JPS63175144A - 主電動駆動装置が装備されている織機の始動方法とその電気回路 - Google Patents

主電動駆動装置が装備されている織機の始動方法とその電気回路

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JPS63175144A
JPS63175144A JP32939887A JP32939887A JPS63175144A JP S63175144 A JPS63175144 A JP S63175144A JP 32939887 A JP32939887 A JP 32939887A JP 32939887 A JP32939887 A JP 32939887A JP S63175144 A JPS63175144 A JP S63175144A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動
可能なフライホイールによって与えられるような主電動
駆動装置が装備されている織機の始動方法とその回路に
関する。
〔従来の技術〕
一般に織機は、交流電流ないし三和亀流の系統に接続さ
れている電動モータによって駆動される。
系統の周波数からモータの形式、例えば極数に関連して
主駆動装置の回転数が決まる。この主駆動装置によって
伝動装置、例えばベルト伝動装置を介して、織機の主駆
動軸に連結されているフライホイールが駆動される。主
駆動装置の投入後に、まずモータによってフライホイー
ルは相応した回転数に加速される。織機を始動するため
に、フライホイールはクラッチ・ブレーキ・ユニットを
介して織機の主駆動軸に連結されるので、フライホイー
ルが織機を静止状態から動かせる。クラッチの特性、モ
ータのスチフネス、作用するフライホイールの大きさお
よび摩擦抵抗は、織機の始動に対して所定の回転数経過
を与え、詳しくは一方ではフライホイールに対して、他
方では主軸に対して所定の回転数経過を与える。その場
合、クラッチ投入後のフライホイールの回転数は、それ
が静止状態から立ち上がる織機の主軸回転数と同期する
までかなり低下する。
かかる織機の始動装置において実際には、例えば織機が
第1のおさくft突まで完全に連結されていなければな
らないといった特別な条件が課せられている。織機にお
けるかかる連結過程において、l@機は最初のおさ衝突
まで完全に連結されるが、最初のおさ衝突の際における
瞬間的な回転速度は小さ過ぎ、いわゆる駆は出し個所、
即ち搬入された横糸が正しい位置に衝突されず、その際
に大きな横糸間隔を生ずるような個所を生ずる。そのよ
うにして生ずる乏しい密度で衝突される横糸の結果は、
ある限界値を越えた場合に縞模様の欠陥として見える。
織機を始動する際に低すぎる回転速度により生ずる上述
した作用を少なくするために、従来においてモータを、
それができるだけ少ないおさ衝突後に、即ちできるだけ
早く瞬間的な回転速度を所望の最終回転速度の96%以
上になるように頑丈に形成することが考慮されていた。
さもなければ不十分に衝突された横糸の結果によって織
物に上述した品質の悪い縞模様が生ずる。実際には、例
えば達し得る瞬間回転数に対するイ^として、第1のお
さ衝突の際に定格回転速度のほぼ80%以上、第3のお
さ衝突の後に96%以上の瞬間回転速度となる。この値
を得るために常に大きくて丈夫なモータを採用し、おさ
駆動装置の軽くて丈夫な構造を得るように試みられてい
た。しかしこの方式は、モータ、クラッチおよび織機に
対するフライホイール質量の増加によツ°乙および軽量
構造における経済的設計によっても大きな限界がある。
同様の問題は、たて糸間の開口を通って自由に飛ぶ横糸
通し機構例えばシャツトルを持った織機の場合にも生ず
る。その場合シャツトルの発射速度は、シャツトルが確
実にたて糸間の開口を通過し、短い時間的限界内におい
てその開口から出るような大きさでなければならない、
ここでも織機を始動する場合、運転回転数は非常に早(
できるだけシャツトルの最初の発射の前に達成されねば
ならない、これに対する織機の始動装置がドイツ連邦共
和国特許第1535525号公報で知られている。この
始動装置において、織機を始動するために、連結すべき
フライホイールはクラッチの投入前に、織り工程中にお
ける通常の速度より大きな回転数で回転されるように駆
動される。フライホイールを織機の始動前に運転回転数
より高い回転数で駆動するために、遊星歯車装置を介し
