JPS63175004A - α−オレフインの重合方法 - Google Patents

α−オレフインの重合方法

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JPS63175004A
JPS63175004A JP498987A JP498987A JPS63175004A JP S63175004 A JPS63175004 A JP S63175004A JP 498987 A JP498987 A JP 498987A JP 498987 A JP498987 A JP 498987A JP S63175004 A JPS63175004 A JP S63175004A
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俊之 筒井
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昭徳 豊田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、新規な高活性重合触媒の存在下におけるα−
オレフィンの重合方法に関する。
さらに詳細には、特定の遷移金属化合物及びアルミノオ
キサンからなる触媒の存在下にα−オレフィンを重合す
る方法に関する。
〔従来の技jネテ〕
従来、α−オレフィンの重合方法としては、チタン化合
物と有機アルミニウム化合物からなるチタン系触媒また
はバナジウム化合物と有機アルミニウム化合物からなる
バナジウム化合物系触媒の存在下に、エチレン・α−オ
レフィンを共重合する方法が知られている。一般に、チ
タン系触媒で得られるエチレン・α〜オレフィン共重合
体は分子量分布および組成分布が広く、かつ透明性、表
面非粘着性および力学物性が劣っていた。また、バナジ
ウム系触媒で得られるエチレン・α−オレフィン共重合
体は、チタン系触媒で得られるものにくらべて分子量分
布および組成分布は狭くなりかつ透明性、表面非粘着性
、力学物性はかなり改善されるが、これらの性能が要求
される用途にはなお不充分であり、さらにこれらの性能
の改善されたα−オレフィン重合体、とくにエチレン・
α−オレフィン共重合体が要求されている。
一方、新しいチーグラー型オレフィン重合触媒としてジ
ルコニウム化合物およびアルミノオキサンからなる触媒
が最近提案されている。
特開昭58−19309号公報には、下記式(シクロペ
ンタジェニル)z Me Rflat 〔ここで、Rはシクロペンタジェニル、cI〜c6−ア
ルキル、ハロゲンであり、Meは遷移金属であり、)i
al はハロゲンである、〕 で表わされる遷移金属原子化合物と、下記式A (12
0R4(A 7!(R) O)−〔ここで、Rはメチル
またはエチルであり、nは4〜200数である、〕 で表わされる線状アルミノオキサン又は下記式〔ここで
、Rおよびnの定義は上記に同じである、〕で表わされ
る環状アルミノオキサンとからなる触媒の存在下、エチ
レンおよびc3〜cl□のα−オレフィンの1種または
2種以上を−50”C〜200”Cの温度で重合させる
方法が記載されている。同公開公報には、得られるポリ
エチレンの密度を調節するには、10重量%までの少量
の幾分長鎖のα−オレフィンまたは混合物の存在下でエ
チレンの重合を行うべきことが記載されている。
特開昭59−95292号公報には、下記式〔ここで、
nは2〜40であり、Rはcl−c6アルキルである、
〕 で表わされる線状アルミノオキサンおよび下記式〔ここ
で、nおよびRの定義は上記に同じである、〕で表わさ
れる環状アルミノオキサンの製造法に関する発明が記載
されている。同公報には、同製造法により製造された、
例えばメチルアルミノオキサンとチタンまたはジルコニ
ウムのビス(シクロペンタジェニル)化合物とを混合し
て、オレフィンの重合を行うと、1gの遷移金属当りか
つ1時間当り、25百万g以上のポリエチレンが得られ
ると記載されている。
特開昭60−35005号公報には、下記式〔ここで、
R1はC1〜C1゜アルキルであり、RoはR1である
かまたは結合して一〇−を表わす、〕で表わされるアル
ミノオキサン化合物を先ずマグネシウム化合物と反応さ
せ、次いで反応生成物を塩素化し、さらにTt、■、Z
rまたはCrの化合物で処理して、オレフィン重合用触
媒を製造する方法が開示されている。同公報には、上記
触媒がエチレンとC3〜C1□α−オレフィンの混合物
の共重合に特に好適であると記載されている。
特開昭60−35006号公報には、反応器ブレンドポ
リマー製造用触媒系として、異なる2種以上の遷移金属
のモノ−、ジー、もしくはトリーシクロペンタジェニル
またはその誘導体(a)とアルミノオキサン(blの組
合せが開示されている。同公報の実施例1には、ビス(
ペンタメチルシク口ペンタシェニル)ジルコニウムジメ
チルとアルミノオキサンを触媒として、エチレンとプロ
ピレンを重合せしめて、数平均分子量15,300、重
量平均分子量36 、400およびプロピレン成分を3
.4%含むポリエチレンが得られたことが開示されてい
る。また、同実施例2では、ビス(メチルシクロペンタ
ジェニル)ジルコニウムジクロライドおよびアルミノオ
キサンを触媒としてエチレンとプロピレンを重合し、数
平均分子量2,200 、重量平均分子量11 、90
0および30モル%のプロピレン成分を含むトルエン可
溶部分と数平均分子−13,000、重量平均分子ff
17,400および4.8モル%のプロピレン成分を含
むトルエン不溶部分から成る数平均分子量2.000 
、重量平均分子量8 、300および7.1モル%のプ
ロピレン成分を含むポリエチレンとエチレン・プロピレ
ン共重合体のブレンド物を得ている。
同様にして実施例3には分子量分布(−/Mn )4.
