JPS6317442B2 - - Google Patents
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- JPS6317442B2 JPS6317442B2 JP25145084A JP25145084A JPS6317442B2 JP S6317442 B2 JPS6317442 B2 JP S6317442B2 JP 25145084 A JP25145084 A JP 25145084A JP 25145084 A JP25145084 A JP 25145084A JP S6317442 B2 JPS6317442 B2 JP S6317442B2
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- JP
- Japan
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- sole
- insert
- insertion hole
- inserts
- insertion holes
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、シユーズのランニングソール、特
にヒール部分に柔軟で可撓性のあるプラスチツク
を備えたスポーツシユーズ用のランニングソール
に関するものである。
にヒール部分に柔軟で可撓性のあるプラスチツク
を備えたスポーツシユーズ用のランニングソール
に関するものである。
(従来技術)
西ドイツ特許出願公開第2904540号明細書に開
示されているようなこの種のスポーツシユーズの
周知の構成においては、かかと(以下ヒールと称
す)の接触面より下方には、ソールの長手方向を
横断しかつ側方のソールエツジから挿入体が挿入
できる数個の挿入孔が、ソール本体に設けられて
いる。ランニングソールは、比較的柔らかで可撓
性のあるプラスチツクを材質とし、挿入体によつ
て余計な硬さを与えられることなく、軽量のラン
ナーにのみ適するように作られている。しかしな
がら、シユーズのヒール部分内のランニングソー
ルの硬さとその結果によるクツシヨン能力は、
種々の程度の曲がりに対する抵抗となる挿入体の
選択によつて変化されることができ、如何なる体
重のランナーの要求にも応えることができる。
示されているようなこの種のスポーツシユーズの
周知の構成においては、かかと(以下ヒールと称
す)の接触面より下方には、ソールの長手方向を
横断しかつ側方のソールエツジから挿入体が挿入
できる数個の挿入孔が、ソール本体に設けられて
いる。ランニングソールは、比較的柔らかで可撓
性のあるプラスチツクを材質とし、挿入体によつ
て余計な硬さを与えられることなく、軽量のラン
ナーにのみ適するように作られている。しかしな
がら、シユーズのヒール部分内のランニングソー
ルの硬さとその結果によるクツシヨン能力は、
種々の程度の曲がりに対する抵抗となる挿入体の
選択によつて変化されることができ、如何なる体
重のランナーの要求にも応えることができる。
使用中にソールに曲がりおよび圧縮ひずみを受
けている状態にあつても挿入体が挿入孔に保持さ
れるようにするために、挿入孔は、ソールエツジ
の両方に向つて開口し、挿入体が、両方向へ押し
出されることを防ぐために、ソールエツジに接触
することのできるフランジのようなものをその両
端に有する。あるいは、挿入体は、互いに反対側
に位置するソールエツジから挿入孔内に押し込ま
れかつ開口の内部と積極的にあるいは消極的に接
続できる2部分からなるようにすることができ
る。しかしながら、開口の連続した形状は、挿入
孔がソールの長手方向を横断するときのみ実用的
である。これは、そうでなければ、ソールの長手
方向に伸びる挿入孔がソール長全体を通過してし
まうこととなるからである。しかしながら、調節
可能なヒールクツシヨンが、ソールの足が地上に
接触を始める後方エツジ付近で効果的であるべき
ときには問題が生じる。これは、通常後方におい
て存在するソールの丸めの結果として、横方向の
挿入孔がそこでは比較的短かく、そこに挿入され
る短かい挿入体は、その材質の柔軟性の結果でな
く圧縮性の結果としてのみ有効であるからであ
る。
けている状態にあつても挿入体が挿入孔に保持さ
れるようにするために、挿入孔は、ソールエツジ
の両方に向つて開口し、挿入体が、両方向へ押し
出されることを防ぐために、ソールエツジに接触
することのできるフランジのようなものをその両
端に有する。あるいは、挿入体は、互いに反対側
に位置するソールエツジから挿入孔内に押し込ま
れかつ開口の内部と積極的にあるいは消極的に接
続できる2部分からなるようにすることができ
る。しかしながら、開口の連続した形状は、挿入
孔がソールの長手方向を横断するときのみ実用的
である。これは、そうでなければ、ソールの長手
方向に伸びる挿入孔がソール長全体を通過してし
まうこととなるからである。しかしながら、調節
可能なヒールクツシヨンが、ソールの足が地上に
接触を始める後方エツジ付近で効果的であるべき
