JPS63177029A - 電子体温計 - Google Patents

電子体温計

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JPS63177029A
JPS63177029A JP62008119A JP811987A JPS63177029A JP S63177029 A JPS63177029 A JP S63177029A JP 62008119 A JP62008119 A JP 62008119A JP 811987 A JP811987 A JP 811987A JP S63177029 A JPS63177029 A JP S63177029A
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JP
Japan
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temperature
value
probe
thermistor
resistance value
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Application number
JP62008119A
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Inventor
Yasuhiro Yoshinaka
吉中 康浩
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子体温計に関し、特に感温センサ部(プロー
ブ)を分離交換可能な電子体温計に関する。
[従来の技術] 従来、この種の電子体温計では感温センサ部(例えばサ
ーミスタ)の緒特性を合せるのが困難であり、このため
に本体側を調整し又は複雑にする必要があった。従って
、感温センサ部のディスポーザブル化は現実問題として
困難とされていた。
この点、特開昭61−243334号の発明は温度発振
回路(温度検出部)を構成するサーミスタとコンデンサ
およびインバータをプローブ部に内蔵させたセパレート
型電子体温計を提案している。しかし、これによるとプ
ローブ部が大きくなってプローブ形状に制約を受ける。
またプローブ部の温度発振回路には電源を供給しなくて
はならないから、ケーブルが太くなり、コストアップす
る。またプローブ毎に温度発振回路と基準発振回路全体
の特性を調整しなくてはならないから、製造困難である
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上述した従来技術の欠点を除去するものであり
、その目的とする所は、感温センサ部を小型かつディス
ポーザブル化し、どの感温センサ部を使用しても何らの
調整の必要がなく、高精度、高安定度の温度計測が行え
る電子体温計を提供することにある。
本発明の他の目的は、温度変換テーブルを標準化し、こ
れに感温センサ部の特性を簡単な方法で合せることによ
り、製造容易な電子体温計を提供することにある。
[問題点を解決するための手段コ 本発明の電子体温計は上記の目的を達成するために、基
準感温素子使用の下に温度値及び該温度値と所定の関係
にあるデジタル値との相関テーブルを作成し、これをメ
モリに記憶した標準テーブル手段と、前記基準感温素子
に対してその形状定数を所定範囲内に厳選した感温素子
、該感温素子の基準温度における抵抗値との比が一定な
抵抗値を有しかつその抵抗値が温度によりほとんど変化
しない基準抵抗体を含む感温センサと、該感温センナを
交換可能に接続するケーブル手段と、前記感温センサか
らのアナログ量に応じて発振周波数を変える発振手段と
、前記発振手段の発振数を所定時間計数する計数手段と
、前記計数手段の計数値で前記標準テーブル手段を参照
し、対応する温度値を読み出す読出手段と、前記読出手
段が読み出した温度値を表示する表示手段を備えること
をその概要とする。
また好ましくは、基準抵抗体は感温素子の基準温度にお
ける抵抗値との比が1対1の抵抗値を有することをその
一態様とする。
また好ましくは、感温素子はサーミスタであることをそ
の一態様とする。
また好ましくは、発振手段はケーブル手段の電気的パラ
メータを補償したものであることをその一態様とする。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第4図は実施例の電子体温計の外観斜視図である。図に
おいて、1は電子体温計の本体を示しており、該本体1
の外観部には電源スィッチ2と、温度を表示する液晶デ
