JPS63175083A - 発光性インク組成物 - Google Patents

発光性インク組成物

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Publication number
JPS63175083A
JPS63175083A JP62006166A JP616687A JPS63175083A JP S63175083 A JPS63175083 A JP S63175083A JP 62006166 A JP62006166 A JP 62006166A JP 616687 A JP616687 A JP 616687A JP S63175083 A JPS63175083 A JP S63175083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
europium complex
ink composition
luminescent
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62006166A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirosuke Takuma
啓輔 詫摩
Shizuo Kuroda
黒田 静雄
Hiroshi Aiga
相賀 宏
Suguru Saito
斉藤 英
Hiroshi Matsuo
拓 松尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication of JPS63175083A publication Critical patent/JPS63175083A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通常の可視光下で無色であり、紫外線の光照
射下では赤色に発光する印刷物または筆記具等に利用さ
れる新規の発光性インク組成物を提供するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)発光
性の化合物は数多く知られており、蛍光増白染料やレー
ザー用色素として利用されているのは公知のことである
これらの化合物のほとんどは吸収極大波長と発光極大波
長の差、つまりストークスシフトが小さく、−S的には
その差が10n11〜130nm程度しかなく、吸収ス
ペクトルと発光スペクトルの重なりが大きく、高濃度に
なれば再吸収現象が起こって発光輝度が小さくなってし
まう。
したがって、例えば、赤色・に発光する化合物は黄色〜
青色の吸収を有するものがほとんどで、吸収色がなく赤
色発光のみを利用する分野へ応用は不可能である。
このような中にあって、例外的にテノイルトリフルオロ
アセトンユーロピウム錯体が無色吸収赤色発光を行うこ
とを利用して機宙保持を必要とする書類またはカードの
インク用として用いられようとしたが、保存安定性が悪
く、実用的には改良が望まれていた。また、同様にベン
ゾイルトリフルオロアセトンユーロピウム錯体も無色吸
収で赤色発光を行い一120〜170°Cでレーザー発
振することが知られていたが、他の応用についての展開
はなされていないのが現状である。
(問題点を解決するための手段) 本発明者等らは上記の状況に鑑み、可視光には全く感応
せず、紫外光によって赤色の発光を示す、高耐久性の印
刷または筆記具用のインクを得るべく鋭意検討した結果
、ベンゾイルトリフルオロアセトン系配位子を有するユ
ーロピウム錯体の少なくとも一種を含有する発光性イン
ク組成物が従来になかった高耐久性、赤色の高発光性を
有することを見出し、本発明を完成するに到った。
(式中、R1およびR8は水素原子、ハロゲン原子、ア
ルキル基、アルコキシ基、アミノ基、ジアルキルアミノ
基、アルキルアミノ基、アリール基またはアラルキル基
を示し、互いに同一もしくは異なっていてもよい)で表
される化合物の少なくとも一種を含有することを特徴と
する発光性インク組成物である。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明の発光性化合物は、前記一般式(I)で表される
ものであり、一般式N)中のR8およびRtの具体例と
しては、水素原子、塩素原子、フッ素原子、臭素原子等
のハロゲン原子、メチル、エチル、イソプロピル等のア
ルキル基、メトキシ、エトキシ、ブトキシ等のアルコキ
シ基、アミノ基、ジメチルアミノ、エチルアミノ等のジ
アルキルアミノ基、フェニル、P−)リル等のアリール
基、フェネチル、3−(2−メチルフェニル)−プロピ
ル等のアラルキル基などを挙げることができる。
これらの一般式(1)で表される化合物の少な(とも一
種以上を、各種のインク用ワニスに含有させて組成物を
得る。
インク用ワニスとしては、油性インク用ワニス、例えば