ときには問題が生じる。これは、通常後方におい
て存在するソールの丸めの結果として、横方向の
挿入孔がそこでは比較的短かく、そこに挿入され
る短かい挿入体は、その材質の柔軟性の結果でな
く圧縮性の結果としてのみ有効であるからであ
る。
(発明の目的)
この発明の第1の目的は、挿入体が、ヒールと
同じ側に位置するソールエツジ付近で効果を発揮
できるようなランニングソールを提供することに
ある。
同じ側に位置するソールエツジ付近で効果を発揮
できるようなランニングソールを提供することに
ある。
(発明の構成)
この発明によれば、シユーズ用のランニングソ
ールは、ヒール部に柔軟な可撓性材質のソール体
3を有するシユーズ用のランニングソールにおい
て、 前記ソール体3が、長手方向軸MLと、使用者
のヒールの下方に位置する上面と、下面と、後方
エツジと、この後方エツジにより繋がる2つの側
方エツジと、ソール体に形成され、上面の下方で
かつ下面の上方に位置し上記後方エツジあるいは
側方エツジのいずれかに開口しているほぼ長手方
向に配置された第1の挿入孔5,5′と、ソール
体に形成され、上面の下方でかつ下面の上方に位
置し前記2つの側方エツジの少なくとも1つに開
口している少なくとも1つのほぼ横断方向に位置
する第2の挿入孔6,7;6′,7′とを有し、 少なくとも1つの前記第2の挿入孔は前記第1
の挿入孔と交叉し、さらに前記ソール体は、前記
第1の挿入孔内に交換可能に挿入されかつ前記第
1の挿入孔の断面をほぼ充填する断面を有する弾
性的に圧縮あるいは撓曲可能な第1の挿入体1
0,10′と、前記第2の挿入孔6,7;6′,
7′に交換可能に挿入される弾性的に圧縮可能あ
るいは撓曲可能な第2の挿入体16,17;1
6′,17′と、前記第1および第2の挿入体の一
方に設けた少なくとも1つの係合凹部11,1
1′,11″とを有し、前記第1および第2の挿入
孔の少なくとも一方は矩形断面を有し、この矩形
断面を有する挿入孔に挿入される挿入体は板状に
形成され、前記係合凹部には前記第1あるいは第
2の挿入体の他方の挿入体の一部分が嵌入可能で
あり、かつこの一部が嵌入された挿入体と上記係
合凹部を有する挿入体とが互いに係合するように
構成されている。
ールは、ヒール部に柔軟な可撓性材質のソール体
3を有するシユーズ用のランニングソールにおい
て、 前記ソール体3が、長手方向軸MLと、使用者
のヒールの下方に位置する上面と、下面と、後方
エツジと、この後方エツジにより繋がる2つの側
方エツジと、ソール体に形成され、上面の下方で
かつ下面の上方に位置し上記後方エツジあるいは
側方エツジのいずれかに開口しているほぼ長手方
向に配置された第1の挿入孔5,5′と、ソール
体に形成され、上面の下方でかつ下面の上方に位
置し前記2つの側方エツジの少なくとも1つに開
口している少なくとも1つのほぼ横断方向に位置
する第2の挿入孔6,7;6′,7′とを有し、 少なくとも1つの前記第2の挿入孔は前記第1
の挿入孔と交叉し、さらに前記ソール体は、前記
第1の挿入孔内に交換可能に挿入されかつ前記第
1の挿入孔の断面をほぼ充填する断面を有する弾
性的に圧縮あるいは撓曲可能な第1の挿入体1
0,10′と、前記第2の挿入孔6,7;6′,
7′に交換可能に挿入される弾性的に圧縮可能あ
るいは撓曲可能な第2の挿入体16,17;1
6′,17′と、前記第1および第2の挿入体の一
方に設けた少なくとも1つの係合凹部11,1
1′,11″とを有し、前記第1および第2の挿入
孔の少なくとも一方は矩形断面を有し、この矩形
断面を有する挿入孔に挿入される挿入体は板状に
形成され、前記係合凹部には前記第1あるいは第
2の挿入体の他方の挿入体の一部分が嵌入可能で
あり、かつこの一部が嵌入された挿入体と上記係
合凹部を有する挿入体とが互いに係合するように
構成されている。
(発明の効果)
このような構成により、2つの挿入孔が設けら
れることとなり、各挿入孔の中心軸は、例えば互
いに90゜の角度をなし、ヒールの接触する面下方
のソール体で合体する。ソールの長手方向にほぼ
配置される第1の挿入孔は、ソールの後方エツジ
から始まることができ、一方ソールの長手方向を
横断する第2の挿入孔は、側方のソールエツジに
向つて開口する。第1の挿入体は、充分な長さを
有することができて、その弾性的な圧縮性ばかり
でなくその撓曲性が、ソールのクツシヨン能力を
制御する如く作用することを可能にする。しかし
ながら、第1の挿入孔は、明白な事情から端部を
閉じているので、そこに挿入される挿入体が使用
に際して押し出されないようにする必要がある。
これは、第2の挿入体をソールエツジのうちの側
方のエツジから第2の挿入孔を介して第1の挿入
体の係合凹部内に押し込むことによつて達成され
る。あるいは、第1の挿入体が、第2の挿入体の
係合凹部と係合するようにしてもよい。挿入され
た挿入体は、他方の挿入体の係合凹部内で係止さ
れることが好ましく、これによつて2つの挿入体
は、相互にロツクされかつ互いにスリツプアウト
することを阻止する。特に有効な相互ロツクは、
第1の挿入体中の係合凹部の少なくとも1つが、
