JPS63183671A - 磁気デイスク装置 - Google Patents

磁気デイスク装置

Info

Publication number
JPS63183671A
JPS63183671A JP8983687A JP8983687A JPS63183671A JP S63183671 A JPS63183671 A JP S63183671A JP 8983687 A JP8983687 A JP 8983687A JP 8983687 A JP8983687 A JP 8983687A JP S63183671 A JPS63183671 A JP S63183671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
slider
swing arm
swing
recording area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8983687A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Asano
功 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to US07/083,798 priority Critical patent/US4819100A/en
Priority to GB8721527A priority patent/GB2197110B/en
Publication of JPS63183671A publication Critical patent/JPS63183671A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスクに対して情報の書き込み/読み
出しを行なう磁気ディスク装置に係り、さらに詳しくは
、ハードディスク装置あるいはウィンチェスタ型ディス
ク駆動装置とも称される磁気ディスク装置に関する。
〔従来の技術〕
硬質のディスク状担体の表面に磁気記録層を形成した磁
気ディスクを高速で回転せしめ、磁気ヘッドと一体に形
成されたスライダと磁気ディスクとの間に空気を流入さ
せて、磁気ヘッドを浮上させ、該磁気記録層に情報を書
き込み、または該磁気記録層に書き込まれた情報を読み
出すように設定された磁気ディスク装置がある。
この形式の磁気ディスク装置(以下、ハードディスク装
置と称する)は、半径方向の所定幅内が記録領域として
設定された磁気ディスクと、コアにコイルが巻回された
磁気ヘッドと一体に成形されたスライダと、磁気ディス
クを回転駆動するスピンドルモータと、磁気ヘッドを磁
気ディスクの所望のトラック位置へ移送するためのヘッ
ド駆動機構と、これらを収容するハウジングとから主に
構成されている。
この種のハードディスク装置の一例に、特開昭61−5
1678号広報に開示された発明がある。
この発明は、トランスデユーサを記録媒体上の作動検出
位置に支持するための装置において、トランスデユーサ
を取り付けかつ、記録媒体の中央部で読み取られるべき
トラックに対しほぼ接線方向にのびている主軸線を有す
るスライダと、ピボットのまわりに移動可能なアーム組
立体と、前記主軸線が前記ピボットをとおるように前記
スライダを前記アーム組立体に保持するために、前記ア
ーム組立体及び前記スライダに取り付けられた懸架装置
とを備えて構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のようなハードディスク装置においては
、磁気ディスクの内周側よりも外周側の方が周速が大き
いため、例えばスライダの長手方向が磁気ディスクの径
方向に対してほぼ直角となっている場合、このスライダ
の浮上量は磁気ディスクの中心側にあたる内縁側よりも
外周側にあたる外縁側の方が大きくなる。そして、この
ようにスライダが磁気ディスクの内周側に傾いた状態で
浮上すると、高密度記録化により磁気ディスクが小径化
されて記録領域の最内周部における周速が小さくなった
場合、つまり当該位置おけるスライダの浮上量が小さく
なった場合、スライダの内縁のエツジが回転中の磁気デ
ィスク表面に衝突し、記録層を破壊してしまう虞があっ
た。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもの
で、その目的は、磁気ディスクが小径化されてもスライ
ダが衝突して記録が破壊される處のない磁気ディスク装
置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
従来技術が抱える問題点を解決し、上記目的を達成する
ため、本発明は、半径方向の予め設定された幅内が記録
領域となっている磁気ディスクと、空気流出端側にギャ
ップが形成されスライダに一体的に設けられた磁気ヘッ
ドと、磁気ヘッドを磁気ディスク面に対してほぼ平行に
揺動自在に支持するスイングアームと、スイングアーム
を揺動自在に支承する揺動支点と、スイングアームを揺
動駆動する揺動駆動手段と、磁気ディスクを回転駆動す
る回転駆動手段と、上記磁気ディスク、磁気ヘッド、ス
イングアームの揺動駆動手段とを密閉状態で収容するハ
ウジングと、このハウジング内の塵埃類を除去するエア
フィルタと、上記揺動駆動手段及び回転駆動手段に駆動