57およびプロピレン成分20.6モル%の可溶性部分
と分子量分布3.04およびプロピレン成分2.9モル
%の不溶性部分から成るLLDPEとエチレン−プロピ
レン共重合体のブレンド物が記載されている。
特開昭60−35007号公報にはエチレンを単独でま
たは炭素数3以上のα−オレフィンと共にメタロセンと
下記式 〔ここで、Rは炭素数1〜5のアルキル基であり、nは
1〜約20の整数である、〕 で表わされる環状アルミノオキサンまたは下記式%式% 〔ここで、Rおよびnの定義は上記に同じである、〕で
表わされる線状アルミノオキサンとを含む触媒系の存在
下に重合させる方法が記載されている。
同方法により得られる重合体は、同公報の記載によれば
、約500〜約140万の重量平均分子量を有しかつ1
.5〜4.0の分子量分布を有する。
また、特開昭60−35008号公報には、少なくとも
2種のメタロセンとアルミノオキサンを含む触媒系を用
いることにより、巾広い分子量分布を有するポリエチレ
ンまたはエチレンとC8〜C0゜のα−オレフィンの共
重合体が製造されることが記載されている。同公報には
上記共重合体が分子量分布(1&/Rn ) 2〜50
を有することが記載されている。
以上の先行技術文献には、配位子としてシクロペンタジ
ェニル基などのアルカジェニル基、アルキル基および/
またはハロゲン原子を有する遷移金属のメタロセン化合
物とアルミノオキサンとを組合わせた触媒系がα−オレ
フィンの重合において高活性であることがそれぞれ提案
されている。
しかし、これらのメタロセン化合物、特にアルキル基含
有メタロセン化合物はエアーまたは水分に対し不安定で
あるので取扱いに特別な配慮が必要であることなどの欠
点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記目的は、本発明に従い、 (A)遷移金属原子と酸素、硫黄、窒素または燐からな
るヘテロ原子との結合を形成することのできるヘテロ原
子含有配位子および共役π電子を有する配位子をそれぞ
れ有する遷移金属化合物、(B)周期律表第■族、第I
V族および第V族の元素のハロゲン含有無機化合物から
なる群から選ばれた少なくとも1種のハロゲン含有無機
化合物、および、 (C)アルミノオキサン、 から形成される触媒の存在下に、α−オレフィンを重合
させることを特徴とするα−オレフィンの重合方法によ
り達成することができ、さらには、(A)遷移金属原子
と酸素、硫黄、窒素または燐からなるヘテロ原子との結
合を形成することのできるヘテロ原子含有配位子および
共役π電子を有する配位子をそれぞれ有する遷移金属化
合物、(B)周期律表第■族、第IV族および第V族の
元素のハロゲン含有無機化合物からなる群から選ばれた
少なくとも1種のハロゲン含有無機化合物、(C)アル
ミノオキサン、および 仲弁辞 (D)n−アルキル基以外の炭化水素基を有する有機ア
ルミニウム化合物、 から形成される触媒の存在下に、α−オレフィンを重合
させることを特徴とするα−オレフィンの重合方法、に
より達成することができる。
本発明においては、触媒の安定性が向上するという特徴
がある。さらには、本発明の方法により得られるα−オ
レフィン重合体は、分子量分布および組成分布が狭いと
いう特徴を有している。以下本発明において詳細に説明
する。
本発明において、重合という語は単独重合のみならず共
重合を包含した意で用いることがあり、また、重合体と
いう語は単独重合体のみならず共重合体を包含した意で
用いることがある。
本発明において使用される触媒は、遷移金属触媒成分(
A)、周期律表第■族、第IV族および第V族の元素の
ハロゲン含有無機化合物からなる群から選ばれた少なく
とも1種のハロゲン含有無機化合物(B)およびアルミ
ノオキサン(C)から形成される。触媒成分(A)は、
遷移金属原子と酸素、硫黄、窒素または燐からなるヘテ
ロ原子との結合を形成することのできるヘテロ原子含有
配位子および共役π電子を有する配位子をそれぞれ有す
る遷移金属化合物であり、該触媒(A)における遷移金
属は、チタン、ジルコニウムおよびハフニウムなる群か
ら選択される周期律表It/B族の遷移金属である。触
媒成分(A)における遷移金属としてチタンおよびジル
コニウムが好ましく、ジルコニウムがとくに好ましい。
該遷移金属化合物触媒成分(A)としては、例えば下記
式N) R’、R”、R”J’、阿     (1)〔ここで、
阿はチタン、ジルコニウムまたはハフニウム原子を示し
、R1はシクロアルカジェニル基を示し、R2は、OR
” 、SR’ 、NR,’またはPR,’より選ばれる
基でありR3およびR4は、シクロアルカジェニル基、
了り−ル基、アラルキル基、アルキル基、シクロアルキ
ル基、ハロゲン原子または水素原子であり、R1、Rb
、、RcおよびR4は水素原子またはアルキル基、シク
ロアルキル基、了り−ル基、アラルキル基などの炭化水
素基、シリル基であり、2個のReおよびRdが連結し
て環を形成することもできる。工≧11、≠0、h+t
+m+ n=4である〕で示される化合物である。シク
ロアルカジェニル基としては、例えば、シクロペンタジ
ェニル基、メチルシクロペンタジェニル基、エチルシク
ロペンタジェニル基、ジメチルシクロペンタジェニル基
、ペンタメチルシクロペンタジェニル基、インデニル基
、テトラヒドロインデニル基等を例示することができる
。アルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、
プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、ヘキシル基、
オクチル基、2−エチルヘキシル基、デシル基、オレイ
ル基などを例示することができ、シクロアルキル基とし
てはシクロペンチル基、シクロヘキシル基などを例示す
ることができ、アリール基としては、例えば、フェニル
基、トリル基などを例示することができ、アラルキル基
としては、ベンジル基、ネオフィル基などを例示するこ
とができ、シリル基としては、トリメチルシリル基、ト
リエチルシリル基、フェニルジメチルシリル基、トリフ
ェニルシリル基などを例示することができ、ハロゲン原
子としては、フッ素、塩素、臭素などを例示することが
できる。
該ジルコニウム化合物としては、次の化合物を例示する
ことができる。
ビス(シクロペンタジェニル)メトキシジルコニウムク
ロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)エトキシジルコニウムク
ロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)ブトキシジルコニウムク
ロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)2−エチルヘキソキシジ
ルコニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)メチルジルコニウムエト
キシド、 ビス(シクロペンタジェニル)メチルジルコニウムブト
キシド、 ビス(シクロペンタジェニル)エチルジルコニウムエト
キシド、 ビス(シクロペンタジェニル)フェニルジルコニウムエ
トキシド、 ビス(シクロペンタジェニル)ベンジルジルコニウムエ
トキシド、 ビス(メチルシクロペンタジェニル)エトキシジルコニ
ウムクロリド、 ビス(インデニル)エトキシジルコニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)エトキシジルコニウム、 ビス(シクロペンタジェニル)ブトキシジルコニウム、 ビス(シクロペンタジェニル)2−エチルヘキソキシジ
ルコニウム、 ビス(シクロペンタジェニル)フェノキシジルコニウム
クロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)シクロヘキソキシジルコ
ニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)フェニルメトキシジルコ
ニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)メチルジルコニウムフェ
ニルメトキシド、 ビス(シクロペンタジェニル)トリメチルシロキシジル
コニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)トリフェニルシロキシジ
ルコニウムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)チオフェニルジルコニウ
ムクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)チオエチルジルコニウム
クロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)ビス(ジメチルアミド)
ジルコニウム、 ビス(シクロペンタジェニル)ジエチルアミドジルコニ
ウムクロリド、 エチレンビス(インデニル)エトキシジルコニウムクロ
リド、 エチレンビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−イ
ンデニル)エトキシジルコニウムクロリド、該チタン化
合物としては、次の化合物を例示することができる。
ビス(シクロペンタジェニル)エトキシチタンクロリド
、 ビス(シクロペンタジェニル)ブトキシチタンクロリド
、 ビス(シクロペンタジェニル)メチルチタンエトキシド
、 ビス(シクロペンタジェニル)フェノキシチタンクロリ
ド、 ビス(シクロペンタジェニル)トリメチルシロキシチタ
ンクロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)チオフェニルチタンクロ
リド、 ビス(シクロペンタジェニル)ビス(ジメチルアミド)
チタン、 ビス(シクロペンタジェニル)エトキシチタン、該ハフ
ニウム化合物としては、次の化合物を例示することがで
きる。
ビス(シクロペンタジェニル)エトキシハフニウムクロ
リド、 ビス(シクロペンタジェニル)ブトキシハフニウムクロ
リド、 ビス(シクロペンタジェニル)メチルハフニウムエトキ
シド、 ビス(シクロペンタジェニル)フェノキシハフニウムク
ロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)チオフェニルハフニウム
クロリド、 ビス(シクロペンタジェニル)ビス(ジエチルアミド)
ハフニウム、 該遷移金属化合物は、Donald R,Gray (
Inorg。
Chem、、10.2143 (1971))、H,5
uzuki(Bull、Chem。
Soc、 Japan、 48.2460 (1975
))、E、G、Muller(J。
Organometal Cheffi、、 111.
