JPS6317673Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317673Y2 JPS6317673Y2 JP1983155080U JP15508083U JPS6317673Y2 JP S6317673 Y2 JPS6317673 Y2 JP S6317673Y2 JP 1983155080 U JP1983155080 U JP 1983155080U JP 15508083 U JP15508083 U JP 15508083U JP S6317673 Y2 JPS6317673 Y2 JP S6317673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- lower blade
- tip
- upper blade
- envelope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は上刃と下刃との間に一定で等間隔の間
隙を備えさせて形成し、封書の開封すべき辺縁部
を上刃に突き当てるだけで開封切断すべき量を容
易簡単に位置決めし、そして上刃の切断操作によ
つて開封切断することのできる封書の開封機構を
備えたカツターに関するものである。
隙を備えさせて形成し、封書の開封すべき辺縁部
を上刃に突き当てるだけで開封切断すべき量を容
易簡単に位置決めし、そして上刃の切断操作によ
つて開封切断することのできる封書の開封機構を
備えたカツターに関するものである。
従来台板の一側に沿つて固定された下刃とこの
下刃の先端で枢着されて可動自在に設置する上刃
とを有する押し切り型のカツターは、第6図に示
すように、下刃2aと上刃6aとは互いの側面が
常に全体に密接に接するように組立てられている
のが普通一般である。それ故に、被裁断物は台板
の上面に設けられた桝目の寸法線によつて切断す
べき量と位置決めをするようにして使用してい
る。
下刃の先端で枢着されて可動自在に設置する上刃
とを有する押し切り型のカツターは、第6図に示
すように、下刃2aと上刃6aとは互いの側面が
常に全体に密接に接するように組立てられている
のが普通一般である。それ故に、被裁断物は台板
の上面に設けられた桝目の寸法線によつて切断す
べき量と位置決めをするようにして使用してい
る。
しかしながら、封書の開封にあつては、書類が
封書の開封個所まで占められている場合に、封書
内の書類を傷めずに開封するためには、開封個所
を1mm乃至1.5mm程度で切断しなければならず、
このように、縁部を僅かな幅で切断しようとする
場合、封書が少しでも斜めに位置決めされている
と、縁部の半分位が切断されて切り残りの部分が
生じ、又、封書の開封すべき縁部が必ずしも封書
の長さ方向の辺縁と直角でない場合があり、この
ような場合に、1mm乃至1.5mm程度で切断しよう
とすると目測となり、切断すべき量が多くなつた
り或いは前記のように切断されない部分ができて
しまつたりし、しかも、このような切り残り部分
を再度の操作で切断することはかえつて困難とな
つて、封書内の書類を一緒に切断してしまつたり
する等の欠点があつた。
封書の開封個所まで占められている場合に、封書
内の書類を傷めずに開封するためには、開封個所
を1mm乃至1.5mm程度で切断しなければならず、
このように、縁部を僅かな幅で切断しようとする
場合、封書が少しでも斜めに位置決めされている
と、縁部の半分位が切断されて切り残りの部分が
生じ、又、封書の開封すべき縁部が必ずしも封書
の長さ方向の辺縁と直角でない場合があり、この
ような場合に、1mm乃至1.5mm程度で切断しよう
とすると目測となり、切断すべき量が多くなつた
り或いは前記のように切断されない部分ができて
しまつたりし、しかも、このような切り残り部分
を再度の操作で切断することはかえつて困難とな
つて、封書内の書類を一緒に切断してしまつたり
する等の欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去するためのもので、
上刃を下刃に並列位置させた状態で、上刃と下刃
の間に一定で等間隔の間隙を有せしめて形成した
封書の開封機構を備えたカツターを提供し、封書
の開封すべき縁部を上刃に突き当てるだけで開封
個所の切断すべき量の設定を容易簡単に位置決め
し、そして上刃の切断操作によつて開封個所を1
mm乃至1.5mmの範囲で切断することのできるよう
にしたものである。
上刃を下刃に並列位置させた状態で、上刃と下刃
の間に一定で等間隔の間隙を有せしめて形成した
封書の開封機構を備えたカツターを提供し、封書
の開封すべき縁部を上刃に突き当てるだけで開封
個所の切断すべき量の設定を容易簡単に位置決め
し、そして上刃の切断操作によつて開封個所を1
mm乃至1.5mmの範囲で切断することのできるよう
にしたものである。
以下図面によつて本考案実施の一例を説明する
と、台板1の一側に沿つて固着設置された下刃2
は台板1の外方へ突出する先端部3を台板1と反
対する方向へ所定角度曲折せしめて形成し、前記
下刃2の先端部3にスプリング4を有する緊締具
5により上刃6の先端部を弾圧枢着せしめて設置
し、前記下刃2の基端部の外側面には中央高さ位
