JPS63176114A - 難燃性内装材料の製造方法 - Google Patents

難燃性内装材料の製造方法

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JPS63176114A
JPS63176114A JP62009230A JP923087A JPS63176114A JP S63176114 A JPS63176114 A JP S63176114A JP 62009230 A JP62009230 A JP 62009230A JP 923087 A JP923087 A JP 923087A JP S63176114 A JPS63176114 A JP S63176114A
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JP
Japan
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polystyrene
flame
impregnated
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retardant
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JP62009230A
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English (en)
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JPH0722935B2 (ja
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Kazuo Ito
一夫 伊藤
Tatsuo Sakamoto
達夫 坂本
Kazunari Kuwatsuru
一成 桑鶴
Hiroaki Okamoto
岡本 弘明
Masato Hasegawa
正人 長谷川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は難燃性内装材料の製造方法に関するものである
〔従来の技術〕
近年、自動車の成形天井材には@量であり、成形性がよ
いことからポリスチレン系発泡体からなる基材が採用さ
れ、第4図に示すように、該基材24はポリスチレン系
発泡体からなるフオーム層23をポリスチレン系樹脂フ
ィルムからなるスキン層22で挾み込んで剛性を向上さ
せたものが使用されている。しかし、このような基材が
可燃性であることがら難燃性を高めた成形天井材の開発
がなされている。この上うな難燃性成形天井材としては
、例えば、両表面にポリスチレン系樹脂フィルムを付着
したポリスfL/ン、l泡体&cエチレン−塩化ビニル
エマルジョンおよび難燃剤からなるバインダーを含浸し
た不織布をホットメルトフィルムにより接着成形してな
る難燃性不織布成形天井材が%願昭61−295435
号で提案されている。
上記の基材に例えば難燃材を含浸した不織布からなる表
皮材を積層した成形天井材の自動車への取り付けは、第
7図に示すように、オープニングトリム21mと成形天
井材26の見切り部を隠すため、ティドトリムであるサ
イトレールガーニッシュ27を用いて行っている(実開
昭61−1456号参照)。図中、20は車体屋根材、
25は表皮材である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
最近、成形天井において、意匠性、部品削減などの見地
からサイドトリムレス構造化の散水があり、このサイド
トリムを使用しない方法としては成形天井材のボデ一端
部への巻き込み方法が考えられる。この方法は吊り天井
において。
は従来から用いられている取り付は方法であるが、ポリ
スチレン系発泡体基材を用いた成形天井材は肉厚が厚い
ため、取り付は部分の巻き込みが困難である。
本発明は上記問題点を解決するだめのもので、潰れた難
燃性を有するとともに巻き込んで取り付けることができ
る難燃性内装材料の製造方法を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明の難燃性内装材料の製造方法は、ガラス繊維と合
成繊維とからなる不織布に、樹脂分100i童部に対し
て無機質系難燃剤を少なくとも150重量部添加したエ
マルジョン状態の樹脂を含浸させたのち、乾燥させた含
浸不織布をポリスチレン系発泡体の両面にラミネートし
て基材とし、該基材を予備加熱して、表皮材と重ね1両
者を一体プレス成形することを特徴とするものである。
本発明に用いる合成繊維としては、例えばポリエステル
繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、
ポリアミド繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン線
維などが挙げられる。
ガラスM維と合成繊維の割合は剛性及び難燃性の点から
ガラス繊維が少なくとも40重量%以上であることが好
ましく、柔軟性の点からは合成繊維が少なくとも20重
iA%以上であることが好ましい。
不織布化法としては慣用の方法を用いることができ、例
えば緘維接看法、抄造法などが挙げられる。
不織布に含浸する無機質系難燃剤としては水酸化マグネ
シウム、水酸化アルミニウム、酸化モリブデン、三酸化
アンチモン、酸化ジルコニウム、酸化ケイ素、ホウ酸塩
等を用いる。ただし、無機質系難燃剤の割合が多過ぎる
