JPS63174807A - 二方向差動求心式四爪連動チヤツク - Google Patents

二方向差動求心式四爪連動チヤツク

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JPS63174807A
JPS63174807A JP453287A JP453287A JPS63174807A JP S63174807 A JPS63174807 A JP S63174807A JP 453287 A JP453287 A JP 453287A JP 453287 A JP453287 A JP 453287A JP S63174807 A JPS63174807 A JP S63174807A
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JP
Japan
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cam
differential
outer ring
jaw
jaws
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Application number
JP453287A
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English (en)
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Tokichi Shimizu
東吉 清水
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、不規則な形状の加工物を単一のI桑作で4爪
を同時に連動させて強固にチャフキングでき、特に強力
チャック、大形チャックの製造が可能な二方向差動求心
式4爪連動チャックに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、旋盤などによる機械加工の場合、菱形や長方形、
その他いわゆる変形物と云われる素材、特に溶断素材、
鍛造素材、鋳造素材などの形状精度が粗悪な加工物を加
工する際のチャッキングは4爪単独チャックを使用せざ
るを得なかった。
ところが前記単独チャックを使用して加工物をチャッキ
ングする場合、冬瓜を個々に操作しなければならないた
め、心出しに高度の熟練を必要とする上、スクロールチ
ャックや三方締、三方締パワーチャックに比べ長時間を
要し生産性を著しく阻害するという問題があった。
そこで従来単独チャックを使用せざるを得なかった不規
則な形状の加工物を、熟練を要することなく単一の操作
で三方締、三方締パワーチャックと殆ど変らない時間で
心出しチャッキングでき、生産性の向上が図れる二方向
差動求心式4爪連動チャックを本願出願人が発明し、特
許権の設定登録(特許第1264287号)がなされた
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記発明のチャックは機械業界の長年の要望に応えるも
のであったが、さらにこれの能力アップができれば一層
ユーザーの期待に沿えるだろうと考えられた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記発明品の強力化、大形化を可能にした二方
向差動求心式4爪連動チャックを提供することを目的と
し、この目的を達成させるために本発明は、チャック本
体の前面に形成された直交二直径方向のジョー溝に4箇
のジョーが2箇ずつ対向されて摺動自在に保持され、チ
ャック本体内には内歯ギヤが刻設され、周方向に半径が
変化する斜面を形成する作動カム部が直径方向に対設さ
れたリング状の外輪差動カムと、外歯ギヤが刻設され、
上記外輪差動カムの作動カム部の斜面と同方向に傾斜す
る同様の斜面を形成する作動カム部が直径方向に対設さ
れた円板状の内輪差動カムと、上記外輪、内輪両差動カ
ムの内歯ギヤと外歯ギヤとに同時に噛合する遊星ギヤを
軸支したドライブディスクが設けられ、前記外輪および
内輪差動カムの各作動カム部が一直径方向および他直径
方向のジョーに夫々設けられた受動カム部に夫々係合さ
れ、前記ドライブディスクの回動操作により外輪、内輪
両差動カムが一体に駆動されて三直径方向のジョーが共
に求心または離心移動され、一直径方向のジョーの移動
が拘束された時外輪または内輪差動カムが差動して他直
径方向のジョーが駆動される二方向差動求心式4爪連動
チャックにおいて、前記外輪および内輪差動カムの作動
カム部を共に凸状にし、これらに係合する各ジョーの受
動カム部を共に凹伏にし、また、前記外輪および内輪差
動カムに夫々設けられる各作動カム部と、これらに係合
する各ジョーの受動カム部を夫々複数ずつ設けたことを
特徴とする。
〔作 用〕
畝上のごkく外輪および内輪差動カムの作動カム部を共
に凸状としたことによってその作動カム部の材料欠損部
がなくなって剛性が増加し、また外輪および内輪差動カ
ムの各作動カム部、およびこれらに係合する各ジョーの
受動カム部を夫々複数ずつ設けたことによって各係合部
の応力が減少し、従来のチャックと同一サイズであって
も把持力を強化することができ、また大形、強力チャッ
クの調造が可能となる。
〔実施例〕
