JPS63185325A - 廃船を利用した漁礁の沈設方法 - Google Patents
廃船を利用した漁礁の沈設方法Info
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- JPS63185325A JPS63185325A JP62016204A JP1620487A JPS63185325A JP S63185325 A JPS63185325 A JP S63185325A JP 62016204 A JP62016204 A JP 62016204A JP 1620487 A JP1620487 A JP 1620487A JP S63185325 A JPS63185325 A JP S63185325A
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- 239000002699 waste material Substances 0.000 title 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- 238000004062 sedimentation Methods 0.000 description 2
- 208000008454 Hyperhidrosis Diseases 0.000 description 1
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 1
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- 208000013460 sweaty Diseases 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
Landscapes
- Artificial Fish Reefs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は油槽船、撒積船、貨物船等の廃船を利用して漁
礁とする場合の同廃船の沈設方法に係るものである。
礁とする場合の同廃船の沈設方法に係るものである。
(従来の技術)
従来、大型廃船をそのまま水底に沈設して人工漁礁とす
る例はない。ただ小型廃船の場合は、ボットムプラグを
抜いて浸水させるか、または船底に穴を明けた廃船を海
上クレンで吊シ上げ、所定の水域に運搬したのち吊降し
て水底に沈設する方法はあった。
る例はない。ただ小型廃船の場合は、ボットムプラグを
抜いて浸水させるか、または船底に穴を明けた廃船を海
上クレンで吊シ上げ、所定の水域に運搬したのち吊降し
て水底に沈設する方法はあった。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、大型廃船を回船全体の形を殆んどそのま
ま利用して漁礁とする場合、漁礁として開口部を切り明
けた船体を所定の水底に、所要の姿勢で安全に沈設する
のは必らずしも容易でない。
ま利用して漁礁とする場合、漁礁として開口部を切り明
けた船体を所定の水底に、所要の姿勢で安全に沈設する
のは必らずしも容易でない。
小型の廃船、または廃船のタンクまたは貨物槽、その他
の空間部分のみを切取シ、分割して利用する場合は、前
記したように海上クレン等で沈設することも可能である
が、クレン能力を超える大型廃船では、このような方法
で沈設することは無理である。
の空間部分のみを切取シ、分割して利用する場合は、前
記したように海上クレン等で沈設することも可能である
が、クレン能力を超える大型廃船では、このような方法
で沈設することは無理である。
また大型廃船を所定水域まで曳航したのち、切)明はタ
ンクに単に注水すれば沈降させることができるが、作業
上危険を伴ない、且つ所定の姿勢で所定の場所に沈設す
る保証はない。
ンクに単に注水すれば沈降させることができるが、作業
上危険を伴ない、且つ所定の姿勢で所定の場所に沈設す
る保証はない。
(問題点を解決するための手段)
本発明はこのような問題点を解決するために提案された
もので、廃船を水底に沈設して漁礁とするのにab、前
記廃船における船殼構造内のタンク、または同タンクの
仕切空間を浮力タンクとするとともに、同各タンクに夫
々独立した空気弁を配設し、同空気弁を開閉制御して前
記廃船を所定の姿勢を保持させながら水底に沈降せしめ
ることを特徴とする廃船を利用した漁礁の沈設方法に係
るものである。
もので、廃船を水底に沈設して漁礁とするのにab、前
記廃船における船殼構造内のタンク、または同タンクの
仕切空間を浮力タンクとするとともに、同各タンクに夫
