ships (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貯留タンク等からアスフアルト乳剤を
ドラム缶に移す時に使用される注入装置に関する
ものである。
アスフアルト乳剤はガソリンや重油とは異り空
気にふれると分解固化が速進され、アスフアルト
分が付着する性質があるので通常の石油の注入器
は作業不良となる。このため一般にアスフアルト
乳剤をタンクよりドラム缶に移す場合には、ホー
ス等をドラム缶の口孔に挿入し、ポンプ又はヘツ
ド差によつて乳剤をドラム缶に注入していた。し
かしドラム缶内の液位は口孔よりは見にくく、又
表面は泡で覆われるため適量の注入は困難で適時
棒を入れて液位を測定したり、目方を計量したり
するが注意力を要し、かつ往往にして溢流させた
りする不都合があつた。
本考案は上記の事情に鑑み、ドラム缶内の液位
が泡の影響を受けないで正しく検出され、その検
出によつて注入を停止することが出来る乳剤の注
入装置を提供することを目的とするもので、ドラ
ム缶の口孔に垂直に挿通される直管の上部に湾曲
部が連設されたアスフアルト乳剤注入管と、直管
の中心軸線に対して直交する面内において上記直
管の上部外周に取り付けられた鍔と、上記アスフ
アルト乳剤注入管の直管の内径よりも十分に小さ
い外径に形成され、上部に形成された空気抜き孔
を湾曲部の上方に配して湾曲部の管壁を貫通さ
れ、下部を直管の下方に突出させるとともに、中
心軸線を直管の中心軸線に平行に揃えた状態で上
記湾曲部の曲がり方向と反対側の直管の内面に添
えられて上記アスフアルト乳剤注入管に取り付け
られた電極用パイプと、該電極用パイプ内に上下
に調節自在に挿入されアスフアルト乳剤の液面を
検出する電極とを具備したものである。
以下図面を参照して本考案を説明する。
第1図および第2図は本考案に係るアスフアル
ト乳剤注入装置の一実施例を示すもので図中符号
1は、乳剤注入管である。乳剤注入管1は上部が
湾曲しており、この湾曲部1aの先端にはバルブ
2を介してホース取付部1cが設けられ乳剤導入
ホース3が取付けられるようになつている。また
乳剤注入管1の下部は、短い直管1bとなつてお
り、この直管1bはドラム缶4の口孔4aに挿通
出来る寸法となつている。また上記直管1bの上
部外周にはドラム缶の口孔4aに引掛かるように
ドラム缶取付台(鍔)1dが取付けられている。
また上記乳剤注入管1には、上部が湾曲部1aを
貫通して上方に突出し下方が直管1a内を通つて
延在する真直な電極用パイプ5が取付けられてい
る。この電極用パイプ5には上部開口端より電極
6が挿通されている。この電極6は、上記電極用
パイプ5の上端に上下の移動自在かつ碍子7によ
つて絶縁され、ナツト7a…によつて締結されて
いる。また上記電極用パイプ5の上部には、パイ
プ5内と外気とを連通する空気抜き孔5aが設け
られている。また制御盤8内にはリレー(図示せ
ず)が設けられており、このリレーは複リード線
8aによつて上記電極6と上記電極用パイプ5に
結線されている。なお図中9は導入ポンプ等を始
動するためのリモートスイツチ、10は電極6の
頂部の保護および防水のために取付けられたキヤ
ツプである。
次に以上のように構成された注入装置の使用方
法を説明する。
第3図はアスフアルト乳剤注入装置Aを使用し
て貯蔵タンク11内のアスフアルト乳剤をドラム
缶4に移送する状態を示す図である。上記タンク
11にはタンク11内の乳剤を撹拌するための循
環系配管Bが設けられている。この配管Bにはモ
ータ12によつて駆動され乳剤を循環するポンプ
18、乳剤を循環系より取出すバルブ14、およ
びその他のバルブが取付けられている。
上記タンク11内の乳剤をドラム缶4に移送す
る場合には、上記注入装置Aをドラム缶の口孔4
aに挿入し、バルブ14と注入装置Aのホース取
付部1cとをホース3によつて連結する。次いで
ナツト7aをゆるめて電極6を上下し、電極先端
6aの位置を設定するとともに電極6および電極
用パイプ5と制御盤8内のリレーとを複リード線
8aによつて結線する。しかる後バルブ2を開と
する。
上記制御盤8内のリレーは、その作動によつて
モータ12の停止、アラームの発生、パイロツト
ランプの点滅、等が適宜行なわれるように配線さ
れている。
上記タンク11内の乳剤は、均質性を保持する
ため、適当な間隔で循環されている。タンク11
の液ヘツドが高い場合には、バルブ14を開とす
れば乳剤はホース3内を通つてドラム缶4内に注
入される。ドラム缶4内の液位は上昇するととも
に液面には泡を発生する。しかし電極用パイプ5
はドラム缶の底近くまで入つているため、注入管
1より注入される乳剤面とは、隔離されており、
電極用パイプ5内の液面には泡は存在しない。ま
たパイプ5内の空気は空気抜き5aより放出され
ドラム缶の空気は、口孔4aと鍔1dの間隙より
放出されるのでパイプ5内外の液面は同じとな
る。この場合ドラム缶の空気抜き用の小孔(図示
せず)を開としてもよい。液面が次第に上昇し、
電極6の先端6aが液面に接すると電極6と電極
パイプ5は導通し、微弱電流が流れ、リレーが作
動する。バルブ14が手動の場合には、リレーに
よつてアラーム、パイロツトランプ点滅を行なわ
せて作業員に知らせ、作業員はバルブ14を閉と
する。これにより循環系Bを通る乳剤は全量循環
しタンク11内を均一に撹拌する。この場合バル
ブ14を電磁弁とし、スイツチ9によつて開き、
リレーの作動によつて閉となるようにしておいて
もよい。但し、アスフアルト乳剤は、冷えると粘
度が高くなり、電磁バルブの作動が不良となるた
め、電磁弁を使用する場合には、通常バルブが所
定の温度を保持するように電気ヒータ等で加熱し
て用いる。
又ポンプを使用する場合には、バルブ14を開
とし下流側のバルブ14aを閉としてポンプを駆
動する。注入が終了するとリレーの作動によつて
モータ12を停止して、ポンプ13を止める。こ
の場合アラーム、パイロツトも必要に応じて作動
させてもよい。また、上記バルブ14と下流側の
バルブ14aを共に電磁弁とし、リモートスイツ
チ9を入れることによつてバルブ14開、14a
閉とし、リレー作動によつてバルブ14閉、14
a開となるようにすれば、乳剤はポンプ13によ