挿入体を横断貫通し、側方の挿入孔と整合してソ
ール幅を完全に貫通するときに得られ、例えば、
西独特許公開第2904540号明細書によるようなロ
ツド状の第2の挿入体が、第2の挿入孔内に押し
込まれて、第1の挿入体を直角に通過するこの係
合凹部を貫通するようにすることによつてこれが
完成される。このロツド状の挿入体は、挿入孔に
積極的あるいは非積極的に係合するためにソール
エツジ付近の両端にフランジを備えることができ
て、ソールに絞り出しストレスがかかつても押し
出されないように保持される。その上、第1の挿
入体に設けられた連続した係合凹部は、挿入体に
よつては完全には包囲されず、その上側あるいは
下側には、第2の挿入体が配置される溝を形成す
ることができる。
れることとなり、各挿入孔の中心軸は、例えば互
いに90゜の角度をなし、ヒールの接触する面下方
のソール体で合体する。ソールの長手方向にほぼ
配置される第1の挿入孔は、ソールの後方エツジ
から始まることができ、一方ソールの長手方向を
横断する第2の挿入孔は、側方のソールエツジに
向つて開口する。第1の挿入体は、充分な長さを
有することができて、その弾性的な圧縮性ばかり
でなくその撓曲性が、ソールのクツシヨン能力を
制御する如く作用することを可能にする。しかし
ながら、第1の挿入孔は、明白な事情から端部を
閉じているので、そこに挿入される挿入体が使用
に際して押し出されないようにする必要がある。
これは、第2の挿入体をソールエツジのうちの側
方のエツジから第2の挿入孔を介して第1の挿入
体の係合凹部内に押し込むことによつて達成され
る。あるいは、第1の挿入体が、第2の挿入体の
係合凹部と係合するようにしてもよい。挿入され
た挿入体は、他方の挿入体の係合凹部内で係止さ
れることが好ましく、これによつて2つの挿入体
は、相互にロツクされかつ互いにスリツプアウト
することを阻止する。特に有効な相互ロツクは、
第1の挿入体中の係合凹部の少なくとも1つが、
挿入体を横断貫通し、側方の挿入孔と整合してソ
ール幅を完全に貫通するときに得られ、例えば、
西独特許公開第2904540号明細書によるようなロ
ツド状の第2の挿入体が、第2の挿入孔内に押し
込まれて、第1の挿入体を直角に通過するこの係
合凹部を貫通するようにすることによつてこれが
完成される。このロツド状の挿入体は、挿入孔に
積極的あるいは非積極的に係合するためにソール
エツジ付近の両端にフランジを備えることができ
て、ソールに絞り出しストレスがかかつても押し
出されないように保持される。その上、第1の挿
入体に設けられた連続した係合凹部は、挿入体に
よつては完全には包囲されず、その上側あるいは
下側には、第2の挿入体が配置される溝を形成す
ることができる。
第1の挿入孔およびこれに対応して第1の挿入
体は、ヒールの頂線およびソールの中心線に関し
て対称に配置される。しかしながら、この挿入孔
をソール中心線に対して鋭角だけ傾けて、ソール
エツジでの挿入孔の口が、外方に向けて斜めにな
るようにしてもよい。その結果、第1の挿入体
は、ヒールが接触する点の領域にその後端を位置
させられ、ローリングオフ動作は、ほぼこの挿入
体の通路に従うことができる。この角度的な傾き
により、第2の挿入孔および第2の挿入体は、同
一量だけかつ同一方向に傾けてあるいはピポツト
されて配置することができ、ローリングオフ運動
中の回内運動および引続くアンチ回内運動が、結
果として考慮できることになる。
体は、ヒールの頂線およびソールの中心線に関し
て対称に配置される。しかしながら、この挿入孔
をソール中心線に対して鋭角だけ傾けて、ソール
エツジでの挿入孔の口が、外方に向けて斜めにな
るようにしてもよい。その結果、第1の挿入体
は、ヒールが接触する点の領域にその後端を位置
させられ、ローリングオフ動作は、ほぼこの挿入
体の通路に従うことができる。この角度的な傾き
により、第2の挿入孔および第2の挿入体は、同
一量だけかつ同一方向に傾けてあるいはピポツト
されて配置することができ、ローリングオフ運動
中の回内運動および引続くアンチ回内運動が、結
果として考慮できることになる。
さらに、第1の挿入孔およびその中に配置され
た第1の挿入体は曲げたり弧状にすることがで
き、上述の理由から弧は、ソール中心線から始ま
り、ヒールの外側へ向かう。
た第1の挿入体は曲げたり弧状にすることがで
き、上述の理由から弧は、ソール中心線から始ま
り、ヒールの外側へ向かう。
好都合なことに、これらの挿入孔と、結果的に
これらの挿入体も矩形の断面を有し、すなわち挿
入体が板状となるので、「プラツトホーム」が、
単に2つの挿入体によつて、ヒールによつて接触
される面の下方のランニングソールに形成され
て、このプラツトホームの柔軟性(可撓性と圧縮
性)は、挿入体の曲がりに対する硬さおよび(あ
るいは)抵抗の適切な選択により要求に応じて変
化できることとなる。挿入体の端部がソールで逆
方向に動くことが認められないようにするため
に、挿入孔の上方制限面は、ほぼ共通の面内にあ
る。
これらの挿入体も矩形の断面を有し、すなわち挿
入体が板状となるので、「プラツトホーム」が、
