JPS63175747A - 米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定装置 - Google Patents

米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定装置

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JPS63175747A
JPS63175747A JP62008476A JP847687A JPS63175747A JP S63175747 A JPS63175747 A JP S63175747A JP 62008476 A JP62008476 A JP 62008476A JP 847687 A JP847687 A JP 847687A JP S63175747 A JPS63175747 A JP S63175747A
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rice
amylopectin
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Toshihiko Satake
佐竹 利彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、米の食味を左右する成分の一部をなすアミロ
ースまたはアミロペクチンの含有量を測定する装置に関
する。
〔従来技術とその問題点〕
米の食味は、品種の選択、生産地、栽培方法。
収穫方法等の生産段階で決定されるもの、あるいは、乾
燥、貯蔵、精米加工等の収穫後の加工処理段階で決定さ
れるもの、また炊飯加工時に影響を受けるものと多岐に
亘るものであるが、最も大きな影響を受けるのは生産段
階であ2)、次いで加工処理段階である。
一般的に、食味の良い銘柄として人気の高いのは、コシ
ヒカリ、ササニシキであるが、これ等の食味が良いとす
る主要素は、他の一般銘柄米に比べて澱粉質に占めるア
ミロースの含有量・が少ないことにある。勿論、同一銘
柄であれば澱粉質に占めるアミロースの含有量が同一で
あるというものではなく、栽培された産地の条件(土質
、水質)によっても、また気象条件(気温2日照時間、
降雨等)によっても含有量は変化するものであるから、
たとえ前年度の食味評価が高かったとしても、今年度収
穫される米の食味が前年度と同一であるという保証はな
く、過去に調査した食味のデータを頼りとして米の買い
付け、あるいは配合を決定することは、必ずしも合理的
な米の管理ということができない。
−例として、各銘柄米の標準精白度白米に含有するアミ
ロースは次表の通りである。
銘  柄   産  地   アミロース%コシヒカリ
 新 潟   19.9 ササニシキ 山 形   20.9 日  本  晴  滋  賀     21.4イシカ
リ  北海道   23.2 (アミロースの含有量は澱粉質100%に対する比率を
示す) そこで、特定の有名銘柄のみにとられれず、化学的に米
のアミロースまたはアミロペクチンの含有Mを分析して
食味の判定を行い、一般銘柄米から良品質の米を見出す
とともに、食味評価の低位ランク米の食味をいかに向上
させるかというテーマが生まれる。通常、精米工場では
単一銘柄米のみを確保することが難しく、数種銘柄の米
を配合して精米がなされてお2)、この食味評価の上位
ランク米と低位ランク米とが適度に混合されて食味の安
定した精白米が流通しているものであるが、これ等は銘
柄と産地との組合せを勘に頼って処理がなされているの
が実情であ2)、化学的な裏付けがないために食味が一
様でなく度々消費者から苦情が提起されるものであった
。一方、うるち米(一般白米)にモチ米を若干量加えて
炊飯すると食味がよくなると旧来より言い伝えられてい
るが、このことは、モチ米を加えることにより米飯の粘
性が増大して食味感覚が向上するためである。前述した
ように、澱粉質に占めるアミロースの含有量が多いと食
味は低下する傾向となるが、澱粉質はアミロースとアミ
ロペクチンとによって構成されているから、アミロース
の含有量が20%であるならアミロペクチンの含有量は
80%ということになる。モチ米の澱粉質に占めるアミ
ロペクチンの含有量は略100%であるので、一般うる
ち米のアミロペクチンの含有量が78%程度であるもの
にモチ米を若干量混入すれば、アミロペクチン含有量の
多い米の食味とほぼ同等に食味が向上するものである。
しかし、アミロペクチン含有量が適度を越すと、粘性が
強すぎて米飯として逆に食味の感覚を低下するものであ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来、米飯の食味の評価方法として、実際に食して官能
的に評価する官能検査、あるいは物理的測定によって粘