、ポリアミド系インク用ワニス(ポリアミド樹脂、エチ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、酢酸エチル、
n−へブタン、その他等)、アクリル系インク用ワニス
(アクリル樹脂、イソプロピルアルコール、酢酸エチル
、その他等)、染料型インク用ワニス(アルコール、タ
ンニン酸、叉はフェノール樹脂等)、および蛍光インク
用ワニス(エチルヒドロキシエチルセルローズ、ロジン
のペンタエリスリトールエステル、ミネラルスピリット
、その他等)等が例示される。
本発明において、インク中の上記発光性化合物の濃度は
、これらのワニス中に溶解する限度内にあればよいが、
−Sにはインク組成物中に0.001〜10重世%、好
ましくは0.01〜1重量%である。
(作用及び効果) 本発明のベンゾイルトリフルオロアセトン系配位子を有
するユーロピウム錯体を含有するインク組成物は、印刷
または塗布すれば通常光下では全く印刷または塗布跡を
認識できないが、紫外線ランプを照射すれば、鮮やかな
赤色発光色を示し容易に目視により検知できる。
すなわち、本願発明のインク組成物は、従来品が数日間
で発光能をほとんど消失してしまうことの欠点を克服し
た、すぐれた高耐久、光輝度を有し実用上極めて有効な
新規の赤色発光性インク組成物を提供するものである。
(実施例) 以下、実施例により本発明の発光性インク組成物につい
てさらに詳しく説明する。なお、実施例中の「部」は「
重量部」を示す。
実施例1 トリス(ベンゾイルトリフルオロアセトン)ユーロピウ
ム錯体・2水和物0.1部、アクリル系ワニスであるア
クリル酸メチルーメククリル酸メチルコポリマーのキシ
レン溶液70部、およびメチルエチルケトン30部から
なる組成物を作製し、無色紙上に塗布し乾燥した。この
塗布紙は通常の蛍光燈下では、塗布前の紙と区別できな
いが、紫外線ランプより照射すると、鮮やかな赤色発光
色を呈した。日本分光社製蛍光光度計FP−770を用
いて、この塗布紙の発光スペクトルおよび励起スペクト
ルを測定したところ、発光極大波長は617nm 、励
起極大波長は361no+であった。また、本塗布紙を
蛍光燈下1ケ月放置したが全く初期状態と発光強度は同
じであり、良好な安定性を示した。
実施例2 実施例1のユーロピウム錯体の代わりトリス(P−メチ
ルベンゾイルトリフルオロアセトン)ユーロピウム錯体
・2水和物を用いて同様な操作により塗布紙を得た0本
塗布紙も紫外線照射により鮮やかな赤色発光を呈した0
本塗布紙の発光極大波長は618nmであり、励起極大
波長は361nmであった。保存安定性の点でも実施例
1同様、良好な結果を得た。
実施例3 実施例1のユーロピウム錯体の代わりにトリス(P−ジ
メチルアミノベンゾイルトリフルオロアセトン)ユーロ
ピウム錯体・2水和物を用いて、同様な操作により、塗
布紙を得た0本塗布紙も紫外線照射により鮮やかな赤色
発光色を呈した0本塗布紙の発光極大波長は620nm
であり、励起極大波長は365nmであった。保存安定
性の点でも実施例1同様、良好な結果を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1およびR_2は、水素原子、ハロゲン原
    子、アルキル基、アルコキシ基、アミノ基、ジアルキル
    アミノ基、アルキルアミノ基、アリール基またはアラル
    キル基を示し、互いに同一もしくは異なってもよい)で
    表される化合物の少なくとも一種を含有することを特徴
    とする発光性インク組成物。
JP62006166A 1987-01-16 1987-01-16 発光性インク組成物 Pending JPS63175083A (ja)

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JP (1) JPS63175083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350291A (ja) * 1989-07-18 1991-03-04 Mitsui Toatsu Chem Inc 発光性インク組成物
JP2007039564A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kri Inc 高効率赤色発光体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350291A (ja) * 1989-07-18 1991-03-04 Mitsui Toatsu Chem Inc 発光性インク組成物
JP2007039564A (ja) * 2005-08-03 2007-02-15 Kri Inc 高効率赤色発光体

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