単に2つの挿入体によつて、ヒールによつて接触
される面の下方のランニングソールに形成され
て、このプラツトホームの柔軟性(可撓性と圧縮
性)は、挿入体の曲がりに対する硬さおよび(あ
るいは)抵抗の適切な選択により要求に応じて変
化できることとなる。挿入体の端部がソールで逆
方向に動くことが認められないようにするため
に、挿入孔の上方制限面は、ほぼ共通の面内にあ
る。
これは、下方の制限面に関しては絶対的に必要
というものではなく、ソールのクツシヨン動作
は、挿入孔の種々の高さによつておよびその結果
としての挿入体の種々の厚さによつて左右される
こととなる。
というものではなく、ソールのクツシヨン動作
は、挿入孔の種々の高さによつておよびその結果
としての挿入体の種々の厚さによつて左右される
こととなる。
後述するこの発明の構成において、ソール体
は、互いに角度を有して伸びる2つの挿入孔を持
ち、これによつて挿入体によつて形成される傾斜
した「プラツトホーム」を可能にする。第2の挿
入孔は、ソール体の外側に向いた半分に形成され
るので、クツシヨン機能は、この領域において調
節され、そこでヒールからの足のローリングオフ
運動が行なわれる。
は、互いに角度を有して伸びる2つの挿入孔を持
ち、これによつて挿入体によつて形成される傾斜
した「プラツトホーム」を可能にする。第2の挿
入孔は、ソール体の外側に向いた半分に形成され
るので、クツシヨン機能は、この領域において調
節され、そこでヒールからの足のローリングオフ
運動が行なわれる。
他の構成において、ランニングソールの内方へ
向かう部分が、クツシヨン能力という意味で調節
可能であるならば、横断方向の挿入孔は、2つの
対向する側方エツジに向つて開口することがで
き、挿入体は、相互に係止可能となり、これは、
第1の挿入体が、その両側に、2つの第2の挿入
体を係止するための係合凹部を有し、あるいは連
続した第2の挿入体が、その後方側に係合凹部を
有し、第1の挿入体の端部が、その中に取り付け
られるように構成することによつて可能となるも
のである。
向かう部分が、クツシヨン能力という意味で調節
可能であるならば、横断方向の挿入孔は、2つの
対向する側方エツジに向つて開口することがで
き、挿入体は、相互に係止可能となり、これは、
第1の挿入体が、その両側に、2つの第2の挿入
体を係止するための係合凹部を有し、あるいは連
続した第2の挿入体が、その後方側に係合凹部を
有し、第1の挿入体の端部が、その中に取り付け
られるように構成することによつて可能となるも
のである。
(実施例)
以下、添付の図面に示す実施例に基いて、この
発明の構成および作用を説明する。
発明の構成および作用を説明する。
第1図に示すスポーツシユーズはヒールウエツ
ジ2、ソール体(中間ソール)3および任意の形
状のプロフイールソール4からなるランニングソ
ール1を有している。ヒールウエツジ2とソール
体3は、EVAを材質とし、ヒールウエツジ2は、
55〜58のC―シヨアかたさを有し、ソール体3
は、約45のC―シヨアかたさを有する。プロフイ
ールソール4は、耐摩耗性のゴム等を材質とす
る。各ソールは、接着によりあるいは成型作業中
の直接結合によつて互いに接続される。
ジ2、ソール体(中間ソール)3および任意の形
状のプロフイールソール4からなるランニングソ
ール1を有している。ヒールウエツジ2とソール
体3は、EVAを材質とし、ヒールウエツジ2は、
55〜58のC―シヨアかたさを有し、ソール体3
は、約45のC―シヨアかたさを有する。プロフイ
ールソール4は、耐摩耗性のゴム等を材質とす
る。各ソールは、接着によりあるいは成型作業中
の直接結合によつて互いに接続される。
第2図に示す如く、ソール体3は、使用者のヒ
ールの下方に、溝の形で第1の挿入孔5を有し、
この溝は、ソールの後方エツジに向つて開口し、
狭い矩形の断面を有しかつ平面的にもほぼ矩形を
なしている(第2図)。第1の挿入孔5は、足の
踵骨の彎曲の下方に位置するソール体3の点を越
えて伸びている。2つの横断方向の挿入孔6およ
び7(第2の挿入孔)は、第1の挿入孔5に対し
て90゜の角度を持つてソール体3に形成され、挿
入孔6は、内側のソールエツジから、挿入孔7
は、外側のソールエツジから第1の挿入孔5に達
しており、第1の挿入孔5と交叉する。この横断
方向の第2の挿入孔6と7は、互いに整合しかつ
その断面形状において互いに対応するので、ソー
ルの両エツジにおいて開口し、長手方向の第1の
挿入孔5と交叉する単一の挿入孔と考えてもよ
い。図示の実施例において、挿入孔5,6および
7の断面は、互いに対応し、その上方の制限面
は、ヒールウエツジ2の下方の制限面と同一面に
ある。
ールの下方に、溝の形で第1の挿入孔5を有し、
この溝は、ソールの後方エツジに向つて開口し、
狭い矩形の断面を有しかつ平面的にもほぼ矩形を
なしている(第2図)。第1の挿入孔5は、足の
踵骨の彎曲の下方に位置するソール体3の点を越
えて伸びている。2つの横断方向の挿入孔6およ
び7(第2の挿入孔)は、第1の挿入孔5に対し
て90゜の角度を持つてソール体3に形成され、挿