以下本発明を図示の一実施例に基いて詳細に説  、明
する。
第1図〜第3図は本発明に係るチャックの全体を示し、
円筒状のチャック本体1はボデーフロント2の後部にボ
デーバック3が装着されて成り、ボデーフロント2の前
面には直交直径線上にジョー溝4が十字状に形成されて
いる。ジョー溝4には一方向のジョー溝につき2筒ずつ
対向された計4箇のマスタージョー5が摺動自在に保持
されている。各マスタージョー5の前面にはトップジョ
ー6が、両接合面に刻設された波状溝5a、6aを係合
させて取付ボルト7で取((jけられている。
チャック本体l内にはリング状の外輪差動カム8と円板
状の内輪差動カム9が同心に各々l動自在に保持されて
いる。第4図、第5図は外輪差動カム、内輪差動カムの
詳細を示し、外輪差動力ム8は内歯ギヤ8aが刻設され
、その前面に、周方向に半径が変化(図示例では正面視
時計回り方向に半径が増加)する部分渦線状の斜面を形
成する作動カム部8bが直径方向に対設されており、内
輪差動カム9は外歯ギヤ9aが刻設され、その前面に外
輪差動カム8の作動カム部8bの斜面と同方向(図示例
では正面視時計回り方向に半径が増加)に傾斜する部分
渦線状の斜面で成る作動カム部9bが直径方向に対設さ
れている。上記外輪、内輪差動カム8.9の作動カム部
8b、9bは共に形成され、再作動カム8.9は各一対
の作動カム部8b、9bが互いに直角方向に配位されて
外輪差動カム8の6孔8cに内輪差動カム9が嵌合され
、両差動カム8,9の各凸状作動カム部8b。
9bはマスタージ=!−5の後面に形成された各凹状受
動カム部5bと夫々係合されている。
外輪、内輪両差動カム8,9の後面にはこれと同心にド
ライブディスク¥Oが回動自在に保持され、ドライブデ
ィスクlOは第6図、第7図に詳細に示すごとく、前面
に周方向等角に3箇の遊星ギヤ11が軸支され、外周に
ベベルギヤ12が刻設されており、遊星ギヤ11は外輪
、内輪両差動カム8,9の内歯ギヤ8aと外歯ギヤ9a
に同時に噛合され、ベベルギヤ12はチャック本体1の
外周部に潜没されたベベルビニオン13と噛合されてい
る。なお、前記遊星ギヤ13は3箇に限らず最少1箇で
も機能するものであるが、41+A的には3箇が最適で
ある。
以上の構成において、チャック本体l外周部のベベルピ
ニオン13の角孔13aにキーを差込んで回動しドライ
ブディスク10を例えば正面視時計回り方向に回動する
と、各トップジョー5が加工物に当接せずすべて遊んで
いる場合、両差動カム8.9は遊星ギヤ11でロックさ
れた状態で遊星ギヤ11と共に一体となって第4図に矢
線で示す正面視時計回り方向に回動する。ここで図示例
では外輪および内輪差動カム8.9の対向一対の凸状作
動カム部8b、9bは双方共に正面視時計回り方向に半
径が増加する部分渦線状の斜面を形成しているため、こ
れと係合する一直径方向の各マスタージョー5の各凹状
受動カム部5bは凸状作動カム部8bの下り斜面を相対
的に降下することによって三直径方向のマスタージョー
5は共にチャックの中心方向に求心移動する。そしてい
ずれか一直径方向のトップジ=1−6が加工物に当接し
て求心方向の移動が停止され、そのトップジョー6に連
係する外輪または内輪差動カム8,9の回動が拘束され
ると遊星ギヤ11が自転しながら公転して他方の差動カ
ムを差動させ、その差動カムに連係する他面径方向の対
向する両マスタージーJ−5を求心移動させ、そのトッ
プジg−6が加工物に当接して移動が停止されると、両
差動カム8.9は遊星ギヤ11で口゛ツクされた状態で
一体的にドライブディスク10の駆動力を受け、等分の
締付は力で加工物を同時に締付ける。
第8図、第9図は、外輪、内輪両差動カム8゜9の各凸
状作動カム部8b、9bを夫々複数ずつ設けると共に、
これらに係合する各トップジョー5の凹状受動カム部5
bも夫々複数とした実施例を示す。
以上のごと(外輪および内輪差動カムの作動カム部を凸
状としたことによって材料の欠損部がなくなって凹状の
作動カムより剛性が増加し、また外輪および内輪差動カ
ムの各作動カム部、およびこれらに係合する各ジョーの
受動カム部を夫々複数ずつ設けたことによって単数のカ
ムより各係合部の応力が減少しチャックの把持力が強化
される。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明は、チャック本体の前面に形
成された直交二直径方向のレジ−溝に4箇のジョーが2
箇ずつ対向されて摺動自在に保持され、チャック本体内
には内歯ギヤが刻設され、周方向に半径が変化する斜面
を形成する作動カム部が直径方向に対設されたリング状
の外輪差動カムと、外歯ギヤが刻設され、上記外輪差動
カムの作動カム部の斜面と同方向に傾斜する同様の斜面
を形成する作動カム部が直径方向に対設された円板状の
内輪差動カムと、上記外輪、内輪両差動カムの内歯ギヤ
と外歯ギヤとに同時に噛合する遊星ギヤを軸支したドラ
イブディスクが設けられ、前記外輪および内輪差動カム
の各作動カム部が一直径方向および他直径方向のジョー
に夫々設けられた受動カム部に夫々係合され、前記ドラ
イブディスクの回動操作により外輪、内輪両差動カムが
一体に駆動されて三直径方向のジョーが共に求心または
離心移動され、一直径方向のジョーの移動が拘束された
時外輪または内輪差動カムが差動して他直径方向のジョ
