JPS63174586A - 同期モ−タの電流位相制御方式 - Google Patents

同期モ−タの電流位相制御方式

Info

Publication number
JPS63174586A
JPS63174586A JP62001849A JP184987A JPS63174586A JP S63174586 A JPS63174586 A JP S63174586A JP 62001849 A JP62001849 A JP 62001849A JP 184987 A JP184987 A JP 184987A JP S63174586 A JPS63174586 A JP S63174586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
current
motor
synchronous motor
speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62001849A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Ota
直人 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP62001849A priority Critical patent/JPS63174586A/ja
Publication of JPS63174586A publication Critical patent/JPS63174586A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は同期モータの電流位相制御方式に関し、特に、
モータの高速回転域において電流の位相を変化させる同
期モータの電流位相制御方式に関する。
同期モータは、直流モータのようにブラシと整流子が機
械的に接触しないので摩耗等の問題がなくメインテナン
スが楽であり、工作機械や無人搬送車を始め種々の装置
の駆動源として広く利用されている。この同期モータは
、例えば、8個の磁極(4極対)の永久磁石が設けられ
たロータ(回転子)を、ステータ(固定子)に巻回され
た各磁極に対して電気的にそれぞれ120度の位相差を
有する3組のコイル(三相交流で制御する場合)によっ
て回転駆動させるものである。ここで、同期モータの回
転速度(ロータの回転速度)は各3組のコイルに流され
る交流電流の周波数(周!IJI)に依存し、また、同
期モータのトルクは前記各3組のコイルに流される交流
電流の振幅(電流値)に依存する。
〔従来の技術〕
従来、同期モータは、該モータに流す交流電流の周波数
および振幅によって、その回転数およびトルクの制姉が
行われている。この同期モータの回転制御は、ロータの
回転位置に同期した交流電流により行われるものである
。すなわち、ロータに取付けられたパルスエンコーダ等
でロータの回転角の絶対位置を検出し、この検出された
ロータの回転位置に応じて最適な位相の電流をステータ
のコイルに順次変化させて流すものである。そして、ス
テータのコイルに流すロータに同期した交流電流の周波
数を高くすることによりモータの回転速度を上昇させ、
また、その交流電流の振幅を大きくすることによりモー
タが発生するトルクを増大させて同期モータの回転制御
が行われている。
ところで、同期モータを高回転で使用すると、ロータに
設けられた永久磁石による磁界がステータのコイル中を
高速で通過するため、コイルで発生する逆起電圧が上昇
し、その逆起電圧が電源電圧に接近するほどに高くなる
。そのため、高回転を行っている同期モータに対してさ
らにトルクを発生させるためには、コイルで発生する逆
起電圧よりも十分に大きな電圧を印加し、ステータのコ
イルに対してさらに電流を流してやらなければならない
第7図は従来の同期モータの制御方式の問題点を説明す
るためのベクトル線図であり、同期モータのステータに
設けられた1つのコイルにおける逆起電圧とそのコイル
に流す電流との関係を示すものである。
上記したように、同期モータを高回転で使用すると、ロ
ータに設けられた永久磁石による磁界がステータのコイ
ル中を高速で通過するため、ロータの回転速度(モータ
の回転数)に比例した逆起電圧Eがコイルの両端子間に
発生する。この逆起電圧Eは、モータの回転数が低い場
合には電源電圧に対して十分に低いため、直接問題とは
ならないが、モータの回転数が高くなると逆起電圧Eの
影響が大きくなり、同期モータの性能(モータの最高回
転数とモータが発生し得る最大トルク)を規定する要因
となる。
ところで、同期モータの発生する出力は逆起電圧Eに該
逆起電圧Eと同じ方向に流される電流1゜を乗じた値モ
ある。そして、高速回転を行っているモータにトルクを
発生させるために、逆起電圧Eと同じ向きに電流■、を
流す必要があるが、これは、逆起電圧Eと同じ向きにコ