電流を供給する駆動電源供給手段とを備え、磁気ディス
クを回転駆動手段により高速回転させることによりスラ
イダを浮上させ、磁気ディスクの記録領域に対し情報の
口き込みまたは読み出しを行なう磁気ディスク装置にお
いて、上記記録領域の最内周部におけるスライダ主軸の
磁気ディスクの半径方向に対する傾角を、当該スライダ
の磁気ディスクの中心側の縁部の浮上量と外周側の縁部
の浮上量とがほぼ同等になる角度に設定した構成にしで
ある。
〔作用〕
上記手段によれば、磁気ディスクが小型されて記録領域
の最内周部における周速が小さくなった場合にも、この
最内周部でスライダの内縁の浮上量と外縁の浮上量とが
略同等になっていることから、回転中の磁気ディスクに
スライダのエツジが衝突する虞がなくなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図は記録領域の最内周部と最外周部とに
おけるスライダのスキュー角を示す説明図、第2図はハ
ードディスク装置全体の分解斜視図、第3図はスライダ
のスキュー角と浮上量との関係を示す特性図であり、第
4図はハードディスク装置のトップカバーを外した状態
の平面図である。
第4図に示すハードディスク装置は、径方向の所定幅内
が記録領域Aとなっている情報記録媒体としての磁気デ
ィスクlと、スライダ6にコイル(図示せず)が巻装さ
れ、前記磁気ディスク1に対して情報の記録・再生を行
う磁気ヘッド2と、磁気ディスク1を回転駆動するスピ
ンドルモータ3と、前記磁気ヘッド2を磁気ディスク1
上の所定のトラック位置へ移送するためのヘッド駆動機
構4と、磁気ディスク1や磁気ヘッド2等を収容すると
ともにスピンドルモータ3やヘッド駆動機構4が取り付
けられるベースプレート5と、このベースプレート5を
密閉するトップカバー14とから主に構成されている。
上記した磁気ヘッド2はインラインタイプのリードライ
トヘッドと称され、このハードディスク装置においては
両面に記録領域Aを有する磁気ディスク1が2枚設けら
れている関係上、磁気ヘッド2は各面に1個ずつ計4個
設けられており、ヘッド駆動機構4のスイングアーム8
に片持ち状の支持ばね7を介して取り付けられている。
このヘッド駆動機構4は、スイングアーム8と、スイン
グアーム8の磁気ヘッド取付側と逆側に取り付けられた
スチールベルト9と、スチールベルト9の中間部が巻回
されたプーリ10と、ステッピングモータ11とからな
り、このステッピングモータ11の駆動軸12に前記ス
チールベルト9が巻回されたプーリlOを挿入して固定
し、ステッピングモータ11を駆動することにより、前
記スイングアーム8をピボットシャフト8aを中心とし
て揺動可能である。また、このスイングアーム8の重心
はピボットシャフト8aの中心o2とほぼ一致している
磁気ディスク1、磁気ヘッド2)スイングアーム8、ス
チールベルト9およびプーリlO等を収容するハウジン
グは、第2図に示すように前記ベースプレート5とトッ
プカバー14とからなり、気密性を保つためベースプレ
ート5とトップカバー14との接触部やステッピングモ
ータ11の取付部にはガスケットが使用され、スピンド
ルモータ3の軸部分には磁性流体が充填されている。ま
た、トップカバー14の一部には、気密室の内外の気圧
を等しくするために開口部14aが形成され、この開口
部には気密室内への塵埃類の侵入を防止するためのフィ
ルタ13が設けられている。
そして、さらにこのベースプレート5は防振ゴム15を
介してフレーム16に取り付けられ、このフレーム16
のベースプレート取付側の逆側には、モータ駆動回路や
制御回路が形成されたプリント基板17が取り付けられ
ている。
また、ベースプレート5の磁気ディスク1配設側の面に
はエアフィルタ20が設けられている。
このエアフィルタ20は、磁気ヘッド2と磁気ディスク
lの回転中心0.に関し反対側の長手方向に沿って配さ
れ、磁気ディスク1の回転によって外周方向に導出され
トップカ°バー14の側面に沿って流れる空気を、なる
べく多く導入して塵埃類の除去効率が高くなるように配
慮されている。さらに、該ベースプレート5配設側の隅
部、すなわち、第4図左上の隅部には、スピンドルモー
タ3やステッピングモータ11および制御回路に駆動電
流を供給するための電源供給手段の電源コネクタ21の
オスコネクタが上方に向った状態で立設されている。当
該位置は、ハードディスク装置をシステムに組み込んだ
際、前面パネルから遠い側の隅部に位置することになり
、回りに邪魔なものがないので、実装時においてメスコ
ネクタの接続を容易におこなうことができる。
上記のように構成されたハードディスク装置の磁気ヘッ
ド2は、磁気ディスク1の静止時にはその表面に約10
gの接触力で接触しているが、スピンドルモータ3を駆
動して磁気ディスク1を矢印B方向に高速回転させると
、この磁気ディスクlの表面の空気が、粘性により磁気
ディスク1と共に回転してスライダ6の下方に支持ばね
7側から流れ込むので、スライダ6には浮上刃が発生す
る。こうして磁気ディスクlが回転してスライダ6が浮
上したなら、ステッピングモータ11の駆動軸12を所
定角度回転駆動してプーリ10を回転させ、スチールベ
ルト9を介してスイングアーム8を磁気ディスクlに対
し平行に揺動させることにより、このスイングアーム8