ィスプレイ3と、プローブケーブルの巻き取り用スイッ
チ6と、引き出し自在に設けられたプローブケーブル5
が示されている。そして、4は交換可能な感温センサ部
(プローブ)である。このケーブル5の先端には、図示
せぬコネクタ部が設けられており、使用目的に応じ、こ
のコネクタ部には口中検温プローブ、直腸検温プローブ
、表面検温プローブ等を交換して接続できる。
第1図は実施例の電子体温計のブロック構成図である。
図において、プローブ4は測温抵抗体(サーミスタ)R
thとトリミングした基準抵抗R1を含んでおり、該サ
ーミスタRthと基準抵抗R3は所定長の巻き取りケー
ブル5を介し、図示のような配線で本体1の発振回路1
5に接続されている。
本体1において、発掘回路15は2つのC−MOSイン
バータ■と、コンデンサCと、CPUからの制御信号に
より基準抵抗R1又はサーミスタRthを発振回路に切
替接続するアナログswと、C−MOSインバータ■の
保護抵抗Rとから成っており、その発振回路特性は所定
長の巻き取りケーブル5の電気的パラメータも含めて決
定(補償)されている。
また発振回路15は、次に述べる構成と共に高精度なA
/D変換回路を構成している。即ち、A/D変換回路は
、一定の周波数f、(例えばIMH2)で発振する基準
クロック発掘器18と、発振回路15に基準抵抗Rヨを
接続したときに生ずるパルス列f、を所定数N1だけ計
数するカウンタ(CT)16と、該CT16が所定数N
1を計数している時間Tだけ基準クロック発掘器18の
生ずる基準パルス列f0を計数(UPカウント)し、次
に同一の基準パルス列f0をその計数値がOになるまで
逆計数(DOWNカウント)するアップダウンカウンタ
(U/DCT)19と、該U/DCT19が前記の0ま
で逆計数している時間(前記Tに等しい)だけ前記発振
回路15にサーミスタRthを接続したときに生ずるパ
ルス列fthを計数する前記カウンタ16を含んでいる
このようなA/D変換回路を制御するのはセントラルブ
ロセッシングユニット(CPU)11であり、該CPU
IIは、基準パルス列f0をカウンタ20で分周した結
果の、例えば1秒周期のタイマ割込信号TISによって
毎回の温度測定制御を行う、即ち、ROM12に格納し
ている、例えば第2図(A)、(B)及び第3図示すよ
うな温度測定処理を実行する。その際に、RAM13は
測定した温度データ及びその他の計測処理に必要なデー
タを一時的に記憶する。またRAM13は電源OFF時
にも給電されており、前回の使用で測定した最終の体温
データを保持している。またROM12は基準感温素子
(サーミスタ)使用の下に作成した温度値及び該温度値
と所定の関係にあるデジタル値との相関テーブルを記憶
している。
また、14はLCD表示器3のドライバ回路であり、2
1は電源スィッチ2を押すことにより給電を開始し、c
ptztによって給電を停止できるバッテリ回路である
かかる構成において、温度測定がなされる原理を以下に
説明する。
第1図において、発振回路15のアナログスイッチSW
を基準抵抗R1側に接続すると、このときの発振周波数
f、はkを比例定数として、f、=1/kCR,・・・
(1) で与えられる。この発振周波数f1は温度変化に対して
ほとんど変動しない。同様にして、アナ口□ グスイッ
チSWをサーミスタ抵抗値側に接続すると、このときの
発振周波数fthは、 f th= 1 / k CRth      ・・・
(2)で与えられる。
ところで、一般にサーミスタRthの温度−抵抗特性は
次式によって与えられる。
Rth=Roexp  (B (1/Tt  1/To
) )・・・(3) ここで、 Ro :基準温度T。におけるサーミスタ抵抗値Rth
 :ある温度Ttにおけるサーミスタ抵抗値B :サー
ミスタのB定数 である。
以上からして、発振回路15にサーミスタRthを接続
した場合は、もし温度変化によってサーミスタRthの
感温抵抗値が変化していると、これに対応して発振周波
数fthが変化し、この発振回路15から生ずるパルス
列fthを仮に一定値に制御されたゲート時間幅Tcだ
け計数すれば、そのカウント値Nthは次式によって変
化する。
N th−T c/ k CRth     ・・・(
4)また基準温度T0におけるカウント値N0を、N、
=Tc/kCR,・ (5) とすれば、ある温度Ttにおけるカウント値1’Jth
の一般式は、 Nth=No  eXp  (−B  (1/Tt−1
/To))・・・ (6) で与えられる。従って、予め高い精度で制御されている
温度環境下において、基準温度T0におけるカウント値
N0を知っておけば、それだけである温度値T、におい
