JPS6317435A - 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根 - Google Patents
炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根Info
- Publication number
- JPS6317435A JPS6317435A JP15958686A JP15958686A JPS6317435A JP S6317435 A JPS6317435 A JP S6317435A JP 15958686 A JP15958686 A JP 15958686A JP 15958686 A JP15958686 A JP 15958686A JP S6317435 A JPS6317435 A JP S6317435A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon fiber
- thermosetting resin
- prepreg
- carbon
- carbon black
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 title claims abstract description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 title claims abstract description 24
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 title claims abstract description 24
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 title claims abstract description 21
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 14
- 239000006229 carbon black Substances 0.000 claims abstract description 19
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 10
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 10
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims abstract description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims abstract description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 12
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 abstract description 4
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 abstract description 4
- 241000872198 Serjania polyphylla Species 0.000 abstract description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 3
- 239000004918 carbon fiber reinforced polymer Substances 0.000 description 22
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 10
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 3
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 239000005011 phenolic resin Substances 0.000 description 1
- 229920002239 polyacrylonitrile Polymers 0.000 description 1
- 229920001721 polyimide Polymers 0.000 description 1
- 239000009719 polyimide resin Substances 0.000 description 1
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000009864 tensile test Methods 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920006337 unsaturated polyester resin Polymers 0.000 description 1
- 229920001567 vinyl ester resin Polymers 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は比強度、比剛性に優れ、且つ平面性、遮光性が
優れた炭素ｍ１１強化熱硬化性樹脂（以下ＣＦＲＰと略
記）製のカメラ用シャッタ羽根に関する。
優れた炭素ｍ１１強化熱硬化性樹脂（以下ＣＦＲＰと略
記）製のカメラ用シャッタ羽根に関する。
ＣＦＲＰは高い比強度、比弾性率、耐疲労性、減衰振動
性等の優れた特性を有するため、宇宙・航空関係、自動
車、スポーツ、レジャー関係分野等で使用されてきた。
性等の優れた特性を有するため、宇宙・航空関係、自動
車、スポーツ、レジャー関係分野等で使用されてきた。
しかし、従来使用されているＣＦＲＰの形態は０．１５
＋ｕｅ程度以上の厚みを有している場合が殆んどである
。０．１５ｍ１以下の厚みで、反りがなく平面性、遮光
性に優れ、且つ割れが発生し難いＣＦＲＰ製極薄板極薄
板れれば、カメラのシャッタ羽根として非常に有用な素
材となり、従来のアルミニウム材或いはチタニウム材で
は得られない高性能シャッタの製作が可能となる。
＋ｕｅ程度以上の厚みを有している場合が殆んどである
。０．１５ｍ１以下の厚みで、反りがなく平面性、遮光
性に優れ、且つ割れが発生し難いＣＦＲＰ製極薄板極薄
板れれば、カメラのシャッタ羽根として非常に有用な素
材となり、従来のアルミニウム材或いはチタニウム材で
は得られない高性能シャッタの製作が可能となる。
最近ＣＦＲＰをカメラのシャッタ羽根に利用する報告が
散見されるが、これらは炭素繊維の一方向強化単独、金
属箔との貼り合せた形で使用されている。
散見されるが、これらは炭素繊維の一方向強化単独、金
属箔との貼り合せた形で使用されている。
しかし、一方向強化板では確かに繊維配向方向には強度
、弾性率が優れているが、直角方向には著しく弱くなり
、ＣＦ Ｒｒ〕Ｐ＋’Ｊ板の割れが発生しやすい。
、弾性率が優れているが、直角方向には著しく弱くなり
、ＣＦ Ｒｒ〕Ｐ＋’Ｊ板の割れが発生しやすい。
また、金属箔とラミネートした場合、ｍ維と直角方向の
強度は改善されるが、ＣＦＲＰ使用による軽量化のメリ
ットが減少してしまう。
強度は改善されるが、ＣＦＲＰ使用による軽量化のメリ
ットが減少してしまう。
更に、熱硬化性樹脂と炭素ｍＨのみから構成されるカメ
ラ用シャッタ羽根は、その羽根の酵さに起因して完全な
遮光性を得ることは極めて困難である。
ラ用シャッタ羽根は、その羽根の酵さに起因して完全な
遮光性を得ることは極めて困難である。
本発明者らは、上述の如き問題がないＣＦＲＰ製のカメ
ラ用シャッタ羽根を提供ずべく倹約を行なった結果、本
発明に至ったものである。
ラ用シャッタ羽根を提供ずべく倹約を行なった結果、本
発明に至ったものである。
本発明は、合成樹脂に対して０．５〜１５重量％のカー
ボンブラックを含み炭素繊維日付が１〜１５０ｇ／ｎ’
の一方向配向熱硬化性樹脂ブリプレグのシート３層以上
を厚さ方向の中立面に対して対称に交差積層し硬化して
なる総厚さ１５０μｌ以下の極薄の炭素繊維強化熱硬化
性樹脂製カメラ用シャッタ羽根であり、好ましくは総厚
さ２０〜１５０μｍの極薄の炭素繊維強化熱硬化性樹脂
製カメラ用シャッタ羽根である。
ボンブラックを含み炭素繊維日付が１〜１５０ｇ／ｎ’
の一方向配向熱硬化性樹脂ブリプレグのシート３層以上
を厚さ方向の中立面に対して対称に交差積層し硬化して
なる総厚さ１５０μｌ以下の極薄の炭素繊維強化熱硬化
性樹脂製カメラ用シャッタ羽根であり、好ましくは総厚
さ２０〜１５０μｍの極薄の炭素繊維強化熱硬化性樹脂
製カメラ用シャッタ羽根である。
本発明のＣＦＲＰ製カメラ用シャッタ羽根は割れが発生
し難く、反りの発生がなく且つ、遮光性、耐摩耗性に優
れている。このものは樹脂に対して０．５〜１５重量％
のカーボンブラックを含んだ熱硬化性樹脂をは材とし、
炭素ｍ雑目付が小さく一方向に配向したプリプレグシー
ト複数枚を面対称にａｍＩｔ、加熱、加圧硬化させるこ
とにより縦横方向の強度の差が小さく、割れ雌いＣＦＲ
Ｐの極薄板が得られる。
し難く、反りの発生がなく且つ、遮光性、耐摩耗性に優
れている。このものは樹脂に対して０．５〜１５重量％
のカーボンブラックを含んだ熱硬化性樹脂をは材とし、
炭素ｍ雑目付が小さく一方向に配向したプリプレグシー
ト複数枚を面対称にａｍＩｔ、加熱、加圧硬化させるこ
とにより縦横方向の強度の差が小さく、割れ雌いＣＦＲ
Ｐの極薄板が得られる。
しかも炭素繊維の配向が例えば０” ／９０°１０°の
如く面対称となっているため、その成形板には反りがな