に取り付けられた磁気ヘッド2(スライダ6)を記録領
域A内の所定のトラック位置に移送し、情報の記録また
は再生を行う。このとき、支持ばね7側から空気が流入
するような回転方向(矢印B方向)を選択するのは、支
持ばね7に座屈方向の力を与えないためで、これにより
支持ばね7はスライダ6の動きに不要な力を与えること
なく追従することができる。
第3図は、この3.5インチ径ディスクの記録領域Aの
最内周部および最外周部のそれぞれについて、スライダ
6のスキュー角α、βと浮上量との関係を調べた測定結
果であり、スライダ6の内縁の浮上量を黒丸で、外縁の
浮上量を白丸でプロットしである。なお、スライダ6の
ディスク径方向に対する傾き角を示すスキュー角α、β
とは、磁気ヘッド2のギャップを通るスライダ6の主軸
11のスライダ6の空気流入端6Cに対する支点6dと
磁気ディスクlの回転中心0.を結ぶ線12と、該空気
流入端 6Cとのなす角を指している。この場合のスキ
ュー角は磁気ディスクの内周側に傾いている場合を+、
外周側に傾いている場合を−としである。
第3図に示すように、記録領域Aの最内周部においてス
キュー角αを約+8度に設定すると、スライダ6は内縁
6aと外縁6bとが同等の浮上量を呈するので、スライ
ダ6のエツジが回転中の磁気ディスクに衝突する危険を
回避できることがわかる。そして、最内周部でのスキュ
ー角αを約+8度に設定した場合、スイングアーム8を
揺動させてスライダ6を記録領域Aの最外周部へ移送す
るとそこでのスキュー角βは約+11度となり、このと
きスライダ6は外縁6bよりも内縁6aのほうが浮上量
が大きく、つまり磁気ディスクlの外周側に傾いた状態
で浮上(第3図参照)することになるが、記録領域Aの
最外周部では周速が大きくスライダ6の浮上量も大きく
なるので、スライダ6が傾いても磁気ディスク1と衝突
する危険性はない。
したがって本実施例においては、第1図に示すように、
記録領域Aの最内周部におけるスキュー角αが+8.3
度となるようにスライダ6を支持ばね7に取り付けてあ
り、ピボットシャフト8aを中心とするスイングアーム
8の揺動によって、記録領域Aの最外周部におけるスラ
イダ6のスキュー角βは+11.1度となっている。こ
れにより、周速が小さくなる記録領域Aの最内周部にお
いて、スライダ6の内縁6aの浮上量と外縁6bの浮上
量とを略同等に設定することができ、よってスライダ6
が回転中の磁気ディスクIに衝突して記録面を破損する
という重大事故を確実に防止することができ、信転性が
向上している。
なお、上記実施例にあっては、磁気ディスク1の径や回
転数、スライダ6の形状等の該要素により、最内周部に
おけるスキュー角αが8度前後の値になっているが、こ
のスキュー角αは上記諸要素の条件が変われば変化する
ことはいうまでもない。
ところで、この実施例にあっては、磁気ヘッド2のギャ
ップのトラックの接線方向に対する角度が記録領域への
内周側と外周側で余り差がでないように、ピボットシャ
フト8aの中心02と磁気ディスクIの中心OIとの距
離X、および、ピボットシャツt−8aの中心02と前
記交点6dとの距離Rとが決められている。
すなわち、第5図に示すように磁気ディスク1の回転中
心0+ と記録領域Aの最内周のトラックまでの距離と
、該回転中心0.と記録領域Aの最外周のトラックまで
の距離をそれぞれrI+r2とし、また、磁気ヘッド2
の最内周位置における前記交点6dから磁気ディスク1
の回転中心01とピボットシャフト8aの中心0□を見
込む角度をθI (=zOI 6d、、、0□)、最外
周位置ニオケる前記交点6dから該回転中心01と該中
心02を見込む角度をθz  (=−0+  6 dO
uLOz )とする。そして、△0+  6d=、、O
zと△OI 6doutO□とに関し、余弦定理を適用
すれば、△0゜6d、、IO□については X” =R” +r、”−2Rr、cosθI ”’ 
”’■となり、△O+  6 doMt O□について
は、X” =R24−r、2−2Rr2cosθz −
−@がなりたつ。これらの式を変形すると、となる。こ
こで、最内周位置と最外周位置での前記角度θ1と02
とをそれぞれ等しいとすると(R2+r+”  X” 
)/2Rr+= (R2+r2g−X2)/2Rrzと
なる。これからRを求めると、 R2=X2+rl  rz となり、r+ + r 2+ Xはそれぞれ正であるこ
とがらR=  Kj+r「7z       ・・・・
・・■が導びかれ、このようにして求めた距離Rから、
として、磁気ディスクlの回転中心O3がらの距離rを
関数として、磁気ヘッド2の記録領域A内での各位置に
おけるθを算出することができる。
ここで前記距離RがX” +r、r2の平方根として求
められることから、常に R>X              ・旧・・■となる
ことがわかる。このことは、前記交点6dとピボットシ
ャフト8aの中心02との距離Rが磁気ディスク1の回
転中心oIと該中心o2との距離よりも大きいこと、す
なわちオーバーハングしていることを示している。
ちなみに、第5図に示したハードディスク装置における
実測値は、r l =23.5CIIl、  r z 
=42.5cmX=56.5c+nとなるので、前記0
式がらR=64.7cmとなる。これに基づいて、磁気
ヘッド2の位置rと、交点6dから磁気ディスク1の回
