JPS63185509A

JPS63185509A - 切削加工方法

Info

Publication number: JPS63185509A
Application number: JP1730287A
Authority: JP
Inventors: Iwane Oyama; 大山　岩根
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1987-01-29
Filing date: 1987-01-29
Publication date: 1988-08-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の目的〕（産業上の利用分野）本発明は、主として形削り、干削り等に好適する切削加
工方法に関する。

（従来の技術）一般に、逆−バイト（５ｉｎｆｌｅ　ｐｏｉｎｔ　ｔｏ
ｏｌ）により平面の切削加工を行う場合には、形削り（
５ｈａｐｉｎＦ　）又は平削（ＰｌａｎｉｎＰ　）が用
いられている。これらは、パイ）Ｋ対して被加工物を相
対的に往復移動させるものである。

ところで、このような平面切削加工においては、−往復
ごとにバイトと被加工物が喰い付きと離脱を繰り返すの
で、バイトに衝撃を受けたりかえりが生じたりする。ま
た、バイトに対する被加工物の相対的直線運動にともな
い、バイトにたわみを生じ、その結果、切込が増加する
。以上のことが相俟って、単一バイトを用いる平面加工
では、バイト先端の破損や摩滅が激しく、バイトの寿命
がすこぶる短くなる欠点をもっている。ことに、仕上げ
加工の場合においては、バイトの交換を頻繁に行わねば
ならない不具合を生じる。

（発明が解決しようとする問題点）本発明は、上記事情に着目してなされたもので、単一パ
イ）Ｋよる平面切削を安定して高精度で行うことができ
、かつ、バイト寿命を長寿命化することのできる切削加
工方法を提供することを目的とする。

〔発明の構成〕

（問題点を解決するための手段と作用）一対の互に交差
する逃げ面を有しこれら逃げ面の稜部が直線状をなす切
削工具の上記稜部を被加工面に対して平行となるように
設定し、一定の切込み量で切削工具を稜部方向に被加工
物に対して相対的に移動させることにより、稜部に切削
作用をもたせるようにしたものである。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図ｆを参照して詳述する。

第１図及び第２図は、この実施例の切削加工方法に用い
られる切削工具（１）を示している。この切削工具（１
）は、いわゆるクランプバイトであって、横断面がほぼ
正方形をなす棒状のホルダ（２）と、このホルダ（２）
の先湘部に着脱自在に取付けられた正方形状のチップ（
３）とからなっている。このチップ（３）の逃げ角θは
、両方の逃げ？１ｆｆｌ（４）　、　（５）ともＯｏに
設定されている。また、ノーズ半径は、０〜３．２　ｙ
ｒｚに設定されている。

つぎに、このような切削工具（１）を用いた形削りにつ
いて述べる。まず、ホルダ（２）の一端部を形削り盤の
刃物台に掴着させる。ついで、万力により固定された被
加工物（６）の平面をなす被加工面（力に対して、切削
工具（１）の取付角度Ｓが００となるように調整する。

このとき、切削工具（１）の一対の逃げ面（４）　、　
（５）の直線状稜部をなすコーナ（８）と被加工面（７
）とほぼ平行となっている。ついで、コーナ（８）先端
位置を基準として切削工具（１）を矢印（９）方向に変
位させ、切込み量（Ｄ）を設定する（第３図参照）。

つぎに、刃物台を矢印０（１１方向に往復移動させて、
所定の形削り加工を行う。この加工にともない第３図に
示すように、コーナ（８）の領域圓がまず衝撃により破
損する。しかし、この場合、逃げ角θは、θ°に設定さ
れているので、領域αυに隣接している破損していない
領域圓を基準として切込み量（Ｄ）を設定し、形削りを
続行する。そうして、この領域αシが破損しても、隣接
する他の領域α３．ａ４により形削りが可能となる。

以上のように、この実施例の切削加工方法は、チップ（
３）の逃げ角θをＯ’に設定して平面切削を行うように
したので、チップ先端と同様にコーナ（８）領域が切削
作用を奏することができる。したがって、チップ先端が
チッピングにより欠落しても、コーナ（８）により代替
できるので、工具寿命を著しく長くすることができると
ともに、加工精度も高くなる。

なお、上記実施例に限らず、第４図に示すように、逃げ
角θが例えば１°以下のチップ（Ｉ５１を用い、このチ
ップ叫を保持するホルダσ印の被加工面αηに対する取
付は角Ｓを逃げ角θと等しく設定することにより、チッ
プα９のフーナ賭を被加工面ａηと平行に設定し、矢印
（１！１方向に切削することにより上記実施例と同様の
効果を奏することができる。さらに、上記実施例におい
ては、クランプバイトを例示しているが、むくバイトあ
るいは付刃バイトでもよい。さらに、上記実施例におい
ては、形削りを例示しているが、平削りあるいはブロー
チ加工にも適用できる。

〔発明の効果〕

本発明の切削加工方法は、一対の逃げ面の直線状綾部と
平面切削される被加工面とを平行に保持させ、被加工物
に対して切削工具を相対的に直線移動させるようにした
ので、一部の稜部が破損しても他部により代替できるの
で、工具寿命を長くすることはもとより、加工精度も高
精度に安定化させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の一実施例の切削加工方法に
用いられる切削工具の平面図及び側面図、第３図は第２
図の要部拡大図、第４図は本発明の他の実施例の説明図
である。（１）：切削工具、　　　　　（４１、（５）：逃げ面
。（６）：被加工物、　　　　（７）　：被加工面。（８）：コーナ（綾部）。代理人　弁理士　　則　近　憲　方間　　　　　竹　花　喜久男

Claims

【特許請求の範囲】

一対の互に交差する逃げ面を有し且つこれら逃げ面の稜
部が直線状をなす切削工具を平面状の被加工面を有する
被加工物の上記被加工面に上記稜部がほぼ平行となる位
置に位置決めする第１工程と、上記切離工具を上記被加
工物に対して所定の切込み量となる位置に設定する第２
工程と、上記第１工程及び上記第２工程により位置決め
された切削工具を上記被加工物に対して上記稜部に沿う
方向に相対的に直線移動させ上記被加工物の平面切削を
行う第３工程を具備することを特徴とする切削加工方法
。