てフライホイールを高い回転数で駆動する一定回転数の
駆動モータが設けられる。
しかしこの公知の装置は、遊星歯車装置により追加的な
高い経費を必要とする。更に織機の切換ないし始動過程
はクラッチの位置に左右されるので、クラッチが切り離
されている全時間にわたって、フライホイールは高い回
転数で駆動されねばならない、これは欠陥が生じた際に
織機が自動的に停止され、従ってクラッチが切り離され
、欠陥を排除する全時間の間において高い回転数で遊星
歯車装置を駆動することを意味している。
上述した公報にはもう一つの方式、即ちクラッチが切り
離されている場合に高い回転数で回転される二連電動モ
ータを使用することも記載されている。この方式によれ
ば遊星歯車装置の経費は節約され、その代わりにモータ
で駆動される歯車に必要なフライホイールが設けられる
。この装置の場合も長時間にわたって高い回転数で駆動
するという欠点を有している。連結過程の際に急速回転
するフライホイールに蓄えられた運動エネルギーが低い
回転数で回転している電動駆動装置によって瞬間的に受
けられることを避けるために、フライホイールと駆動モ
ータとの間にフリーホイールクラッチが設けられている
。しかしこのことは機械的な構成に追加的な構造経費を
伴う結果となる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3542650号公報
にも同様に織機の始動過程の問題が記載されている。こ
の公報にも始動過程の前にクラッチが開いている場合に
電動駆動モータの回転数を通常の運転回転数以上に高(
することが提案されている。そのために高い回転数に調
整するか制御する一連の方式が記載されている。原理的
にこの公開公報に記載された特徴事項は上述したドイツ
連邦共和国特許第1535525号公報に記載の従来技
術を凌駕するものではない、この公開公報には更に駆動
!a械として周波数制御モータを使用することが記載さ
れており、このモータによれば上述したドイツ連邦共和
国特許第1535525号公報に記載の二連電動モータ
の使用が簡単に実現できる。上述した公開公報にはそれ
以上の説明はない、むしろこの公開公報の開示事項は専
ら駆動機械の加速制御および高い回転数の調整に限られ
ている。運転過程のうらで織機を高い回転数の駆動機械
に連結する際、回転数線図に関連してただ、織機が停止
状態から運転回転数に加速し、一方では駆動機械がその
高い回転数からまず運転回転数以下に減速し、それから
織機と一緒に再び運転回転数に加速する時間帯が記載さ
れているだけである。この公開公報には更に、相応した
高く選定された高い無負荷回転数において運転回転数以
下に低下するいわゆる回転数中断が減少されるか阻止さ
れることも記載されている。
この状態は、回転数範回の著しい増大は高い経費と出力
を必要とするという新たな問題を生じ、これはでき得る
限り避けねばならない、しかしこの問題については上述
した公開公報では解決できない、ここでは上述した特許
公報の場合のようなフリーホイールを採用するといった
問題にも移行する0例えばどのようにして上述した時間
帯を短縮し、価かな回転数増加においても連結過程中に
回転数の有害な中断が避けられるかについて記載されて
いない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上述したドイツ連邦共和国特許第15
35525号公報記載の装置から出発し、遊星歯車装置
およびフリーホイールによって必要とされる構造経費を
できるだけ避けること、および第2の過程において高い
回転数への駆動装置の投入時間をできるだけ短縮するこ
とにある。
〔問題点の解決手段〕
本発明によればこの目的は、特1−1−請求の範囲第1
項の特徴部分に記載した手段によって達成される。
〔発明の効果〕
本発明の大きな特徴は、織機を始動する際にフライホイ
ールと機械主軸との回転速度が同化する時間帯にわたっ
て、駆動モータが系統から釈放され、織機が専らフライ
ホイールに蓄えられている機械エネルギーで駆動される
ことである。電動駆動装置の一時的な解放によって、即
ちモータが移行時間において系統に接続されず、増大し
た回転数でも低減した回転数でも駆動されないことによ
って、機械的なフリーホイール要素および遊)従歯車装
置が不要である。この運転状態は、高速および低速の回
転数範囲において駆動する種々の駆動機械、部ち周波数
制御モータ、極数変換モータあるいはブラシ無し直流モ
ータにおいて発生できる。
