JPS6317755B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6317755B2 JPS6317755B2 JP57189641A JP18964182A JPS6317755B2 JP S6317755 B2 JPS6317755 B2 JP S6317755B2 JP 57189641 A JP57189641 A JP 57189641A JP 18964182 A JP18964182 A JP 18964182A JP S6317755 B2 JPS6317755 B2 JP S6317755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tread
- auxiliary
- main
- footboard
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 6
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、移動踏み板を主踏み板と補助踏み
板で構成し、車椅子や乳母車などの車類を１組の
移動踏み板を構成する主、補助踏み板上に乗せて
搬送できるようにしたエスカレータの踏み板に関
するものである。
板で構成し、車椅子や乳母車などの車類を１組の
移動踏み板を構成する主、補助踏み板上に乗せて
搬送できるようにしたエスカレータの踏み板に関
するものである。
従来、上述のような踏み板を備えたエスカレー
タは公知であるが、このようなエスカレータで
は、循環路の往路で主踏み板と補助踏み板とが同
一水平面を保持して移動するものであつたため、
車椅子などの車類が移動踏み板上から転落するな
どの事故を起す恐れがあるという問題があつた。
タは公知であるが、このようなエスカレータで
は、循環路の往路で主踏み板と補助踏み板とが同
一水平面を保持して移動するものであつたため、
車椅子などの車類が移動踏み板上から転落するな
どの事故を起す恐れがあるという問題があつた。
この発明は、上述した問題を解決しようとする
ものであつて、循環路往路の上部および下部乗降
口付近では移動踏み板を構成する主踏み板と補助
踏み板の上面を同一平面とし、かつ傾斜部では上
記主踏み板の上面と補助踏み板の上面が面一で、
しかも主踏み板の上面が補助踏み板の上面より高
くなるよう踏面全体を傾斜させることにより、車
椅子などの車類が移動踏み板上から転落すること
を防止できて安全性が高いエスカレータの踏み板
を提供することを目的としている。
ものであつて、循環路往路の上部および下部乗降
口付近では移動踏み板を構成する主踏み板と補助
踏み板の上面を同一平面とし、かつ傾斜部では上
記主踏み板の上面と補助踏み板の上面が面一で、
しかも主踏み板の上面が補助踏み板の上面より高
くなるよう踏面全体を傾斜させることにより、車
椅子などの車類が移動踏み板上から転落すること
を防止できて安全性が高いエスカレータの踏み板
を提供することを目的としている。
以下、この発明の一実施例を第１図ないし第６
図によつて説明する。
図によつて説明する。
図中、１はエスカレータの循環路であり、この
循環路１は、傾斜した往路１ａ、帰路１ｂおよび
これらの接続部である反転部１ｃを有し、また両
側にそれぞれ配置された第１レール２、および往
路１ａにおいて第１レール２よりも下方に配置さ
れた第２レール３、第３レール４を備えている。
５は主踏み板であり、主踏み板５は、一端部に枢
着されて第１レール２に支持された第１転輪６、
および他端部に配置されかつ第１転輪６よりも下
方へ突出して枢着されて第２レール２に支持され
た第２転輪７を備えている。５ａは主踏み板５の
上面、５ｂは主踏み板５の往路１ａ上部側の側縁
部に設けられた軸受装置である。８は一端部が軸
受装置５ｂによつて回動可能に主踏み板５に連結
された補助踏み板であり、補助踏み板８は主踏み
板５との連結端と反対側の自由端部に枢着されて
第３レール４に支持された第３転輪９を備えてい
る。８ａは補助踏み板８の上面、１０は主踏み板
５および補助踏み板８からなる移動踏み板であ
り、これらの移動踏み板１０は多数組が循環路１
に対応する無端状に配設されている。１０ａは移
動踏み板１０の上面、１１は下部乗降口、１２は
上部乗降口である。上記主踏み板５の上面５ａと
補助踏み板８の上面８ａが循環路１の往路１ａの
下部乗降口１１から上部乗降口１２までの全域に
わたつて面一面を保つように第１レール２、第２
レール３及び第３レール４の間隔を決めてある。
主踏み板５の上面５ａと補助踏み板８の上面８ａ
が循環路１の往路１ａの下部乗降口１１および上
部乗降口１２付近では同一平面を形成しかつ水平
を保ち、循環路１の往路１ａの傾斜部では主踏み
板５の上面５ａと補助踏み板８の上面８ａが同一
平面を形成し、しかも主踏み板５の上面５ａが高
く、補助踏み板８の上面８ａが低くすなわち補助
踏み板８側に傾斜するように、そして変曲部１ｄ
で水平から傾斜に徐々に変化するように、第１レ
ール２、第２レール３および第３レール４の間隔
を決めてある。１３は第３転輪９の軸を保持して
移動踏み板１０を連結し、かつこれらを駆動する
踏み板鎖であり、踏み板鎖１３は無端状に構成さ
れ、反転部１ｃで踏み板鎖車（図示しない）に巻
掛けられている。
循環路１は、傾斜した往路１ａ、帰路１ｂおよび
これらの接続部である反転部１ｃを有し、また両
側にそれぞれ配置された第１レール２、および往
路１ａにおいて第１レール２よりも下方に配置さ
れた第２レール３、第３レール４を備えている。
