JPS63183283A - 密閉形圧縮機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は密閉形圧縮機に係り、特に密閉形端子の安全性
向上に好適な密閉形圧縮機に関する。

〔従来の技術〕

従来の密閉形圧縮機を第２図により説明する。

密閉形容器１の上部に電動要素旦を、下部に圧縮要素（
図示せず）を配設し、密閉形容器１の上壁面に密閉形端
子４を設けている。密閉形端子４は密閉形容器１に溶接
されたボディ５と、ピン６と、ピン６とボディ５の穴１
０を接合するガラスシール７とから成り、電動要素２を
構成する固定子８のリード線９は密閉形容器１の内側で
ピン６と接続し、外側で電源と接続する。ピン６にはボ
ディ５の穴１０の直径より大のフランジ部１１が設けら
れている。

この種従来技術に関連するものとして特開昭５８−４８
４４４号が挙げられる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術は７ランク部１１とピン６との間の強度の
点について配慮がなされておらず、密閉容器内の内圧が
高い場合などはピン６が飛散する恐れがめった。“ 本発明の目的はピン６の飛散を防止する密閉形圧縮機を
提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、密閉容器の一部に設けられたカツプ状のボ
ディと、上記ボディに設けられた孔を通って上記密閉容
器の内外へ延在する電流導通ピンと、前記ピンをボディ
の孔に接合するガラスシールとからなり、上記ピンは上
記ボディ方向に向かって小径となるテーパー部を有し、
上記ピンのテーパー部に一致させた内径形状を有する絶
縁スリーブを上記ピンに挿入することにより達成される
。

〔作用〕

ピンのテーパー部と一致させた内径形状の絶縁スリーブ
１２を上記ピンに配置しているため、圧縮機の内圧が大
きくなってもピンは絶縁スリーブによって抜は出ること
はない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図により説明する。密閉
形端子４は、ボディ５とピン６と前記ビ／６とボディ５
の穴１０を接合するガラスシール７と、前記ガラスシー
ルに接続し前記ピン６′の外周を覆うようにボディ５の
穴１０より大径の例えばセラミックスのような絶縁スリ
ーブ１２とから成り、ピン６は密閉容器内側方向から外
側方向に向かって小径となるテーパー形状を一部または
全部に有し、また絶縁スリーブ１２は前記ピン６を包囲
して軸線方向に前記ピン６′のテーパー形状に一致させ
た内径形状に成形し、ピン６を挿入し、テーパー部で停
止固着した構造としている。

本実施例によれば、圧縮機内事故によるガラスシール破
壊の場合には、ピン６は密閉容器内側から外側への圧力
が加わっても密閉容器外側方向へ向かって小径となるテ
ーパー部がそれに一致させた内径形状の絶縁スリーブ１
２で停止され、絶縁スリーブはボディ５で停止されるの
でピン６が抜は飛ぶことは々い。すなわちピン６は強度
上の不安を解消しているものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ピンが密閉容器の内側から圧力を受け
ても、ピンは絶縁スリーブで停止されるので前記ピンが
飛び抜けることがなく安全性を確保できるという効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の要部縦断面図、第２図は従
来の密閉形圧縮機の要部縦断面図である、１・・・密閉
容器、２・・・電動要素、４．４・・・密閉形端子、５
・・・ボディ、６．６・・・ピン、７・・・ガラスシー
ル、８・・・固定子、９・・・リード線、１０・・・穴
、１１・・・７ランク部、１２・・・絶縁スリーブ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、密閉容器の一部に設けられたカップ状のボディと、
   上記ボディに設けられた孔を通つて上記密閉容器の内外
   へ延在する電流導通ピンと、前記ピンをボディの孔に接
   合するガラスシールとからなり、上記ピンは上記ボディ
   方向に向かって小径となるテーパー部を有し、上記ピン
   のテーパー部に一致させた内径形状を有する絶縁スリー
   ブを上記ピンに挿入したことを特徴とする密閉形圧縮機
   。