JPS63175124A - チヨツパ−ガンのロ−ビング導入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ６発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は外部から長繊維材料を連続的に受入れて内部１
，７Ｊ断機構によって短繊維とし、これを噴霧結合剤と
ともに物体面に噴射して、短繊維と結合剤との混合層を
形成するために用いるチョッパーガンにおける該長繊雛
材料の導入装首に関し、」二として繊ｉｆ強化プラスデ
ック製品（以下ＦＲＰという）のプリフォーム、スプレ
ーアップ成形等にＪ３いて用いるチョッパーガンに対す
る強化用繊帷ロービングの円滑安定な供給ができるロー
ビング導入装置を１９ることを目的とする。

〔従来の技術〕

ＦＲＰのプリフォーム成形、スプレーアップ成形手段に
用いられるチ」ツバ−がンは、内部に切断刃を周面に配
設したカッター［］−ラーとこれに圧接する弾性量はロ
ーラーと該弾性ローラーに圧接するビンヂローラーとよ
りなるロービング引込み切断機構を有し、カッターロー
ラーをエアーモーターにより駆動し、伯のローラーはつ
れ回転せしめるようにするのが通常である。

そして、ガラス繊帷、炭素ＩＪｉ帷１合成鐵帷などの補
強用ｕＡ帷のロービングはガン本体外壁に設けたリング
状ガイドを通して弾性受はローラーとこれに圧接するピ
ンチローラ−によって連続的に引き込まれ、さらにカッ
ターローラーと弾性受はローラーのニップ点を通過しつ
つ切断刃によって、切断刃ピッチに応じた長さに切断さ
れる。ロービングは数１０本のストランドが集束されて
いるので上記の切断によって通常１０〜５０ＩＩｌｆｆ
ｌの長さの多数のチョツプドストランドとなされた後そ
の切断回転力によってガン外部に放出され、さらに必要
に応じて噴気により加速し、９１段したバインダーノズ
ルのスプレー経路中に合流されて型面に到達せしめでい
る。

〔発明が解決しようとしする問題点〕

従来のチョッパーガンにおいては前述のように、切断ｔ
ｆｆｉ　ＩＭの弾性受はローラーとこれに圧接して回転
するピンチローラーの挟圧力によって、外部からロービ
ングを引張り込むようにしているが、ピンチローラ−の
圧接力を高めると、カッターローラーの周面に接してつ
れ回転している弾性受はローラーに対する回転抵抗が増
大して往々にしてスリップによる不安定回転を生じ、し
たがってチョツプドストランド長が不同となる欠点があ
り、ピンチローラ−の圧接力を弱めるとロービング引込
みが不安定になるととｂに、カッターローラーの切断刃
によって切断されたロービング先端部分の保持力が、ガ
ン移動時に増大するロービングテンション以下となって
その引き抜けを阻止できなくなり、【］−ピングの供給
が停止する場合があった。

また、上記の不安定供給要因に加えて、操業雰囲気の湿
度、温度条ｆ１によって、ロービング、ロール表面に湿
気を帯びた場合において、ロービング先端がピンチ【］
−ラーに巻付を生じて［］−ピング供供給能になる事故
が比較的に多く発生ずるなどの問題点があった。

上記の問題点は各ローラーの材質９寸法的設計条件９回
転速度、圧接力あるいは雰囲気などの運転条件を適宜調
整することによりある程度改善可能であるが、本質的に
二律背反条件を含むので、充分な効果を得ることはでき
ないものであった。

口３発明の構成 〔問題点を解決するための手段） 本発明は上記従来の問題点を圧気流動による移送手段を
利用して解決したローピンク導入装置である。

すなわち、本発明の要旨は、 （１）前端に向かって管内に搬送気流を生じぜしめるよ
うに後部に圧気供給口を設けたロービング移送管 （２）　ＣＩ−ピング移送管後端に固設した連結片く３
）連結片の他端に固設したロービング案内部材 （４）連結片のロービング移送管経路上に位置して連結
片に圧接されるロービング挟持部材（５）ローごング移
送管の圧気供給口に対する給気に連動してロービング挟
持部材を連結片から離隔し、前記給気が停止すると同時
に前記圧接状態に復帰するよ・う往復移動せしめる作動
手段を口えたことを特徴とするチョッパーガンのロービ
ング導入装置にある。

ロービング移送管１は管内に挿通されたロービングに対
して気体流動によって充分な移送力を生じ得る内径と長
さを有する直管であることが必要であり、連結片２はそ
の両端部においてロービング移送管１の後端外側とロー
ビング案内部材３の外側に固るされ、その表面がロービ
ング移送キ￥路の一側に位置せしめられる。

ロービング案内部材３は内部にロービングが挿通される
管状又はリング状をなし、ロービング移送管の中心線上
に一致したロービング移送経路を与えて、ロービングの
移送を円滑安定に行うようにするものである。