73 (1976))、H,に6pf(J、Organ
ometal Chen+、、14.353 (196
8))、 G。
Chandra(J、Che+++、Soc、(A) 
1940 (196B))らの報告またはビス(シクロ
ペンタジェニル)ジルコニウムモノクロリドモノハイド
ライドのようなハイドライド化合物とアルコール、フェ
ノール、チオアルコール、チオフェノールなどを反応さ
せることによって合成することができる。
本発明における触媒成分(B)は、周期律表第■族、第
IV族および第V族の元素のハロゲン含有無機化合物か
らなる群から選ばれた少なくとも1種のハロゲン含有無
機化合物である。
上記周期律表第■族、第IV族および第V族の元素のハ
ロゲン含有無機化合物(B)としては、ハロゲン化ケイ
素化合物、ハロゲン化アルミニウム化合物、ハロゲン化
ホウ素化合物、ハロゲン化チタン化合物、ハロゲン化リ
ン化合物、ハロゲン化バナジウム化合物などを例示する
ことができる。
ハロゲン化ケイ素化合物として具体的には、四塩化ケイ
素、四ヨウ化ケイ素、トリクロロシランなどを例示でき
、ハロゲン化アルミニウム化合物としては、三塩化アル
ミニウム、三臭化アルミニウム、三フッ化アルミニウム
などを例示でき、ハロゲン化ホウ素化合物としては、三
塩化ホウ素、三臭化ホウ素などを例示でき、ハロゲン化
チタン化合物としては、四塩化チタン、三塩化チタン、
四臭化チタンなどを例示でき、ハロゲン化リン化合物と
しては、オキシ塩化リン、五塩化リン、三塩化リンなど
を例示でき、バナジウム化合物としては、オキシ塩化バ
ナジウム、四塩化バナジウム、三塩化バナジウムなどを
例示できる。これらの中でハロゲン化ケイ素化合物、ハ
ロゲン化アルミニウム化合物、ハロゲン化チタン化合物
、ハロゲン化バナジウム化合物が好ましく、特にハロゲ
ン化ケイ素化合物が好ましい。
触媒成分(C)はアルミノオキサンである。
触媒成分(C)として使用されるアルミノオキサンとし
て、一般式(II)および−C式(In)RzA 7!
(0−A e−ヒyO−iRz    (II)で表わ
される有機アルミニウム化合物を例示す北ことができる
。該アルミノオキサンにおいて、Rはメチル基、エチル
基、プロピル基、ブチル基などの炭化水素基であり、好
ましくはメチル基、エチル基、とくに好ましくはメチル
基であり、いは好ましくは5以上の整数を示し、とくに
好ましくは10以上の整数、とりわけ好ましくは20な
いし100の整数である。該アルミノオキサンの製造法
としてたとえば、次の方法を例示することができる。
(1)吸着水を含有する化合物、結晶水を含有する塩類
、例えば塩化マグネシウム永和物、硫酸銅水和物、硫酸
アルミニウム水和物、硫酸ニッケル水和物、塩化第1セ
リウム永和物などの炭化水素媒体懸濁液にトリアルキル
アルミニウムを添加して反応させる方法。
(2)ベンゼン、トルエン、エチルエーテル、テトラヒ
ドロフランなどの媒体中でトリアルキルアルミニウム→
に直接水を作用させる方法。
これらの方法のうちでは、(1)の方法を採用するのが
好ましい。なお、該アルミノオキサンには少量の有機金
属成分を含有していても差しつかえない。
本発明で使用される触媒は上記遷移金属化合物触媒成分
(A)、(B)および(C)を接触させることにより形
成させることができる。
本発明の方法においては、上記触媒成分の接触順序には
制限はないが、触媒成分(A)と(B)を接触させた後
、触媒成分(C)を接触させる方法が好ましい。
本発明の方法において、該ハロゲン含を無機化合物(B
)の使用割合は、該遷移金属化合物(A)1モルに対す
る該ハロゲン含有無機化合物のモル数として、通常は0
.1ないし20モル、好ましくは0.2ないし10モル
、より好ましくは0.3ないし5モルの範囲である。
本発明の方法において、該遷移金属化合物(A)および
該ハロゲン含有無機化合物(B)の反応は、一般には有
機溶媒中で実施される。有機溶媒としては、ペンタン、
ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、デカンなどの
脂肪族炭化水素、メチルシクロペタン、シクロベンクン
、シクロヘキサン、シクロオクタン、シクロデカン、シ
クロドデカンなどの脂環族炭化水素、ベンゼン、トルエ
ン、キシレン、クメン、シメンなどの芳香族炭化水素な
どを例示することができる。
該有機溶媒のうちでは、芳香族炭化水素が好ましい。
本発明の方法における、反応系内の該ハロゲン含有無機
化合物(B)の濃度は周期律表第m族、第IV族および
第V族の元素に換算して通常I X 10−5ないし1
グラム原子/ff、好ましくはlXl0−’ないし0.