極数変換モータは二つの異なった回転数の間において簡
単に切り換えができるので、場合によっては遊星歯車装
置も省略できるが、フリーホイール特性についての要求
が存在し、これに無関係に特に高い回転数での運転に対
する投入時間を短縮する要求が存在する。この二つの要
求も本発明に基づいて、特許請求の範囲第4項記載の運
転過程をもって極数変換モータを使用することによって
達成される。
極数変換モータの場合、一般には調整可能な回転数の比
率はl:2である。しかし織機を始動するために運転回
転数の2倍に回転数を増大する必要はなく、例えば12
〜20%の増大で十分である。いま本発明に基づいて、
織機を再起動しようとする直前に極数変換モータを高い
回転数に切り換える指令が出される場合、モータの加速
中に織機の連結にとつて望ましい高い回転数が短時間で
達成され、最終回転数に達するまで待機する必要はない
、むしろ加速過程は早(中断でき、フライホイールの連
結が導入される。加速過程を中断する時点は任意の方法
で、例えば回転数ないし回転速度の測定によって、ある
いは例えば経験値に基づく時限回路によって簡単に監視
されるか確認される。いずれの場合も欠陥排除の時間中
における高い回転数による長い持続回転は避けられる。
極数変換モータを増大した回転数に加速することを中断
することによって、織機のフライホイールへの連結は公
知のようにして導入される。モータ自体は直ちにその低
い回転数に切り換えられるのではなく、最初に一時的に
解放されるだけであり、即ちモータは系統から分離され
、その巻線は短絡される。
本発明のすべての実施態様において、移行時間において
フライホイールとwi機主軸の回転数の同化が行われ、
その場合繊機は専らフライホイールの蓄えられたエネル
ギーによって駆動される。従ってモータとフライホイー
ルとの間の特別な機械的フリーホイールは不要である。
ある遅れ時間後にはじめて電動モータは、!@機を続い
て駆動するために、再び系統に接続され低い回転数に切
り換えられる。その遅延時間は好適には、三相電流系統
とモータとの接続が第1のおさ衝突の直後に行われるよ
うに選定されている。モータの解放から再投入までの遅
れは、種々の大きさに応じて自動的に実行される。即ち
例えばフライホイールないし織機生軸の瞬間回転速度あ
るいはPa機の回転角は容易に求められ、遅れ時間に対
する切換指令を発するために評価される。しかしモータ
の駆動に対する開閉器における一定した遅延時間として
経験値を採用することもできる。このようにして丁度い
まフライホイールに連結された織機の瞬間回転数は短時
間のうちに定格回転速度の96%以上の値にでき、これ
によって織物に横糸の不十分な1h突による縞模様が生
ずることはない0本発明はいつでも既存の駆動設備に大
きな経費が要らずに追加設置できる0例えばマイクロプ
ロセッサ付の全自動駆動装置も採用することができる0
部ち例えば織機を故障の際に停止するだけでなく、モー
タの加速、解放および切換並びに故障を排除した後のフ
ライホイールの連結を全自動で進行させるように準備す
ることもできる。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
まず第1図のブロック線図を参照して全体構造について
説明する。Wは織機であり、その主軸11しか示されて
いない、織機Wの駆動は運転中において普通の方式で系
統から給電される主駆動装置へによって行われねばなら
ない、系統として周波数がrlの三相電流系統Nが用意
されている。系統Nは切換開閉器Uを介してその切換位
置1において周波数変換器Fに接続されるか、切換位置
3において主駆動装置Aに直接接続される。その場合周
波数変換器Fは系統周波数f1を高い周波数f2に変換
する0周波数変換器は公知であるので、ここでは詳述し
ない、その都度所望の周波数f2は周波数変換器Fにお
いて調整される。切換開閉器Uは継電器Sによって駆動
される。切換開閉器Uは三つの作動位置を有し、詳しく
は系統Nを周波数変換器Fに接続する位i!1と、無接
続の中間位置2と、系統Nを主駆動装置Aに直接接続す
る終端位置3とを有している。この実施例の場合切換過
程の際に三つの切換位置に相応して三つの運転段階が存
在する。即ち定格回転速度に比べて高い回転速度でフラ
イホイールを電動駆動する運転段階■)と、始動指令に
よってフライホイールをその駆動装置から分離し解放し
、織機をフライホイールに連結する運転段階■)、およ
び遅れをもってフライホイールの瞬間回転速度が定格回