イルの巻線抵抗rと電流1.の積の電圧を加え、さらに
、電圧1、rと直角方向(逆起電圧Eと直角方向)にコ
イルのインダクタンスXによる電圧1.xを加えること
である。すなわち、逆起電圧Eに電流I。
が流されたコイルのインピーダンスによる電圧Z1.を
ベクトル的に加算した電圧VTaを、コイルの両端子間
に印加することであり、同期モータに電圧VTIを印加
して初めて逆起電圧Eと同じ向きに電流■1を流すこと
ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように、従来の同期モータの制御方式は、ロー
タの回転位置に同期した位相の交流電流をステータのコ
イルに流すようになされている。
そして、高速回転を行っているモータにさらにトルクを
発生させるためには、逆起電圧Eと同じ向きに電流■、
を流さなければならず、そのため、モータには、逆起電
圧Eよりも相当大きな端子間電圧VTmを印加しなけれ
ばならない。すなわち、従来の同期モータの制御方式に
おいては、同期モータを駆動するための電源装置として
大容量のものを使用しなければ、そのモータを高回転で
十分なトルクを発生させて使用することができなかった
本発明は、上述した従来形の同期モータの制御方式の問
題点に鑑み、同期モータの回転速度が一定値以上のとき
、該回転速度に応じて電流の位相進角の最大値を規定し
、その該規定された位相進角の範囲内でモータに必要と
されるトルクに従って電流の位相を同期状態の位相から
先進するように制御することにより、モータの高速回転
域において低電圧で効率的なモータの駆動制御を行うこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕 第1図は本発明の同期モータの電流位相制御方式の構成
を余すブロック図である。
本発明によれば、モータの回転速度を検出(回転速度検
出段階1)し、該検出された回転速度が一定値以上のと
き、該回転速度に応じて電流の位相進角の最大値を規定
(位相進角の最大値規定段階2)し、該規定された位相
進角の範囲内で前記モータに必要とされるトルクに従っ
て電流の位相を同期状態の位相から先進するように制御
(位相進角先進段階3)し、モータの高速回転域におい
て低電圧で効率的にモータの駆動制御を行う同期モータ
の電流位相制御方法が提供される。
〔作 用〕
上述した構成を有する本発明の同期モータの電流位相制
御方式によれば、回転速度検出段階1でモータの回転速
度が検出され、位相進角の最大値規定段階2で検出され
た回転速度に応じて電流の位相進角の最大値が規定され
る。そして、位相角先進段階3で規定された位相進角の
範囲内でモータに必要とされるトルクに従って電流の位
相が同期状態の位相から先進するように制御される。こ
れにより、モータの高速回転域において低電圧で効率的
なモータの駆動制御を行うことができることになる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明に係る同期モータの電流位
相制御方式を説明する。
第2図は本発明の同期モータの電流位相制御方式の原理
を説明するためのベクトル線図であり、同期モータのス
テータに設けられた1つのコイルにおける逆起電圧とそ
のコイルに流す電流との関係を示すものである。
前述したように、同期モータを高回転で使用すると、ロ
ータに設けられた永久磁石による磁界がステータのコイ
ル中を高速で通過するため、モータの回転数に比例した
逆起電圧Eがコイルの両端子間に発生する。この逆起電
圧Eは、モータの回転数が高くなると電源電圧に接近す
る程大きくなるため、同期モータに発生する逆起電圧E
はそのモータの性酷を規定する大きな要因となる。
本発明の同期モータの電流位相制御方式は、同期モータ
を高回転で駆動させている場合には、ステータのコイル
に流す電流の位相を同期状態から先進させるもので、す
なわち、第2図中の逆起電圧Eの位相よりも角度θだけ
先進させた電流I。
をステータのコイルに流すものである。このように、逆
起電圧Eの位相よりも角度θだけ先進させた電流I、を
コイルに流すと、トルクを発生するために使用される実
質的な電流はI、Cn2Oとなりモータの出力はコイル
に流す電流の値よりは低下する。しかし、コイルの端子
間に印加する電圧を低下させることができ、結果的にモ
ータに印加する電圧を低く抑えて効率的にモータを駆動
することができる。
ステータのコイルに逆起電圧Eよりも角度θだけ先進さ
れた電流■1を流すということは、第2図からも明らか
なように、逆起電圧Eよりも角度θだけ進んだ方向にコ
イルの巻線抵抗rと電流!、の積の電圧を加え、さらに
、電圧1.rと直角方向にコイルのインダクタンスXに
よる電圧1、xを加えることである。すなわち、逆起電
圧Eに電流Itが流されたコイルのインピーダンスによ
