JPS63173528A - 人工藻場の形成方法 - Google Patents

人工藻場の形成方法

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JPS63173528A
JPS63173528A JP508987A JP508987A JPS63173528A JP S63173528 A JPS63173528 A JP S63173528A JP 508987 A JP508987 A JP 508987A JP 508987 A JP508987 A JP 508987A JP S63173528 A JPS63173528 A JP S63173528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive member
seaweed
seaweed bed
forming
stones
Prior art date
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Pending
Application number
JP508987A
Other languages
English (en)
Inventor
和明 浮田
俊一 重松
藤枝 正夫
優 横田
三浦 健蔵
毛利 一郎
誠 熊田
宮崎 芳明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shikoku Electric Power Co Inc
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Shikoku Electric Power Co Inc
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS63173528A publication Critical patent/JPS63173528A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は人工藻場の形成方法に関するものである。
〔従来技術〕
近年国内においては、魚貝類やコンブ、ワカメ等の藻類
の栽培漁業が盛んになって来ている。
そのため、従来鋼製やコンクリート製の各種魚礁や藻場
等が提案されている。ところでこのような材料で特に藻
場を形成させた場合、銅製の場合、錆の発生による海洋
汚染の問題が生ずるばかりでなく、藻類の生育が悪く使
用できないものであり、またコンクリートで形成した場
合は1〜2年程度は藻類が生長しないため、藻場を形成
するため長期間を要することとなっている。
このような事情で、通常藻場は、岩石を海底面上に投入
敷設して形成するが、この場合、洗掘による投石筋れが
生じ折角育成した藻類の収穫が不能になる恐れがあるば
かりでなく、経年的にみて岩石表面の成分不足から磯焼
けを生じ、藻類の育成が不可能となるという問題があっ
た。
〔発明の目的〕
本発明は前記したような従来の問題点を解決するために
なされたものであって、その目的は、海洋汚染がなく、
かつ、早期に藻場ができ、しかも長期使用が可能なよう
な藻場を人工的に形成する方法を提供する点にある。
〔発明の概要〕
本発明は前記目的を達成するために、海底面の石材上に
導電性材料よりなる第1の導電性部材を敷設するととも
に、該第1の導電性部材の近傍に導電性材料よりなる第
2の部材を配置し、前記第1の導電性部材を陰極とし、
前記第2の導電性部材を陽極として直流電流を通電して
前記第2の部材上に電着物を生成付着させるようにした
人工藻場の形成方法である。
本発明は、海底面に石材を敷設して海底面の改良を行な
い、この石材を藻礁や魚礁とするものである。この石材
上には短時間内にワカメやコンブ等の海藻類が繁茂する
ことができないので、この欠点を防止し、前記石材の崩
れを防止するために石材上に金網等の第1の導電性部材
を敷設し、この第1の導電性部材を陰掘とし、第1の導
電性部材の近傍に設けた第2の導電性部材を陽極とし、
両者の間に直流を通電し、海水中の含有物を電着作用で
陰極側に付着させたことを特徴とするものである。
この電着物は、CaCO5,Mg(OH)zを主体とす
るものであることが実験により確認されている。
この電着物は金属の表面を被覆した際には耐蝕性を向上
する上に、海藻類の根付きが極めて良好であり、短時間
内に海藻類が育成される。
本発明は、崩れ易い石材の上を金網等の第1の導電性部
材で覆って崩れを防止すると共に、この導電性部材を電
着操作における陰極材料とするものである。
〔実施例〕
以下第1図及び第2図に基づき本発明による人工藻場の
形成方法の一実施例を説明する。
1は海底であり、その上に投石2が行なわれている。そ
してこの投石2上には、例えばワイヤローブ、金網等の
導電性材料で構成された第1の導電性部材3が敷設され
るとともに、この第1の導電性部材3の近傍に例えば炭
素材等の導電性材料で構成された第2の導電性部材4が
配置される。この第1の導電性部材3はケーブル5によ
り、また第2の導電性部材4はケーブル6により夫々整
流器7に連通されている。
前記構成において、今図示しない電源から第1の導電性
部材3を陰極とし、第2の導電性部材4を陽極として整
流器7を介して直流電流を通電すると、陰極である第1
の導電性部材3上には、海水中に含まれるカルシューム
やマグネシュームの鉱物が電着物となって生成付着し、
電着構造物となる。
本発明者等の知見によれば、この電流は1〜2 A/ 
rtr (=0.1〜0.2mA/cj)を6力月程度
通電することにより5〜10IllII程度の電着物が
生成付着し、このように形成されて電着構造物が投石2
の洗掘による崩れを防止することができるばかりでなく
、この電着物がコンブ、ワカメ等の育成に必要な成分を
含有しており、したがって、藻場を形成することができ
るのである。
更に、この電着構造物自体に磯焼は現象が生じたときは
再度第1の導電性部材3と第2の導電性部材4に前記と
同様に通電することにより、電着物は更に生成付着する
ため再度藻場として使用可能となる。
なお、前記実施例においては、海底面に石材を敷設した
場合について説明したが、本発明はこれに限定するもの
ではなく、自然に形成されている、崩れやすい水面下の
岸壁上に第1の導電性部材を敷設し、通電することによ
り、同様の効果が得られることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明による人工藻場の
形成方法は、海底面の石材上に第1の導電性部材を敷設
するとともに、該第1の導電性部材の近傍に第2の導電
性部材を配置し、前記第1の導電性部材を陰極とし、前
記第2の導電性部材を陽極として直流電流を通電して前
記第1の導電性部材上に電着物を生成付着させるように
したことを特徴とするものであるので、次の効果を奏す
ることができる。
■ 投石により直ちに藻場が形成でき、■ 更に電着構
造物により、その投石の崩れを防止でき、 ■ かつ電着構造物自体が比較的早い時期に形成され、
該構造物自体が藻場となり、 ■ 更に電着構造物自体に磯焼は現象が生じたときは、
これを再生できるため長期使用が可能となる
【図面の簡単な説明】
図は本発明による人工藻場の形成方法の実施例を説明す
るものであって、第1図は側面図、第2図は平面図であ
る。 l・・・海底、2・・・石材、3・・・第1の導電性部
材、4・・・第2の導電性部材、5.6・・・ケーブル
、7・・・整流器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 海底面の石材上に第1の導電性部材を敷設するとともに
    、該第1の導電性部材の近傍に第2の導電性部材を配置
    し、前記第1の導電性部材を陰極とし、前記第2の導電
    性部材を陽極として直流電流を通電して前記第1の導電
    性部材上に電着物を生成付着させるようにしたことを特
    徴とする人工藻場の形成方法。
JP508987A 1987-01-14 1987-01-14 人工藻場の形成方法 Pending JPS63173528A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213340A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 三井造船株式会社 人工魚礁の造成方法
JPS60221025A (ja) * 1984-04-18 1985-11-05 三井造船株式会社 電着による人工藻礁用構造体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59213340A (ja) * 1983-05-19 1984-12-03 三井造船株式会社 人工魚礁の造成方法
JPS60221025A (ja) * 1984-04-18 1985-11-05 三井造船株式会社 電着による人工藻礁用構造体

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