々独立した空気弁を配設し、同空気弁を開閉制御して前
記廃船を所定の姿勢を保持させながら水底に沈降せしめ
ることを特徴とする廃船を利用した漁礁の沈設方法に係
るものである。
(作用)
本発明においては前記したように、廃船における船殼構
造内のタンク、または同タンクを隔壁等によって仕切っ
た空間を浮力タンクとして利用するとともに、同各タン
クに夫々独立した空気弁を配設し、前記廃船を所定の水
域に曳航したのち前記各タンクの空気弁を開閉操作する
ことによって、廃船を所要の姿勢を保持しながら所定の
水底に沈設するものである。
造内のタンク、または同タンクを隔壁等によって仕切っ
た空間を浮力タンクとして利用するとともに、同各タン
クに夫々独立した空気弁を配設し、前記廃船を所定の水
域に曳航したのち前記各タンクの空気弁を開閉操作する
ことによって、廃船を所要の姿勢を保持しながら所定の
水底に沈設するものである。
(発明の効果)
このように本発明によれば漁礁となる大型の廃船を所定
の水底に所要の姿勢で安全に沈設するととができ、また
漁礁となる廃船に対しては海上で何等工作を施す必要が
なく、工作はすべて造船所ドック内で可能であり、工期
の短縮、工事の安全性、品質の確保が可能となる。
の水底に所要の姿勢で安全に沈設するととができ、また
漁礁となる廃船に対しては海上で何等工作を施す必要が
なく、工作はすべて造船所ドック内で可能であり、工期
の短縮、工事の安全性、品質の確保が可能となる。
(実施例)
以下本発明を図示の実施例について説明する。
(1)は居住区画、構造物、マスト等突起物を取除いた
大型廃船の船舶本体で、(a)は貨油タンク、(b)は
バラストタンクである。(2)は機関室(C)を含めた
後部船体を切シ離すだめの切断線を示す。
大型廃船の船舶本体で、(a)は貨油タンク、(b)は
バラストタンクである。(2)は機関室(C)を含めた
後部船体を切シ離すだめの切断線を示す。
図中(d)ハスロツプタンク、(、)はポンプ室、(f
)ld前部バラストタンクである。
)ld前部バラストタンクである。
船を横倒しにしたシ、水深や周囲の状況で突起物が問題
にならない場合、また機関室(C)も漁礁の一部とする
場合には、突起物や後部を切断する必要はない。
にならない場合、また機関室(C)も漁礁の一部とする
場合には、突起物や後部を切断する必要はない。
(3)はタンクの一部を沈設する際の浮きタンクとする
場合に、そのまま利用したのではタンクが大きすぎて無
駄になるので、浮力を計算した上で新しく設けた中仕切
壁、(4)は同仕切壁(3)を新設したことによってで
きた浮力タンク、(5)は後部の浮力タンクで、図示の
実施例においては燃油タンクが同浮力タンクを構成する
。
場合に、そのまま利用したのではタンクが大きすぎて無
駄になるので、浮力を計算した上で新しく設けた中仕切
壁、(4)は同仕切壁(3)を新設したことによってで
きた浮力タンク、(5)は後部の浮力タンクで、図示の
実施例においては燃油タンクが同浮力タンクを構成する
。
(6)は魚礁とするだめの魚出入シ用の切シ明け、(7
)は浮力タンクに自然注水するために船体最底部に設け
た切シ明けである。なお第2図に示す船体区間りにも後
部と同様の切シ明け(6X7)が設けられるものである
が、図示を省略されている。
)は浮力タンクに自然注水するために船体最底部に設け
た切シ明けである。なお第2図に示す船体区間りにも後
部と同様の切シ明け(6X7)が設けられるものである
が、図示を省略されている。
前記浮きタンクには夫々独立して空気弁(8)が配設さ
れ、同各空気弁(8)には空気を海上の作業船よシ遠隔
操作で開閉するための電線、空気管、油圧管、ワイヤ等
の信号伝達媒体(9)が接続されている。
れ、同各空気弁(8)には空気を海上の作業船よシ遠隔
操作で開閉するための電線、空気管、油圧管、ワイヤ等
の信号伝達媒体(9)が接続されている。
なお空気弁(8)は沈設する媒体に直接取付けなくても
、作業船上に設け、空気管を浮きタンクに接続し、空気
弁は作業船上で直接開閉制御するようにしてもよい。
、作業船上に設け、空気管を浮きタンクに接続し、空気
弁は作業船上で直接開閉制御するようにしてもよい。
而して前記廃船を沈設するに際しては、魚の出入ロ用切
シ明け(6)の最下線を漁礁として工作した廃船の自重
吃水線以上にした場合、所定の水域まで廃船を曳航し、
すべての空気弁(8)を閉じ、切シ明けされたタンクに
注水していく。
シ明け(6)の最下線を漁礁として工作した廃船の自重
吃水線以上にした場合、所定の水域まで廃船を曳航し、
すべての空気弁(8)を閉じ、切シ明けされたタンクに
注水していく。
而して水面が切シ明け(6)の最下線を超え、船体が沈
