JPS63175166A - エメリ−起毛装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は布の表面を起毛または整毛加工してスェード調
、フラノ調の製品を得るためのエメリー起毛装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

従来、布の研磨、起毛にエメリー起毛装置が使用されて
いるが、加工布の多様化に伴う加工技術の高度化により
エメリー起毛装置にはいろいろな改良が提案されている
。例えば、特公昭６１−４０７８７号公報にはエメリー
起毛装置において、布の搬送引出しを多数本の引出しシ
リンダーロールを設けて行い、布表面とエメリーロール
表面と（７）接触角調整ロールをそｒしぞれのエメリー
ロールの間および／またはエメリーロールとガイドロー
ルの間に上下動可能に装置し、エメリーロールの直前に
二本のバーからなる回転可能な布張力調整ガイドバーを
設け、史に重大口部に一対の強制布送り出しロール並び
に布タイミング部を装着したエメリー起毛装置が、特開
昭６１−５５２５９号公報には加工する布を介して、エ
メリーローラーと圧接する加圧ローラーを設け、両ロー
ラー間の距離を調整自在とし、圧力ローラーを圧力シリ
ンターに結合１７たエメリー起毛装置か提案されている
。

〔発明か解決しようとする問題点〕

従来のエメリー起毛装置では伸びやすい布、例えは柔軟
な皮革様シート状物、−布、不繊布などの起毛処理では
接圧を一定に保って均一な起毛を行うことが蝮かしい。

特に、／ｆｉを構成している繊Ａ１１Ｌが極細繊維であ
る場合には僅かな張力変化でも起毛むらを生ずる。また
張力調整を二本のガイドバーの変角で行う方法では布に
抵抗かかかりすぎ、９、ｒに柔軟なものでは間歇的に送
り出される状態となり、横段状の起毛むらを生ずる。

本発明は、柔軟な伸びのあるシート状物に起毛むらの発
生をなくして良好な起毛面を形成するためのエメリー起
毛！装置を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は市の進行方向と正方向または逆方向に回転スる
エメリーロールと、該エメリーロール表面と布表面との
接触度を調整するための接触角調整ロールからなるエメ
リー起毛装置において、布の衡ン送入ロ邪にブレーキ装
置を、また搬送引出部にｄｉ　引力調整装置を装備した
ことを特徴とするエメリー起毛装置である。

史に、本発明はエメリーロールと接醜角調整ロールから
なるエメリー起毛装置の布の搬送入口部および搬送出口
部にそ几ぞｎ強制駆動のニップロールを配置し、そのニ
ップロール間に処理中に発生ずる張力変動を吸収して一
定張力を保持するための布張力調整装置を装備し、更に
搬送入口部ニップロールの前にブレーキ装置を装備した
ことを特徴とするエメリー起毛装置である。

すなわち、本発明は搬送入口部ニップロールの前にブレ
ーキ装置Ｎ付きの２本のロールを装備することによって
、布張力を適正張力に設定することができ、安定供給す
ることができる。特に柔軟で伸びの大きい布、弾性度の
大ぎい布では、布の伸び縮みの繰り返しによる断続搬送
になりやすい状態を抑制して定常状態で搬送することか
でさる。

−万、エメリーロールによる起毛処理中に生ずる布の張
力変化はそのママ放置すると削りすぎ、起毛むら、布の
変形、布の切断等の欠点を生ずる原因になる。そうした
欠点を防止するために、エメリーロールと搬送引出部の
間に布張力調整装置を装備して、張力変動を吸収して一
定張力で処理することを可能にした。張力調整装置は市
道に位置可変のロールを装備し、該ロールには、布張力
に応じて張力調製かできるウエート式、バネ式あるいは
シリンダ一式等の調整器が接続ざｒしている。

好ましくは圧力自動調節制御のエアシリンダーである。

本発明のエメリー起毛装置で起毛処理する布は鎗布、編
布、繊維絡合不織布などの布帛、あるいは起毛布帛、更
には布帛あるいは起毛布帛に弾性重合体が含有してなる
シート状物であるが、特に少ｆｃ　くとも起毛繊維か単
繊度υ、５デニール以下の極細繊維でなる起毛編織布ま
たは繊維絡合不織布に弾性重合体が付与ざｒしてなるシ
ート状物である。

〔作　　　用〕

本発明のエメリー起毛装置で処理される布はブレーキ装
置で一定の張力に調節ざルて搬送ざｎ、駆動付きニップ
ロールで一定速反でエメリー起毛装置ｅｎｔに送り込よ
ｒして処理ざｒしる。そして駆動付きニップロールで引
き取られる。更に、処理中に発生する布張力変動は張力
調整装置で吸収して一定張力で起毛処理を行わせしめる
。それによって安定なエメリー起毛処理を施こすことか
できる。

〔実　施　例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第】図は本発明のエメリー起毛装置を示した。ｌは゛被
処理布で、捲出機あるいは財布台から供給される。２．
２′はブレーキ装置付きロール、３はエキスパンダーロ
ール、４．４′は搬送入口部の強制駆動のニップロール
で、起毛処理条件に応じた速度で送り込まれる。ニップ
ロールの加圧は加圧シリンダーｌＯによって行われる。

６はエメリーロール、５．５′は布の接融角調節ロール
で、エメリーロールへの接触角度は加圧シリンダー１１
、ＩＩ’によって調節する。７は布張力調整ロールで布
の起毛処理中に発生した張力変化を吸収するものであり
、該張力調整ロールは布張力に応じて張力調整ができる
調整器１２が接続されて、型持性によって一定の張力が
加わるように調整さｎる。８．８′は搬送出口部の強制
駆動のニップロールであり、ニップロールの加圧は加圧
シリンダー１０′によって行われる。そして、起毛処理
した布はニップロール８．８′によって引き出され、次
の工程に移ざｒしるあるいは巻き取られる。９はガイド
ロールである。なお、エメリーロール６は布の進行方向
に対して同方向に回転して起毛処理する場合と、布の進
行方向に対して逆方向に回転して起毛処理する場合の操
作か行わｔしる。

〔発明の効果〕

本発明のエメリー起毛袋ｆｅｔは、搬送入ロ部二ツブロ
ールＱ月１ｉＪに装備したブレーキ装置付きの２本のロ
ールと、エメリーロールと搬送引出部の間に４１＞備し
７た張力調整装置であり、そ几によって布は一定張力で
起毛処理あるいは整毛処理ができるので均一性の良好な
立毛表面に仕上げた布が得られる。更に布の特性に応じ
た張力調整が容易になり、柔軟性の犬さい布、伸び縮み
のある布、薄地の布でも良好な起毛処理あるいは整毛処
理ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエメリー起毛装置を示した図である。 ５．５ノ１．、布の接触角調節口　６６．工）　ＩＪ　
−ｔｊ−／Ｌｚ。 −ル。 ７・・・布張力調整ロール。　　　】２・・・張力調整
器。 特肝出願人　株式会社　クラン

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 布の進行方向と正方向または逆方向に回転するエメリー
   ロールと、該エメリーロール表面と布表面との接触度を
   調整するための接触角調整ロールからなるエメリー起毛
   装置において、布の搬送入口部にブレーキ装置を、また
   搬送引出部に布張力調整装置を装備したことを特徴とす
   るエメリー起毛装置。