JPS63184247A - 電子銃構体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、陰極線管等の電子管に用いられる電子銃構体
に関する。

〔従来の技術〕

カラー陰極線管等に用いられる電子銃構体としては、例
えば特開昭５９−２１５６４０号公報に示すように、カ
ップ状電極の内側にインナー電極を配設固着する構造の
ものが提案されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は、インナー電極の固定位置精度の点につ
いて配慮がされておらず、電子ビームのフォーカス特性
に変動（ばらつき）が生ずるという問題があつ九。

本発明の目的は、インナー電極の配設固定位置精度の向
上をはかクツオーカス特性の変動をなくすことにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、インナー電極を内包するカップ状電極の側
壁に開口を配設し、この開口と前記インナー電極との相
対位置を決めることで達成される。

〔作用〕

カップ状電極の側壁に配設した開口に対向してインナー
電極を配置することができ、位置精度が向上する。

〔実施例〕

以下１本発明の実施例′ｆ：説明する。第１図は本発明
の電子銃構体の一実施例の要部正面図、第２図は第１図
の要部平面図で、図に２いてｌは陰極。

２は第１電極、３は第２″！１を極、４は第３電極、５
は第４電極、６は第５電極、７は第６磁極、８は絶縁支
持棒９．ｌＯはイン六−電極で、インナー電極９は第５
１７１極６に、またインナー電極１０は第６電極７にそ
れぞれ図示のような配設位置で固着されている。すな、
Ｆ′）ち、インナー電極９，１０は、カップ状の第５及
び第６寛極６．？の対向面６ａ、７ａからそれぞれ所定
距離後退した位置Ｃ１各電極６，７の側壁６ｂ、７１）
ｌこ穿設された貫通孔６ｃ、７ｃに対応する位置に配設
され、溶接により側壁６ａ、７ａの内壁にそれぞれ固定
され″（いる。これらの貫通孔６ｃ、７ｃは、インナー
電極９，１０の位置が外部から確認できる程度の開口寸
法を有すれば良く、この例では２　ｔｅｒａ　Ｘ　３１
ｍの角孔としである。また対向面６ａ、７ａからの寸法
ｌは印りＯｔ上、ビーム通過孔の寸法、インナー電極９
．１０の形状、寸法、螢光面までの距離などにより適宜
法めればよいが、この例では両電極共ｄ＝２順とした。

また、インナー電極は両電極共に設けても１あるいは一
方の電極のみに設けてもよいことは勿論である。

さらに、この例ではインナー電極は第５及び第６電極と
ほぼ同一形状で第５．第６電極の全内周に亘って係合す
るように設けたが、機能を損わない範囲で長辺側の外側
部分を切欠いた第３図（こ示すようなインナー′戒極１
１のような形状でも良いことは勿論である。

さらにまた、この例ではインナー電極を開口に一致させ
て設けたが、位置をずらして設けてら良いことは勿論で
ある。

この実施例のように、インナー電極を第５．第６１ｈＬ
極の側壁に設けた開口φこ一致させたことにより、イン
ナー電極の電極端面からの位１合イつぜが容易になり、
しかも開口（こ一致させたこと（こより開口したことに
よる電界の浸入に伴なうＳＴＣドリフトの問題が生じる
恐れもない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、゛電極の側壁に設けた開口により、電
極内部に組立てられたインナー電極を外部から確認する
ことができるため、電極端面からインナー電極迄の寸法
を高精度に管理でき、電子ビームのフォーカス特性の変
動を軽減することができる。

【図面の簡単な説明】

ＷＪ１図は、本発明の峨子銃構体の一実施例を示す要部
正面図、第２図は第１図の要部平面図、第３図はインナ
ー電極の他の例を示す平面図である。 ６・・第５電極、　　　　　　　６Ｃ・・・貫通孔、７
・・第６電極、　　　　　　　７Ｃ・・貫通孔、９．１
０・・・インナー電極。 代理人　弁理士　小　川　勝　男　　　ゝ第１図 第２図　　　　第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カップ状電極の内側にインナー電極全体を包含し、
   かつ前記カップ状電極の内側壁にインナー電極を固定し
   てなるグリッド電極を具備する電子銃構体において、前
   記カップ状電極の側壁に設けた開口に対向する位置に前
   記インナー電極を配設固定してなることを特徴とする電
   子銃構体。