る電圧Z1.をベクトル的に加算した電圧VT+を、コ
イルの両端子間に印加することであり、同期モータに電
圧vy+を印加して初めて逆起電圧Eと同じ向きに電流
■、を流すことができる。
このステータのコイルの両端子間に印加する電圧Vt+
は、コイルの逆起電圧Eよりも大幅に大きくする必要は
なく、場合によっては逆起電圧Eよりも低くても十分な
こともある。ここで、ステータのコイルに流す電流■1
は逆起電圧Eの位相よりも角度θだけ先進されることに
なるが、この電流■1の大きさく電流値)は同期モータ
を駆動するための電源の容量等により制限される。また
、先進角θの最大値は、各々の同期モータの最高回転数
NMAXにおいて先進させる先進角の最大値0.4Ax
と、ステータのコイルに流す電流Ilを先進させるとき
の同期モータの回転数Nとを比較することにより定めら
れる0例えば、同期モータの回転数Nが車高回転数NM
AXの2/3のときには、最高回転数NMAXにおける
先進角の最大値θ□つの2/3の角度にする。このよう
にして、同期モータの回転数に応じて先進角θの最大値
が規定される。この規定された先進角θの最大値以下の
範囲において、モータに必要とされるトルクに従って電
流の位相を同期状態の位相から先進させる。
ここで、最高回転数N+、lAXにおける進角の最大値
θ14AMは、各々の同期モータの特性等を考j&シて
実験的に定められるものである。
本発明の同期モータの電流位相制御方式は、上記した電
流位相制御方式の原理を用いたものであり、同期モータ
を低速回転〜中速回転で駆動する場合においては、ロー
タの回転位置に同期した位相の電流により同期モータの
回転制御を行う。すなわち、同期モータを低速回転〜中
速回転で駆動する場合は、ステータのコイルに流す電流
をロータの回転位置に同期させ、そのコイルに流す交流
電流の周波数を高くすることによりモータの回転速度を
上昇させ、また、その交流電流の振幅を大きくすること
によりモータが発生するトルクを増大させるようにして
同期モータの回転制御を行うものである。
そして、ステータのコイルで生じる逆起電圧が電源電圧
に接近するような同期モータの高速回転域においては、
まず、同期モータの回転速度を検出し、その検出された
回転速度が一定値以上かどうかを判別する。そして、モ
ータが一定値以上の高速回転を行っているとき、その回
転速度に応じて電流の位相進角の最大値を規定する。次
に、この規定された位相進角の範囲内でモータに必要と
されるトルクに従って電流の位相を同期状態の位相から
先進するように制御する。すなわら、必要とされるトル
クが大きいときは、位相進角を大きくして回転速度によ
り規定された位相進角の最大値に近づけるようにし、逆
に、必要とされるトルクが小さいときは、位相進角を小
さくして通常の同期状態の位相に近づけるようにする。
これにより、モータの高速回転域において、ステータの
コイルの両端子間に印加する電圧を低く抑え、モータの
駆動側−を効率的に行うようにする。
第3図は同期モータにおけるトルクと回転数との関係を
示す図であり、第3図中の斜線部分が本発明の同期モー
タの電流位相制御方式で改良された部分である。
前述したように、同期モータの出力トルクは、逆起電圧
と同じ方向に流される電流によって決定される。この電
流の最大値はモータを駆動するための電源等により制限
され、従って、トルク1゛の最大値TJIAXは電流の
最大値により限界が規定されることになる。第3図から
明らかなように、従来の逆起電圧と同じ方向に電流を流
して同期モータにトルクを発生させた場合のモータの回
転数の最大値NaMAXは、本発明の同期モータの電流
位相制御方式を使用することにより、NIl’lAXま
で上昇させることができ、同期モータの性能を大幅に向
上させることができる。
次に、本発明の同期モータの電流位相制御方式を使用し
た電流位相制御装置について詳述する。
第4図は本発明の同期モータの電流位相制御方式に基づ
く同期モータの電流位相制御装置を示すブロック図であ
る。
第4図に示す電流位相制御装置は、概略すると、関数器
4と、第1信号発生器51および第2信号発生器52と
、3つの加算器61,62.63と、から構成されてい
る。関数器4には、同期モータに必要とされるトルクを
示すトルク指令E、および同期モータの回転速度を示す
速度信号Sdが供給されている。関数器4では、速度信
号S6で与えられるモータの回転速度が一定値以上かど
うかを判別し、そのモータの回転速度が一定値以上のと
き、該回転速度に応じて電流の位相進角の最大値を規定
する。そして、トルク指令E、、で与えられるモータに
必要とされるトルクに従って電流の位相を同期状態の位
相から先進させるためのに、第1信号発生器51および
第2信号発生器52に制御信号を送出する。
第1信号発生器51 (COSθ、)は余弦曲線的に変
化する電流を発生し、′同期モータのロータに同期した