てカウンタが計数すべきカウント値1’Jthは(6)
式によって一義的に定まる。
よって、逆にある温度の測定時に、単にその時点のカウ
ント値Nthを得るだけで直ちに被測定温度Ttを得る
ことの可能な体温計を構成できるのであるが、このまま
、つまり前記ゲート時間幅Teを常に一定値に制御した
のでは、発振回路周辺の温度変化に対して各C−MOS
インバータ■のスレッシュホルド電圧およびコンデンサ
Cの容量等も同時に変化するから、これによる発振周波
数fthの変動がカウント値8thの変動となって現わ
れる。そして、もはやこの値N th’ はサーミスタ
Rthだけの温度特性に依存するものではなくなってし
まう。
そこで、実施例のA/D変換回路は以下に述べる方法に
よって可変に制御するゲート時間幅T。
を得ている。先ず発振回路15に基準抵抗体R8を接続
して生ずるパルス列f、が常に一定のカウント値N1ま
で計数されるに要するゲート時間幅Toを求め、次にこ
れと同一のゲート時間幅T。
たけ前記発振回路15にサーミスタRthを接続して生
ずるパルス列fthを計数してそのカウント値N2を得
る。よって2つのカウント値N、、N2と同一ゲート時
間幅Taの間には、 To =Nz/ f、=N2/fth ・・・(7) が成り立ち、かつ2つのカウント値Ni、N2の間には
、 N2 = (fth/fs )Nl   ・・・(8)
が成り立つ。ここで、カウント値N2は発振回路15に
サーミスタRthを接続してゲート時間幅Toのあいだ
計数したものであるから、N2 =Ta /kCRth
     −(9)及び基準温度T0におけるカウント
値N20は、N2゜=TG/kCR,・・・(10)に
よって与えられる。よって、ある温度Ttにおいて計数
したカウント値N2はカウント値N1を所定数としてか
つ前記2度の計数動作において生ずる2つの発振周波数
f−,fthの比に比例した値を持つものとなる。
今、仮に温度変化によって2つの発振周波数f、、ft
hが夫々f −’ 、fth’ に変化したとじても、
両者は同じ温度変化によって特性の変化した共通なC−
MOSインバータI′ とコンデンサC′等を用いて発
振したものであるから、そのカウント値N2′は、 N2 ’ = (fth’ /f* ’ )Nl” (
f th/ f * ) N 1=N、       
 ・・・(11)となって常に正しく再現性の良いカウ
ント値N2になる。
この方法によれば、基準抵抗R1とサーミスタFtth
を除く全ての回路構成においては、その回路特性に緩や
かな経時変動や熱変動があっても、カウント値N2にお
いては相殺されるという効果を発揮し、よって常に高精
度、高安定な電子体温計を提供で咎る。そして、もし基
準抵抗R3の値を基準温度T0の時のサーミスタRth
の抵抗値Rthaに比較的近いものとなるようにトリミ
ングすれば、上記のカウント値N2゜をカウント値N。
で置き替えることができ、装置が簡単になる。
しかし、一般にはプローブ4のサーミスタRthが異な
ればその基準温度T0の時の抵抗値Rth。
も異なるから、それに応じて基準抵抗R1の抵抗値も変
えなくてはならないことになる。即ち、従来は、現実問
題としてプローブを交換することが極めて困難であった
訳である。そこで、本発明では交換するプローブ毎にト
リミングをした基準抵抗R8を備えている。このために
、体温計の本体1側では常にカウント値N2゜をカウン
ト値N、で置ぎ替えたものとして扱えるのである。
第2図(A)及び(B)は実施例の電子体温計による検
温の主制御処理を示すフローチャートであり、第3図は
同じく温度測定処理を示すフローチャートである。
第2図(A)において、工程S1で電源没入すると工程
S2に進み、初期処理を行う。初期処理では、例えばL
ED表示器3の全灯チェックを行い、次に10秒間の間
、前回使用時の温度測定値を表示する。更に後述するエ
ラーカウンタECをクリアする。工程S3では1秒に1
回のタイマ割込を可とし、工程S4に進んで待機(ID
LE)ルーチンを実行する。
第2図(B)において、タイマ割込が発生すると工程S
llに入力する。工程S12では割込を不可とし、工程
S30の温度測定処理を実行する。
第3図において、工程S31ではアナログswを基準抵
抗R1側に接続し、CT16の内容をクリアし、CT1
9の内容をクリアしてUPPカウントモードにセットし
、CT16及びCT19をカウントスタートする。工程
S32ではCT16からキャリーが発生するのを待つ。
これは前述のカウント値N、を計数する工程である。工
程S32でCTl6から桁上り(キャリー)が発生する