1グラム原子/lの範囲に維持され、反応系内の該遷移
金属化合物(A)の濃度は遷移金属原子に換算して通常
lXl0−’ないし1グラム原子/l、好ましくはlX
l0−’ないし0.1グラム原子/I!の範囲に維持さ
れる。
反応の際の温度は、通常0ないし100℃、好ましくは
10ないし80℃であり、反応に要する時間は、通常0
.1分以上、好ましくは1分ないし200分の範囲であ
る。
上記のごとく得られた遷移金属化合物触媒成分はシリカ
、アルミナ、マグネシアなどの無機担体またはポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ4−メチル−1−ペンテン
、スチレンなどの有機重合体などの有機担体に担持し固
体触媒としても使用することができる。
本発明の方法において、重合反応に供給されるオレフィ
ンとして具体的には、エチレン、プロピレン、■−フテ
ン、4−メチル−1−ペンテン、l−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、■−ドデセン、1−テトラデセン
、1−へキサデセン、l−オクタデセン、■−エイコセ
ンなどのα−オレフィンを例示することができ、これら
の二種以上の混合成分を重合に供することもでき、必要
に応じてジエンなどのポリエンを共重合することもでき
る。本発明の方法を二種以上のα−オレフィンの混合成
分の共重合、例えば、エチレンとα−オレフィンの共重
合、エチレン以外の相異なるα−オレフィンの共重合に
適用すると組成分布および分子量分布の狭い共重合体が
得られるのでとくに好適である。
本発明の方法において、オレフィンの重合反応は通常は
炭化水素媒体中で実施される。炭化水素媒体として具体
的には、ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、オ
クタン、デカン、トチ゛カン、ヘキサデカン、オクタデ
カンなどの脂肪族系炭化水素、シクロペンクン、メチル
シクロベンクン、シクロヘキサン、シクロオクタンなど
の脂環族系炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンな
どの芳香族系炭化水素、ガソリン、灯油、軽油などの石
油留分などの他に、原料のオレフィンも炭化水素媒体と
なる。
本発明の方法において、懸濁重合法、溶解重合法などの
ような液相重合法が通常採用されるが気相重合法を採用
することもできる。重合反応の際の温度は通常は−50
ないし230℃、好ましくは−20ないし200℃の範
囲である。
本発明の方法を液相重合法で実施する際の該遷移金属化
合物の使用割合は、重合反応系内の遷移金属原子の濃度
として通常は10−8ないし104グラ1、原子/1、
好ましくは10−7ないし10−3グラム原子/lの範
囲である。また、アルミノオキサンの使用割合は、重合
反応系内のアルミニウム原子の濃度として通常は10−
4ないし10−1グラム原子/l、好ましくはto−’
ないし5X10−”グラム原子/lの範囲であり、また
重合反応系内の遷移金属原子に対するアルミニウム金属
原子の比として通常は25ないし107、好ましくは1
02ないし106の範囲である。
本発明の方法において触媒構成成分としてn−アルキル
基以外の炭化水素基を有する有機アルミニウム化合物(
D)を用いることによりアルミノオキサンの使用量を減
少させても優れた重合活性でオレフィンを重合すること
ができ、かつ分子量の大きいオレフィン重合体を製造す
ることができる。
n−アルキル基以外の炭化水素基としては、イソアルキ
ルなどの分枝鎖を有するアルキル基、シクロアルキル基
、アリール基などを例示することができる。該有機アル
ミニウム化合物として具体的には1.トリイソプロピル
アルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ2−
メチルブチルアルミニウム、トリ3−メチルブチルアル
ミニウム、トリ2−メチルベンチルアルミニウム、トリ
3−メチルペンチルアルミニウム、トリ4−メチルペン
チルアルミニウム、トリ2−メチルヘキシルアルミニウ
ム、トリ3−メチルヘキシルアルミニウム、トリ2−エ
チルヘキシルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニ
ウム、トリシクロヘキシルアルミニウムなどのトリシク
ロアルキルアルミニウム、トリフェニルアルミニウム、
トリトリルアルミニウムなどのトリアリールアルミニウ
ム、ジイソブチルアルミニウムハイドライドなどのよう
なジアルキルアルミニウムハイドライド、イソブチルア
ルミニウムメトキシド、イソブチルアルミニウムエトキ
シド、イソブチルアルミニウムイソプロポキシドなどの
アルキルアルミニウムアルコキシドなどを例示すること
ができる。これらの有機アルミニウム化合物のうちでは
骨核型のアルキル基を有するアルミニウム化合物が好ま
しく、とくにトリアルキルアルミニウム化合物であるこ
とが好ましい。また、一般式 %式%) (X、p、gは正の整数であり、8≧2xである)で表
わされるイソプレニルアルミニウムも好ましい。なお、
重合系内で上記有機アルミニウム化合物が形成されるよ
うな化合物、例えば、ハロゲン化アルミニウムとアルキ
ルリチウムまたはハロゲン化アルミニウムとアルキルマ
グネシウムなどを添加しても差しつかえない。また、上
記有機アルミニウム化合物(D)と水との反応により形
成されるアルミノオキサンを添加することもできる。
また、n−アルキル基以外の炭化水素基を有する有機ア
ルミニウム化合物(D)を用いる本発明の方法において
、アルミノオキサンの使用量は反応系内のアルミニウム
原子に換算して3ミリグラム原子/1以下、好ましくは
0.01ないし2ミリグラム原子/l、とくに好ましく
は0.02ないし1ミリグラム原子/2の範囲である。
また、反応系内における該アルミノオキサン成分(C)
および有機アルミニウム化合物成分CD)の合計のアル
