JPH02164534A - 防水シート - Google Patents

防水シート

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Publication number
JPH02164534A
JPH02164534A JP32026588A JP32026588A JPH02164534A JP H02164534 A JPH02164534 A JP H02164534A JP 32026588 A JP32026588 A JP 32026588A JP 32026588 A JP32026588 A JP 32026588A JP H02164534 A JPH02164534 A JP H02164534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fire
layer
waterproof sheet
sheet
intermediate layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP32026588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Nishizawa
西沢 仁
Tadashi Osawa
大沢 匡
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、優れた防水防湿効果を有し、ざらに難燃性、
耐火性をかね備えた防水シートに間する。
(従来の技術) 建築構造物等の屡根や外壁等の防水防湿材料として、従
来から次のような積層構造のものが知られている。
即ち、第21!Iおよび$3図に示すように、離形紙l
上にゴムアスファルト粘着N2を設け、その上に不m布
3やアルミ箔4を積層したもの、あるいは第4図や第5
図に示すように、前記不織布3やアルミ箔4上にさらに
ポリエステルやポリエチレン等のプラスチックフィルム
6を***させたもの等が一般に使用されている。ここ
で、ゴムアスファルト粘着N2は、ゴムアスファルトを
主成分とした耐水性とシール性の高い粘着性の組成物か
らなる。
(発明が解決しようとする課頚) ところでこのような防水シートに要求される条件は、防
水防湿効果に優れていること、耐久性に優れていること
、施工時の作業性、寸法安定性に優れていること等であ
る。そして今日の建築材料の難燃化要求の中で、これら
の必1要件に加えて、優れた難燃性をJ!備することも
重要な条件の一つになってきている。
しう)しながら、前記のような従来の防水シートは、防
水防湿効果、耐久性等については比較的良好であるもの
の、難燃性、耐火性については極めて不十分であった。
以上の点に鑑みて本発明は、防水防湿効果、耐久性等の
ノz・須的要件を良好に保持し、かつ優れた難燃性を具
備した防水シートを提供「ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は即ち、離形材上に粘着性の組成物からなる中間
層を設けさらにその上に基材層を設けてなる防水シート
シこおいて、前記中r!ff層は、耐火性帖111!、
マイカシートまたはセラミックシートからなる無機フィ
ルム層、ノンハロゲン難燃ポリオレフィン層を順に積層
してなることを特徴とする防水シートに間する。
本発明は、粘着層を耐火性とし、その上に無機フィルム
層を設け、さらにノンハロゲン難燃ポリオレフィン層を
積層した中間層を設けることにより、難燃性および耐火
性を大幅に向上させることができ、しかも防水シートと
しての前記必須要件を良好に保持することができる。
本発明における耐火性粘着層を構成する組成物としては
、アスファルト成分が50重量%以上でかつこのアスフ
ァルト成分と共溶融しうる合成ゴムが10重量%以上の
ゴムアスファルトを主成分として、リン化合物系難燃剤
および水和金属化合物を添加して酸素指数が約28以上
の組成物、あるいは液状ポリブタジェンゴム(PB)お
よび/または低分子量エチレン−酢酸ビニル共シ合体に
、水和金属化合物を配合して酸素指数が約30以上の組
成物が使用できる。ここでリン化合物系難燃剤としては
、リン酸エステルや赤リン系難燃剤等があり、水和金属
化合物としては水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウ
ム等が使用できる。これらの難燃剤の配合量は、難燃効
果と防湿効寮、機械的特性とから、PBおよび/または
低分子量エチレン−酢酸ビニル共重合体をベース樹脂と
した場合には組成物に対して水酸化アルミニウムが80
〜120i量%、水酸化マグネシウムが70〜110重
量%の範囲内、またゴムアスファルトをベースとした場
合にはリン化合物系難燃剤が5〜lO遁量%、水酸化ア
ルミニウムが90〜130重I%、水酸化マグネシウム
が80〜1301ffi%の範囲内が望ましい。
なお、この耐火性粘着層の厚さ0.5mm以上とするこ
とが好ましく、これより薄いと防水防湿効果が不十分と
なるおそれがある。
本発明における集機フィルム層は、マイカシートまたは
セラミックシートからなりその厚さは耐火性能の要求度
によって適宜きめれば良い。
本発明におけるノンハロゲン難燃ポリオレフィン層は、
ポリプロピレン(PP)やポリエチレンテレフタレート
(PET)等のノンハロゲンポリマーをベースとして、
ノンハロゲン系の難燃剤を添加して酸素指数を約29以