と、工程333でCT16及びCT19のカウントをス
トップする。次に、工程S34ではアナログSWをサー
ミスタRth側に接続し、CT16の内容をクリアし、
CT19の内容をクリアしてDOWNカウントモードに
セットし、CT16及びCT19をカウントスタートす
る。工程S35ではCT19から桁下がり(ボロウ)が
発生するのを待つ。これは前述のカウント値N2を計数
する工程である。工程S35でCT19からボロウが発
生すると、工程S36でCT16及びCTl9のカウン
トをストップする。工程S37ではCT16の12ビツ
トカウント値N2のビット00〜07をCPU11に取
り込み、工程S38では残りのビット08〜11をCP
UIIに取り込む。工程S39では取り込んだカウント
値N2について後述する温度変換を行い、工程S40で
第2図(B)の工程S13に戻る。
第2図(B)において、工程S13では検出した温度が
326C〜42°Cの範囲内にあるか否かを判別する。
この範囲内にあれば、工程S14で温度値をLCD表示
部3に表示する。この場合は正常な表示が行なわれたの
で工程S15でエラーカウンタECをクリアする。工程
S16では温度の上昇勾配が10秒当り0.05°C以
下になったか否かを判別する。そして、0.05°C以
下でなければ工程S18に進み、エラーカウンタECの
内容が所定値Mに達したか否かを調べ、もし達していな
ければ第2図(A)の工程S3に戻る。こうして、1秒
毎に体温を測定する。
また、工程S16の判別が0.05°C以下であるとき
は、はとんど温度上昇はないので、工程S17に進み、
図示せぬブザーを鳴らし、かつ温度表示を2H2で点滅
させて、使用者に測定終了の旨を知らせる。そして計測
を停止し、この後30秒間、表示値を保持した後、工程
S19に進み、電源をOFFする。
また、工程S13の判別において、検出した温度が32
°C〜42°Cの範囲内にないときは工程S20に進み
、エラー表示をする。エラー表示の態様は、例えば測定
温度が30℃より低い時は11−一一一”を表示し、ま
た42℃より高い時は“−一一一”を表示し、またプロ
ーブの接続が完全でない時は“−E −”と表示する。
工程S21では上記のエラー状態を検知したことにより
、エラーカウンタECの内容に+1する。また、こうし
て工程818でエラーカウンタECの内容が所定値Mに
達したと判別したときは、温度が異常に高いか、接触不
良の状態と考えられるので、工程S19でCPLIII
が電源をOFFする。
次にカウント値N2の温度変換について説明する。本実
施例では、カウント値N2から後述する理由によってR
OM12のメモリ容量を節約するために所定値Neoを
差し引いて、その出力値NADをROM12のアドレス
ラインに送ってその番地NAoから対応する温度データ
Ttを読み出し、これを表示器3にて表示する。そこで
、実施例の製造時には、かかるカウント値N2から所定
値N0゜を差し引いた値NAGによってアドレスされる
R0M12上に、対応する正しい温度データを書込んだ
いわゆる標準ROMテーブルを記憶しておく必要がある
ここでは、先ずカウント値N2に着目し、所定値N0゜
を差し引いた値NADについては後述する。
再び、前記(3)、(9)、(10)式を用いてカウン
ト値N2と被測定温度データTtとの一般式を示せば次
の如くである。
N2 =N、、 exp(−B (1/Tt−1/T、
) )・・・(14) 但し、基準温度T0におけるカウント値N20は前記(
8)式より、 Nzo=ftho / f*  ・N1  ””’(1
5)で与えられる。ここで、f thoは基準温度T0
において発振回路15にサーミスタRthを接続したと
きの発振周波数である。
今、前記(15)式において基準温度T0におけるカウ
ント値N2゜に着目する。この値はサーミスタRthの
基準温度T0における抵抗値Rthoと基準抵抗値R5
との比R−/ Rthoに比例している。またこのカウ
ント値N2゜は被測定温度レンジをT0≦Tt≦TTと
するときにカラントイ直がN2゜≦N2≦N2T  の
レンジで対応し、標準ROMテーブルを作成するときに
は基準温度T。に対応する基準アドレスN2゜どなるも
のである。
以下、この標準ROMテーブルを作成する手順について
説明する。先ず、恒温槽の温度をTo。
T7の2定温度点に順次設定して、それぞれの温度にお
けるカウント値N2=N2゜、N2=N2?を外部に接
続されているデータ処理装置に出力する。外部のデータ
処理装置は同時に他の高精度な温度測定装置からの前記
2定温度データT0゜7丁を受は取るから、当該サーミ
スタのB定数は次式によって求められる。