ミニウム原子の総量に対するアルミノオキサン成分(C
)のアルミニウム原子の割合は通常1ないし80%、好
ましくは2ないし75%、とくに好ましくは5ないし7
0%の範囲にあり、同様に有機アルミニウム化合物成分
(D)のアルミニウム原子の割合は通常は20ないし9
9%、好ましくは25ないし98%、とくに好ましくは
30ないし95%の範囲にある。
本発明の方法において、反応系内の該遷移金属原子に対
する該アルミノオキサン成分〔C〕および有機アルミニ
ウム化合物成分CD)の総量のアルミニウム原子の比は
通常は20ないし10000 、好ましくは50ないし
5000 、とくに好ましくは100ないし2000の
範囲である。
本発明の重合方法において、重合体の分子量は、水素お
よび/または重合温度によって調節することができる。
本発明の方法において、重合反応が終了した重合反応混
合物を常法によって処理することにより本発明の重合体
を得ることができる。
本発明の実施例における分子量分布(!に/lln )
およびエチレン系重合体における組成分布(B値)は以
下のようにして求めた。
〜/gn値の測定は、武内著、光芒発行の「ゲルパーミ
ェーション・クロマトグラフィー」に準シて次の如く行
う。
fil  分子量既知の標準ポリスチレン(東洋ソーダ
(製)単分散ポリスチレン)を使用して、分子IMとそ
のG P C(Get Permeation Chr
omaLo−graph )カウントを測定し、分子I
MとEV(Elution Volume )の相関図
較正曲線を作成する。この時の濃度は0.02wt%と
する。
(2)GPC測定により試料のGPCクロマトグラフを
とり、前記(1)によりポリスチレン換算の数平均分子
囲動、重量平均分子量ルを算出しんZHn値を求める。
その際のサンプル調製条件およびcpc測定条件は以下
の通りである。
〔サン1ノ18周製〕 (イ)試料を0. IIAlt%になるように0−ジク
ロルベンゼン溶媒とともに三角フラスコに分取する。
(ロ)三角フラスコを140℃に加温し、約30分間撹
拌し、溶解させる。
(ハ)その濾液をGPCにかける。
(GPC測定条件〕 次の条件で実施した。
(イ)装 置 Wa ters社製(150C−ALC
/GPC)(ロ)カラム 東洋ソーダ製(GMHタイプ
)(ハ)サンプル量  400μl (ニ)温 度   140℃ (ホ)流 速    1ml/min 共重合体中のn−デカン可溶部M(可溶部量の少ないも
の程組成分布が狭い)の測定は、共重合体約3gをn−
デカン450m1に加え、145℃で溶解後、23℃ま
で冷却し濾過によりn−デカン不溶部を除き、濾液より
n−デカン可溶部を回収することにより行った。
さらに、エチレン系共重合体は、下記式(1)〔式中、
P6は共重合体中のエチレン成分の含有モル分率を示し
、Paはα−オレフィン成分の含有モル分率を示し、P
o=は全dyad連鎖のα−オレフィン・エチレン連鎖
のモル分率を示す〕で表わされるB値が、下記式(n) 1゜00≦B≦2     (■) を満足する範囲にある。
上記B値は共重合体鎖中における各モノマー成分の分布
状態を表わす指標であり、G、 J、Ray(Macr
omolecules、  10.733 (1977
)) 、J、 C−Randall  (Macrom
olecules、  15.353 (1982))
  、J、Polymer 5cience、 Pol
ymer Physics Ed、、  If。
275 (1973)) 、K、Kimura (Po
lymer、 25.441(1984))らの報告に
基づいて、上記定義のPE、PoおよびPa、を求める
ことによって算出される。上記B値が大きい程、ブロッ
ク的な連鎖が少なく、エチレンおよびα−オレフィンの
分布が一様であり、組成分布の狭い共重合体であること
を示している。
本発明のエチレン系共重合体は、好ましくは下記の如き
B値を有している。
共重合体のエチレン含量が50モル%以下の場合:1.
0+o、3XPE≦B≦1/(IPt)、より好ましく
は一般式 %式%) とくに好ましくは一般式 1.0+0.5x P E≦B≦1/(t−pg)、共
重合体のエチレン含量が50モル%以上の場合:1.3
−0.3XPE≦B≦1/PE。
より好ましくは一般式 %式% とくに好ましくは一般式 1.5−0.5X P、≦B≦1/PE。
なお、組成分布B値は、10 mmφの試料管中で約2
00■の共重合体を1−のへキサクロロブタジェンに均
一に溶解させた試料の”C−NMRのスペクトルを、通
常、測定温度120℃、測定周波数25.05M1(z
、スペクトル幅1500tlz 、フィルター幅150
0Hz、パルス繰り返し時間4.2sec 、パルス幅
7μ5eC1積算回数2000〜5000回の測定条件
の下で測定し、このスペクトルからPE、POlPO。
を求めることにより算出した。
〔実施例〕
次に、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
実施例1 アルミノオキサンの8.す11 充分にアルゴン置換した200m1のフラスコにMgC
Rz −6H205,6gとトルエン50m1を装入し
、0′Cに冷却後、トルエン50m1で希釈したトリメ
チルアルミニウム100mmo lを滴下した。続いて
、70℃まで昇温し、その温度で800時間反応続けた
。反応後、濾過により固液分離を行い、分離液よりトル
エンを除き、白色固体のメチルアルミノオキサンを得た
。重合には、このメチルアルミノオキサンを再びトルエ
ンに溶解して用いた。このメチルアルミノオキサンのベ
ンゼン中での凝固点降下により求めた分子量は1660
であり触媒成分(C)中に示したm値は27であった。
乏四λ丘盈ヌM丸別Δ且製 充分に窒素置換した100mfのフラスコにビス(シク
ロペンタジェニル)エトキシジルコニウムモノクロリド
のトルエン溶液(Zr 0.031グラム原子/ l 
) 15.7*iと四塩化ケイ素のトルエン溶液(Si
1.Oグラム原子/l)0.24−を加え、室温で0.