度や硬さを測定し食味を評価する方法があ2)、装置と
してはブラベンダーアミログラフやテクスチュロメータ
−などが知られている。また、化学的に含有成分を測定
して食味を評価する方法があ2)、澱粉中のアミロース
またはアミロペクチンの化学的測定法としてはヨウ素呈
色比色法やヨウ素電流滴定法などがあるが、いずれの方
法も測定にかなりの熟練を要し、バラツキも大きく、測
定に長時間を要するという問題点があった。
本発明は、前記従来技術の問題点を解消するために、本
発明者が1900nm 〜2500nmの波長域の近赤
外線においてアミロースの含有量差が吸光度差として顕
著に現れるという新しい事実を解明したことを用いて、
米の食味を左右する主要成分の一部をなす澱粉中のアミ
ロースまたはアミロペクチンの含有量を容易かつ迅速に
測定する米のアミロースまたはアミロペクチンの含有量
測定装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の米のアミロースまたはアミロペクチンの含有量
測定装置では、1900nm〜2500nmの波長域の
うち任意の単一波長帯の近赤外線を玄米粒または白米粒
試料に照射するか、あるいは任意の複数の波長帯の赤外
線を順次玄米粒または白米粒試料に照射して得られる反
射光量、若しくは透過光量、若しくは反射光量と透過光
量とを検出する近赤外線分光分析装置とこの近赤外線分
光分析装置で測定した反射光量、透過光量、若しくは反
射光量と透過光量との組合せによ2)、アミロースまた
はアミロペクチンの含有量を測定するための信号処理回
路、並びに既知の米のアミロースまたはアミロペクチン
の含有量と前記光量との成分換算係数値を設定した記憶
回路及び演算回路を有する制御装置とを電気的に連結す
るという手段を用いた。
〔作 用〕
第9図に示すとお2)、近赤外線のうち、短波長域であ
る1900nm以下の波長域は低吸光度域であ2)、ア
ミロース含有量の差に対して吸光度差が微差であるが、
1900n11を分岐点として高吸光度域に移行するの
で、1900nm以上の特定波長でアミロース含有量差
が吸光度差に顕著に現れる。
本発明はこの現象を利用し、1900nm 〜2500
nmの波長域のうち任意の単一波長帯か、あるいは任意
の複数の波長帯の近赤外線を試料に照射して得られる反
射光、若しくは透過光、若しくは反射光と透過光との組
合せによる光」を測定するとともに、この光量測定値を
アミロースまたはアミロペクチンの含有量に換算する成
分換算係数値で演算してアミロースまたはアミロペクチ
ンの含有量を測定するものである。
なお、第9図の実線はアミロース含有量が214%の日
本晴、一点鎖線は19.9%のコシヒカリ、破線は23
.2%のイシカリであ2)、上述したように1900n
m 〜2500nn+の波長域の近赤外線は、アミロー
ス含有量差が微差であっても含有量の測定を可能とする
。図中1oala/1(吸光度〉は基準照射光量(全照
射光量)IQに対する試料からの反射光量Iの比の逆数
の常用対数である。
また、穀物中の水の含有量差が吸光度差として顕著に現
れる1940nllの波長帯は、アミロースまたはアミ
ロペクチンの含有1の換算時に除外される場合がある。
〔実施例〕
本発明の実施例を第1図〜第7図により説明する。
第1図、第2図において、符号1で示す近赤外線分光分
析装置のキャビネット2内の上部には光源4と反射板5
とを関連的に配設し、反射板5の前面には複数個の特定
波長のフィルター6・・・を設ける。フィルター6・・
・を電動Vs1oに連結し、電動機10の微回動によっ
て照射光軸と任意のフィルター6の交差角度を任意に設
定可能としである。積分球7の上部には反射鏡13とス
リット3を設け、スリット3の隙間を通過した特定波長
の近赤外線を積分球7内に取り入れる窓8を設けである
。積分球7の下方内部に反射光量検出器9A、9Bを対
称な位置に設け、積分球7の底部を開口して測定部11
とし、測定部11に透明板12を設け、その下方に透過
光量検出器9Cを配設しである。
キャビネット2σ側方には試料供給口14を配設する。
試料供給口14には試料容器15を載買する試料容器台
16を装脱自在に支持する案内板17を固設し、案内板
17には試料容器15が測定位置にあることを検出する
とともに測定開始の信号となる位置センサー18と試料
容器15の内側部には試料温度を検出する温度検出器1
9を埋設しである。温度検出器19に連絡した端子20
を試料容器15の外側壁に突出させ、積分球7の外側部
に温度検出器19の端子20の圧着部21を設けてあ2
)、圧着部21は制御装置29に電気的に連絡しである
キャビネット2の前面部には表示器26Aよりなる表示
装置26.操作用ボタン27・・・、自動操作ボタン2
7A、透過光量測定選択ボタン27B1反射・透過併用
選択ボタン27Cのそれぞれを設ける。28はプリンタ