この時点で外部のデータ処理装置は、今求めたB定数と
、前に実施例装置から入力されたカウント値N 20+
 N 2T  、および前に他の高精度な温度測定装置
から人力された温度データT、、T、を有する。次に必
要な測定温度レンジ(例えばT0〜Tア)の区間をTo
から測温精度△T(例えば0.1℃)ずつ増加させた温
度値Ttに対して対応するカウント値N2の値を前記(
14)式に従って算出する。
一般には、被測定温度レンジをT2〜T、として、かつ
T、<T2 <Ts <7丁なる関係において、上記デ
ータ対をT2〜T、までとして算出しても良い。いずれ
にしても温度データTtを例えばT。1.TD2・・・
TONまで温度ピッチ△Tずつ増加してゆき、算出した
結果をN Ol + N D2・・・NIINとすれば
、ROMテーブルのアドレスNDIには温度データTD
Iが、アドレスND2には温度データTO2が・・・の
如く格納されれば良い。このとき、標準ROMテーブル
の基準アドレスNDIが構成上大きな値になるので、R
OM12のメモリ容量を節約するために前記基準アドレ
スNO+から所定値NDO≦NDIを差し引いて値を小
さくし、これを実質的な基準アドレスNAD。とじてい
る。
以下、説明の便宜上、標準ROMテーブルの基準アドレ
スはN2゜とじて述べる。原理的には個々の実施例装置
について前記手順に従いROM12上にテーブルを作成
すれば高精度なる実施例装置の単品が製造されることに
なる。さらにROMI2のメモリ容量の節約、使用効率
を考えれば、作成された標準ROMテーブルが常に所定
番地から始まり、かつ所定の大きさで終る(同一規格内
容である)ことが望ましい。
しかるに、現実に人手可能なサーミスタRthはおろか
、基準抵抗R1でさえもその抵抗値にバラツキを有する
。前記(14)、(15)式によればこれが標準ROM
テーブルの基準アドレスN2゜を変化させる原因となり
、またさらにサーミスタRthにあってはそのB定数に
もバラツキがあるために、この温度勾配特性(特性形状
)のバラツキにより被測定温度レンジの最大値T↑にお
けるカウント値N2T  も変化して、これが標準RO
Mテーブルの大きさを左右する原因ともなる。
一方実施例装置を製造上から見れば、個々の実施例装置
の単品について前述特有の標準ROMテーブルを作成す
ることは容易でない。さらに前述した如く標準ROMテ
ーブルの基準アドレスN2(1は基準温度T0における
サーミスタ抵抗値Rthoと基準抵抗値R1どの比に依
存するから、この比を一定に保てば基準アドレスN、。
となる。
この盪易合・特にRs=RthOである必要は無しAが
、比R−/ Rthoを一定に保つためには抵抗値R1
を調整して合せ込む方法(トリミング)がある。あるい
は、減算値N0゜を実施例装置の単品毎に変化させて合
せ込む方法もある。また、サーミスタのB定数について
は所望の測温精度を損わない範囲内でこれを厳選するこ
とも可能である。
従って、以上の点に鑑みれは、実施例装置の個々に特有
な標準ROMテーブルを作成するよりも、各種の交換可
能なプローブにおいて基準抵抗値R1を調整しておき、
かつサーミスタRthのB定数を厳選することによって
、測温精度を損わずに、単一規格、内容の標準ROMテ
ーブルを常に正しくアクセスするような実施例装置がむ
しろ容易に製造可能である。
こうして、本実施例の電子体温計は、所望の測温精度を
得る範囲内にB定数が厳選されたサーミスタRthと、
このサーミスタI’tthの基準温度T0における抵抗
値を有し、かつ温度により抵抗値ののほとんど変化しな
い基準抵抗体R1を含む交換可能な複数のプローブと、
実施例装置の特定の製造サンプルにつき前記所定の手順
に従って作成した標準ROMテーブルと同一規格、内容
で複製されたROM12を有する。
第5図(A)は直腸検温プローブの外観斜視図であり、
第5図(B)は直腸検温プローブの断面図である。第5
図(A)において、40は直腸検温プローブの本体であ
り、この中には温度により抵抗値の変化する感温抵抗体
と、温度により抵抗値の変化しない基準抵抗器が収納さ
れている。該直腸検温プローブには目盛50とストッパ
ー51が設けられており、ある深さまで挿入するとぎの
目安となる。また第5図(B)において、41は感温素
子であるサーミスタ、43はトリミング等によりその抵
抗値を設定した基準抵抗器、42はサーミスタ41及び
基準抵抗器43を後述する第1図の方法で接続するリー
ド線である。
第6図(A)は日中(舌下)検温プローブの外観斜視図
であり、第6図(B)は口中検温プローブの断面図であ
る。尚、同一の構成には同一・の番号を付して説明を省