転中心0゜とピボットシャツ)8aの中心o2を見込む
角度θと、スキュー角αを実測すると、第1表のように
なる。
第1表からもわかるように、ピボットシャフト8aの中
心0□からスライダ6の主軸lと空気流入端6cとの交
点6dまでの距離Rを0式により求め、記録領域Aの最
内周と最外周におけるθを0式から求めてθ=59.4
度とすると、磁気ヘッド2がシークする間に該角度θは
最大θ=60.8度までにしかならない。したがって、
この間の最大偏差は両者の差から1.4度となる。
第1表 また、この間のスキュー角αは8.3度から6.9度ま
で変化し、その偏差も最大1.4度となる。このスキュ
ー角αは、対象となるトラックの接線に対するスライダ
6の主軸11とのずれ量にほぼ等しいと考えられること
から、上記のように記録領域Aの最内周におけるθとα
を選択すると、磁気ヘッド2のギャップのトラックに対
する1頃角の偏差を1.4度以内に抑えることができる
一方、第1図に示した実施例にあっては、前記Rの実測
値が62.53であるので、これに従うと72表に示す
ようにスキュー角αは8.1度かう11.1度まで変化
し、その偏差は3.0度となる。
第2表 したがって、記録領域Aの最内周部における浮上量がス
ライダ6の両縁部6a、6bで同等になるようにスキュ
ー角αを選択した場合、ピボットシャフト8aの中心o
2と磁気ヘッド6との距離R1すなわち、磁気ヘッド6
0オーバーハング量を適切に選択すると、磁気ヘッド6
のギャップのトラックに対する傾きと、磁気ヘッド6が
最内周から最外周に至る間に最大1.4度しか変化しな
いようにすることができる。これにより、記録領域Aの
全域にわたって安定した書込み/続出し動作が可能にな
る。
なお、上記のように距離X、Rを選択し、スキュー角α
を設定した場合、ハードディスク装置の小型化を図るた
めには、スライダ6の主軸11の方向とスイングアーム
8に取り付けられスライダ6を支持する支持バネ7の方
向が一致したインライン形式のヘッドジンバルアツセプ
リ構成をとることが望ましい、これは、ハウジングの寸
法が限定された状態で、スライダ6の主軸11の方向と
支持ばね7の主軸の方向がほぼ直交するノーマル形式で
は、■、■式を満足する距離X、R1および角度θをと
ることがほとんど不可能であるからである。
以上のように、上記実施例によれば、 ■ スキュー角αとして磁気ヘッド2が記録領域Aの最
内周位置でスライダ6の内縁6aと外縁6bが同一の浮
上量となる角度を選択したので、スライダ6のエツジが
記録面に当接して記録データの破壊を招く虞はない、 ■ 本実施例では、スライダ6の空気流入端6Cを基準
にオーバーハング量を設定しているが、同様にして磁気
ヘッドの該オーバーハング量、すなわち距J!1(R−
X)を適切に選択することにより、磁気ヘッドのギャッ
プのずれ角を1.4度内に納めることが出来る、 ■ スライダ6を含む磁気ヘッド2とステッピングモー
タ11とがピボットシャフト8aに関しほぼ相対する位
置に設けられているので、駆動部と非駆動部とのバラン
スがよく、設計的に無理がない、 ■ 磁気ディスク1の回転によって空気が開放側に流出
する個所にエアフィルタ20が設けられているので、エ
アフィルタ20の集塵効率が良い、■ 電源コネクタ2
1がベースプレート5の隅部、すなわち、ハウジングの
外部の隅部に露出するように設けられているので、実装
時において電源との接続が容易である、 等々の効果がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、磁気ディスクの
記録領域の最内周部において、スライダの内縁の浮上量
を外縁の浮上量とが略同等となるようにスキュー角を設
定しであるので、磁気ディスクが小型化されて最内周部
の周速が小さくなった場合にも、スライダが回転中の磁
気ディスクに衝突するという重大事故の発生が確実に防
止でき、信顛性の高い磁気ディスク装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を説明するため
のもので、第1図は記録領域の最内周部と最外周部とに
おけるスライダのスキュー角を示す説明図、第2図はハ
ードディスク装置全体の分解斜視図、第3図はスライダ
のスキュー角と浮上量との関係を示す特性図、第4図は
ハードディスク装置のトップカバーを外した状態の平面
図、第5図は他の実施例に係るハードディスク装置のオ
ーバーハングを説明する説明図である。 1・・・・・・磁気ディスク、2・・・・・・ft1l
気ヘツド、3・・・・・・スピンドルモータ、4・・・
・・・ヘッド駆動機構、5・・・・・・ベースプレート
、6・・・・・・スライダ、6a・・・・・・内縁、6
b・・・・・・外縁、8・・・・・・スイングアーム、
8a・・・・・・ピボットシャフト、14・・・・・・
トップカバー、20・・・・・・エアフィルタ、A・旧
・・記録領域、!、・・・・・・スライダ主軸。 第2図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半径方向の予め設定された幅内が記録領域となつ
    ている磁気デイスクと、空気流出端側にギヤプが形成さ
    れスライダに一体的に設けられた磁気ヘツドと、磁気ヘ
    ツドを磁気デイスク面に対してほぼ平行に揺動自在に支