５は主踏み板であり、主踏み板５は、一端部に枢
着されて第１レール２に支持された第１転輪６、
および他端部に配置されかつ第１転輪６よりも下
方へ突出して枢着されて第２レール２に支持され
た第２転輪７を備えている。５ａは主踏み板５の
上面、５ｂは主踏み板５の往路１ａ上部側の側縁
部に設けられた軸受装置である。８は一端部が軸
受装置５ｂによつて回動可能に主踏み板５に連結
された補助踏み板であり、補助踏み板８は主踏み
板５との連結端と反対側の自由端部に枢着されて
第３レール４に支持された第３転輪９を備えてい
る。８ａは補助踏み板８の上面、１０は主踏み板
５および補助踏み板８からなる移動踏み板であ
り、これらの移動踏み板１０は多数組が循環路１
に対応する無端状に配設されている。１０ａは移
動踏み板１０の上面、１１は下部乗降口、１２は
上部乗降口である。上記主踏み板５の上面５ａと
補助踏み板８の上面８ａが循環路１の往路１ａの
下部乗降口１１から上部乗降口１２までの全域に
わたつて面一面を保つように第１レール２、第２
レール３及び第３レール４の間隔を決めてある。
主踏み板５の上面５ａと補助踏み板８の上面８ａ
が循環路１の往路１ａの下部乗降口１１および上
部乗降口１２付近では同一平面を形成しかつ水平
を保ち、循環路１の往路１ａの傾斜部では主踏み
板５の上面５ａと補助踏み板８の上面８ａが同一
平面を形成し、しかも主踏み板５の上面５ａが高
く、補助踏み板８の上面８ａが低くすなわち補助
踏み板８側に傾斜するように、そして変曲部１ｄ
で水平から傾斜に徐々に変化するように、第１レ
ール２、第２レール３および第３レール４の間隔
を決めてある。１３は第３転輪９の軸を保持して
移動踏み板１０を連結し、かつこれらを駆動する
踏み板鎖であり、踏み板鎖１３は無端状に構成さ
れ、反転部１ｃで踏み板鎖車（図示しない）に巻
掛けられている。
そして、上記踏み板鎖１３が駆動されると、移
動踏み板１０は、下部乗降口１１および上部乗降
口１２付近では上面１０ａが面一の水平面を形成
し、エスカレータの傾斜部では上面１０ａが面一
面を形成したまゝ若干補助踏み板８側に傾斜した
状態となつて往路１ａを移動する。また、主踏み
板５および補助踏み板８の移動方向に沿う長さを
適宜に設定することにより、車椅子などの車類の
積載を可能にしてある。さらに、循環路１の反転
部１ｃで、移動踏み板１０は主踏み板５に対して
補助踏み板８が回動し、これらが屈曲した状態で
反転部１ｃを通過するようにしてある。
動踏み板１０は、下部乗降口１１および上部乗降
口１２付近では上面１０ａが面一の水平面を形成
し、エスカレータの傾斜部では上面１０ａが面一
面を形成したまゝ若干補助踏み板８側に傾斜した
状態となつて往路１ａを移動する。また、主踏み
板５および補助踏み板８の移動方向に沿う長さを
適宜に設定することにより、車椅子などの車類の
積載を可能にしてある。さらに、循環路１の反転
部１ｃで、移動踏み板１０は主踏み板５に対して
補助踏み板８が回動し、これらが屈曲した状態で
反転部１ｃを通過するようにしてある。
上述のように構成したこの発明の一実施例によ
るエスカレータは、主踏み板５と補助踏み板８で
構成する１組の移動踏み板１０の上面１０ａが
上、下部乗降口１２，１１付近では面一の水平面
を形成しているので、車椅子などの車類の移動踏
み板１０の上面への乗込みおよび降りる作業が容
易である。そして、移動踏み板１０は、循環路１
の往路１ａの傾斜部では、面一面を形成したまゝ
主踏み板５の上面５ａが高く、補助踏み板８の上
面８ａが低くなるよう主踏み板８側に傾斜してい
るので、車椅子などが主踏み板５に付勢（第２図
において矢印Ａ方向に付勢）されていることによ
り、移動踏み板１０上から車椅子などが転落する
恐れがない。
るエスカレータは、主踏み板５と補助踏み板８で
構成する１組の移動踏み板１０の上面１０ａが
上、下部乗降口１２，１１付近では面一の水平面
を形成しているので、車椅子などの車類の移動踏
み板１０の上面への乗込みおよび降りる作業が容
易である。そして、移動踏み板１０は、循環路１
の往路１ａの傾斜部では、面一面を形成したまゝ
主踏み板５の上面５ａが高く、補助踏み板８の上
面８ａが低くなるよう主踏み板８側に傾斜してい
るので、車椅子などが主踏み板５に付勢（第２図
において矢印Ａ方向に付勢）されていることによ
り、移動踏み板１０上から車椅子などが転落する
恐れがない。
以上説明したとおり、この発明によるエスカレ
ータの踏み板は、１組の移動踏み板を主踏み板と
補助踏み板とで構成したものにおいて、循環路往
路の上部および下部乗降口付近では上記車類の搬
送を水平移動させるために、主踏み板と補助踏み
板の上面を同一平面としたので、車椅子などの車
類の移動踏み板の踏面への乗り込みおよび降りる
作業が極めて容易であると共に、中間の傾斜部で
は上記補助踏み板の上面よりも上記主踏み板側が
高くなるよう上記移動踏み板の踏面を傾斜させる
位置に、上記補助踏み板の転輪を案内するレール
と上記主踏み板の転輪を案内するレールの上下方
向の相対位置を設定した構成としたので、移動踏
み板上に乗つた車椅子などの車類が常に補助踏み
板の方に付勢される結果、車類が移動踏み板上か
ら転落するなどの事故を防止でき、安全なエスカ
レータを実現できるという効果がある。
ータの踏み板は、１組の移動踏み板を主踏み板と
補助踏み板とで構成したものにおいて、循環路往
路の上部および下部乗降口付近では上記車類の搬
送を水平移動させるために、主踏み板と補助踏み
板の上面を同一平面としたので、車椅子などの車
類の移動踏み板の踏面への乗り込みおよび降りる
作業が極めて容易であると共に、中間の傾斜部で