く、更に母材の熱硬化性樹脂にカーボンブラックを含有
させであるため、この微粒子が炭素繊維の単繊維間に生
じる微細な隙間を埋め、カメラ用シャッタ羽根として必
須の条件である遮光性を改＠する。
如く面対称となっているため、その成形板には反りがな
く、更に母材の熱硬化性樹脂にカーボンブラックを含有
させであるため、この微粒子が炭素繊維の単繊維間に生
じる微細な隙間を埋め、カメラ用シャッタ羽根として必
須の条件である遮光性を改＠する。
また、遮光性改善を目的として用いたカーボンブラック
が熱硬化性樹脂を加熱硬化させる際の流動調整剤として
作用し、加熱、加圧時の樹脂粘度低下による過剰な樹脂
フローに伴なう炭素繊維配向の乱れも発生せず、極めて
平面度が優れたＣＦＲＰｌｉ薄板が得られる。
が熱硬化性樹脂を加熱硬化させる際の流動調整剤として
作用し、加熱、加圧時の樹脂粘度低下による過剰な樹脂
フローに伴なう炭素繊維配向の乱れも発生せず、極めて
平面度が優れたＣＦＲＰｌｉ薄板が得られる。
その上カーボンブラックは熱硬化性樹脂に均一に分散し
ているため、加熱硬化されたＣＦＲＰ極薄板の最表面層
はカーボンブラックを含んだ樹脂層となり、シャッタ羽
根として望まれる摩耗特性も改善される。
ているため、加熱硬化されたＣＦＲＰ極薄板の最表面層
はカーボンブラックを含んだ樹脂層となり、シャッタ羽
根として望まれる摩耗特性も改善される。
かくして得られたＣＦＲＰ製極薄板極薄板の形−サーの
種類によりポリアクリロニトリル系、レーヨン系、ピッ
チ系等に分類されるが、特に制限はなく通常使用される
ＩＩＮが適用される。
種類によりポリアクリロニトリル系、レーヨン系、ピッ
チ系等に分類されるが、特に制限はなく通常使用される
ＩＩＮが適用される。
母材の熱硬化性樹脂はエポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイ
ミド樹脂等が使用できる。
ル樹脂、ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、ポリイ
ミド樹脂等が使用できる。
熱硬化性樹脂に混合使用されるカーボンブラックの添加
ｍは熱硬化性樹脂に対して０．５〜１５重量％である。
ｍは熱硬化性樹脂に対して０．５〜１５重量％である。
０．５重層％未満では遮光効果が充分発揮されない。一
方１５重量％超ではプリプレグ段階での炭素ｌ１１ｍ１
の開繊を妨げ、その上成形特の樹脂の流動性が少なくな
りすぎ、良好な遮光性、平面性ともに悪くなり、良好な
ＣＦＲ本発明のＣＦＲＰ製カメラ用シャッタ羽根は、そ
の総厚さが１５０μｍ以下で、好ましくは２０〜１５０
μｍであるが、この総厚さが１５０μｍより大きくなる
と機械的特性はよくなるが乗口が増加し、シャッタ羽根
の高速移動性が低下して好ましくない。また、薄い方向
に対しては特に限定しないが、極端に薄くなると遮光性
が悪くなる傾向が認められるので２０μｍ以上が好まし
い。
方１５重量％超ではプリプレグ段階での炭素ｌ１１ｍ１
の開繊を妨げ、その上成形特の樹脂の流動性が少なくな
りすぎ、良好な遮光性、平面性ともに悪くなり、良好な
ＣＦＲ本発明のＣＦＲＰ製カメラ用シャッタ羽根は、そ
の総厚さが１５０μｍ以下で、好ましくは２０〜１５０
μｍであるが、この総厚さが１５０μｍより大きくなる
と機械的特性はよくなるが乗口が増加し、シャッタ羽根
の高速移動性が低下して好ましくない。また、薄い方向
に対しては特に限定しないが、極端に薄くなると遮光性
が悪くなる傾向が認められるので２０μｍ以上が好まし
い。
カーボンブラックの粒子径は、平均粒子径で０１μ層以
下のものを用いることができるが、本発明においては０
．０５μｍ以下のものが特に好ましい。本発明のカメラ
用シャッタ羽根は、１５０μｍ以下のＣＦＲＰの極薄板
であり、このシャッタ羽根の平面性、遮光性は存在する
炭素繊維束の開繊性及び目開きに大きく影響される。
下のものを用いることができるが、本発明においては０
．０５μｍ以下のものが特に好ましい。本発明のカメラ
用シャッタ羽根は、１５０μｍ以下のＣＦＲＰの極薄板
であり、このシャッタ羽根の平面性、遮光性は存在する
炭素繊維束の開繊性及び目開きに大きく影響される。
そこで熱硬化性樹脂に混合使用するカーボンブラックの
平均粒子径が０．１μｍ以上になると炭素繊維の開繊を
妨げ平面度、遮光性を低下させる。プリプレグは一方向
に配向させた炭素繊維束に、所定量のカーボンブラック
を添加して充分に混合した熱硬化性樹脂を含浸させるこ
とにより作られる。
平均粒子径が０．１μｍ以上になると炭素繊維の開繊を
妨げ平面度、遮光性を低下させる。プリプレグは一方向
に配向させた炭素繊維束に、所定量のカーボンブラック
を添加して充分に混合した熱硬化性樹脂を含浸させるこ
とにより作られる。
本発明に使用されるプリプレグは炭素ｍ維目付〆７〜１
５０ｏ／ｆ Ｉ Ｉ４が必要である。目付が７（Ｊ／＋