    持するスイングアームと、スイングアームを揺動自在に
    支承する揺動支点と、スイングアームを揺動駆動する揺
    動駆動手段と、磁気デイスクを回転駆動する回転駆動手
    段と、上記磁気デイスク、磁気ヘツド、スイングアーム
    の揺動駆動手段とを密閉状態で収容するハウジングと、
    このハウジング内の塵埃類を除去するエアフイルタと、
    上記揺動駆動手段及び回転駆動手段に駆動電流を供給す
    る駆動電源供給手段とを備え、磁気デイスクを回転駆動
    手段により高速回転させることによりスライダを浮上さ
    せ、磁気デイスクの記録領域に対し情報の書き込みまた
    は読み出しを行なう磁気デイスク装置において、上記記
    録領域の最内周部におけるスライダ主軸の磁気デイスク
    の半径方向に対する傾角を、当該スライダの磁気デイス
    クの中心側の縁部の浮上量と外周側の縁部の浮上量とが
    ほぼ同等になる角度に設定したことを特徴とする磁気デ
    イスク装置。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項において、スイングア
    ームの揺動支点と磁気ヘツドとの距離が、揺動支点と磁
    気デイスクの回転中心との距離よりも大きいことを特徴
    とする磁気デイスク装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項において、スイングア
    ームの揺動支点とスライダの主軸の空気流入端と交わる
    点とを結ぶ線と、磁気デイスクの回転中心とスライダの
    主軸の空気流入端と交わる点とを結ぶ線とのなす角が、
    上記記録領域の最内周部に磁気ヘツドが位置したときと
    、最外周部に磁気ヘツドが位置したときとでほぼ同一に
    なるように、揺動支点と磁気デイスクの中心との距離、
    および、該揺動支点とスライダの主軸の空気流入端と交
    わる点との距離を設定したことを特徴とする磁気デイス
    ク装置。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項において、スライダの
    主軸の方向と、スライダを支持するスイングアームに付
    設された支持アームの主軸の方向とがほぼ平行であるこ
    とを特徴とする磁気デイスク装置。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項において、スライダに
    対する空気の流入側がスイングアーム側であることを特
    徴とする磁気デイスク装置。
  6. (6)特許請求の範囲第(1)項において、磁気ヘツド
    とスイングアームの揺動駆動手段とが、揺動支点に関し
    ほぼ相対する位置に設けられていることを特徴とする磁
    気デイスク装置。
  7. (7)特許請求の範囲第(1)項において、エアフイル
    タが、磁気デイスクの回転中心に関し反磁気ヘツド配設
    側のハウジングの長手方向の縁部に沿つて配設されてい
    ることを特徴とする磁気デイスク装置。
  8. (8)特許請求の範囲第(1)項において、駆動電源供
    給手段の一端に当たる電源コネクタが、磁気デイスク配
    設側のハウジングの外部の隅部に設けられていることを
    特徴とする磁気デイスク装置。
JP8983687A 1986-09-24 1987-04-14 磁気デイスク装置 Pending JPS63183671A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/083,798 US4819100A (en) 1986-09-24 1987-08-07 Floating head slider device for magnetic disk apparatus
GB8721527A GB2197110B (en) 1986-09-24 1987-09-14 Magnetic disk apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22387386 1986-09-24
JP61-223873 1986-09-24

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63183671A true JPS63183671A (ja) 1988-07-29

Family

ID=16805045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8983687A Pending JPS63183671A (ja) 1986-09-24 1987-04-14 磁気デイスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63183671A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63241715A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Toshiba Corp 磁気ディスク装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179969A (en) * 1981-04-24 1982-11-05 Ibm Magnetic disc device