ー、29は制m+装置であ2)、米の食味を左右する成
分の分析値に演算する成分換算係数値、温度設定値、温
度補正値を設定した記憶装置3oと、演算装置31と、
信号処理装置32等を備えている。
次に、第3図により制御装置29の構成につき説明する
。記憶装置30.演算装置31.信号処理装置32等か
らなる制御装置29の入力側には、反射光量検出器9A
、9B、透過光量検出器9C,位置センサー18.自動
操作ボタン27A、透過光量測定選択ボタン27B9反
射・透過併用選択ボタン27G、温度検出器19.34
.キーボード35のそれぞれを連結し、制御装置29の
出力側には表示装置26.プリンター28を連結し、ま
た、光源4.電動機10、m度調節器33はそれぞれ駆
動装@36゜37.38を介して制御装置29の出力側
に連結しである。
以下に上記構成における作用を第1図〜第7図により説
明する。キーボード35がら米の食味を左右する成分の
アミロースまたはアミロペクチンの含有量に演算する成
分換算係数値、温度設定値、および温度補正値を制御装
置29の記憶装置30に設定するが、あらかじめ前記記
憶装置に入力しである。(ステップS+)。
アミロースの成分換算係数値は多数の玄米粒と白米粒の
試料を化学定量分析法、たとえばヨウ素呈色比色法やヨ
ウ素電流滴定法を用いて測定された含有量を基準とし、
受光素子からの任意の検出値を信号処理した値とを多重
回帰分析(あるいは多元回帰分析とも呼ばれる。)プロ
グラムを利用して求めである。
ここで多重回帰分析の一例を示す。例えば5個+7)7
 イ)Ltター F r =2100nffi、 F 
2 =2t50nm。
F 3 =2250nm、  F 4−2250nm、
  F s =2370nmを使用した時に次の線型関
係が成立するものとする。
Aa =Fo 十FI ”Xla +F2−X2a 十
F3 φX3a +F4  φXaa +Fs aX5
a+C Aaは試料aの化学定量分析法により測定したアミロー
スの含有量パーセント。
Fa−F5はこの多重回帰分析で求める係数値。
X+a〜XsaはF1〜F5のフィルターの番号にそれ
ぞれ対応し、試料aを近赤外線分光分析装置で測定した
吸光度(10(JIG/I)。
Cは誤差項であ2)、ここではc−oとする。
試料aの場合(7図実線と仮定すれば)はXla −0
,61、X2a −0,56、X3a =0.54 、
 X4a −0,66、Xsa −0,65であ2)、
前記多重回帰式は Aa =FO+ 0.61 F + + 0.56 F
2 +0.54 F3 + 0.86 F4 + 0.
65 F5  となる。
同様にしてn個の試料までの多重回帰式に吸光度を代入
して次に示す成分換算係数値を得ることができる。
A−33,3+2380X l −2300X 2−6
40X 3 +1405X 4−880X s また、試料に照射される近赤外線が試料に吸収されるの
は分子を構成する原子の連鎖が熱エネルギーにより振動
するために起こる現象であリ、原子の種類と連鎖状態に
より固有振動数が異なるために近赤外線の波長域で振動
の大きさが変化し熱吸収を生゛じる。また試料が初期に
持っている熱エネルギーが少ない場合(温度が低い場合
)には振動が小さいために分子構造の違いによる吸収量
が正確に測定されないので温度の補正をする必要が生じ
る。第5図に示すものは、−実験例として温度検出器1
9の検出温度によりアミロースの測定値を補正する温度
補正値を示すものである。20℃以上の場合は補正を要
しないが10℃の場合は1.0パーセント加算して真値
となる。またその間は略直線的変化であった。
温度設定値は近赤外線分光分析装置1を恒温に調整する
もので通常25℃に設定する。前記試料温度の変化を防
止するためと、電気回路、特に信号処理装置32の温度
による誤差をなくする目的を有するものである。
次に、反射・透過光量測定併用選択ボタン27C,自動
操作ボタン27Aを押すと(ステップS2)、近赤外線
成分分析装置1に通電され、光源4をONL、て、該装
置1を恒温に保持するために温度調節器33を作動させ
、(ステップS3)、温度検出器34の信号で(ステッ
プS4)測定可能状態となる。
試料容器15にアミロースまたはアミロペクチンの含有
量を測定する玄米粒または白米粒を所定量投じ、表面状
態が一様になるようにならしてから試料容器蓋22をし
て、容器台16に載置し、測定位置に案内板17に沿っ
て装着する。測定位置に容器台が装着されると位置セン
サー18が試料が検出位置に装填されたことを確認する
と共に、測定開始の信号が制m+装置29に送られ測定
が始まる(ステップS5)。
先ず、指定した任意の波長帯のフィルター6を選定する
ために電動機10を作動する。光源4からの照射光を、
指定したフィルター6を介した波長域の近赤外線を試料
容器15内の試料に照射し、試料を透過した透過光量を
検出する透過光量検出器9Cの検出信号を制御装置29