ｎ２未満ではプリプレグの目開きが発生し良好な成形物
が得られない。また、１５００／ ｌ ’超の目付のプ
リプレグでは成形物の厚さが大きくなりすぎ、本発明の
目的を達成し得ない。
５０ｏ／ｆ Ｉ Ｉ４が必要である。目付が７（Ｊ／＋
ｎ２未満ではプリプレグの目開きが発生し良好な成形物
が得られない。また、１５００／ ｌ ’超の目付のプ
リプレグでは成形物の厚さが大きくなりすぎ、本発明の
目的を達成し得ない。
プリプレグの積層は、例えば０’ ／９０’ ／ Ｏ”
の如く面対称になるように行なう。これを加熱、加圧し
て成形したＣＦＲＰ製極薄板極薄板向にバランスがとれ
た強度、弾性率を有し、反りの発生もない。この極薄板
から所定の寸法、形状に打ち汰いたシャッタ羽根は、割
れもなく遮光性も良好である。プリプレグの積層が面対
称でないと反りが発生し、好ましい成形物が得られない
。
の如く面対称になるように行なう。これを加熱、加圧し
て成形したＣＦＲＰ製極薄板極薄板向にバランスがとれ
た強度、弾性率を有し、反りの発生もない。この極薄板
から所定の寸法、形状に打ち汰いたシャッタ羽根は、割
れもなく遮光性も良好である。プリプレグの積層が面対
称でないと反りが発生し、好ましい成形物が得られない
。
実施例１
一方向配向炭素繊維雑に平均粒子径０．０３μｍのカー
ボンブラック５重患％添加し充分混合したエポキシ樹脂
系母材を含浸させて炭素繊維の目付が２１Ｑ ／ｌａ
’のプリプレグシートを作成した。このプリプレグシー
ト３ブライを面対称になるようにＯ’ ／９０°１０＠
に８重層し金型にセットし、続いて１３０℃に予熱した
ホットプレスにプリプレグ積層物を挾んだ金型をセット
、５に１７／Ｃ１’の圧力をかけ９０分間で硬化させた
。
ボンブラック５重患％添加し充分混合したエポキシ樹脂
系母材を含浸させて炭素繊維の目付が２１Ｑ ／ｌａ
’のプリプレグシートを作成した。このプリプレグシー
ト３ブライを面対称になるようにＯ’ ／９０°１０＠
に８重層し金型にセットし、続いて１３０℃に予熱した
ホットプレスにプリプレグ積層物を挾んだ金型をセット
、５に１７／Ｃ１’の圧力をかけ９０分間で硬化させた
。
その後室温まで徐冷しＣＦＲＰの極薄板を得た。
この成形物は厚みが９６μ讃で厚さ斑も小さく、成形板
側部の炭素繊維の配向の乱れもなく、旦つ、反りの発生
もなく非常に優れたＣＦＲＰ極薄板であった。このＣＦ
ＲＰ極薄板からカメラ用シャッタ羽根を所定寸法、形状
に打も扱いた。
側部の炭素繊維の配向の乱れもなく、旦つ、反りの発生
もなく非常に優れたＣＦＲＰ極薄板であった。このＣＦ
ＲＰ極薄板からカメラ用シャッタ羽根を所定寸法、形状
に打も扱いた。
得られたシャッタ羽根は割れも発生せず平面性も浸れて
おり、更に遮光性低下の原因となるピンホールもなく良
好なシャッタ羽根であった。
おり、更に遮光性低下の原因となるピンホールもなく良
好なシャッタ羽根であった。
囚みに、（りられたＣＦＲＰ極薄板をインストロン試験
機を用いて引張り試験をした結果、引張り強１立は表面
層繊維配向方向では１３０ｋｇ ／ｅｖ’、直角方向で
は８３ｋｇ／ ｍｓ’であった。
機を用いて引張り試験をした結果、引張り強１立は表面
層繊維配向方向では１３０ｋｇ ／ｅｖ’、直角方向で
は８３ｋｇ／ ｍｓ’であった。
実施例２
実施例１と同様にして平均粒子１！！０．０１５μｍの
カーボンブラック２重層％を添加、充分混合したエポキ
シ樹脂系母材を一方向配向炭素繊維臓維に含浸させて、
炭素繊維目付２７ｇ ／ｌａ ’のプリプレグシートを
（ηだ。
カーボンブラック２重層％を添加、充分混合したエポキ
シ樹脂系母材を一方向配向炭素繊維臓維に含浸させて、
炭素繊維目付２７ｇ ／ｌａ ’のプリプレグシートを
（ηだ。
このプリプレグシート４ブライをＯ’ ／９０°／９０
’ ／ ０°に積層し実施例１と同様にしてＣＦＲＰ極
薄板を得た。得られた成形板の総厚さは１２３μｍであ
り、反りもなく良好であった。この成形板からカメラ用
シャッタ羽根を打ち抜いたが割れ、ピンホールもなく良
好なシャッタ羽根であった。
’ ／ ０°に積層し実施例１と同様にしてＣＦＲＰ極
薄板を得た。得られた成形板の総厚さは１２３μｍであ
り、反りもなく良好であった。この成形板からカメラ用
シャッタ羽根を打ち抜いたが割れ、ピンホールもなく良
好なシャッタ羽根であった。
実施例３
実施例１と同様にして平均粒子径０．０１５μｍのカー
ボンブラック７重員％を添加、充分混合したエポキシｓ
４ｒｍ系母材を一方向配向炭素繊維に含浸させて、炭素
ｍｅｉ目付１０ｇ ７ｍ ’ と１９９／ ｔａ ２の
プリプレグシートを得た。ここで目付１９ｇ ／ｌａ
２のプリプレグ１ブライを中心層として、その両面に目
付１０ｇ／ｍ２のプリプレグ各１プライを積層し炭素繊
維の配向がＯ’ ／９０’１０°になるように構成した
。この積層シートを実施例１と同様に硬化させＣＦＲＰ
極薄板を得た。
ボンブラック７重員％を添加、充分混合したエポキシｓ
