JPS63178742A - タ−ビン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置 - Google Patents

タ−ビン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置

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Publication number
JPS63178742A
JPS63178742A JP62008400A JP840087A JPS63178742A JP S63178742 A JPS63178742 A JP S63178742A JP 62008400 A JP62008400 A JP 62008400A JP 840087 A JP840087 A JP 840087A JP S63178742 A JPS63178742 A JP S63178742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moisture
proof cover
shrink
rotor
ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP62008400A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yoshida
幸司 吉田
Akinori Ikeda
池田 暁紀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS63178742A publication Critical patent/JPS63178742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔唾東上の利用分野〕 この究明は、回転子に固着された特殊鋼からなる焼ばめ
環の応力腐食割れを防止した、タービン発電機回転子の
焼ばめ環の結露防止装置に関する。
〔従来の技術〕
タービン発’t[の回転子には、回転子胴部の両端にそ
れぞれ尚張力鋼製のコイル保持環を焼ばめし、回転子巻
線の端部分外円周から保持している。
このコイル保持環は、回転子巻線の端部の高遠心力に耐
えるように、非磁性の特殊鋼、例えば18Mn50r鋼
を用すている。
このような焼ばめされた特殊鋼によるコイル保持環は、
応力腐食割れを生じるおそれがあるので、回転子を固定
子に組込み外気から遮断されるまでは、外気による結露
を防止する必要がある。
従来の回転子の焼ばめ環の結露防止装置は、次のように
していた。回転子のコイル保持環の外周に電気毛布を巻
付け、室温より数度高い温度に保ち、結語を防止してい
た。また、回転子には非磁性特殊鋼による焼ばめ環とし
て、回転子胴部に軸方向に対し複数箇所に仕切環f焼ば
めし、エアギャップを通る冷却ガスを軸方向に仕切った
ものがあるが、これらの仕切環にも外周に電気毛布を巻
付け、室温より数度高くしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の回転予焼ばめ環の結露防止装置では
、回転子はたわみによる振れ計測のため、旋盤上でゆっ
くり回し計測する必要があるが、このような場合、焼ば
め環の外周に巻付けた電気毛布は通電のコードがあり、
使用できないとめう問題点があった。また、結露防止の
ための電気毛布による焼ばめ環付近の温度上昇により、
回転子の振れ状態が変化する場合があった。
さらに、回転子をクレーンでつり上げたり、場所を移動
する場合には、電気毛布は使用することができず、その
うえ、使用中、結露していないか外部から確認できない
などの問題点があった。
この発明は、このような問題を解決するためになされた
もので、回転子の焼ばめ環の温度を上昇させることなく
、また、外部電源やコードを要せず、回転子を旋盤上で
振れ計測する場合や、クレーンでつり上げたり、場所を
移動する場合にも暇外すことなく使用されるタービン発
電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置を得ることを目的
としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかる回転子の焼ばめ環の結露防止装置は、
焼はめ環部を防湿カバーで囲い外気f遮断し、内部に乾
燥剤を封入したものである。
〔作用〕
透湿度の小さい防湿カバーにより外部湿気の侵入を防ぎ
、内部に封入した乾燥剤により内部空気の湿気を吸収し
、湿度を低く押え結露を防止する。
防湿カバーは回転子に固定され、回転子を振れ計測など
で低速で回転したり、クレーンでつり上げ移動したシす
る場合も取外すことを要せず、結露防止が持続される。
〔天施例〕
図はこの発明によるタービン発電機回転子の焼ばめ環の
結露防止装置を示す正面図で、焼ばめ環としてコイル保
持環を示している。IViタービン発電機の回転子で、
胴部1aの両端にそれぞれコイル保持環2が焼ばめされ
、回転子巻線の端部を保持して−る。このコイル保持環
2は非磁性特殊鋼、例えば18Mn50r鋼が用すられ
ている。3は防湿カバー(ドライクラッドカバー)で、
半円筒状の2分割体3a、3aからなり、透湿度の極め
て低い柔軟性材、例えば塩化ビニールからなる。双方の
2分割体3aは合わせ目にはクロージャ4が取付けられ
、スライダ5により着脱自在に気密に結合され、コイル
保持環2部を囲っている。上記クロージャ4は例えば太
陽工業製で、分割部の一方が凸部にされ他方が四部にさ
れていて、双方がはめ合わされ気密に結合される。回転
子胴部1aのスロット部のスロットくさびの上部からの
湿気の浸入を防止するため、凹部にはウレタン発泡材6
を当てゴム状のシール材7を巻き、デュビリーフリーサ
イズバンド8により防湿カバー3の一端部を気密に締付
けである。また、防湿カバー3の他端部は、回転軸部に
シール材7を巻きデュビリーフリーサイズバンド9によ
り締付けている。防湿カバー3内には乾燥剤入れポケッ
ト10を設け、ポケツ)10の内側部は網目状材にし通
風性をよくしている。ポケット10t7)@出し口には
クロージャ11により開閉可能に気密に結合し、外方か
ら乾燥剤12(+7挿入して収納しており、また、乾燥