に連絡し、また、試料から積分球7に反射する反射光量
を反射光量検出器9A、9Bにより検出し、その検出値
を制御装置29に連絡する(ステップ88.7)。また
、複数の波長帯によって測定する場合には、各検出器9
A、9B。
9Cの検出信号の連絡とともに電動機1oを作動させフ
ィルター6・・・の回動を順次行い、フィルター6・・
・により得られる近赤外線波長帯の特性から得られる透
過光量と反射光量とを検出して制御装置29に連絡する
(ステップSs。
9)。なお、フィルター6・・・は上記の近赤外波長域
においてそれぞれ±10nllの波長範囲の半値幅を設
けである。各フィルター6・・・による検出が終了した
かどうかを確認し、所定回数でないなら所定回数に至る
まで検出を行う(ステップSi)。
次に試料容器15内の試料温度を温度検出器19により
検出し、その検出値を端子20.圧着部21を介して制
御装置29に連絡する(ステップSo、r2)a 制御装置29の演算装置31に連絡された透過光量検出
器9C,反射光量検出器9A、9Bのそれぞれの検出値
と温度検出器19の温度検出値によ2)、米の食味を左
右する成分のアミロースまたはアミロペクチンの含有量
が記憶装置30に入力された成分換算係数値と、温度補
正値とで演算される。アミロースまたはアミロペクチン
の含有量はキャビネット2前面の表示器26Aにデジタ
ル表示されるとともに、プリンター°28によ2)、自
動的にプリントされて繰出される(ステップSI3.1
4.F5)。
なお、上記説明では、説明の都合上透過光量検出器9C
と反射光量検出器9A、9Bとの検出値によって測定を
行うようにしたが、反射光量または透過光量のいずれか
で測定を行う場合もある。また、前記の通2)、澱粉質
成分計測は、アミロースまたはアミロペクチンのいずれ
かを測定すればよく、アミロースまたはアミロペクチン
の検出値は必ずしも100%の純度を要するものでない
ことは言うまでもない。また、温度検出器19をキャビ
ネット内部あるいは外部に装着して気温を検出すること
もある。
前記電動′gM10によ2)、フィルター6と照射光軸
は任意の角度に設定可能であ2)、それは制御装置29
で制御される。フィルター6は照射光軸と直交した位置
で使用するのが基本であるが任意波長弁だけスライドさ
せる場合にフィルターへの入射角を制御する。照射光が
フィルター6を直交して入射する時と任意の角度で入射
する時では透過する波長が異な2)、入射角が小さくな
ると短波長側にスライドする。1900nm〜2500
nmの近赤外線では一般的に70nm主波長がスライド
するので、連続的波長帯での測定を可能とならしめるた
めに、フィルター6を任意の角度で停止できるように構
成しである。なお、主波長とは透過する近赤外線のうち
のほぼ最大透過波長である。
そして、第6図に示すものは、近赤外線の連続的分光を
行う別実施例の概念図であ2)、回折格子を利用した分
光素子39を使用している。
光源からの照射光は集光レンズ40により集光され一部
の光がスリット41を通過して入光ミラー42に照射さ
れる。入光ミラー42で反射した光は反射鏡43により
さらに反射し、分光素子39に任意の入射角度で入射し
、反射するとすると、受光ミラー44では分光された任
意の波長帯の近赤外線が得られる。分光素子39を回動
し、反射鏡43からの入射角度を制御して得られる、1
900nm〜2500nmの波長域の連続した近赤外線
を必要に応じ前記近赤外線成分分析装置1に使用すれば
連続的に走査した測定値が得られ、また任意の波長帯を
選択して測定することも可能である。
〔発明の効果〕
本発明の利点とするところは次のとおりである。すなわ
ち、従来、一部の専門家によって行われていた煩わしく
、長時間を要していた米の主要成分の一部をなすアミロ
ースまたはアミロペクチンの含有量の化学定量分析法に
対し、澱粉中のアミロースとアミロペクチンの含有量を
短時間に測定することは、両者とも分子式がブドウ糖(
C8H1206)の200〜500個の結合であ2)、
いわゆる°異性体として連鎖構造が異なるだけであ2)
、測定は困難であったが、1900nm〜2500nm
の波長域の近赤外線においてアミロースの含有量差が吸
光度差として顕著に現れるという新しい事実を解明した
ことを利用し測定可能としたため、その測定値が正確で
あると共に誰でもが容易にまた迅速に測定できるので、
旧来の勘に頼った食味予想や食味評価のための官能試験
等の時間ロスが省け、各種の次行程作業や米の買い付は
管理等を合理化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は食味測定装置の正断面図、第2図は要部の拡大
断面図、第3図は制御装置の構成を示すブロック図、第
4図は制御装置の動作フロー図、第5図はアミロースの
測定値を補正する温度補正値を示した図、第6図は近赤