４ｒｍ系母材を一方向配向炭素繊維に含浸させて、炭素
ｍｅｉ目付１０ｇ ７ｍ ’ と１９９／ ｔａ ２の
プリプレグシートを得た。ここで目付１９ｇ ／ｌａ
２のプリプレグ１ブライを中心層として、その両面に目
付１０ｇ／ｍ２のプリプレグ各１プライを積層し炭素繊
維の配向がＯ’ ／９０’１０°になるように構成した
。この積層シートを実施例１と同様に硬化させＣＦＲＰ
極薄板を得た。
得られた成形板の総厚さは４３μｌであり、反りもな（
良好であった。この成形板からカメラ用シャッタ羽根を
打ち抜いたが、割れも発生せず、また、ピンホールもな
く良好なシャッタ羽根であった。
良好であった。この成形板からカメラ用シャッタ羽根を
打ち抜いたが、割れも発生せず、また、ピンホールもな
く良好なシャッタ羽根であった。
比較例１
実施例１において、カーボンブラックを添加しない他は
すべて同じ条件でＣＦＲＰ極薄板を成形した。
すべて同じ条件でＣＦＲＰ極薄板を成形した。
得られた成形板は側部の炭素ｍ１１ｔの配向が乱れてい
た。また、打ら汰いたシャッタ羽根は繊帷配向の乱れに
よるねじれが発生した。さらにピンホールも存在してい
た。
た。また、打ら汰いたシャッタ羽根は繊帷配向の乱れに
よるねじれが発生した。さらにピンホールも存在してい
た。
第１図は本発明のカメラ用シャッタ羽根の構成を示す斜
視図、第２図は第１図のシャッタ羽根の構成が変化した
斜視図、第３図は第１図のシャッタ羽根の構成の変化を
モデル的に示した図である。 １：ＣＦＲＰ中心ＩＩ ２：中心層に対して互い面 に対称なＣＦＲＰ表島層 ３：中心層に対し互いに対称
なＣＦＲＰ中間層 ａ：炭素繊Ｍ ｂ：カーボンブラック Ｃ：熱硬化性樹
脂
視図、第２図は第１図のシャッタ羽根の構成が変化した
斜視図、第３図は第１図のシャッタ羽根の構成の変化を
モデル的に示した図である。 １：ＣＦＲＰ中心ＩＩ ２：中心層に対して互い面 に対称なＣＦＲＰ表島層 ３：中心層に対し互いに対称
なＣＦＲＰ中間層 ａ：炭素繊Ｍ ｂ：カーボンブラック Ｃ：熱硬化性樹
脂
Claims (2)
- （１）合成樹脂に対して０．５〜１５重量％のカーボン
ブラックを含み炭素繊維目付が７〜１５０ｇ／ｍ＾２の
一方向配向熱硬化性樹脂プリプレグのシート３層以上を
厚さ方向の中立面に対して対称に交差積層し硬化してな
る総厚さ１５０μｍ以下の極薄の炭素繊維強化熱硬化性
樹脂製カメラ用シャッタ羽根。 - （２）平均粒子径が０．０５μｍ以下のカーボンブラッ
クである特許請求の範囲（１）の炭素繊維強化熱硬化性
樹脂製カメラ用シャッタ羽根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61159586A JPH0668594B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61159586A JPH0668594B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6317435A true JPS6317435A (ja) | 1988-01-25 |
| JPH0668594B2 JPH0668594B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=15696947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61159586A Expired - Lifetime JPH0668594B2 (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0668594B2 (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165828A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-07-09 | ローライ・フォトテヒニック・ゲーエムベーハー | 光学器械のシャッタ及び絞り用積層体 |
| JPH02178639A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Nikon Corp | 遮光羽根用板材 |
| US4965617A (en) * | 1988-06-17 | 1990-10-23 | Nikon Corporation | Plate for light shielding blade |
| EP0394996A2 (en) * | 1989-04-27 | 1990-10-31 | Nikon Corporation | Light-shielding blade |
| JPH04123028A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Somar Corp | 摺動性にすぐれたシャッター羽根 |