5時間反応させ、引き続きメチルアルミノオキサンのト
ルエン溶液(AJo、85グラム原子/β)19 ml
を加え、更に室温で0.5時間反応させることによりジ
ルコニウム触媒成分を得た。
肌−丘 充分に窒素置換した内容積5QQmi!のガラス製オー
トクレーブに精製トルエン250mj!を装入し、エチ
レンとプロピレンのン昆合ガス(それぞれ60ff/ 
h rl、40j! /hr )を流通させ、20℃で
10分間保持した。続いて、メチルアルミノオキサンを
アルミニウム原子換算で1.25ミリグラム原子、上記
で調製したジルコニウム触媒成分をジルコニウム原子換
算で2.5X10−’ミリグラム原子装入し重合を行っ
た後、少量のイソプロパツールを添加し重合を停止した
。ポリマー溶液を多量のメタノール中に投入することに
よりポリマーを析出させ、130°Cで1晩減圧乾燥し
た。乾燥後のポリマーの収量は4.9gであり、単位ジ
ルコニウム当りの活性は19.600gポリマー/ミリ
グラム原子Zrであった。
このエチレン・プロピレンコポリマーのエチレン含量は
82.8モル%、MFRは0.42 g / 10m1
n、! / IWnは1.93、B値は1.16であっ
た。
実施例2 ジルコ丘盈」]劃側戒」ゴU彫艮 充分に窒素置換した100mfのフラスコにビス(シク
ロペンタジェニル)フェノキシジルコニウムモノクロリ
ドのトルエン溶?lCZr O,031クラム原子/ 
l ) 14.5mlとトリクロロシランのトルエン溶
液(Si1.Oグラム原子/ l ) 0.25mfを
加え、室温で0.5時間反応させ、引き続き実施例1で
調製したメチルアルミノオキサン 0、85グラム原子/Iり17mlを加え、室温で10
分間反応させることによりジルコニウム触媒成分を得た
里−念 実施例1と同様に行い、エチレン含i83.5モル%、
V F R 0.34 g / 10min 、 FL
 / )l!n2.05、B値1、15のエチレン・プ
ロピレンコポリマー4.4gを得た。
実施例3 ジルコニウム′々  \1犬 実施例1において四塩化ケイ素の代わりに四塩化チタン
のトルエン溶液(Ti1.Oグラム原子/Iり1m1を
加えた以外は実施例1と同様に行った。
l−立 実施例1と同様に行いエチレン含量87.2モル%、M
 F R O.63 g / 10min 、 Fh−
h/ !l(nl.93、B値1、12のエチレン・プ
ロピレンコポリマー5.8gを得た。
実施例4 ジAごしヨl躯」…眼皿 実施例1において四塩化ケイ素の代わりに三塩化バナジ
ルのトルエン溶液( V 1,0グラム原子/β)1m
i’を加えた以外は実施例1と同様に行った。
更−介 実施例1と同様に行いエチレン含ff186.4モル%
、M F R 0.83 g / 10min 、&/
 !1n1.94、B値1、13のエチレン・プロピレ
ンコポリマー4.8gを得た。
実施例5 アルミノオキサンのWb 充分に窒素置換した4oomiのフラスコにA I! 
z(SO2)3・14Hz0 37 gとトルエン12
5rn1を装入し、0℃に冷却後、トルエン125ml
で希釈したトリメチルアルミニウム500mmoβを滴
下した。次に、40℃まで昇温し、その温度で10時間
反応を続けた。
反応後、濾過により固液分離を行い、更に濾液よりトル
エンを除去することによって白色固体のメチルアルミノ
オキサン13gを得た。ベンゼン中での凝固点降下によ
り求めた分子量は930であり、触媒成分(C)中に示
したm値は14であった。
ジルコニウム  1ノの8。++ 充分に窒素置換した100mlのフラスコにビス(シク
ロペンタジェニル)エトキシジルコニウムモノクロリド
のトルエン溶液( Zr 0.038グラム原子#)1
2.8−と四塩化ケイ素のトルエン溶液(Si 1グラ
ム原子/ e ) 0.24m1を加え、室温で0.5
時間反応させた。引き続きメチルアルミノオキサンのト
ルエン溶液(AN2.6グラム原子/2)6.2mlお
よびトルエン20.6mj!を加え、再び室温で0.5
時間反応させジルコニウム触媒成分を得た。
班−金 充分に窒素置換した21のステンレス製オートクレーブ
にヘキサン500mZ、4−メチル−I−ペンテン50
0mJ!およびトリイソブチルアルミニウム1.0ミリ
グラム原子を装入し、55°Cまで昇温した。
その後、上記で調製した触媒成分(ジルコニウム原子換
算で0.003ミリグラム原子)をエチレンで圧入し、
重合を開始した。全圧を7 kg / ct&・ゲージ
に保つようにエチレンを連続的に供給し、60℃で1時
間重合を行った。その後の操作は実施例1と同様に行い
、M F R0,90g / LOmin 、密度0.