転速度の範囲に低下したときに駆動装置に正規に給電す
る運転段階■)とが存在する。
主駆動装置Aによって、ここではベルト伝動装置として
示されている伝動装置Gを介してフライホイールMが駆
動される。このフライホイールMはクラッチ・ブレーキ
・ユニットKを介して織機Wの主軸Hに連結される。主
駆動装置Aの形成および主駆動装置Aのモータから織機
Wへの接続部までの駆動系の構造は既に公知であるので
ここで詳述するまでもない、系統Nに主駆動装置へを直
接接続した場合、系統周波数flによってモータや伝動
装置の構造的事情を考慮に入れてフライホイールが回転
数n1で駆動される。この回転数01は運転中における
織機Wの定格回転数に相応している。これに対して主駆
動装置Aに周波数変換器Fを介して周波数f2で給電す
る場合、フライホイールは回転数n2で回転される0周
波数r2が周波数f1よりも大きく選定されているので
、回転数n2も回転数n1よりも大きい、織機Wを静止
状態から始動するために開閉器Eが設けられており、こ
の開閉器Eによって一方では継電器Sが、他方ではクラ
ッチ・ブレーキ・ユニットKが駆動される。なお織機W
の主軸Hには信号発生器、例えば回転角発生器りが配置
できる。破線の接続線から理解できるように、この信号
は継電器Sに作用する。
この配置構造の作用を説明するために、例えば故障によ
って織機Wが停止され、設備全体が運転段階I)に切り
換えられていると仮定する。その場合繊機Wはクラッチ
・ブレーキ・ユニットKによってフライホイールMおよ
び主駆動装置Aから切り離され、静止状態にある。切換
開閉器Uが位置1に置かれることにより、主駆動装置へ
には周波数変換器Fを介して高い周波数f2で給電され
る。これによってフライホイールMは相応した高い周波
数n2で無負荷回転される。この運転段階りは第2図の
左側に示されている。
欠陥を除去した後で織機Wを始動するために、時点E1
において開閉器Eが作動され、これによって有利な切換
過程にとって非常に重要な運転段階■)が導入される。
この場合切換開閉器Uは中間位置2に置かれ、主駆動装
置Aは系統Nから直接また周波数変換器Fを介しても給
電されない。
即ちフライホイールMに蓄えられた機械的なエネルギー
だけが作用する。また開閉器Eによってりランチ・ブレ
ーキ・ユニットにも作動され、フライホイールMは織機
Wの主軸Hに連結される。第2図の線図に示されている
ように、破線で示したフライホイールの回転数ないし回
転速度nはその無負荷回転数02から減少し、−万一点
鎖線で示した織機Wの主軸Hの回転数ないし回転速度n
は増加する。完全に連結した後、両方の回転速度nおよ
びnは同じ値になる。無負荷回転数n2が大きく選定さ
れていることにより、その速度の同化は、はぼ運転にと
って所望の定格回転数nlの範囲で、例えばこの定格値
の僅か下側の範囲で行われる。このようにして第1のお
さ衝突まで織機の回転速度は、第1の横糸が実際に既に
全力で衝突されるように高く、従って織物における醜い
駆は出し個所が避けられる。運転段階■)の時間帯にお
いて既に述べたように、蓄えられた機械的なエネルギー
のほかにフライホイールに駆動力は作用しない。
僅かな遅れ時間T1をもって、好適には第1のおさ衝突
の直後に、時点E2において運転段階■)が終了し、運
転段階■)が導入される。このために切換開閉器Uはそ
の中間位置2から位置3に切り換えられ、主TjA動装
′l:flAは直接系統Nに接続される。これによって
この運転段階においてフライホイールMおよび主軸Hは
定格回転数nlで駆動される。続く第2のおさ衝突はほ
とんど減少しない力で行われる。
既に述べたように遅れ時間TIは経験値として一定して
決められる。このために第1図において継電器Sの中に
遅延回路2が示されている。投入時点E1において開閉
器Eによって継電器Sが作動されると、同時に遅延回路
Zが投入され、これは設定時間経過後に、切換開閉器U
を位置2から位E3に投入するために継電器Sに作用す
る。なお第1図に破線で示した方式も可能である。信号
発生器りによって、例えば主軸Hの瞬間的な回転速度あ
るいは回転角度が検出され、それが信号として継電器S
に入れられる。この信号によって主軸Hの回転角度ある
いは回転速度に関連して、切換開閉器Uが位置2と位置
3との間で切り換えられる。必要な遅延時間は筒車に求
められ、必要条件に相応して1!整できる。第2図に示
した運転段階1)、n)、I[I)は、切換開閉器Uの