と含浸した不織布を曲げたとき割れが生じるので、30
0重量部以下、好ましくは200重量部以下とするとよ
い。
表皮材としてはファブリツク又は塩化ビニルフィルムと
、ポリウレタンフォームとty層したものが好ましいが
、慣用の他の表皮材も用いることができる。
〔作用〕
ガラス値維と合成線維とからなる不織布を用いることに
より、内装材料に、ガラス繊維が剛性と難燃性を与え、
合成繊維が適度な柔軟性を与える。該不織布に、樹脂分
100重量部に対して無機質系難燃剤を少なくとも15
0重量添加したエマルジョン状態の樹脂を含浸させたの
ち、乾燥させると、樹脂が無機質系難燃剤を該不織布に
同右させ、それを割れ等を生じさせずに曲げることを6
■龍とし、該無機質系難燃剤が核子織布を難燃性゛とす
る。次に、該不織布をポリスチレン系フオームの両面に
ラミネートして基材とすることにより、ポリスチレン系
フオームが基材に剛性を与え、不織布がそれ自体の難燃
性により基材を難燃性とする。次いで該基材を予備加熱
すると、ポリスチレン系フオームが軟化し、成形されや
すい状態になる。この状態で基材と表皮材を一体プレス
成形することにより1両者が一体化するとともに成形さ
れ、難燃性内装材料が得られる。
〔実施例〕
本発明を一実施例により図面を参照して我町する。
ガラス繊維とポリエステル繊維を″Xt比5:5の割合
で混合し、抄造して30r/m”の不織布を得た。
次いでポリスチレン樹脂分100重f部(乾燥状態)に
対して水酸化アルミニウム150重量部を添加したスチ
レンエマルジョン9を含浸させ、不織布2を得た。
次に、ポリスチレンフオーム押し出しにより得られた発
泡ポリスチレンシート1を中心にして上記で得られたポ
リスチレン含浸不織布2で挾むように重ねながら加熱し
、熱融着させ、カッタにより切断して基材3を得た。
次に、この基材3を第4図(、)に示すように加熱機1
6の遠赤外ランプ17によって予備加熱し、次いで第4
図(b)に示すように、塩化ビニルフィルム5とポリウ
レタンフォーム4と全積層してなる表皮材6をポリエチ
レンフオーム4が下になるようにして予備加熱した基材
に重ね、プレスして一体化するとともに成形して第1図
に尽すような成形天井材7を侍た。
次に成形天井材の自動車の車体の屋根への取り1寸けを
説明する。
第3図(a)に示すように、成形天井材7の端部から表
皮材6と、表皮材6側のポリスチレン含浸不織布2を残
して基材3の発泡ポリスチレンシート1と外側のポリス
チレン含浸不織布2をはぎとった。図中、3aははぎと
った基材を示す。次に、車体屋根材20に表皮材3をは
り付け、端部の表皮材6とポリスチレン含浸不織布2と
を該車体屋根材20のフランジ合わせ部に巻き込み、次
いでこのフランジ合わせ部にオープニングトリム21を
かぶせ、成形天井材7の端部を車体屋根材20のフラン
ジ合わせ部に係止した。ポリスチレン含浸不織布2は、
水酸化アルミニウムを担持しているが、この7ランジ合
わせ部巻き込み時の曲げによっても割れは生じなかった
。また、該ポリスチレン含浸不織布2はそれ自体で難燃
性を有しており、しかも剛性があるので、たるんだすせ
ず、サイドトリムを用いることなく、難燃性を保持した
状態で成形天井材の取り付けができた。
試験例 上記で得られた成形天井材(よF’MVSS(アメリカ
合衆国安全基準)No302に規定された基準を満足し
た。
〔発明の効果〕
本発明の難燃性内装材料の製造方法は上記したように、
ガラス繊維と合成繊維からなる不織布に無機質系難燃剤
を含浸担持させ、ポリスチレン系フオームの両面にラミ
ネートシ、それに表皮材を一体プレス成形するので、優
れた難燃性を有し、表皮材により意匠性を高めることが
でき、巻き込むことにより取り付けることができる難燃
性内装材料を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の成形天井材の断面図、 第2図(、)は本発明の一実施例の基材の予備加熱工程
の説明図、第2図(b)は本発明の一実施例の基材と表
皮材の一体プレス成形工程の説明図、第3図(畠)は本
発明の一実施例の端部の基材をはぎとった成形天井材の
断面図、第3図(b)は車体屋根材に取り付けた成形天
井材の断面図、第4図は従来の成形天井材の基材の断面
図、第5図は従来の単体屋根材に取り付けた成形天井材
の断面図を表わす。 図中、 1・・・・・・発泡ポリスチレンシート2・・・・・・
不織布 3・・・・・・基材 4・・・・・・ ポリウレタンフォーム5・・・・・・
塩化ビニルフィルム 6・・・・・・表皮材 7・・・・・・成形天井材 特許出願人  トヨタ自動車株式会社 同 上   積水化学工業株式会社 第3 図 第4図 q

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガラス繊維と合成繊維とからなる不織布に、樹脂分10
    0重量部に対して無機質系難燃剤を少なくとも150重
    量部添加したエマルジヨン状態の樹脂を含浸させたのち
    、乾燥させた不織布をポリスチレン系フォームの両面に
    ラミネートして基材とし、該基材を予備加熱して、表皮
    材と重ね、両者を一体プレス成形することを特徴とする
    難燃性内装材料の製造方法。
JP62009230A 1987-01-19 1987-01-19 難燃性内装材料の製造方法 Expired - Lifetime JPH0722935B2 (ja)

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