上としたものをTダイ法等によりシート状に成型して使
用する。
本発明における基材層としては、不織布やアルミ、鉄等
の金!箔、あるいはこれらの金属箔にポリエステル等の
プラスチックフィルムをラミネートしたラミネート金属
箔が好適する。不織布としてはポリエステルIm維、ナ
イロン繊維等の合成繊維やガラス繊維、鉱サイ綿等の無
機繊維からなる公知のものを使用することができる。
基材層の厚さはO,1mm程度のものが可撓性、施工性
が良好であり望ましい。
(実施例) 本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1図は1本発明の一実施例の防水シートを示す断面図
である。
第1図に示すようにこの実施例の防水シートは、離形紙
11上に耐火性粘着層12、無機フィルム層13、ノン
ハロゲン難燃ポリオレフィン層14、基材層15が順に
積層され一体化されている。
この実施例の防水シートは次のようにして製造した。即
ち、クラフト紙の片面にシリコーン樹脂をコーティング
したm影紙11を連続的に送り出し、そのシリコーン樹
脂面に加熱して溶融させた耐火性粘着層用組成物を流延
し、ドクタークリアランスを通過させて厚さ0.5mm
の耐火性粘着層12を形成させる。ここで耐火性粘着層
用組成物は、ゴムアスファルトを主成分として、リン酸
エステルおよび水酸化マグネシウムを添加した酸素指数
が29の組成物を用いた。この後耐火性粘着層12の上
にマイカシートを積層し、さらにこの上にPPをヘース
として水酸化アルミニウムおよび水酸化マグネシウムを
添加した酸素指数が30の組成物をTダイ法により成型
したシートを接着剤を介して積層し、さらにアルミ箔を
重ねて一体化させることにより本実施例の防水シートが
製造される。
このようにして得られた防水シートを用いて防湿包装材
料の透湿度試験方法(J l5020B−73に準する
)による水蒸気透過性を測定したところ、結果はOg/
m2/24時間で、優れた防水防湿効果を有していた。
また機械的強度が大きく寸法安定性、作業性も良好であ
った。ざらに難燃性、対延焼性試験として、″消防法危
険57号ウレタンホーム難燃性評価方法”により上記防
水シートの離形紙を取り除いて試験したところ、着火1
&3秒まで変化なし、着火16秒で耐火性粘着層が若干
軟化した。また、60秒連続着火した後、炎を取り除い
た後の消炎までに要した時間は、耐火性粘着層が6秒、
基材層が1秒で消炎し延焼は無かった。
比較例として、ゴムアスファルトIllの玉にアルミ箔
、ポリエチレンテレフタレートを順に積層してなる防水
シートを用いて、実施例と同擾に難燃性、対延焼性試験
を行ったところ、着火後6秒で燃焼し、炎を取り去って
も消炎しないで延焼した。
(発明の効果) 以上本発明の防水シートは、離形材上に耐火性難燃性に
優れる中間層を設けているため、耐火性難燃性効果を大
幅に向上させ、かつ機械的強度や作業性、防水防湿効果
を良好に保持することができろ。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の防水シートを示す断面図
、第2図〜第5図は従来の防水シートを示す断面図であ
る。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)離形材上に粘着性の組成物からなる中間層を設け
    さらにその上に基材層を設けてなる防水シートにおいて
    、前記中間層は、耐火性粘着層、マイカシートまたはセ
    ラミックシートからなる無機フィルム層、ノンハロゲン
    難燃ポリオレフィン層を順に積層してなることを特徴と
    する防水シート。
  2. (2)前記耐火性粘着層が、ゴムアスファルトにリン化
    合物系難燃剤および水和金属化合物を配合してなる組成
    物よりなることを特徴とする請求項1記載の防水シート
  3. (3)前記耐火性粘着層が、液状ポリブタジエンゴム(
    PB)および/または低分子量エチレン−酢酸ビニル共
    重合体に、水和金属化合物を配合してなる組成物よりな
    ることを特徴とする請求項1記載の防水シート。
JP32026588A 1988-12-19 1988-12-19 防水シート Pending JPH02164534A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004082933A1 (en) * 2003-03-19 2004-09-30 Pilkington Plc Fire resistant glazings
JP2007297640A (ja) * 1995-11-27 2007-11-15 3M Co 感圧接着剤組成物及びテープ
JP2011153706A (ja) * 2009-12-28 2011-08-11 Nitto Denko Corp ガスケット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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WO2004082933A1 (en) * 2003-03-19 2004-09-30 Pilkington Plc Fire resistant glazings
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