下し始めて浮力タンクによる浮力で浮汗する状態になっ
た後、前記各空気弁(8)を開閉しながら空気を抜き、
或いは圧縮空気を送ることによって、前記廃船を所要の
姿勢を保持させながら沈設する。
下し始めて浮力タンクによる浮力で浮汗する状態になっ
た後、前記各空気弁(8)を開閉しながら空気を抜き、
或いは圧縮空気を送ることによって、前記廃船を所要の
姿勢を保持させながら沈設する。
なおこの場合、廃船の沈降水深に伴なう浮力減を圧縮空
気で補うことが必要であるが、その容量が小さくて時間
的に無理な場合は、その補助手段として海上クレンまた
は曳船等で廃船を支え、圧縮空気送出の時間を稼ぎなが
ら廃船を沈設することができる。また沈降中の廃船の姿
勢の安定を確保するため、固定パラストを取付けてもよ
い。
気で補うことが必要であるが、その容量が小さくて時間
的に無理な場合は、その補助手段として海上クレンまた
は曳船等で廃船を支え、圧縮空気送出の時間を稼ぎなが
ら廃船を沈設することができる。また沈降中の廃船の姿
勢の安定を確保するため、固定パラストを取付けてもよ
い。
また前記したように、海上クレンや曳船等を組合わせて
廃船を沈設する場合、ワイヤの引張力を超えたときの安
全装置を附設する。
廃船を沈設する場合、ワイヤの引張力を超えたときの安
全装置を附設する。
更に廃船の沈設に当っては、その姿勢を監視するため、
傾斜計、沈降水位計、沈降速度計等を附設し、これらの
信号を受けて前記空気弁(8)の開閉操作を制御するよ
うにしてもよい。
傾斜計、沈降水位計、沈降速度計等を附設し、これらの
信号を受けて前記空気弁(8)の開閉操作を制御するよ
うにしてもよい。
次に切シ明け(6)の最下線が最初から廃船の自重吃水
線の下に位置する場合は、同廃船の曳航時も沈設用の浮
力タンク(4)で浮力を保持して廃船を曳航し、所定の
水域に到達した後はそのまま空気弁を開閉制御して廃船
を水底地盤に沈設する。
線の下に位置する場合は、同廃船の曳航時も沈設用の浮
力タンク(4)で浮力を保持して廃船を曳航し、所定の
水域に到達した後はそのまま空気弁を開閉制御して廃船
を水底地盤に沈設する。
なお必要に応じて、一旦水底に沈設した廃船の空気タン
クに圧縮空気を送シ込んで再浮上させ、撤去または移設
することができる。
クに圧縮空気を送シ込んで再浮上させ、撤去または移設
することができる。
なお前記の沈設方法は廃船を利用した築堤用ケーソンの
沈設にも利用できる。
沈設にも利用できる。
第1図は本発明の方法によって沈設される漁礁構成用廃
船の平面図、第2図はその斜面図である。
船の平面図、第2図はその斜面図である。
Claims (1)
- 廃船を水底に沈設して漁礁とするのに当り、前記廃船に
おける船殼構造内のタンク、または同タンクの仕切空間
を浮力タンクとするとともに、同各タンクに夫々独立し
た空気弁を配設し、同空気弁を開閉制御して前記廃船を
所定の姿勢を保持させながら水底に沈降せしめることを
特徴とする廃船を利用した漁礁の沈設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62016204A JPS63185325A (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 廃船を利用した漁礁の沈設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62016204A JPS63185325A (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 廃船を利用した漁礁の沈設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63185325A true JPS63185325A (ja) | 1988-07-30 |
Family
ID=11909980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62016204A Pending JPS63185325A (ja) | 1987-01-28 | 1987-01-28 | 廃船を利用した漁礁の沈設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63185325A (ja) |
-
1987
- 1987-01-28 JP JP62016204A patent/JPS63185325A/ja active Pending
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