入孔6は、内側のソールエツジから、挿入孔7
は、外側のソールエツジから第1の挿入孔5に達
しており、第1の挿入孔5と交叉する。この横断
方向の第2の挿入孔6と7は、互いに整合しかつ
その断面形状において互いに対応するので、ソー
ルの両エツジにおいて開口し、長手方向の第1の
挿入孔5と交叉する単一の挿入孔と考えてもよ
い。図示の実施例において、挿入孔5,6および
7の断面は、互いに対応し、その上方の制限面
は、ヒールウエツジ2の下方の制限面と同一面に
ある。
長手方向の第1の挿入孔5に挿入されるのは、
この挿入孔を完全に充填する第1の挿入体10で
あつて、その長さは、ソールの後方エツジにおい
て第1の挿入体10の先端が僅かにこの後方エツ
ジを越えるように決定され(第1図参照)、例え
ば、この突出長さは、2〜3mmにしか過ぎない。
第1の挿入体10は、その両側面に係合凹部11
を有し、この2つの開口は、互いに対応して、中
心線に対して対称をなすが、これは、第1の挿入
体10の全厚さに及び、ほぼ矩形をなしている。
第1の挿入体10の側方エツジから始まつて、係
合凹部11は幾分傾斜したガイド面12を有し、
ガイド面12に従つて互いに対向して位置する内
曲面13を有し、この内曲面13は第2図から明
らかなように、丸味を有している。横断方向の第
2の挿入孔6および7に挿入されるのは、それぞ
れ第2の挿入体16および17であり、これは同
様に、挿入孔を完全に充填し、その内端は、係合
凹部11の内曲面13の領域において係合凹部1
1と嵌合する形状を有している。第1の挿入体1
0と第2の挿入体16,17の両方は、弾性的な
撓曲性の材料、例えばポリウレタンによつて構成
されているので、横断方向の第2の挿入体16,
17の端部は、係合凹部11に押し込むことがで
き、この端部に形成されかつ互いに対向する側方
の突起14は、弾性的に内曲面13の部分に嵌め
込まれ、以上の如くして挿入体10,16および
17が相互にロツクされる。横断方向の第2の挿
入体16,17の長さは、関連する側方のソール
エツジを僅かに越えるように定められる。全ての
挿入体10,16および17は、ソールエツジに
隣接する端部において、把持ノツチ18を有し、
これによつて手あるいは道具を用いて把持され、
引出される。2つの横断方向の第2の挿入体1
6,17が、弾性的な変形の結果、積極的な保持
に打勝つて前以つて引き出されているときのみ、
第1の挿入体10を引き出すことができるもので
あることはもちろんである。
この挿入孔を完全に充填する第1の挿入体10で
あつて、その長さは、ソールの後方エツジにおい
て第1の挿入体10の先端が僅かにこの後方エツ
ジを越えるように決定され(第1図参照)、例え
ば、この突出長さは、2〜3mmにしか過ぎない。
第1の挿入体10は、その両側面に係合凹部11
を有し、この2つの開口は、互いに対応して、中
心線に対して対称をなすが、これは、第1の挿入
体10の全厚さに及び、ほぼ矩形をなしている。
第1の挿入体10の側方エツジから始まつて、係
合凹部11は幾分傾斜したガイド面12を有し、
ガイド面12に従つて互いに対向して位置する内
曲面13を有し、この内曲面13は第2図から明
らかなように、丸味を有している。横断方向の第
2の挿入孔6および7に挿入されるのは、それぞ
れ第2の挿入体16および17であり、これは同
様に、挿入孔を完全に充填し、その内端は、係合
凹部11の内曲面13の領域において係合凹部1
1と嵌合する形状を有している。第1の挿入体1
0と第2の挿入体16,17の両方は、弾性的な
撓曲性の材料、例えばポリウレタンによつて構成
されているので、横断方向の第2の挿入体16,
17の端部は、係合凹部11に押し込むことがで
き、この端部に形成されかつ互いに対向する側方
の突起14は、弾性的に内曲面13の部分に嵌め
込まれ、以上の如くして挿入体10,16および
17が相互にロツクされる。横断方向の第2の挿
入体16,17の長さは、関連する側方のソール
エツジを僅かに越えるように定められる。全ての
挿入体10,16および17は、ソールエツジに
隣接する端部において、把持ノツチ18を有し、
これによつて手あるいは道具を用いて把持され、
引出される。2つの横断方向の第2の挿入体1
6,17が、弾性的な変形の結果、積極的な保持
に打勝つて前以つて引き出されているときのみ、
第1の挿入体10を引き出すことができるもので
あることはもちろんである。
挿入体10,16および17は、種々の硬さと
曲げ抵抗をもつものが入手可能であるので、その
適切な選択によつて、その挿入時に、「プラツト
ホーム」を構成するように撓曲性の制御を行なう
ことが可能となる。これらの挿入体10,16お
よび17の各々は、異なる特性を有することがで
きるので、制御のしかたには多くの可能性が残さ
れている。図示の実施例においては、主として圧
力を受けて変形可能なように第2の挿入体16,
17を作ると好都合であり、長手方向に延びる第
1の挿入体10は、主として曲げ力により変形可
能でありかつ圧力を受けたときは少しだけ変形可
能であるようにすると都合がよい。圧力を受けた