ーが駆動される二方向差動求心式4爪連動チャックにお
いて、前記外輪および内輪差動カムの作動カム部を共に
凸状とし、これらに係合する各ジョーの受動カム部の形
状を共に凹状にしたことにより、凸状作動カム部の材料
の欠損部がなくなって凹状の作動カム部より剛性が増加
し、また外輪および内輪差動カムの各作動カム部を夫々
複数ずつ設けたことによって単数のカムより各係合部の
応力が減少し、従来のチャックと同一サイズであっても
把持力を強化することができ、また大形、強力チャック
の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体縦断面図、
第2図は全体側面図、第3図は全体正面図、第4図は外
輪、内輪差動カムの正面図、第5図は第4図のA−A線
折面断面図、第6図はドライブディスクの正面図、第7
図は第6図のB−B線折面断面図、第8図は他の実施例
の内輪、外輪差動カムの正面図、第9図は第8図のB−
B線折面断面図である。 1・・・チャック本体、4・・・ジョー溝、5・・・マ
スタージョー、5b・・・受動カム部、6・・・トツブ
ジff−18・・・外輪差動カム、8a・・・内歯ギヤ
、8b・・・作動カム部、9・・・内輪差動カム、9a
・・・外歯ギヤ、9b・・・作動カム部、10・・・ド
ライブディスク、11・・・遊星ギヤ。 第1図       第2図 第6図      第7図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チャック本体の前面に形成された直交二直径方向
    のジョー溝に4箇のジョーが2箇ずつ対向されて摺動自
    在に保持され、チャック本体内には内歯ギヤが刻設され
    、周方向に半径が変化する斜面を形成する作動カム部が
    直径方向に対設されたリング状の外輪差動カムと、外歯
    ギヤが刻設され、上記外輪差動カムの作動カム部の斜面
    と同方向に傾斜する同様の斜面を形成する作動カム部が
    直径方向に対設された円板状の内輪差動カムと、上記外
    輪、内輪両差動カムの内歯ギヤと外歯ギヤとに同時に噛
    合する遊星ギヤを軸支したドライブディスクが設けられ
    、前記外輪および内輪差動カムの各作動カム部が一直径
    方向および他直径方向のジョーに夫々設けられた受動カ
    ム部に夫々係合され、前記ドライブディスクの回動操作
    により外輪、内輪両差動カムが一体に駆動されて二直径
    方向のジョーが共に求心または離心移動され、一直径方
    向のジョーの移動が拘束された時外輪または内輪差動カ
    ムが差動して他直径方向のジョーが駆動される二方向差
    動求心式4爪連動チャックにおいて、前記外輪および内
    輪差動カムの作動カム部を共に凸状にし、これらに係合
    する各ジョーの受動カム部を共に凹状にしたことを特徴
    とする二方向差動求心式4爪連動チャック。
  2. (2)前記外輪および内輪差動カムの作動カム部および
    ジョーの受動カム部を夫々複数ずつ並列に設けたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の二方向差動求心
    式4爪連動チャック。
JP453287A 1987-01-12 1987-01-12 二方向差動求心式四爪連動チヤツク Pending JPS63174807A (ja)

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JP453287A JPS63174807A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 二方向差動求心式四爪連動チヤツク

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JP453287A JPS63174807A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 二方向差動求心式四爪連動チヤツク

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ID=11586654

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JP453287A Pending JPS63174807A (ja) 1987-01-12 1987-01-12 二方向差動求心式四爪連動チヤツク

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843283B1 (ja) * 1968-06-17 1973-12-18
JPS51131980A (en) * 1975-05-12 1976-11-16 Tokichi Shimizu Two directions differential centripetal-type four claws universal chuc k

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4843283B1 (ja) * 1968-06-17 1973-12-18
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