位相(同期状態の位相)の電流を発生するものであ蔦。
また、第2信号発生器52 (−5INor)は正弦曲
線的に変化する電流を発生し、モータの同期状態の位相
からπ/2だけ進んだ位相の電流を発生するものである
。これら第1信号発生器51および第2信号発生器52
によって、同期状態の位相の電流からπ/2だけ進んだ
位相の電流までの範囲における任意の位相の電流を発生
ずることができる。ここで、第1信号発生器51および
第2信号発生器52には、それぞれ同期モータのロータ
の位置を示す基準位相信号5YNCが供給され、同期状
態の位相を基準として信号を発生することができるよう
になされている。この基準位相信号5YNCは、例えば
、ロータに取付けられたパルスエンコーダの出力信号で
ある。ところで、本実施例の電流位相制御装置は、同期
状態の位相の電流からπ/2だけ進んだ位相の電流まで
の範囲における任意の位相の電流を発生することができ
るが、同期状態からπ/2だけ先進した位相の電流をス
テータのコイルに流したとしても、コイルに発生する逆
起電圧と同じ向きには全く電流を流すことができないた
め、同期モータにトルクを発生させることはできない。
第1信号発生器51および第2信号発生器52は、関数
器4の制御信号に従って、それぞれ所定の信号を発生し
、そして、3つの加算器61゜62.63で第1信号発
生器51と第2信号発生器52との出力信号が加算され
てステータの3つのコイルに供給する電流ICM + 
IC5+ Ictが発生されることになる。ここで、電
流ICR+ IC5+ICTは相互に2π/3の位相差
を有しており、電流rctは電流1ct+およびICT
を反転させて加えることにより得られる。前述したよう
に、同期モータの回転速度が低く、ステータのコイルに
流す電流の位相を先進する必要のない場合には、第1信
号発生器51だけが信号を出力するように制御される。
ここで、具体的に、ステータのコイルに流す電流の位相
を、例えば、π/4だけ先進する場合には、第1信号発
生器51および第2信号発生器52が同じ大きさの信号
を出力するように制御される。
第5図は第4図同期モータの電流位相制御装置における
波形図であり、ステータのコイルに流す電流の位相をπ
/4だけ先進させる場合を示すものである。
第5図中、曲線COSθ1は第1信号発生器51の出力
信号であり、ロータの位置に同期した位相の電流である
。また、曲線−5INo、は第2信号発生器52の出力
信号であり、モータの同期状態の位相からπ/2だけ進
んだ位相の電流である。そして、ステータのコイルに流
す電流を同期状態の位相からπ/4だけ先進させる場合
には、まず、第1信号発生器51の出力信号COSθ、
と第2信号発生器52の出力信号−5INo、を1対1
の比率で加算する。これにより、同期状態の位相からπ
/4だけ先進された電流を発生させることができる。こ
の第5図中の破線で示される曲線COS (θ7+π/
4)は、その位相が同期状態の位相よりもπ/4だけ先
進されたものであるが、その振幅(電流値)は所望の大
きさく同期した電流と同じ振幅)とされていない。そこ
で、曲線CO5(θ、+π/4)に係数2伺/2を乗じ
て位相を先進させた信号の振幅を所望の大きさに変化さ
せるようになされている。これら位相の先進および振幅
の大きさの制御は、第1信号発生器51および第2信号
発生器52で関数器4の出力指令に従って行われるもの
であるが、実際の処理は位相の先進と振幅の大きさの制
御を個別に行うのではなく、関数器4でそれらの要素が
同時に考慮されて第1信号発生器51および第2信号発
生器52への制御信号が出力されることになる。
次に、前述した同期モータの電流位相制御装置で使用す
る数式の一例を説明する。
まず、モータに同期した角度(ロータの位置に同期した
角度)を07とすると、三相交流電流の内の1つの電流
IC11は、同期電流をI、・cos o。
とし、先進させる電流の位相進角をαとすると、電流I
C11は、 IC,= 1. −  CO5(Or +CO・・・−
・−・・  ■と表すことができる。
このθ、は、例えば、ロータに取付けたパルスエンコー
ダ辱からの同期信号によって、第4図の第1信号発生器
51および第2信号発生器52にそれぞれ供給されるも
のである。そして、上記の式を三角関数の加法定理によ
り分解すると、Icm=jr・(COSθ、・COSα
−5INo、・SINα)・・・・・・ ■となる。
一方、トルク指令E2および速度信号S4が供給された
関数234の制御信号による第1信号発生器51および
第2信号発生器52の出力で電流IcRを表すと、電流
ICRは、 F ICR=□・(〔E7・r<sa>)・cosθ。
+(Er−に−3d)・(−5INo、、))・・・・
・・・・・■と表すことができる。ここで、速度信号の
最大値(モータの回転速度の最大値)をS IIMAX