は上記補助踏み板の上面よりも上記主踏み板側が
高くなるよう上記移動踏み板の踏面を傾斜させる
位置に、上記補助踏み板の転輪を案内するレール
と上記主踏み板の転輪を案内するレールの上下方
向の相対位置を設定した構成としたので、移動踏
み板上に乗つた車椅子などの車類が常に補助踏み
板の方に付勢される結果、車類が移動踏み板上か
ら転落するなどの事故を防止でき、安全なエスカ
レータを実現できるという効果がある。
第１図はこの発明によるエスカレータの踏み板
の一実施例を示すエスカレータの概略的側面図、
第２図は第１図の部の拡大図、第３図は第２図
の平面図、第４図は第１図の部の拡大図、第５
図は第１図のＶ部の拡大図である。 １……循環路、１ａ……往路、１ｂ……帰路、
１ｃ……反転部、１ｄ……変曲部、５……主踏み
板、５ａ……上面、８……補助踏み板、８ａ……
上面、１０……移動踏み板、１０ａ……上面、１
１……下部乗降口、１２……上部乗降口、１３…
…踏み板鎖。
の一実施例を示すエスカレータの概略的側面図、
第２図は第１図の部の拡大図、第３図は第２図
の平面図、第４図は第１図の部の拡大図、第５
図は第１図のＶ部の拡大図である。 １……循環路、１ａ……往路、１ｂ……帰路、
１ｃ……反転部、１ｄ……変曲部、５……主踏み
板、５ａ……上面、８……補助踏み板、８ａ……
上面、１０……移動踏み板、１０ａ……上面、１
１……下部乗降口、１２……上部乗降口、１３…
…踏み板鎖。
Claims (1)
- １ 長手中間部が傾斜した循環路に設けられた移
動踏み板を、上記循環路上方寄りに配置された補
助踏み板とこの補助踏み板に枢着されて上記循環
路下方寄りに配置された主踏み板とで構成し、車
椅子のような車類の搬送を可能にしたエスカレー
タの踏み板において、上記循環路往路の上部およ
び下部乗降口付近では主踏み板と補助踏み板の上
面を同一平面とし、かつ中間の傾斜部では、上記
補助踏み板の上面よりも上記主踏み板側が高くな
るよう上記移動踏み板の踏面を傾斜させる位置
に、上記補助踏み板の転輪を案内するレールと上
記主踏み板の転輪を案内するレールの上下方向の
相対位置を設定したことを特徴とするエスカレー
タの踏み板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18964182A JPS5982285A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | エスカレ−タの踏み板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18964182A JPS5982285A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | エスカレ−タの踏み板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5982285A JPS5982285A (ja) | 1984-05-12 |
| JPS6317755B2 true JPS6317755B2 (ja) | 1988-04-14 |
Family
ID=16244703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18964182A Granted JPS5982285A (ja) | 1982-10-28 | 1982-10-28 | エスカレ−タの踏み板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5982285A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08150895A (ja) * | 1994-11-29 | 1996-06-11 | Oya Yuko | 自動車の安全シートベルト装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444390U (ja) * | 1978-08-07 | 1979-03-27 | ||
| JPS5723571A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-06 | Mitsubishi Electric Corp | Lifting gear for stair |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS577173A (en) * | 1980-06-17 | 1982-01-14 | Nec Corp | Atomic beam generator |
-
1982
- 1982-10-28 JP JP18964182A patent/JPS5982285A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5444390U (ja) * | 1978-08-07 | 1979-03-27 | ||
| JPS5723571A (en) * | 1980-07-18 | 1982-02-06 | Mitsubishi Electric Corp | Lifting gear for stair |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5982285A (ja) | 1984-05-12 |
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