ときの第2の挿入体16,17の変形特性は、互
いに異なるものとすることができるものであるこ
とは言う迄もない。
曲げ抵抗をもつものが入手可能であるので、その
適切な選択によつて、その挿入時に、「プラツト
ホーム」を構成するように撓曲性の制御を行なう
ことが可能となる。これらの挿入体10,16お
よび17の各々は、異なる特性を有することがで
きるので、制御のしかたには多くの可能性が残さ
れている。図示の実施例においては、主として圧
力を受けて変形可能なように第2の挿入体16,
17を作ると好都合であり、長手方向に延びる第
1の挿入体10は、主として曲げ力により変形可
能でありかつ圧力を受けたときは少しだけ変形可
能であるようにすると都合がよい。圧力を受けた
ときの第2の挿入体16,17の変形特性は、互
いに異なるものとすることができるものであるこ
とは言う迄もない。
ポケツトが、第2図の鎖線で示す如く第2の挿
入体17に設けられ、このポケツトは、挿入体の
上面から下方に伸び、挿入体の底部に向かう狭い
断面の部分を取囲む中間面を有している。ポケツ
トの形状と対応する形状の補強部材が、必要あれ
ば、ポケツトに挿入される。これによつて例え
ば、その縦方向への第2の挿入体17の変形特性
を変えることができるようになる。これは、例え
ば、ソール体の内部におけるよりもソールエツジ
付近で低くなるように、圧力を受けた挿入体の変
形可能性を維持することを可能にする。
入体17に設けられ、このポケツトは、挿入体の
上面から下方に伸び、挿入体の底部に向かう狭い
断面の部分を取囲む中間面を有している。ポケツ
トの形状と対応する形状の補強部材が、必要あれ
ば、ポケツトに挿入される。これによつて例え
ば、その縦方向への第2の挿入体17の変形特性
を変えることができるようになる。これは、例え
ば、ソール体の内部におけるよりもソールエツジ
付近で低くなるように、圧力を受けた挿入体の変
形可能性を維持することを可能にする。
挿入体10,16および17は、異なる硬さを
有するように製造できる。例えば65〜85C―シヨ
ア硬度の範囲で3段階となるような硬さのバラエ
テイが、推められる。
有するように製造できる。例えば65〜85C―シヨ
ア硬度の範囲で3段階となるような硬さのバラエ
テイが、推められる。
第3図および第4図に示す実施例において、ス
ポーツシユーズのデザインは変らないので、第1
図および第2図のものと対応する部分について
は、同一の記号が付されている。しかしながら、
ここに示す実施例は、前述の挿入孔5,6あるい
は7に対応する挿入孔のタイプおよびデザインな
らびにこれに挿入される挿入体のそれにおいて異
なつている。
ポーツシユーズのデザインは変らないので、第1
図および第2図のものと対応する部分について
は、同一の記号が付されている。しかしながら、
ここに示す実施例は、前述の挿入孔5,6あるい
は7に対応する挿入孔のタイプおよびデザインな
らびにこれに挿入される挿入体のそれにおいて異
なつている。
第4図から明らかな如く、ソールの後方エツジ
から始まる弧状に彎曲した第1の挿入孔5′が、
ソールの長手方向に延伸配置され、その外側の口
は、鎖線で示されかつヒールの頂線と合致するソ
ールセンターライン(長手方向軸)MLに関して
ヒールの外側へ向つて傾斜している。ソールの長
手方向にソール体3をほぼ横断しているのは、円
筒形の断面の2つの第2の挿入孔6′,7′であつ
て、これらは互いに平行であり、両者とも第1の
挿入孔5′と交叉し、ソールの幅方向全体を貫通
している。長手方向の第1の挿入孔5′に挿入さ
れているのは、矩形断面の、第1の挿入孔5′と
ほぼ対応する形状の挿入体10′であつて、この
挿入体は、その幅方向を横断するオリフイス1
1′,11″を備えている。挿入状態において、こ
れらのオリフイス11′,11″は、横断方向の第
2の挿入孔6′,7′と整合するので、円筒形のロ
ツド状の第2の挿入体16′,17′が、側方のソ
ールエツジから導入でき、オリフイス11′,1
1″を貫通する。ロツド状の第2の挿入体16′,
17′は、完全に関係する第2の挿入孔6′,7′
を完全に充填し、端部付近で隣接する環状のリブ
19とフランジ20とを有している。その結果、
環状のリブ19が、挿入孔の壁内に圧入され、同
時に第1の挿入孔5′内に第1の挿入体10′を固
定するので、これらの挿入体は、摩擦的かつ積極
的に確保される。第4図から明らかな如く、オリ
フイス11′,11″は同様に、その端部の各々
に、第2の挿入体16′,17′を容易に挿入でき
るようにするために、拡開された部分を有してい
る。
から始まる弧状に彎曲した第1の挿入孔5′が、
ソールの長手方向に延伸配置され、その外側の口
は、鎖線で示されかつヒールの頂線と合致するソ
ールセンターライン(長手方向軸)MLに関して
ヒールの外側へ向つて傾斜している。ソールの長
手方向にソール体3をほぼ横断しているのは、円
筒形の断面の2つの第2の挿入孔6′,7′であつ
て、これらは互いに平行であり、両者とも第1の
挿入孔5′と交叉し、ソールの幅方向全体を貫通
している。長手方向の第1の挿入孔5′に挿入さ