位置l。
2.3に対応している。
第3図には極数変換モータを採用した例が示されている
。ここではフライホイールおよびクラッチ・ブレーキ・
ユニットは簡略化のために図示されていないが、それら
の構造および作用は第1図と同じである。極数変換モー
タは種々の切換方式が知られている。ここでは種々の切
換方式の内からグーランダ(Dah Iander)切
換方式が選定されている。Pはモータであり、その異な
った回転数による運転は、2極切換に相応した高速回転
運転を符合2pで、4極切換に相応した低速回転運転を
符合4pで示している。2p運転するために、モータP
は開閉器shおよび巻線接続端子2u、2V、2Wを介
して系統L1、L2.L3に接続される。低速回転範囲
において4p運転するために開閉器Snが設けられてお
り、巻線接続端子は符合1u、lv、1wで示されてい
る。高速回転用の開閉器shおよび低速回転用の開閉器
Snは必要に応じて1!電器Sを介して作動される。こ
の継電器Sは制御装置Stで制御される。この配Fg構
造は、低速回転の42運転が回転数nlによる織機の定
格運転に適合されるように配慮されている。
モータPを22運転における高速運転に切り換えるため
に、継電器Sによって開閉器shが閉しられるが、短い
時間帯T2の経過後に再び遮断される0時間帯T2は、
モータPがその最終回転数に到達せず、定格回転数n1
より約10〜20%高い瞬間回転数02に到達した際に
加速が中断され、モータPが系統から分離され解放され
るように選定されている。この瞬間においてフライホイ
ールも上述したようにして再び駆動モータPから分離さ
れ、織機に連結される。同様に上述した遅延時間T1経
過後において、極数変換モータPは再び系統に接続され
る。その場合は開閉器Snは閉じられ、モータPは4p
運転され定格運転回転数nlで駆動される。r4方の遅
延時間TI、T2は、第1図を参照して既に述べたよう
に、経験値とじて一定して記憶されるか、あるいは測定
値および伝達値から求められ、制御装置Stによって処
理される。更に制御値FI1.Stは、織機Wの状態を
(詳述していない方式で)検出し制御するために、織機
Wに接続されている。その制御の例を簡単に下記する。
a) 例えば故障の際に第2のたて糸の破損が誤って排
除されてないとき、織機の始動が妨げられる。
b) 始動ボタンに何度も触れた場合も、2p運転への
高速切換は妨げられる。
C) モータの保護が講じられていない場合、織機の始
動は行えない。
正常運転中においてモータPは低速回転範囲の4p運転
における織機の運転回転数に応じて定格回転数01で回
転される。この回転数は、織機が故障の際に駆動装置か
ら分離され静止されている場合に維持される。
第4図における回転数線図a、bは、織機の始動部ち第
2図で説明したような本来の連結過程に対する短い時間
帯だけでなく、故障、その排除およびそれに続く織機の
再起動に対する幾分長い時間帯を示している。この線図
において各過程は単なる比較のために粗く概略的に示さ
れており、実際的な尺度とはなっていない。
第4図の回転数線図aはモータを第1図の方式で周波数
制御する場合の経過を示している0時間区に関する回転
数nの経過が示されている。nlは運転中における織機
ないしモータの相応した定格回転数である。n2は織機
の始動過程における増加された回転数である。実線は周
波数制御されるモータの回転数経過を示し、一点鎖線は
織機の回転数経過を示している0時点EOの左側におい
て織機は正常運転状態にあり、織機並びに駆0Jモータ
は定格回転数nlで駆動される0時点[0で故障が始ま
ったと仮定すると、これによって自動的に織機は駆動モ
ータから分離され静止される。
時点EOと時点E1との間にある運転段階I)において
、発生している故障ないし欠陥が排除される。その間に
おいて自動的に周波数制御モータは高い周波数f2に切
り換えられ、時間帯T2において高い回転数n2に加速
され、この回転数が継続維持されるように給電される。
欠陥排除後に時点E1において上述したようにして切換
指令が発生され、モータが高い周波数から分離され、系
統から解放される。同時に上述したように、始動するた
めにフライホイールが織機に連結される0時点E2まで
続くこの運転段階■)の間、織機は加速し、再びその定
格回転数に到達し、一方では駆動モータは高い回転数0
2から減速し、最終的に同様に定格回転数n1の範囲に
到達する0時間帯TIのこの運転段階■)において、モ