| JPH04125135A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-24 | Somar Corp | 微細凹凸面を有する炭素繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 |
| US5202715A (en) * | 1989-12-07 | 1993-04-13 | Nikon Corporation | Plate member for use as material of light shielding blades |
| JPH0695210A (ja) * | 1992-08-24 | 1994-04-08 | Nikon Corp | ４０００分の１秒を上廻る超高速・縦走り フォーカルプレーンシャッタ用の遮光羽根 |
| JP2018083426A (ja) * | 2016-05-16 | 2018-05-31 | キヤノン電子株式会社 | 繊維強化積層体、シャッタ装置および光学機器 |
Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4984232A (ja) * | 1972-12-16 | 1974-08-13 | ||
| JPS5114969A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | |
| JPS57188028A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Copal Co Ltd | Plastic blade for optical machine |
| JPS5961827A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 光制御装置用の遮光羽根 |
| JPS6063825U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-04 | キヤノン株式会社 | フオ−カルプレンシヤツタ |
| JPS61129629A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-17 | Canon Inc | 複合プラスチック遮光羽根 |
| JPS62113331U (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-18 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP61159586A patent/JPH0668594B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4984232A (ja) * | 1972-12-16 | 1974-08-13 | ||
| JPS5114969A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | |
| JPS57188028A (en) * | 1981-05-15 | 1982-11-18 | Copal Co Ltd | Plastic blade for optical machine |
| JPS5961827A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-09 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 光制御装置用の遮光羽根 |
| JPS6063825U (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-04 | キヤノン株式会社 | フオ−カルプレンシヤツタ |
| JPS61129629A (ja) * | 1984-11-29 | 1986-06-17 | Canon Inc | 複合プラスチック遮光羽根 |
| JPS62113331U (ja) * | 1986-01-07 | 1987-07-18 |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63165828A (ja) * | 1986-12-17 | 1988-07-09 | ローライ・フォトテヒニック・ゲーエムベーハー | 光学器械のシャッタ及び絞り用積層体 |
| US4965617A (en) * | 1988-06-17 | 1990-10-23 | Nikon Corporation | Plate for light shielding blade |
| JPH02178639A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-11 | Nikon Corp | 遮光羽根用板材 |