れているのは、矩形断面の、第1の挿入孔5′と
ほぼ対応する形状の挿入体10′であつて、この
挿入体は、その幅方向を横断するオリフイス1
1′,11″を備えている。挿入状態において、こ
れらのオリフイス11′,11″は、横断方向の第
2の挿入孔6′,7′と整合するので、円筒形のロ
ツド状の第2の挿入体16′,17′が、側方のソ
ールエツジから導入でき、オリフイス11′,1
1″を貫通する。ロツド状の第2の挿入体16′,
17′は、完全に関係する第2の挿入孔6′,7′
を完全に充填し、端部付近で隣接する環状のリブ
19とフランジ20とを有している。その結果、
環状のリブ19が、挿入孔の壁内に圧入され、同
時に第1の挿入孔5′内に第1の挿入体10′を固
定するので、これらの挿入体は、摩擦的かつ積極
的に確保される。第4図から明らかな如く、オリ
フイス11′,11″は同様に、その端部の各々
に、第2の挿入体16′,17′を容易に挿入でき
るようにするために、拡開された部分を有してい
る。
挿入体10′,16′および17′の選択に関し
ては、第1図および第2図の実施例について述べ
たものと同じものが適用できる。図示の実施例と
は異なつて、開口5′とともに第1の挿入体1
0′は直線状に構成することができて、ソール中
心線MLと、例えば10゜〜15゜の鋭角をなすように
することができる。この場合、当初の部分で述べ
た如く、第2の挿入体16′,17′を同一角度で
同一方向にかつヒールにより接触される面の中心
線に関して同一方向に「ピポツト」すると好都合
であり、ソールの幅方向を斜めに通過することに
なる。同一の配置を、第1図および第2図の実施
例に施すことができる。いずれにせよ、少なくと
も2つの挿入体は、その長手方向に関して互いに
ある角度をもつて配置され、これは、当初に述べ
た西独特許出願公開第2904540号によるものとは
異なり、同一の挿入体の各部分は互いに結合さ
れ、相互にロツクするようにすることを可能とす
べきものである。
ては、第1図および第2図の実施例について述べ
たものと同じものが適用できる。図示の実施例と
は異なつて、開口5′とともに第1の挿入体1
0′は直線状に構成することができて、ソール中
心線MLと、例えば10゜〜15゜の鋭角をなすように
することができる。この場合、当初の部分で述べ
た如く、第2の挿入体16′,17′を同一角度で
同一方向にかつヒールにより接触される面の中心
線に関して同一方向に「ピポツト」すると好都合
であり、ソールの幅方向を斜めに通過することに
なる。同一の配置を、第1図および第2図の実施
例に施すことができる。いずれにせよ、少なくと
も2つの挿入体は、その長手方向に関して互いに
ある角度をもつて配置され、これは、当初に述べ
た西独特許出願公開第2904540号によるものとは
異なり、同一の挿入体の各部分は互いに結合さ
れ、相互にロツクするようにすることを可能とす
べきものである。
第1図は、この発明によるランニングソールの
一実施例を示すスポーツシユーズの部分的側面
図、第2図は、第1図の―線に沿つてみた断
面図ならびに第3図および第4図は、ランニング
ソールの第2の実施例の同様の側面図と断面図を
それぞれ示す。 1……ランニングソール、5……第1の挿入
孔、6,7……第2の挿入孔、10……第1の挿
入体、16,17……第2の挿入体。
一実施例を示すスポーツシユーズの部分的側面
図、第2図は、第1図の―線に沿つてみた断
面図ならびに第3図および第4図は、ランニング
ソールの第2の実施例の同様の側面図と断面図を
それぞれ示す。 1……ランニングソール、5……第1の挿入
孔、6,7……第2の挿入孔、10……第1の挿
入体、16,17……第2の挿入体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ヒール部に柔軟な可撓性材質のソール体3を
有するシユーズ用のランニングソールにおいて、 前記ソール体3が、長手方向軸(ML)と、使
用者のヒールの下方に位置する上面と、下面と、
後方エツジと、この後方エツジにより繋がる2つ
の側方エツジと、ソール体に形成され、上面の下
方でかつ下面の上方に位置し上記後方エツジある
いは側方エツジのいずれかに開口しているほぼ長
手方向に配置された第1の挿入孔5,5′と、ソ
ール体に形成され、上面の下方でかつ下面の上方
に位置し前記2つの側方エツジの少なくとも1つ
に開口している少なくとも1つのほぼ横断方向に
位置する第2の挿入孔6,7;6′,7′とを有
し、 少なくとも1つの前記第2の挿入孔は前記第1
の挿入孔と交叉し、さらに前記ソール体は、前記
第1の挿入孔内に交換可能に挿入されかつ前記第
1の挿入孔の断面をほぼ充填する断面を有する弾
性的に圧縮あるいは撓曲可能な第1の挿入体1
0,10′と、前記第2の挿入孔6,7;6′,
7′に交換可能に挿入される弾性的に圧縮可能あ
るいは撓曲可能な第2の挿入体16,17;1
6′,17′と、前記第1および第2の挿入体の一
方に設けた少なくとも1つの係合凹部11,1
1′,11″とを有し、前記第1および第2の挿入
孔の少なくとも一方は矩形断面を有し、この矩形
