JPS6317845Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6317845Y2
JPS6317845Y2 JP6560484U JP6560484U JPS6317845Y2 JP S6317845 Y2 JPS6317845 Y2 JP S6317845Y2 JP 6560484 U JP6560484 U JP 6560484U JP 6560484 U JP6560484 U JP 6560484U JP S6317845 Y2 JPS6317845 Y2 JP S6317845Y2
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JP
Japan
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holes
tightening
central axis
fixed
strings
Prior art date
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JP6560484U
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English (en)
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JPS60177306U (ja
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  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、埋設用鋳鉄管の防蝕を目的として
採用されるポリエチレンスリーブ工法において、
ポリエチレンスリーブの締付用として使用される
締付用伸縮バンドの止具の改良に関する。
〔従来の技術〕
鋳鉄管を埋設敷設する場合、地下水、及び地中
迷走電流に原因する腐蝕から鋳鉄管を保護するた
め、地中埋設鋳鉄管をポリエチレンスリーブで被
覆するいわゆるポリエチレンスリーブ工法が広く
使用されている。
このポリエチレンスリーブ工法は、第6図に示
すように、鋳鉄管Aの外周にポリエチレンスリー
ブBを覆せた後、締付用伸縮バンドCにより巻締
め、ポリエチレンスリーブBを管A外周に固定す
ると共に、仮令ポリエチレンスリーブB内に地下
水等が浸入することがあつても、管軸方向に沿つ
て移流していくのを防止することが行なわれる。
〔従来技術の問題点〕
上記ポリエチレンスリーブ工法における締付用
伸縮バンドCは、施工の容易性等よりこれまでの
粘着テープに代えて使用されつつあるものである
が、これら締付用伸縮バンドCは、第6図に示し
たように、ループ状に折曲したゴムバンドの両端
にバツクルDを固定し、第6図に段階で示
すように管外周に巻き付け、最後にループ部C′を
バツクルDに引掛けるようにしたものであつたた
め、埋設後の土砂との接触により切断した場合
に、巻締力が直ちに解除されてしまい、スリーブ
Bの締付効果が消失してしまうといつた問題があ
つた。
もつとも、このような問題を解消するため、第
7図に示すように締付用伸縮バンドCを2本以上
並列に設け、例え一本が切断しても、他のものに
より締付力が維持されるようにすることが試みら
れているが、このようにしても、例えば一本が切
断した場合、止具D,D′に矢印Xで示すような
偶力が作用し、これに原因して止具D,D′が簡
単に外れてしまうか、あるいは締付力が緩み、根
本的な解決手段には至らないといつた問題があつ
た。
〔考案の目的〕
本願考案は上記問題点に鑑み、複数本の伸縮バ
ンドで締付けた場合、そのうちの一本が切断して
も、残る伸縮バンドにより充分締付効果が発揮さ
れる締付用伸縮バンドの止具を提供することを目
的としてなされたものである。
〔考案の構成〕
即ち、本願考案の要旨とするところは、張力に
耐え得る強度を有した基板の中心軸線を挟んだ両
側の、該中心軸線に略接する位置に2個一対をな
す貫通孔と、前記中心軸線から離れた位置に前記
貫通孔に対応する貫通孔が夫々設けられ、ゴム状
弾性を有する2本の紐体が前記2個一対の貫通孔
に夫々挿入され、他の貫通孔により前記夫々の紐
体末端が固定され、該夫々の紐体の他端末端に同
様にして固定された前記基板と係止可能とされて
成ることを特徴とする締付用伸縮バンドの止具で
ある。
〔構成の説明〕
以下、この考案を実施例により説明する。
第1図は、この考案の実施例の正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図は使用状態を
示す正面図である。
この考案の締付用伸縮バンドの止具1は張力に
耐え得る強度を有した例えば、プラスチツク製な
どとされた基板10,10′の中心軸線10Aを
挟んだ両側の、中心軸線10Aに略接する位置に
2個一対をなす貫通孔11A,11Bと、中心軸
線10Aから離れた位置に前記貫通孔11A,1
1Bに対応する貫通孔11C,11Dが穿設さ
れ、第3図イ、及び第3図ロに示すように、この
一組の貫通孔11A,11Bより、ゴム、合成樹
脂製などのゴム状弾性を有する紐体12A,12
Bが挿入され、他の貫通孔11C,11Dより紐