ータは系統から釈放されたままである。この状態は実線
ではなく破線の回転数経過で示されている1時点E2に
おいてモータは再び低い周波数で系統に接続され、正規
に給電される0時点E2で開始した運転過程■)は正常
運転に相応し、この場合繊機およびモータは再びその定
格回転数n1で駆動される。
第4図の下側の回転数線図すは、第3図に基づく極数変
換可能なモータにおける相応した5式の経過を示してい
る。ここでも駆動モータの回転数経過は実線で示され、
織機の回転数経過は一点鎖線で示されている。モータ回
転数の部分範囲における点々で示した経過は、この範囲
においてモータが解放されることを表している。この実
hb例の場合も、時点EOにおいて故障が生じ、mIJ
31が停止されると仮定している。極数変換可能な駆動
モータはその運転状態を持続し、定格回転数01で継続
回転し、即ち4p運転で低速範囲において駆動される。
故障およびその排除の全時間にわたって、駆動モータの
回転数は変化しない0時点21において投入指令が出さ
れた場合、ここでは(第4図aと異なって)極数変換可
能なモータが2p運転に切り換えられるので、時点E1
とEXとの間の運転段階a)においてモータが加速され
る。
しかしこの過程は上述したように瞬間回転数n2に到達
した後、あるいは所定の遅延時間T2の経過後に最終回
転数に到達する前に中断される。この時点Txにおいて
ここで始まる運転段階b)で織機の始動が既に繰り返し
述べたように、フライホイールを織機に連結するように
して行われる。
更に駆動モータは解放され、点々で示した経過に基づい
てその回転数が再び低減する。この運転段階b)の持続
時間は符合TIで示され、一定に開墾された遅延時間と
して、あるいは検出された測定値に応じて制御される。
この運転段階すの後で時点E2において運転段階C)が
始まる。この運転段階C)において駆動モータは再び系
統から正規に給電され、その定格回転数nlで回転され
、また織機もその定格回転数で作動される。この運転段
階C)は正常な運転状態に相応している。
第4図aと第4図すの回転数経過の間における大きな相
違点は、第4図aの周波数制御される駆動モータの場合
、モータを高い回転数n2に加速するために、非常に長
い時間帯T2が必要とされることである。経験によって
実際には周波数制御モータの場合における時間帯T2は
、極数変換モータの場合の時間帯T2よりも数倍に長い
ことが確認された0周波数制御モータは故障を排除した
後ですぐに時点E1において加速せしめることができず
、これは故膵段階1)の開々hにおし・−(Fl li
tに行われる。これは十分な時間を回文てられるからで
ある0周波数制御モータは故障およびその排除の全時間
にわたって増加した回転数で回転しなければならないと
いう上述した欠点がある。これに対して加速時間が非常
に短く秒単位である極数変換可能なモータを採用するこ
とは大きな利点をもたらす。
モータを一時的に解放して織機を起動する方法は、織機
が投入されねばならない理由に無関係に採用でき、詳し
くは織機の最初の起動並びに故障後の再起動の場合に採
用できる。故障の際織機は自動的に停止され、駆動モー
タはその構造方式に応じて故障の時間にわたって高い回
転数に切り換えられるか、あるいは定格回転数で継続回
転される。
【図面の簡単な説明】
第1図は周波数制御モータによって織機を駆動するため
のブロック線図、第2図は第1図における駆動装置およ
び織機の回転数と時間との関係を示した線図、第3図は
極数変換可能なモータによって織機を駆動するためのブ
ロック線図、第4図は第1図および第3図における駆動
装置および織機の回転数と時間との関係を対比して示し
た線図である。 A:駆動装置、E:開閉器、F:周波数変換器、G:伝
動装置、N:系統、U:切換開閉器、P:モータ、Sh
、Sn:開閉器。 +j+、願人代理人  佐  蟇 −雄Fig、 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動可能な
    フライホィールによって与えられ、その場合切換指令に
    よって導入されるクラッチの投入前にフライホィールが
    織機の運転に対して決められた定格回転速度に比べて高
    い回転速度で回転され、クラッチの投入後に移行段階の
    間においてフライホィールが電動駆動装置から分離され
    るような主電動駆動装置が装備されている織機の始動方
    法において、 連結を制御する切換指令によって電動駆動装置が一時的