断面を有する挿入孔に挿入される挿入体は板状に
形成され、前記係合凹部には前記第1あるいは第
2の挿入体の他方の挿入体の一部分が嵌入可能で
あり、かつこの一部が嵌入された挿入体と上記係
合凹部を有する挿入体とが互いに係合するように
構成されているランニングソール。 2 前記第1の挿入孔10,10′が、ソールの
後方エツジに開口している特許請求の範囲第1項
記載のランニングソール。 3 前記第2の挿入体16,17;16′,1
7′が前記第2の挿入孔6,7;6′,7′と係合
可能である特許請求の範囲第1項記載のランニン
グソール。 4 少なくとも1つの前記第2の挿入孔6′,
7′が、前記第1の挿入体10′を横断し、前記第
1の挿入体の係合凹部が、前記第2の挿入孔6′,
7′と連通し、前記第2の挿入体16′,17′が、
ロツド状をなして前記第2の挿入孔内に挿入可能
でありかつ前記第1の挿入体10′の係合凹部1
1′,11″に挿入可能である特許請求の範囲第1
項記載のランニングソール。 5 前記第1の挿入孔が、ソールの外方へ向つて
傾斜し、ソールの長手方向軸に鋭角をなしている
特許請求の範囲第1項記載のランニングソール。 6 前記第1の挿入孔が、弧状である特許請求の
範囲第5項記載のランニングソール。 7 前記第1および第2の挿入孔の両方が、矩形
の断面を有している特許請求の範囲第1項記載の
ランニングソール。 8 前記第1および第2の挿入孔の上面が、共通
の面内に位置する特許請求の範囲第7項記載のラ
ンニングソール。 9 前記第1の挿入体の両側の互いに対向した位
置に2つの第2の挿入孔を設け、これら2つの第
2の挿入孔の各々に1つづつ配置される2つの第
2の挿入体を設け、前記第1の挿入体の両側方に
1つづつ係合凹部を設け、該係合凹部に前記2つ
の第2の挿入体が保持される特許請求の範囲第1
項記載のランニングソール。 10 前記第1の挿入体10の係合凹部11が内
曲面部分13を有し、第2の挿入体16,17が
前記内曲面部分と係合可能な側方の突起14を有
している特許請求の範囲第1項記載のランニング
ソール。 11 少なくとも1つの前記係合凹部11が、前
記第2の挿入体6,7の進入を容易にする傾斜部
分12を有している特許請求の範囲第1項記載の
ランニングソール。 12 前記挿入体の少なくとも1つにポケツトを
設け、このポケツトに着脱自在に挿入可能な補強
部材を設けた特許請求の範囲第1項記載のランニ
ングソール。 13 前記挿入体10,16,17が、挿入され
るソールの側方エツジあるいは後方エツジに隣接
する端部に把持ノツチ18を有し、前記挿入体の
取り外しを容易にした特許請求の範囲第1項記載
のランニングソール。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE3344535 | 1983-12-09 | ||
DE3344535.4 | 1983-12-09 | ||
DE3430845.8 | 1984-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60139201A JPS60139201A (ja) | 1985-07-24 |
JPS6317442B2 true JPS6317442B2 (ja) | 1988-04-13 |
Family
ID=6216468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25145084A Granted JPS60139201A (ja) | 1983-12-09 | 1984-11-28 | シユーズ用のランニングソール |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60139201A (ja) |
DD (1) | DD231002A1 (ja) |
GB (1) | GB8425960D0 (ja) |
ZA (1) | ZA849254B (ja) |
-
1984
- 1984-10-15 GB GB848425960A patent/GB8425960D0/en active Pending
- 1984-11-27 ZA ZA849254A patent/ZA849254B/xx unknown
- 1984-11-28 JP JP25145084A patent/JPS60139201A/ja active Granted
- 1984-12-07 DD DD27046084A patent/DD231002A1/de unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DD231002A1 (de) | 1985-12-18 |
JPS60139201A (ja) | 1985-07-24 |
GB8425960D0 (en) | 1984-11-21 |
ZA849254B (en) | 1985-07-31 |
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