として、上記0式は、例えば、速度信号S4がSa>2
73・S IIMAXの範囲に対してのみ適用されるも
のである。
上記の0式と0式とから、SINθ、の項を比較すると
、 (−5INθr) −SINα=  (−5INor)
よって、 E、−に、sd α= 5IN−’               −”
°°°°■以上のように、電流■。は上記の式によって
与えられ、そのときの位相進角αは上記0式によって与
えられる。また、同様に三相交流の他の2つの電流rc
sおよびICTは以下の0式および0式によって与えら
れ、そのときの位相進角αは上記0式によって与えられ
る。
1 。
・CO5(θ、十−π))・・・・・・・・・■以下余
白 IC□−一−−一二−−一一一・(〔E、・f(Sd)
、)・COS (θ、+ □ π)) ・・・・・・・
・・ ■以下、上記関数を使用した電流位相制御装置の
一例を、第4図の電流位相制御装置の一例を示す第6図
を参照して説明する。
関数器4は、第4図について説明したように、同期モー
タに必要とされるトルク指令Erおよび同期モータの速
度信号S4の供給を受け、2つのマルチプライヤ−D/
Aコンバータ51および52の出力を制御するものであ
る。これらマルチプライヤ−D/Aコンバータ51およ
び52は、同期モータのロータに取付けられたパルスエ
ンコーダからの基準位相信号5YNC(ディジタル信号
)の供給を受けて、ロータの位置に同期した信号(アナ
ログイi号)を発生するようになされたものである。
速度信号S4は、乗算器48の一方の入力端子に供給さ
れると共に、抵抗器41を介してバッファ・アンプ43
および抵抗器42の一端に供給されている。バッファ・
アンプ43の出力は、マルチプライヤ−D/Aコンバー
タ51に制御信号としてトルク指令E、および関数f(
Sd)の積を供給している。ここで、マルチプライヤ−
D/Aコンバータ51は、余弦曲線的に変化する電流を
発生し、同期モータのロータの回転位置に同期した位相
の電流を発生するものである。
抵抗器42の他端にはダイオード44aのカソードおよ
びダイオード45aのアノードが接続され、ダイオード
44aのアノードにはツェナーダイオード44bのアノ
ードが接続され、そして、ダイオード45aのカソード
にはツェナーダイオード45bのカソードが接続されて
いる。ツェナーダイオード44bのカソードおよびツェ
ナーダイオード45bのアノードは共通接続され、速度
信号S4が供給されたバッファ・アンプ46の出力と共
にツェナーダイオード47aのアノードに接続されてい
る。これらのダイオード44aおよび45a、・シェナ
ーダイオード44bおよびツエナーダイオード45b、
並びに、抵抗器41および42は、同期モータの回転数
が一定値以上かどうかを判別し、そのモータの回転数が
一定値以上のときステータのコイルに印加する電流を同
期状態の位相から先進させるための関数f(sa)を規
定するために使用されるものである。ここで、バッファ
・アンプ43は、必ずしも使用しなくてもよい。
ツェナーダイオード47aのカソードは、ツェナーダイ
オード47bのカソードに接続され、さらに、ツェナー
ダイオード47bのアノードは乗算器48の他方の入力
端子の接続されている。この乗算器48の出力は、係数
器49を介してマルチプライヤ−D/Aコンバータ52
に制御信号としてトルク指令E r、係数におよび速度
信号S4の積を供給している。ここで、マルチプライヤ
−D/Aコンバータ52は、正弦曲線的に変化する電流
でモータの同期状態の位相からπ/2だけ進んだ位相の
電流を発生するものである。また、ツェナーダイオード
47aおよび47bは、バッファ・アンプ46を介して
供給された速度信号S4(モータの回転速度)が一定値
以上かどうかを判別し、モータの回転速度が一定値以上
のときその回転速度に応じて電流の位相進角の最大値を
規定するものである。乗算84Bは、上記規定された位
相進角の範囲内でトルク指令E、(モータに必要とされ
るトルク)に従った制御信号を発生させるものである。
そして、係数器49は、乗算器48の出力を受けてマル
チプライヤ−D/Aコンバータ52へ制御信号を送出す
るためのもので、係数Kを乗じることによりマルチプラ
イヤ−D/Aコンバータ51への制御信号と調和させて
、所望の位相進角および振幅を発生させるためのもので
ある。
以上において、速度信号Sdは、速度指令と実際のモー
タの回転速度との間に差があるときに負の値を示すもの
であり、速度指令と実際のモータの回転速度との差が大
きければ大きい程、その負の値が太き(なるものである
。この速度信号Sdは、バッフ;・アンプ46を介して
ツェナーダイオード45bのアノードに印加されるが、
この値がツェナーダイオード45bのツェナー電圧を越
えると、ダイオード45aおよび抵抗器42を介してバ
ッファ・アンプ43に供給される信号のレベルを減少さ