| EP0394996A2 (en) * | 1989-04-27 | 1990-10-31 | Nikon Corporation | Light-shielding blade |
| US5202715A (en) * | 1989-12-07 | 1993-04-13 | Nikon Corporation | Plate member for use as material of light shielding blades |
| JPH04123028A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-23 | Somar Corp | 摺動性にすぐれたシャッター羽根 |
| JPH04125135A (ja) * | 1990-09-14 | 1992-04-24 | Somar Corp | 微細凹凸面を有する炭素繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 |
| JPH0695210A (ja) * | 1992-08-24 | 1994-04-08 | Nikon Corp | ４０００分の１秒を上廻る超高速・縦走り フォーカルプレーンシャッタ用の遮光羽根 |
| JP2018083426A (ja) * | 2016-05-16 | 2018-05-31 | キヤノン電子株式会社 | 繊維強化積層体、シャッタ装置および光学機器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0668594B2 (ja) | 1994-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4147578A (en) | Method of making acoustical laminate | |
| US9919495B2 (en) | Fiber-metal laminate | |
| CN103338925B (zh) | 改进的纤维金属层压板 | |
| JPH09507443A (ja) | 熱伝導性の非金属ハニカム及びプロセス | |
| US20170190150A1 (en) | Laminate of a Metal Sheet and an Adhesive Layer Bonded Thereto | |
| KR102065367B1 (ko) | 시아네이트 에스테르 수지 조성물 및 프리프레그 | |
| EP3698935A1 (en) | Manufacturing method for fiber-reinforced plastic composite | |
| JP5950149B2 (ja) | 繊維強化樹脂製構造体の製造方法。 | |
| US20210284317A1 (en) | Composite-material aircraft part and method of manufacturing same | |
| JPS6317435A (ja) | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製カメラ用シヤツタ羽根 | |
| JPS62248299A (ja) | 電波吸収複合体 | |
| US3649435A (en) | High modulus graphite fiber reinforced hybrid laminates | |
| JPS6248538A (ja) | 軽量積層構造物及びその製造方法 | |
| JPS6143579B2 (ja) | ||
| JPH01316727A (ja) | 遮光羽根用板材 | |
| US5466507A (en) | High thermal conductivity non-metallic honeycomb with laminated cell walls | |
| US4992813A (en) | Light-shielding blade | |
| JPS62199439A (ja) | 炭素繊維強化熱硬化性樹脂製極薄板 | |
| JPH025979A (ja) | ゴルフクラブ | |
| JPH01316728A (ja) | 遮光羽根用板材 | |
| WO2024176998A1 (ja) | Ｆｒｐ | |
| JP2004338270A (ja) | 繊維強化樹脂複合材料の製造方法および繊維強化樹脂複合材料 | |
| JPH04125135A (ja) | 微細凹凸面を有する炭素繊維強化樹脂成形品及びその製造方法 | |
| JP7511601B2 (ja) | 炭素繊維強化プラスチック板および炭素繊維強化プラスチック板の製造方法 | |
| DE3853428T2 (de) | Schlagfeste Verbundstoffe. |