つて送液され、注入が終了すると自動的に循環に
切換わるようにすることも出来る。但しこの場合
には上記したように、通常電磁バルブの温度を所
定の温度に保持するように加熱して用いる。さら
にリレーによつてデジタルカウンタ(図示せず)
を作動させることによつて、充填したドラム缶の
数を表示することが出来る。上記した操作を選択
してドラム缶に乳剤を注入し、注入が終了する
と、バルブ2を閉とし、注入装置Aを抜出し、次
のドラム缶にセツトする。これを繰返えすことに
より容易かつ能率よく乳剤の充填が出来る。
以上述べたように本考案に係るアスフアルト乳
剤注入装置は、ドラム缶の口孔に挿入し簡単な操
作によつて充填出来、溢流、充填不足等がなく、
労働力が削減され、材料管理が正確に行われる等
多くの利益をもたらすものである。また、本考案
の注入装置の電極用パイプは、アスフアルト乳剤
注入管の直管の内径よりも十分に小さい外径に形
成され、上部に形成された空気抜き孔を湾曲部の
上方に配して湾曲部の直管を貫通され、中心軸線
を直管の中心軸線に平行に揃えた状態で上記湾曲
部の曲がり方向と反対側の直管の内面に添えられ
て上記アスフアルト乳剤注入管に取り付けられて
いるので、アスフアルト乳剤の注入が電極用パイ
プによつて妨げられることはなく、円滑かつ迅速
に乳剤をドラム缶に注入することができるととも
に、乳剤注入管に対する電極用パイプの取付けの
安定性が良好で、乳剤の注入に伴つて電極用パイ
プが大きく揺れ動いて電極による乳剤面の検出を
損なうことはなく、常に正確に乳剤面を検出する
ことができる。更にまた、電極用パイプの下部は
直管の下方に突出されているので、アスフアルト
乳剤の泡が電極用パイプ内に入り込んで電極によ
る乳剤面の検出を阻害することがないとともに、
直管が必然的に短くなつて全体重量が軽くなるの
で、扱い易い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係るアスフアル
ト乳剤注入装置の一実施例を示すもので、第1図
は縦断面側面図、第2図は第1図の−線視
図、第3図は本考案の注入装置を用いて乳剤をタ
ンクよりドラム缶に充填する場合の説明図であ
る。 1……乳剤注入管、1a……湾曲部、1b……
直管部、1c……ホース取付部、1d……ドラム
缶取付台(鍔)、2……バルブ、3……ホース、
4……ドラム缶、4a……口孔、5……電極用パ
イプ、5a……突気抜き、6……電極、6a……
電極先端、7……碍子、7a……ナツト、8……
制御盤、8a……複リード線、9……リモートス
イツチ、10……キヤツプ、11……乳剤タン
ク、12……モータ、13……ポンプ、14……
バルブ、14a……下流側バルブ、A……乳剤注
入装置、B……循環系配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドラム缶の口孔に垂直に挿通される直管の上部
    に湾曲部が連設されたアスフアルト乳剤注入管
    と、直管の中心軸線に対して直交する面内におい
    て上記直管の上部外周に取り付けられた鍔と、上
    記アスフアルト乳剤注入管の直管の内径よりも十
    分に小さい外径に形成され、上部に形成された空
    気抜き孔を湾曲部の上方に配して湾曲部の管壁を
    貫通され、下部を直管の下方に突出させるととも
    に、中心軸線を直管の中心軸線に平行に揃えた状
    態で上記湾曲部の曲がり方向と反対側の直管の内
    面に添えられて上記アスフアルト乳剤注入管に取
    り付けられた電極用パイプと、該電極用パイプ内
    に上下に調節自在に挿入されアスフアルト乳剤の
    液面を検出する電極とを具備したことを特徴とす
    るアスフアルト乳剤のドラム缶用注入装置。
JP3778882U 1982-03-17 1982-03-17 アスフアルト乳剤のドラム缶用注入装置 Granted JPS58139500U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3778882U JPS58139500U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 アスフアルト乳剤のドラム缶用注入装置

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JPS58139500U JPS58139500U (ja) 1983-09-20
JPS6318638Y2 true JPS6318638Y2 (ja) 1988-05-25

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ID=30049159

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JP3778882U Granted JPS58139500U (ja) 1982-03-17 1982-03-17 アスフアルト乳剤のドラム缶用注入装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538132A (en) * 1978-09-11 1980-03-17 Hitachi Ltd Dust collector of electric cleaner

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734509U (ja) * 1971-05-14 1972-12-18

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5538132A (en) * 1978-09-11 1980-03-17 Hitachi Ltd Dust collector of electric cleaner

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JPS58139500U (ja) 1983-09-20

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