せる。すなわち、速度信号s4が一定値以上のときに、
トルク指令E、に対して関数f(Sd)を乗じてマルチ
プライヤ−D/Aコンバータ51に制御信号を供給する
ことになる。ここで、ダイオード44aおよびツェナー
ダイオード45bは、モータが逆方向に回転する場合に
必要とされるものであり、このとき、速度指令と実際の
モータの回転速度との間に差があるとき、速度信号S6
は正の値を示すことになる。
また、速度信号S4は、ツェナーダイオード47aおよ
び47bを介して乗算器48の一方の入力端子に供給さ
れているが、この場合も、バッファ・アンプ46を通っ
た速度信号s4がツェナーダイオード47aのツェナー
電圧を越えると、この速度信号S4とトルク指令E、と
が乗じられ、さらに係数器49を通って、速度信号S4
およびトルク指令E、、の積に所定の係数Kが乗じられ
た制御信号がマルチプライヤ−D/Aコンバータ52に
供給されるようになされている。そして、速度信号S6
がツェナーダイオード47aのツェナー電圧以下の場合
には、マルチプライヤ−D/Aコンバータ52からは信
号が出力されず、マルチプライヤ−D/Aコンバータ5
1からロータの回転位置に同期した信号だけが出力され
、同期モータは通常の同期制御が行われることになる。
以上のように、2つのマルチプライヤ−D/Aコンバー
タ51および52により、速度信号S4で与えられるモ
ータの回転速度が一定値以上のとき、該回転速度に応じ
て電流の位相進角の最大値を規定し、そして、トルク指
令E、、で与えられるモータに必要とされるトルクに従
って電流の位相を同期状態の位相から先進させるように
制御されることになる。
そして、関数器4の制御信号に従って、マルチプライヤ
−D/Aコンバータ51および52は所定の信号を廃止
し、3つの加算器61,62゜63でマルチプライヤ−
D/Aコンバータ51とマルチプライヤ−D/Aコンバ
ータ52との出力信号を加算してステータの3つのコイ
ルに供給する電流1cm +  cs 、 Icyを発
生する。ここで、電■ 流■。、IC3,1゜、は相互に2π/3の位相差を有
しており、電流ICTは電流■。およびrctを反転さ
せて加えることにより得られるのは前述した通りである
〔発明の効果〕
以上、詳述したように、本発明に係る同期モータの電流
位相制御方式は、同期モータの回転速度が一定値以上の
とき、該回転速度に応じて電流の位相進角の最大値を規
定し、その該規定された位相進角の範囲内でモータに必
要とされるトルクに従って電流の位相を同期状態の位相
から先進するように制御することにより、モータの高速
回転域において低電圧で効率的なモータの駆動制御を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の同期モータの電流位相制御方式の構成
を示すブロック図、 第2図は本発明の同期モータの電流位相制御方式の原理
を説明するためのベクトル線図、第3図は同期モータに
おけるトルクと回転数との関係を示す図、 第4図は本発明の同期モータの電流位相制御方式に基づ
く同期モータの電流位相制御装置を示すブロック図、 第5図は第4図同期モータの電流位相制御装置における
波形図、 第6図は第4図の電流位相制御装置の一例を示すブロッ
ク回路図、 第7図は従来の同期モータの制御方式の問題点を説明す
るためのベクトル線図である。 1・・・回転速度検出段階、 2・・・位相進角の最大値規定段階、 3・・・位相角先進段階、 4・・・関数廊、 51.52・・・信号発生器(マルチプライヤ−D/A
コンバータ)、 61.62.63・・・加算器、 El・・・トルク指令、 f(S、)・・・関数、 K・・・係数、 S4・・・速度信号、 5YNC・・・基準位相信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 モータの回転速度を検出し、 該検出された回転速度が一定値以上のとき、該回転速度
    に応じて電流の位相進角の最大値を規定し、 該規定された位相進角の範囲内で前記モータに必要とさ
    れるトルクに従って電流の位相を同期状態の位相から先
    進するように制御し、 モータの高速回転域において低電圧で効率的なモータの
    駆動制御を行う同期モータの電流位相制御方法。
JP62001849A 1987-01-09 1987-01-09 同期モ−タの電流位相制御方式 Pending JPS63174586A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62001849A JPS63174586A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 同期モ−タの電流位相制御方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62001849A JPS63174586A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 同期モ−タの電流位相制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63174586A true JPS63174586A (ja) 1988-07-19