略する。第6図(A)において、50は口中検温プロー
ブの本体であり、この中にも感温抵抗体41及びトリミ
ングした基準抵抗器43が収納されている。トリミング
抵抗はサーミスタの近くにおかれ、温度その他の環境も
双方同一とされ、極めて安定した計測が期待できる。ま
た第6図(B)において、更に、44は熱を良好に伝達
するためのボッティング剤、45は錆びないステンレス
で構成した部材、46は塩化ビニール等で形成したフレ
キシブル部材である。
この構造により熱応答の早い測定ができる。
第7図(A)は表面検温プローブの外観斜視図であり、
第7図(B)は表面検温プローブの断面図である。第7
図(A)において、60は表面検温プローブの本体であ
り、この中にも感温抵抗体41及びトリミングした基準
抵抗器43が収納されている。また第7図(B)におい
て、更に、47は断熱性の樹脂から成る部材、48は錆
びないステンレスで構成した板材、49はアルミ等から
成るケース部材である。この構造により環境温と体温と
が熱的に分離され、計測したい部位の体温が測定できる
[発明の効果]。
以上述べた如く本発明によれば、感温センサ部にトリミ
ングした基準抵抗体を有するので、感温センサ部を小型
かつディスポーザブルにでき、そのために本体を調整し
たり、標準ROMテーブルを変更したりする必要がない
また、ケーブル先端で感温センサ部を交換するので、発
振回路部では予め浮遊容量等を補償でき、プローブを交
換しても常に高精度な検温が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例の電子体温計のブロック構
成図、 第2図(A)及び(B)は実施例の電子体温計による検
温の主制御処理を示すフローチャート、第3図は第2図
(B)の温度測定処理を示すフローチャート、 第4図は実施例の電子体温計の外観斜視図、第5図(A
)は直腸検温プローブの外観斜視図、 第5図(B)は直腸検温プローブの断面図、第6図(A
)は日中(舌下)検温プローブの外観斜視図、 第6図(B)は口中検温プローブの断面図、第7図(A
)は表面検温プローブの外観斜視図、 第7図(B)は表面検温プローブの断面図である。 図中、1・・・本体、2・・・電源スィッチ、3・・・
液晶ディスプレイ、4・・・感温センサ部(プローブ)
、5・・・プローブケーブル、6・・・ケーブル巻き取
り用スイッチである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基準感温素子使用の下に温度値及び該温度値と所
    定の関係にあるデジタル値との相関テーブルを作成し、
    これをメモリに記憶した標準テーブル手段と、前記基準
    感温素子に対してその形状定数を所定範囲内に厳選した
    感温素子、該感温素子の基準温度における抵抗値との比
    が一定な抵抗値を有しかつその抵抗値が温度によりほと
    んど変化しない基準抵抗体を含む感温センサと、該感温
    センサを交換可能に接続するケーブル手段と、前記感温
    センサからのアナログ量に応じて発振周波数を変える発
    振手段と、前記発振手段の発振数を所定時間計数する計
    数手段と、前記計数手段の計数値で前記標準テーブル手
    段を参照し、対応する温度値を読み出す読出手段と、前
    記読出手段が読み出した温度値を表示する表示手段を備
    えることを特徴とする電子体温計。
  2. (2)基準抵抗体は感温素子の基準温度における抵抗値
    との比が1対1の抵抗値を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電子体温計。
  3. (3)感温素子はサーミスタであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子体温計。
  4. (4)発振手段はケーブル手段の電気的パラメータを補
    償したものであることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の電子体温計。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2847981A1 (fr) * 2002-11-28 2004-06-04 Actherm Inc Thermometre electronique medical, procede d'assemblage et structure

Citations (3)

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