    に解放され、続く電動駆動装置への正規の給電が、遅れ
    をもってフライホィールの瞬間回転速度が織機の定格回
    転速度の範囲に低下した際に行われることを特徴とする
    主電動駆動装置が装備されている織機の始動方法。 2、正規の給電への切換過程を制御する開閉器に対して
    調整可能な遅延回路が設けられていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、故障において織機が停止している場合、電動駆動装
    置が増大した回転数に自動的に切り換えられることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の方法
    。 4、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動可能な
    フライホィールによって与えられ、その場合切換指令に
    よって導入されるクラッチの投入前にフライホィールが
    織機の運転に対して決められた定格回転速度に比べて高
    い回転速度で回転され、クラッチの投入後に移行段階の
    間においてフライホィールが電動駆動装置から分離され
    るような主電動駆動装置が装備されている織機の始動方
    法において、 織機の主駆動装置として極数変換電動モータが使用され
    、その低速回転範囲が織機の定格回転数に相応しており
    、 a)始動指令によってモータが高速回転運転に切り換え
    られ、 b)モータを系統から分離し織機をフライホィールに連
    結し同時にモータを一時的に解放することによって、モ
    ータの加速過程を中断し、c)続いて遅れをもってモー
    タを運転にとって必要な低速回転範囲に切り換え、正規
    の給電を行う、 ことを特徴とする主電動駆動装置が装備されている織機
    の始動方法。 5、運転段階a)から運転段階b)への切換過程が、切
    換指令が出された後で調整可能な遅延回路によって行わ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方法
    。 6、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動可能な
    フライホィールによって与えられ、その場合切換指令に
    よって導入されるクラッチの投入前にフライホィールが
    織機の運転に対して決められた定格回転速度に比べて高
    い回転速度で回転され、クラッチの投入後に移行段階の
    間においてフライホィールが電動駆動装置から分離され
    るような主電動駆動装置が装備されている織機を、連結
    を制御する切換指令によって電動駆動装置が一時的に解
    放され、続く電動駆動装置への正規の給電が、遅れをも
    ってフライホィールの瞬間回転速度が織機の定格回転速
    度の範囲に低下した際に行われるようにして始動する方
    法を実施するための回路において、 主駆動装置(A)が切換開閉器(U)によって必要に応
    じて周波数変換器(F)に接続でき、あるいは直接に給
    電系統(N)に接続でき、クラッチ・ブレーキ・ユニッ
    ト(K)に連結された切換開閉器(U)が、主駆動装置
    (A)に対する両方の給電経路を遮断する中間位置(2
    )を有し、更に切換開閉器(U)がその一方の終端位置
    (1)から任意の制御方式(E)によって中間位置(2
    )に調整でき、そこから遅延時間(T1)後に自動的に
    他方の終端位置(3)に切り換えできることを特徴とす
    る織機を始動するための回路。 7、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動可能な
    フライホィールによって与えられ、その場合切換指令に
    よって導入されるクラッチの投入前にフライホィールが
    織機の運転に対して決められた定格回転速度に比べて高
    い回転速度で回転され、クラッチの投入後に移行段階の
    間においてフライホィールが電動駆動装置から分離され
    るような主電動駆動装置が装備されている織機を、織機
    の主駆動装置として極数変換電動モータが使用され、そ
    の低速回転範囲が織機の定格回転数に相応しており、 a)始動指令によってモータが高速回転運転に切り換え