ロービング挟持部材４は前記連結片２のローどング移送
経路上に位置して後記の作動手段５によって、ロービン
グを移動不能に挟持し或いはその挟持を解放してロービ
ングを移動可能にする乙のであり、上記の作動手段は前
記ロービング移送管１の圧気供給口に対する給気、給気
停止に連動づ“るように制御される。

上記のロービング挟持部材４は、ロービング移進管１．
連結片２．ロービング案内部材３のいずれかに固着され
てそのロービングに対する作用面がｊル結片２面に離接
移動可能であればよく、通常自体が弾性可撓性部材であ
るスプリング鋼板が望ましいが、コイルスプリング等で
圧接方向に付勢された可動片であってもよく、これに対
する作動手段は、ロービング移送管１への圧気供給口か
ら分岐した圧気による圧気作動シリンダー、？ｔ？（ｉ
ｆｆ作動（幾構などを用いることができる。

〔作用〕

本発明のロービング導入装置は上記の機構よりなるので
、これをチョッパーガンの本体外壁に設けて、そのロー
ビング移送管１の先端を、カッターローラーと受はロー
ラーとのニップ点に近接せしめて該ニップ点のローラー
の接線方向に略一致したロービング移送経路とし、該導
入装置にロービングを挿通せしめた状態下に、ロービン
グ移送管１に圧気を供給してその内部に先端に向かう気
流を生じせしめるとともに、連結片２上のロービングに
対するロービング挟持部材４の挟圧作用を解放すればロ
ービングは切断機構に気流により円滑に搬送導入され、
切断機構の作動停止と同時に前記のロービング移送管１
への給気停止並びにロービング挾持部材４の挟圧作動を
行うことによって、挿通されたロービングは、該導入装
置までのロービングテンションによる引張力に抗してロ
ービングは確実に把持されて脱出は防止される。したが
って、チョッパーガンの作動と同時に１−１−ピングの
導入が円滑に再開することができる。

本発明の導入装置は、従来のピンチ［コーラ−を具えた
切断機構を有するチョッパーガンの場合には、ロービン
グ移送管１の先端を、該切ＩＪｆ＋機構の弾性受はロー
ラーとピンチローラ−のニップ点に近接するように位置
せしめれば、ピンチローラ−の弾性受はローラーに対す
る圧接力を極度に低減しても同等問題を生じない。

（実施例〕 本発明を図面に示す実施例によって説明する。

第１図はロービング導入装置の平面図であって、後部に
圧気供給口１８を有する搬送気導入管１０とこれに嵌着
された前部管１１とよりなる。

ロービング移送管１は第３図の拡大断面図に示すように
、後部にロービング受入れブツシュ１２を螺着して管内
面に環状の管前方に傾斜した噴気間隙１９を形成しこれ
を圧気供給口１８に連通せしめた搬送気導入管１０の前
端に前部管１１を嵌入固定したものである。

２は連結片であり、その前端がロービング移送管１の後
端下部に、また後端がロービング案内部材３に固着され
て、その上面が移送されるロービングの下面に接する平
面２１となる。

ロービング案内部材３は後端がラッパ状間口３２を０Ｔ
ｌ−るロービング受入れ管３１を嵌着した保持筒３０よ
りなり、該保持筒３０の前端下側に仝記連結片２端が固
るされる。

４は帯状鋼板を屈曲成形し、基部４１をロービング案内
部材３の保持筒３０後縁に固着保持し、前部を屈曲して
先端４２が前記連結片２の上面に弾接ぜしめたロービン
グ挟持部材である。

このロービング挟持部材４は第４図の拡大断面図に示す
ようにロービング案内部材３の保持筒３０　Ｊ二に設け
たシリンダー３５．ピストン３７およびシリンダー３５
の下端に開口した圧気供給口３８よりなる作動手段５に
よって、そのビス［〜ン輔３６端の突出によりロービン
グ挟持部材４を第２図一点鎖線に示す４′のように、イ
の弾圧力に抗して前端４２を連結片２から上界離隔移動
し、シリンダー３５への圧気供給が遮断されたときに、
ロービング挟持部材４の弾圧力によりピストン軸３６を
圧下し、ピストン３７の下室内の圧気を適宜の排気路を
通して外部に放出しつつピストン３７を降下し、その先
端４２が連結片２の上面に圧接されるように往復作動さ
れる。

第５図は従来のピンチローラ−を廃したカッターローラ
ー６２とこれに圧接する弾性受はローラー６５のみより
なる切断改構をイｉするチョッパーガン６０に、本発明
のロービング導入装置を設けた場合を示′！ｊ説明的側
面図であり、６３はカッターローラー６２の周面に固設
した切断刃、５０は本ロービング導入装置のロービング
移送管１をガン６０の外壁に固定するブラケット、６８
はチョツプドストランド放出用のシュータ−１７０はシ
ュータ−６８からのチョツプドストランド放出経路に交
叉するスプレー経路を有するバインダー噴霧装置で、該
噴ｙ装置７０は、シュータ−６８の上下又は左右に２個
設けることが望ましい。