剤12の取替えを容易にしている。防湿カバー3を閉じ
たまま内部のコイル保持環2部を観察できるように、観
察窓13を設は透明板14で気密にふさいでいる。さら
に、防湿カバー3には感湿紙15を外部から着脱可能に
透明板を介し取付け、外部から目視できるようにし、内
部湿度管理を容易にしている。
回転子胴部1kには半径方向の通風穴があけられである
が、ここからスロットを経て防湿カバー3内への湿気の
浸入を防ぐため、ビニールテープユ6を張付けてふさい
でいる。
回転子1のコイル保持環2の結露を防ぐには、常にコイ
ル保持環の温度を露点以上にするか、周囲空気の相対湿
度を下げ、露点を下げかする必要がある。
この発明は、周囲空気の露点を下げることに着目してな
されたものであシ、コイル保持環2部を透湿度の極めて
低い防湿カバー3で包んでいる。
コイル保持環2の外形は大きく、防湿カバー3はかなり
の大きさとなるので2分割とし、着脱容易な気密性の優
れた特殊ファスナからなるクロージャ4により結合して
いる。円筒状に結合された防湿カバー3の両端は、デュ
ビリーフリーサイズバンド8,9により密閉している。
こうして、コイル保持環2部は外気から完全に遮断され
、各ポケット10に入れられた乾燥剤12により防湿カ
バー3内の空気は除湿される。東歌では、外気湿度80
係のとき、防湿カバー3を装着後、約2時間で内部は3
0係の湿度になり、その後3日間30%湿度を維持した
。ポケット1oの乾燥剤12は吸湿を判断して適当に取
替える。さらに、内部の状態を観察窓13から監視し、
感湿紙15を見て内部湿度を判断する。
なお、上記天施例では、回転子1の応力腐食割れを生じ
る焼ばめ環としてコイル保持環2の場合を示したが、回
転子胴部1aに焼ばめされた仕切環にも適用され、結露
を防止し応力腐食割れがなくされる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、回転子の焼はめ環部
を、2分割体の防湿カバーを円筒状に気密結合して囲い
、内部のポケットに取替容易に乾燥剤を入れたので、回
転子のコイル保持環や仕切環などの焼ばめ環の結露防止
が罹災ばでき、しかも、結露防止装置を取付けた捷ま回
転子を各作業に必要なりレーンによるつり上げ降しかで
き、また、旋盤上での振れ計測が行える。しかも、設備
が安価となり、高い吸湿効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例によるタービン発電機回転子の
焼はめ環の結露防止装置を示す正面図である。 1・・・回転子、2・・・焼はめ環(コイル保持環)、
3・・・防湿カバー、4・・・クロージャ、5・・・ス
ライダ、10・・・ポケット、11・・・クロージャ、
12・・・乾燥剤、13・・・観察窓、14・・・透明
板、15・・・感湿紙なお5図中同一符号は同−又は相
当部分を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)柔軟性の不透湿材からなる半円筒状の2分割体が
    、双方の分割部に設けられたクロージヤにより一円の円
    筒状に気密結合され、回転子の焼ばめ環を囲い、両端が
    回転子の外円周に気密に締付けられ内気を外気から遮断
    する防湿カバー、この防湿カバーの内部に設けられ、取
    出し口がクロージヤにより開閉可能に気密に結合されて
    おり、内側材が通気自在に荒目にされたポケット、上記
    取出し口から上記ポケットに収納され、上記防湿カバー
    内の空気中の水分を吸湿する乾燥剤、及び上記防湿カバ
    ー内に外部から観察可能に取付けられた感湿紙を備えた
    タービン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置。
  2. (2)防湿カバーには観察用窓を設け、透明板で気密に
    ふさいでいることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のタービン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置。
  3. (3)焼ばめ環はコイル保持環である特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載のタービン発電機回転子の焼ばめ環
    の結露防止装置。
  4. (4)防湿カバーは塩化ビニール材からなる特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいづれかに記載のタービン発
    電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置。
JP62008400A 1987-01-16 1987-01-16 タ−ビン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置 Pending JPS63178742A (ja)

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JP62008400A JPS63178742A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 タ−ビン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置

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JPS63178742A true JPS63178742A (ja) 1988-07-22

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ID=11692131

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JP62008400A Pending JPS63178742A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 タ−ビン発電機回転子の焼ばめ環の結露防止装置

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