    られ、 b)モータを系統から分離し織機をフライホィールに連
    結し同時にモータを一時的に解放することによって、モ
    ータの加速過程を中断し、c)続いて遅れをもってモー
    タを運転にとって必要な低速回転範囲に切り換え、正規
    の給電を行う、 ようにして始動する方法を実施するための回路において
    、 極数変換可能な主電動駆動装置(P)が開閉器(Sh、
    Sn)によって必要に応じて二極(2p)あるいは四極
    (4p)で給電系統(L1、L2、L3)に接続でき、
    クラッチ・ブレーキ・ユニットに連結された開閉器が、
    主駆動装置に対する二極および四極の給電経路が一時的
    に遮断される中間位置を有し、更に切換開閉器がその四
    極の終端位置から任意の制御方式によって二極の終端位
    置に調整でき、そこから自動的に連続する二つの過程に
    おいてその都度調整できる遅れをもって自由にされた中
    間位置を介して四極の終端位置に切り換えできることを
    特徴とする織機を始動するための回路。 8、切換開閉器(U)を制御する継電器(S)が遅延回
    路(Z)を有していることを特徴とする特許請求の範囲
    第6項または第7項記載の回路。 9、切換開閉器(U)を制御する回転速度測定器を有し
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第6項または第
    7項記載の回路。 10、織機の主軸(H)に付属された信号発生器(D)
    に関して影響され切換開閉器(U)を制御する継電器(
    S)を有していることを特徴とする特許請求の範囲第6
    項記載の回路。 11、主電動駆動装置の軸に付属された信号発生器に関
    して影響され切換開閉器を制御する継電器を有している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の回路。 12、始動エネルギーが主に織機に連結できる電動可能
    なフライホィールによって与えられ、その場合切換指令
    によって導入されるクラッチの投入前にフライホィール
    が織機の運転に対して決められた定格回転速度に比べて
    高い回転速度で回転され、クラッチの投入後に移行段階
    の間においてフライホィールが電動駆動装置から分離さ
    れるような主電動駆動装置が装備されている織機を、連
    結を制御する切換指令によって電動駆動装置が一時的に
    解放され、続く電動駆動装置への正規の給電が、遅れを
    もってフライホィールの瞬間回転速度が織機の定格回転
    速度の範囲に低下した際に行われるようにして始動する
    方法を実施するための回路において、 主駆動装置として、その回転数が制御でき一時的に系統
    から分離できるブラシ無し直流モータが設けられている
    ことを特徴とする織機を始動するための回路。
JP32939887A 1986-12-27 1987-12-25 主電動駆動装置が装備されている織機の始動方法とその電気回路 Granted JPS63175144A (ja)

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DE3644565.7 1986-12-27
DE3644565 1986-12-27
DE3733590.1 1987-10-05

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JPS63175144A true JPS63175144A (ja) 1988-07-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340841A (ja) * 1989-06-29 1991-02-21 Lindauer Dornier Gmbh 自動織機のための始動方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0340841A (ja) * 1989-06-29 1991-02-21 Lindauer Dornier Gmbh 自動織機のための始動方法
JPH0380903B2 (ja) * 1989-06-29 1991-12-26 Dornier Gmbh Lindauer

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