置より下方外側へカーブさせて突出する突起部7
を一体に突出させて形成し、この突起部7はカー
ブの下方終端を前記下刃2の先端部3の曲折尖端
に対応する位置まで張出させて段部12を設ける
と共に前記段部12の先端に前記上刃6の下方へ
の降下を規制するストツパー13を一体に突設せ
しめて形成し、上刃6が前記段部12に係止され
て下刃2と並列位置した状態において、上刃6を
下刃2に対して平行に保持せしめ、そして、上刃
6と下刃2との間に一定で等間隔の間隙8を有せ
しめることにより構成する。
と、台板1の一側に沿つて固着設置された下刃2
は台板1の外方へ突出する先端部3を台板1と反
対する方向へ所定角度曲折せしめて形成し、前記
下刃2の先端部3にスプリング4を有する緊締具
5により上刃6の先端部を弾圧枢着せしめて設置
し、前記下刃2の基端部の外側面には中央高さ位
置より下方外側へカーブさせて突出する突起部7
を一体に突出させて形成し、この突起部7はカー
ブの下方終端を前記下刃2の先端部3の曲折尖端
に対応する位置まで張出させて段部12を設ける
と共に前記段部12の先端に前記上刃6の下方へ
の降下を規制するストツパー13を一体に突設せ
しめて形成し、上刃6が前記段部12に係止され
て下刃2と並列位置した状態において、上刃6を
下刃2に対して平行に保持せしめ、そして、上刃
6と下刃2との間に一定で等間隔の間隙8を有せ
しめることにより構成する。
尚、前記ストツパー13は前記上刃6が下刃2
に並列位置した状態において、前記上刃6の上縁
9が前記下刃2の上縁、即ち、台板1の上面より
上方に突出するよう位置に設置し、上刃6の基端
部が突起部7の段部12に係止している状態で、
上刃6の上縁9が下刃2の上方に突出して段違い
となる位置に規制せしめるようにし、封筒10を
台板1の上に載置した際に、封筒10の開封され
るべき辺縁11が上刃6に当接せしめられるよう
にする。
に並列位置した状態において、前記上刃6の上縁
9が前記下刃2の上縁、即ち、台板1の上面より
上方に突出するよう位置に設置し、上刃6の基端
部が突起部7の段部12に係止している状態で、
上刃6の上縁9が下刃2の上方に突出して段違い
となる位置に規制せしめるようにし、封筒10を
台板1の上に載置した際に、封筒10の開封され
るべき辺縁11が上刃6に当接せしめられるよう
にする。
また、14は上刃6に設けたハンドル部であ
る。
る。
本考案は上記のような構成であるから、上刃6
が下刃2と並列位置した状態において、上刃6は
下刃2の先端部3の曲折尖端と突起部7の段部1
2とに係止されて、下刃2と上刃6との間に一定
で等間隔の間隙8、例えば、1mm又は1.5mmの間
隔を置いて平行する。そして同時に、ストツパー
13により上刃6の上縁9が下刃2の上方に位置
して段違いに並行せしめられる。
が下刃2と並列位置した状態において、上刃6は
下刃2の先端部3の曲折尖端と突起部7の段部1
2とに係止されて、下刃2と上刃6との間に一定
で等間隔の間隙8、例えば、1mm又は1.5mmの間
隔を置いて平行する。そして同時に、ストツパー
13により上刃6の上縁9が下刃2の上方に位置
して段違いに並行せしめられる。
そこで、封筒10を開封する場合に、封筒10
を台板1の上に置き、そして、開封すべき辺縁1
1を上刃6へ移動させると、辺縁11は上刃6の
上縁9に突き当たり、封筒10の開封切断のため
の位置決めを容易簡単に設定することができ、そ
して封筒10の開封側の辺縁11は下刃2の外側
へ間隙8に相当する寸法分のみを突き出し、そこ
で上刃6を通常の切断操作せしめることにより封
筒10の開封側の辺縁11は間隙8へ突き出した
部分のみが切り落とされて封筒10の中に入つて
いる書類を傷めることなく開封することができ
る。
を台板1の上に置き、そして、開封すべき辺縁1
1を上刃6へ移動させると、辺縁11は上刃6の
上縁9に突き当たり、封筒10の開封切断のため
の位置決めを容易簡単に設定することができ、そ
して封筒10の開封側の辺縁11は下刃2の外側
へ間隙8に相当する寸法分のみを突き出し、そこ
で上刃6を通常の切断操作せしめることにより封
筒10の開封側の辺縁11は間隙8へ突き出した
部分のみが切り落とされて封筒10の中に入つて
いる書類を傷めることなく開封することができ
る。
また、上刃6は下刃2に弾圧的に枢着されてい
るので、下刃2の先端部3の曲折角度により上刃
6は下刃2と噛み合う方向へ附勢され、上刃6を
切り降ろす際に上刃6の刃部は下刃2の刃部に確
実に噛み合わされ、そして何の支障もなく通常の
切断作用をさせることができる。そして、上刃6
が切断操作を終了した際に、更に降下させると、
上刃6は下刃2の基端側に備える突起部7のカー
ブに案内されて段部12に係止位置する。
るので、下刃2の先端部3の曲折角度により上刃
6は下刃2と噛み合う方向へ附勢され、上刃6を
切り降ろす際に上刃6の刃部は下刃2の刃部に確
実に噛み合わされ、そして何の支障もなく通常の
切断作用をさせることができる。そして、上刃6
が切断操作を終了した際に、更に降下させると、
上刃6は下刃2の基端側に備える突起部7のカー
ブに案内されて段部12に係止位置する。
従つて本考案は、下刃の先端部に備える曲折角
度と下刃の基端側に設けた突起部の段部とで、下