ブヨツバ−ガン６０に設置したロービング導入装置には
、第６図に示した圧気供給制御回路を介して、ロービン
グ移送管１の圧気供給口１８にパイプ２０、ロービング
挟持部材４の作動手段５のシリンダー３５の圧気供給口
３８にパイプ４０がそれぞれ接続されて、圧気供給が制
御される。

すなわら、コンプレン１ナーＰからの圧気は圧力調整弁
１〕Ｌ、流量調節弁ＶＣを経てエアータンクＡＴに供給
保蔵され、一方チョッパーガンの作動に伴う制御信号（
圧力ガス又は電気信号）によってエアータンクＡＴから
の気送路の開閉用のエアバルブＡＶ１を作動してパイプ
２０を介して圧気供給口１８への圧気制御、また圧力調
整弁ＰＬからの分岐気退路の開閉用のエアバルブＡＶ２
を作動してパイプ４０を介して圧気供給［１３８への圧
気をυ制御するようになず。

上記エアバルブＡＶ２は圧気供給遮断時には、圧気供給
口３８からの排気がなされる排気「１４１を右する三方
バルブとなっている。

上記の制御回路はｆヨッパーガンのカッターローラー駆
動用のエアーモーターが始動すると同時に発信するＯＮ
信号によって、エアーバルブ△Ｖ１、ＡＶ２を開弁じエ
アータンクＡＴからの大川の圧気供給により停止状態に
ある［］−ピングの移動開始を急速に行わせ、ロービン
グ移送管１内に［１−ピングの引き扱はテンシコン以十
の１般送気流が生じた後に、ロービング挟持部材４のロ
ービングの挟圧保持を解放し゛Ｃ円滑なローどング導入
をなし１７るようにエアーバルブ△ｖ１に対する八Ｖ２
の作動タイミングあるいはロービング挟持部材４へのピ
ストン３７等の作動条件を調節する。

エアーバルブＡＶ１はロービングの移送３！！！Ｉｆｆ
が安定すると略一定量の空気流量となり、一方エアーバ
ルブＡＶ２はロービング挟持部材４の解ｈ々状態を紺持
し１！７るだけの内圧をピストン３７の上空に保持する
。

そして、ＯＦＦ信号によって、両エアーバルブＡＶ１．
△ｖ２は閉止されて、ロービング移送管１の気送は停止
し、同時にエアーバルブＡＶ２の排気ロ４１力日らシリ
ンダー３５内の圧気が排出されロービング挟持部材４は
ロービングを連結片２の上面に挟圧して、ロービングの
移動脱落を防止する。

ハ２発明の詳細 な説明したように、本発明のロービング導入Ｋｎは、ｆ
ａツバ−ガンに対するロービングの案内導入を円滑確実
にできるとともに、ロービングの供給停止時に、ロービ
ングの挟持を適確に行えるので、ヂ〕ツバ−ガンの移動
下に作動停止を繰返しても、ロービングの離脱を生じな
いので、特に移動停止が急速に行われるチコッパーガン
ロボットによる自動吹付は成形作業の能率向上を図るこ
とができる。

また本ロービング導入装置は従来のピンチローラ−を設
けた切断装芦に対しても、そのピンチローラ−圧接力を
極度に低減し且つ面倒な圧力調整を不要にして良好なロ
ービング導入保持がでさ・るので、既設のヂョッパーガ
ンの問題点も解決することができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示づもので、第１図は平面図、
第２図は側面図第３図はロービング移送管１の拡大断面
図、第４図はロービング案内部材３とロービング挟持部
材４との拡大断面図、第５図は本発明装置をチコッパー
ガンに取付けた場合の説明的側面図、第６図は圧気供給
制御回路図である。 １・・・ロービング移送管　２・・・連結片３・・・ロ
ービング案内部材 ４・・・ロービング挟持部材　５・・・作動手段１８．
３８・・・圧気供給口 第１Ｉ２］ 才６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 前端に向かつて管内に搬送気流を生じせしめるように後
   部に圧気供給口を設けたロービング移送管（１）と該ロ
   ービング移送管（１）の後端に固設した連結片（２）を
   介して連結固定したロービング案内部材（３）と、前記
   連結片（２）のロービング移送経路上に位置して該連結
   片（２）に圧接されるロービング挟持部材（４）と、前
   記圧気供給口に対する給気に連動して前記ロービング挟
   持部材（４）を連結片（２）から離隔し、前記圧気供給
   口に対する給気停止と同時に前記圧接状態に復帰するよ
   うに往復移動せしめる作動手段（５）を具えたことを特
   徴とするチョッパーガンのロービング導入装置。