外線の連続的分光を行う別実施例の概念図、第7図は波
長と吸光度との関係を表わす特性図である。 1・・・近赤外線成分分析装置、2・・・キャビネット
、3・・・スリット、4・・・光源、5・・・反射板、
6・・・フィルター、7・・・積分球、8・・・窓、9
A、9B・・・反射光量検出器、9C・・・透過光量検
出器、10・・・電動機、11・・・測定部、12・・
・透明板、13・・・反射鏡、14・・・試料供給口、
15・・・試料容器、16・・・試料容器台、17・・
・案内板、18・・・位置センサー、19・・・温度検
出器、20・・・端子、21・・・圧着部、22・・・
試料容器蓋、26・・・表示装置、26A・・・表示器
、27・・・操作用ボタン、27A・・・自動操作ボタ
ン、27B・・・透過光量測定選択ボタン、27C・・
・反射・透過併用選択ボタン、28・・・プリンター、
29・・・制御装置、30・・・記憶装置、31・・・
演算装置、32・・・信号処理装置、33・・・温度調
節器、34・・・温度検出器、35・・・キーボード、
36・・・駆動装置、37・・・駆動装置、38・・・
駆動装置、39・・・分光素子、40・・・集糠レンズ
、41・・・スリット、42・・・入光ミラー、43・
・・反射鏡、44・・・受光ミラー。 第2図 第5図 第6図 第7図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、1900〜2500nmの波長域のうち任意の
    単一波長帯の近赤外線を玄米粒または白米粒試料に照射
    するか、あるいは任意の複数の波長帯の近赤外線を順次
    玄米粒または白米粒試料に照射して得られる反射光量、
    若しくは透過光量、若しくは反射光量と透過光量とを検
    出する近赤外線分光分析装置と、この赤外線分光分析装
    置で測定した反射光量、若しくは透過光量、若しくは反
    射光量と透過光量との組み合せによりアミロースまたは
    アミロペクチンの含有量を測定するための信号処理回路
    、並びに既知の米のアミロースまたはアミロペクチン含
    有量と前記光量との成分換算係数値を設定した記憶回路
    及び演算回路を有する制御装置とを電気的に連結したこ
    とを特徴とする米のアミロースまたはアミロペクチンの
    含有量測定装置。
  2. (2)、前記複数の波長帯は1900nm〜2500n
    mの波長域を連続的に走査するものである特許請求の範
    囲第(1)項記載の米のアミロースまたはアミロペクチ
    ンの含有量測定装置。
  3. (3)、前記単一の波長帯は1900〜1970nm、
    2000〜2060nm、2070〜2130nm、2
    150〜2200nm、2210〜2260nm、22
    70〜2370nmのいずれか1つを主波長とした特許
    請求の範囲第(1)項記載の米のアミロースまたはアミ
    ロペクチンの含有量測定装置。
  4. (4)、前記複数の波長帯は1900〜1970nm、
    2000〜2060nm、2070〜2130nm、2
    150〜2200nm、2210〜2260nm、22
    70〜2370nmのいずれか2つ以上を主波長とした
    特許請求の範囲第(1)項記載の米のアミロースまたは
    アミロペクチンの含有量測定装置。
  5. (5)、前記測定装置の内部には測定装置を恒温となし
    て測定するための温度調節器を設けた特許請求の範囲第
    (1)項〜第(4)項のいずれかに記載の米のアミロー
    スまたはアミロペクチンの含有量測定装置。
  6. (6)、前記試料の温度若しくは気温によって前記制御
    装置の回路を補正するために、試料容器またはその近傍
    に温度検出器を設けた特許請求の範囲第(1)項〜第(
    5)項のいずれかに記載の米のアミロースまたはアミロ
    ペクチンの含有量測定装置。
JP62008476A 1987-01-16 1987-01-16 米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定装置 Pending JPS63175747A (ja)

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JP62008476A Pending JPS63175747A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 米のアミロ−スまたはアミロペクチンの含有量測定装置

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JP (1) JPS63175747A (ja)

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