体12A,12Bの末端12A′,12B′が固定
され、夫々の紐体12A,12Bの他端末端に同
様にして固定された基板10′と係止可能として
構成されている。
なお、上記実施例において、基板10には、引
掛用溝13が設けられ、この引掛用溝13に他方
の基板10′に固定された紐体12A,12Bの
首部12A″,12B″が掛止されるように構成さ
れているが、これに限らず、例えば第4図に示す
ように、基板10,10′同志が係止される構成
としても良い。
なお、2個一対をなす貫通孔11A,11B及
びこれと対応する貫通孔11C,11Dが設けら
れていれば、例えば第5図に示すように他の紐体
12Cをさらに付設可能にしても良い。
〔作用〕
本考案の締付用伸縮バンドの止具1により伸縮
バンド12A,12Bを伸縮させ止着させた場
合、張力は第3図に矢印Pで示すように働く。
このとき、仮に一本の伸縮バンド12A,12
Bが切断するようなことがあつても、紐体12
A,12Bの基板10,10′に対する支持点が
近接しているため、殆ど偶力が生じないが、生じ
てもわずかであるため、残りの一本が外れたりす
ることがなく、充分な締付力が発揮されるのであ
る。
〔効果〕
この考案は以上のように構成されているので、
二本以上の締付用伸縮バンドでポリエチレンスリ
ーブを締付け、そのうち、一本の締付用伸縮バン
ドが切断されるようなことがあつても、他の残る
締付用伸縮バンドが外れたり、あるいは切断する
といつたことがなく、長期にわたつて安定した締
付力を保証し得るのである。また、構造も簡単で
あるから、安価に実施出来るなど種々の実用的効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例の正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図イは、実施例
の使用状態を示す正面図、第3図ロは第3図イの
側面図、第4図、第5図は他の実施例の正面図、
第6図は、従来例の説明図、第7図は従来例の正
面図である。 1……締付用伸縮バンドの止具、10,10′
……基板、10A……中心軸線、11A,11
B,11C,11D……貫通孔、12A,12
B,12C′……紐体、12A′,12B′,12
C′……末端。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 張力に耐え得る強度を有した基板の中心軸線を
    挟んだ両側の、該中心軸線に略接する位置に2個
    一対をなす貫通孔と、前記中心軸線から離れた位
    置に前記貫通孔に対応する貫通孔が夫々設けら
    れ、ゴム状弾性を有する2本の紐体が前記2個一
    対の貫通孔に夫々挿入され、他の貫通孔により前
    記夫々の紐体末端が固定され、該夫々の紐体の他
    端末端に同様にして固定された前記基板と係止可
    能とされて成ることを特徴とする締付用伸縮バン
    ドの止具。
JP6560484U 1984-05-04 1984-05-04 締付用伸縮バンドの止具 Granted JPS60177306U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6560484U JPS60177306U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 締付用伸縮バンドの止具

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6560484U JPS60177306U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 締付用伸縮バンドの止具

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Publication Number Publication Date
JPS60177306U JPS60177306U (ja) 1985-11-25
JPS6317845Y2 true JPS6317845Y2 (ja) 1988-05-20

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ID=30597749

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6560484U Granted JPS60177306U (ja) 1984-05-04 1984-05-04 締付用伸縮バンドの止具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0924966A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 S K Koki:Kk 紐形結束部材

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Publication number Publication date
JPS60177306U (ja) 1985-11-25

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