Family

ID=11512999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62001849A Pending JPS63174586A (ja) 1987-01-09 1987-01-09 同期モ−タの電流位相制御方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63174586A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0597118A4 (en) * 1992-06-01 1995-05-24 Fanuc Ltd CONTROL METHOD FOR A SYNCHRONOUS MOTOR.
JP2006528881A (ja) * 2003-05-08 2006-12-21 ウェイブクレスト ラボラトリーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 種々のモータ制御機構を有するクルーズコントロールシステムにおける高精度適応モータ制御

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0597118A4 (en) * 1992-06-01 1995-05-24 Fanuc Ltd CONTROL METHOD FOR A SYNCHRONOUS MOTOR.
JP2006528881A (ja) * 2003-05-08 2006-12-21 ウェイブクレスト ラボラトリーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 種々のモータ制御機構を有するクルーズコントロールシステムにおける高精度適応モータ制御
JP2011177020A (ja) * 2003-05-08 2011-09-08 Wavecrest Lab Llc 種々のモータ制御機構を有するクルーズコントロールシステムにおける高精度適応モータ制御

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0030462B1 (en) Induction motor drive apparatus
US6222334B1 (en) Regenerative braking system
JP4022630B2 (ja) 電力変換制御装置、電力変換制御方法、および電力変換制御用プログラム
US4862343A (en) Induction motor control apparatus
EP2689529B1 (en) Method and apparatus for controlling an electrical machine
CN104981973A (zh) 电动机驱动装置
US20100264861A1 (en) Method for determining the position of the flux vector of a motor
JP2000050689A (ja) 交流電動機の駆動制御装置
JPS6240085A (ja) ブラシレスモ−タ
KR100355062B1 (ko) 무브러쉬dc모터의최고속도를최대화하기위한방법및장치
WO1984001063A1 (en) Improved induction motor controller
JP6113651B2 (ja) 多相電動機駆動装置
JP2004048933A (ja) Dcブラシレスモータの制御装置
JPS63174586A (ja) 同期モ−タの電流位相制御方式
JP2006050705A (ja) 電動機制御装置
US7053584B2 (en) Motor driving device
JP3489259B2 (ja) 永久磁石形電動機制御方法及び制御装置
JP3687331B2 (ja) 誘導機可変速駆動装置
EP0073839B1 (en) Control device for synchronous motor
JP3259805B2 (ja) 同期電動機の制御装置
JPS62163591A (ja) ブラシレス電動機の制御装置
JP3625944B2 (ja) 誘導電動機の駆動装置
JPS5931319B2 (ja) Dcブラシレス電動機のブラシ角進み遅れ制御装置
JPS6330236Y2 (ja)
JPH1141999A (ja) 誘導電動機制御装置