903 g/cれん/Mn 2.81 、室温デカン可
溶部重量分率1.6wt%のポリマー25.4gを得た
実施例6 ジルコニウムJ苅那U巡囚」袈 実施例5において四塩化ケイ素の代わりに三塩化アルミ
ニウム0.2gおよびトルエン20m1を加え、40℃
で0.5時間反応させた。引き続き、実施例5で合成し
たアルミノオキサンのトルエン溶液(A12.6グラム
原子/ 6 )6.5−加え、室温で0.5時間反応さ
せ、ジルコニウム触媒成分を得り。
乗−金 実施例5と同様に行いM F R1,12g / 10
m1n、密度0.904 g / cnt 、 FL 
/ 11(n2.90、室温デカン可溶部重量分率1.
7wL%のポリマー22.0gを得た。
実施例7 実施例5の重合において、トリイソブチルアルミニウム
の代わりにトリ(2−エチルヘキシル)アルミニウムを
用いた以外は実施例5と同様に重合を行い、M F R
0,85g / 10n+in 、密度0.902 g
/ cd 、〜/Mn2.85、室温デカン可溶部重量
分率1.8凶L%のポリマー24.0gを得た。
比較例1 実施例5の重合において、トリイソブチルアルミニウム
を用いなかった以外は実施例5と同様に重合を行ったが
ポリマーはほとんど得られなかった。
実施例8 」1蛙」凰韮韮 充分に窒素置換した100rn1のフラスコにビス(シ
クロペンタジェニル)エトキシジルコニウムクロリド〔
(シクロペンタジェニルhZrCI 0.7%(DEC
)+、zs )のトルエン溶液(Zr O,038グラ
ム原子//)6.4d、四塩化ケイ素のトルエン溶液(
Si 1グラム原子、#)0.24−および実施例5で
t1製したメチルアルミノオキサン (、12.6グラム原子/16.2−更にトルエン27
mlを加え室温で0.5時間反応させジルコニウム触媒
成分を得た。
里−企 実施例5と同様に行い、M F R 1.47 g /
10min。
密度0 、 905 g / cnt、fi1m/11
n2.87、室温デカン可溶部重量分率1.61%のポ
リマー20.6gを得た。
実施例9 ジルコニウム   への8・−′1 実施例5においてメチルアルミノオキサンを12、5耐
用いた以外同様な操作を行った後、更にn−デカン20
mlを加えた。その後、室温下、エバポレーターにより
トルエンを除去することにより固体が析出しn−デカン
に懸濁したジルコニウム触媒成分を得た。
里−丘 充分に窒素置換した21のステンレス製オートクレーブ
にシクロヘキサン250mk4ーメチル−1−ペンテン
7501n1、トリイソブチルアルミニウム1、0ミリ
グラム原子および水素80ynlC20℃)を装入し、
70℃まで昇温しな。その後、上記で調製した触媒成分
(ジルコニウム原子換算で0 、 003ミリグラム原
子)をエチレンで圧入し、重合を開始した。全圧を25
 kg / cni・ゲージに保つようにエチレンを連
続的に供給し、80℃で1時間重合を行った。
その後の操作は実施例1と同様に行いMFRl、06g
/10m1n、密度0.922 g / cIll、&
/Rn 2.59、室温デカン可溶部重量分率0.1w
t%のポリマー155gを得た。
〔効 果〕
本発明により高活性で分子量分布及び組成分布が狭いα
−オレフィン重合体を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明のオレフィンの重合にお
ける触媒の調製の1例を示すフローチャート図面である

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)遷移金属原子と酸素、硫黄、窒素または燐
    からなるヘテロ原子との結合を形成 することのできるヘテロ原子含有配位子 および共役π電子を有する配位子をそれ ぞれ有する遷移金属化合物、 (B)周期律表第III族、第IV族および第V族の元素の
    ハロゲン含有無機化合物からな る群から選ばれた少なくとも1種のハロ ゲン含有無機化合物、および (C)アルミノオキサン、 から形成される触媒の存在下に、α−オレフィンを重合
    させることを特徴とするα−オレフィンの重合方法。
  2. (2)(A)遷移金属原子と酸素、硫黄、窒素または燐
    からなるヘテロ原子との結合を形成 することのできるヘテロ原子含有配位子 および共役π電子を有する配位子をそれ ぞれ有する遷移金属化合物、 (B)周期律表第III族、第IV族および第V族の元素の
    ハロゲン含有無機化合物からな る群から選ばれた少なくとも1種のハロ ゲン含有無機化合物、 (C)アルミノオキサン、および (D)n−アルキル基以外の炭化水素基を有する有機ア
    ルミニウム化合物、 から形成される触媒の存在下に、α−オレフィンを重合
    させることを特徴とするα−オレフィンの重合方法。
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