刃と上刃との間に一定で等間隔の間隙を確保し、
封書の開封に際し、特に、開封縁部を僅か1mm乃
至1.5mm程度の切断において、開封個所の寸法取
り及び位置決めを容易簡単且正確になし、その結
果、封書の開封操作が極めて迅速且簡便になされ
る等の利点がある。
度と下刃の基端側に設けた突起部の段部とで、下
刃と上刃との間に一定で等間隔の間隙を確保し、
封書の開封に際し、特に、開封縁部を僅か1mm乃
至1.5mm程度の切断において、開封個所の寸法取
り及び位置決めを容易簡単且正確になし、その結
果、封書の開封操作が極めて迅速且簡便になされ
る等の利点がある。
図は本考案に係るもので、第1図は斜視図、第
2図は上刃を下刃に並列位置させて示す平面図、
第3図は上刃を下刃に並列位置させた状態をハン
ドル部を除いて示す側面図、第4図は突起部を示
す要部拡大図、第5図は上刃を下刃に並列位置さ
せた状態の要部を拡大して示す平面図、第6図は
従来のカツターの平面図である。 1…台板、2…下刃、3…先端部、6…上刃、
7…突起部、8…間隙、12…段部、13…スト
ツパー。
2図は上刃を下刃に並列位置させて示す平面図、
第3図は上刃を下刃に並列位置させた状態をハン
ドル部を除いて示す側面図、第4図は突起部を示
す要部拡大図、第5図は上刃を下刃に並列位置さ
せた状態の要部を拡大して示す平面図、第6図は
従来のカツターの平面図である。 1…台板、2…下刃、3…先端部、6…上刃、
7…突起部、8…間隙、12…段部、13…スト
ツパー。
Claims (1)
- 台板の一側に沿つて固着設置された下刃はその
先端部を台板と反対する方向へ所定角度曲折せし
めて形成し、下刃の基端部の外側面には中央高さ
位置より下方外側へカーブさせてその終端で段部
を有する突起部を設け、この突起部は下刃の先端
部の曲折尖端に対応する位置せしめると共に段部
からストツパーを一体に突設せしめて形成し、前
記上刃の先端部を前記下刃の先端部で弾圧的に枢
着し、上刃を下刃の前記突起部の段部に係止位置
した状態で、上刃が下刃に平行して上刃と下刃の
間に一定で等間隔の間隙を有せしめられて構成し
た封書の開封機構を備えたカツター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15508083U JPS6066494U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 封書の開封機構を備えたカツタ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15508083U JPS6066494U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 封書の開封機構を備えたカツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6066494U JPS6066494U (ja) | 1985-05-11 |
JPS6317673Y2 true JPS6317673Y2 (ja) | 1988-05-18 |
Family
ID=30342607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15508083U Granted JPS6066494U (ja) | 1983-10-07 | 1983-10-07 | 封書の開封機構を備えたカツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6066494U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0435114Y2 (ja) * | 1987-08-14 | 1992-08-20 | ||
JP2005098702A (ja) * | 1999-10-07 | 2005-04-14 | Seitai Kagaku Kenkyusho:Kk | 生物組織試料作製方法および器具 |
JP4963648B2 (ja) * | 2007-08-21 | 2012-06-27 | 東芝テック株式会社 | 棒金開封装置、硬貨取扱装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544149U (ja) * | 1977-06-13 | 1979-01-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5197882U (ja) * | 1975-02-01 | 1976-08-05 |
-
1983
- 1983-10-07 JP JP15508083U patent/JPS6066494U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS544149U (ja) * | 1977-06-13 | 1979-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6066494U (ja) | 1985-05-11 |
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