JPS58108065A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 Seiko Epson Corp 回転型ア−ム・アクチュエ−タ−
JPS6070567A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置
JPS62285284A (ja) * 1986-06-04 1987-12-11 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置の磁気ヘツド支持装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179969A (en) * 1981-04-24 1982-11-05 Ibm Magnetic disc device
JPS58108065A (ja) * 1981-12-21 1983-06-28 Seiko Epson Corp 回転型ア−ム・アクチュエ−タ−
JPS6070567A (ja) * 1983-09-28 1985-04-22 Fujitsu Ltd 磁気ディスク装置
JPS62285284A (ja) * 1986-06-04 1987-12-11 Hitachi Ltd 磁気デイスク装置の磁気ヘツド支持装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63241715A (ja) * 1987-03-30 1988-10-07 Toshiba Corp 磁気ディスク装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8446688B1 (en) Drive with circumferential disk limiter
US7113371B1 (en) Suspension design for attenuation of disk flutter induced track mis-registration of a hard disk drive by manipulation of the hinge and/or load beam
JP3986411B2 (ja) ディスク駆動機構
US5602700A (en) Aerodynamic actuator-filter latch for hard disk drive
US4879618A (en) Wind breaking assembly for a magnetic head
CN101159153A (zh) 盘装置
US6351344B1 (en) Stiffened cover for a head disc assembly of a disc drive
EP1359568B1 (en) Hard disk drive having disk protector and magnetic head protector
US4819100A (en) Floating head slider device for magnetic disk apparatus
US5786963A (en) Servo information recording method and apparatus for an enclosed data storage system
KR100847497B1 (ko) 헤드 지지 장치 및 이를 갖는 드라이브
EP0391563A2 (en) Optical disc cartridge with a flexible storage medium
US6233120B1 (en) Magnetic disk device
US20030214752A1 (en) Disk drive device and clamp
JPH06139739A (ja) ヘッド支持機構及び磁気ディスク装置
JPS63183671A (ja) 磁気デイスク装置
US6958880B2 (en) Disc drive actuator parking detector
US20040021987A1 (en) Flying head slider and information recording and/or reproducing device
KR100450673B1 (ko) 디스크의 오염물질 제거 방법 및 이를 위한 수단을 갖는하드 디스크 드라이브의 하우징, 이를 채용한 하드 디스크드라이브의 디스크 조립체
JPS6348652A (ja) 磁気デイスク装置
JP3019491B2 (ja) 浮上型磁気ヘッド装置
JPS62298076A (ja) 磁気デイスク駆動装置
JP2001093243A (ja) 基本周波数での放射正弦波ふれで引き起こされるディスクドライブでの上書き侵食を最小化するシステム及び方法
KR20090023985A (ko) 아암 블레이드, 상기 아암 블레이드를 구비한 hsa, 및상기 hsa를 구비한 하드디스크 드라이브
US20050190504A1 (en) Magnetic disk apparatus