JPS63173193A

JPS63173193A - 自動販売機

Info

Publication number: JPS63173193A
Application number: JP401787A
Authority: JP
Inventors: 郷田　雄一
Original assignee: Shibaura Engineering Works Co Ltd
Current assignee: Shibaura Mechatronics Corp
Priority date: 1987-01-13
Filing date: 1987-01-13
Publication date: 1988-07-16
Anticipated expiration: 2009-12-14
Also published as: JPH06103513B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】「産業上の利用分野」本発明は、ベース下部に商品搬出の搬出装置を備える自
動販売機に関する。

「従来の技術」自動販売機は、収納商品の数量と共に品種を多くするた
め、ベースに重積される商品を囲むコラムを垂直の方向
に大きくし、また、品種を多くするため、コラムが併設
される幅方向を多数のコラムが併設できるように小ざく
して構成されている。

従って、この様な構成では、コラムの幅方向の寸法が小
さくなるため、コラムの下部に商品を押出すための搬出
装置を備えるには、搬出装置の小形化を必要とする。

しかしながら、搬出装置の小形化は搬出に要する力との
関係から限界があり、商品が煙草等の小形の場合は、小
形化の限界を越えるものとなった。

一般に、品種を多くするためコラムが多数併設される場
合は、コラムのベースの下部に商品の押出し方向に移動
する架台を備え、この架台にソレノイド等の重積商品に
作用する部材を備えて搬出装置を構成している。

この様な構成では、架台に電動機を備えればよく、ソレ
ノイド等は小形の部品であるため、幅の小さいコラムに
容易に対応することができた。

しかしながら、限られたスペースの外箱の内部で販売商
品の品種を多くするには、煙草の場合でも′コラム数が
２０〜３０にも達するものでおり、この様な多数のコラ
ムを併設する場合、販売商品の販売数量に品種間で大き
な差異を生じることがある。

「発明が解決しようとする問題点」従って、同じ形状のコラムを多数併設することは、外箱
の有効利用ができなくなるといった問題を有していた。

このため、販売数量が少ない商品は、コラムの商品収容
量を少なくなるように重積方向の寸法を小さくすること
になり、販売数量が多い商品は、コラムの重積方向の寸
法を大きく構成しなければならない。

この様な重積方向の寸法の小さいコラムを併設する場合
、コラムのベース側を水平方向に揃えると共通した架台
を用いて搬出装置を構成することができるため、有利で
ある半面、コラムの上部に無駄な空間ができるため、コ
ラムの小形化を無意味にするものであった。

本発明は、この様な問題を解決するため、小形のコラム
に適合可能な搬出装置を構成して外箱内部が有効利用で
きる自動販売機を得ることを目的としている。

「問題点を解決するための手段」本発明は、ベースの下部に商品の押出し方向に回動する
搬出装置を備え、この搬出装置の軸心が前記ベースに対
して傾斜するように構成したことによって問題点を解決
している。

「作用」搬出装置をベースに対して傾斜することにより、搬出装
置の電動機および復動する押出片がコラムの併設方向に
突出することなく、この方向の寸法を小ざくすることが
できる。

しかも、商品の搬出方向に回動輪が直交することはなく
、搬出装置の駆動源と搬出体とを同一軸状で構成するこ
とができる。

従って、搬出装置を限界を越えた小形に構成する必要は
なく、搬出に十分な力を有する搬出装置を構成でき、外
箱内部の有効利用に効果することができる。

「実施例」本発明を図面に示された一実施例に基づいて説明すると
、第１図は、要部縦断面図であり、第２図は、その側面
図である。

第１図において、自動販売機は、ベース１の上部に商品
２ａ、２ｂ１２Ｃが重積されており、重積された商品２
ａ、２ｂ、２ｃが整然と収納され下部から押出して搬出
が可能になるようコラム３が備えられている。

そして、ベース１の下部には、搬出装置４が構成されて
おり、搬出装置４は、商品２ａ、２ｂ、２Ｃを押出す押
出片５がチェーン６に備えられており、チェーン６は、
押出し方向に回動するように構成されている。

さらに、チェーン６は、回動する軸がベーストに対して
傾斜するように構成されており、押出片５がチェーン６
によって上部に位置した際、ベース１の上面へ突出する
ように構成されている。

また、チェーン６は、ギヤーボックス７の軸によって回
動するように構成されており、ギヤーボックス７は、電
動機８によって駆動されるように構成されている。

第２図において、自動販売機は、ベース１の下部でチェ
ーン６が商品２ａ、　２ｂ、２Ｇの押出し方向に延設さ
れており、複数の押出片５が備えられている。

そして、コラム３は、商品２ａ、２ｂ、２ｃの押出し方
向に２個並べられるように構成されており、商品２ａ、
２ｂ、２Ｇを１個毎押出してコラム３から排出できるよ
うに押出片５が適当な間隔でチェーン６に備えられてい
る。

この様な構成において、自動販売機は、商品２ａ、２ｂ
、２ｃの幅によってコラムの幅が決定されるため、商品
２ａ、２ｂ、２Ｇが煙草などの場合、その幅は極めて小
さいものとなる。

従って、搬出装置４がベース１に対して斜に構成されて
いるため、電動機８がコラム３の幅方向に突出すること
はなく、また、電動機８の軸方向をチェーン６の回動に
対して変更する必要はなく、ギヤーボックス７を備えて
搬出装置４を構成するのに構造的に有利である。

すなわち、ギヤーボックス７を介して電動機８の回転を
減速するのに重両歯車等などの高価な部材を用いる必要
はなく、また、ギャーボックス７の構造を簡単にするこ
とができる。

そして、チェーン６によって回動する押出片５がベース
１の下部で押出しに対して復動する場合、その復動する
押出片５をコラム３の１幅の内側に収めることができる
。

従って、コラム３の幅方向に小さい寸法で搬出装置が構
成でき、小形のコラム３に搬出装置を個別に備えること
が可能となる。

このため、コラム３を多数併設する際、ベース１の位置
を揃える必要はなく、他のコラムのベースと異なる位置
にベース１が位置しても個別に搬出装置４を備えて構成
することができ、小形のコラム３を任意の位置に備える
ことができる。

すなわち、コラム３を上下方向に２段に構成しても備え
ることが可能となり、品種を多くする場合、限られた外
箱の中での有効利用が可能となる。

また、電動機８とギヤーボックス７とを一体に構成して
搬出装置４を構成すると、回転の軸方向を同一にするこ
とができるため、構造が簡単になり、減速のギヤーを備
える場合でも加工や組み立てが容易になる。

また、チェーン６は、ベルト等の場合でも同様に構成す
ることができ、コラム３の内部に押出し方向に２個の商
品２ａ１２ｂ、２Ｃを並べて重積することに限られるも
のではなく１個でも良い。

また、搬出装置４は、ベース３に対して傾斜しているた
め、押出片５が回動する半径を大きくしてもコラム３の
幅より突出することはなく、ざらに、往動と復動の押出
片５が相互に接触することがなくなり、押出片５を大き
く構成することができる。

「発明の効果」本発明によれば、コラムの幅を小さくしても搬出装置を
備えることができ、限られた外箱の空間内で販売できる
商品の品種を多くすることができる自動販売機を構成す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、要部縦断面図であり、第２図は、その側面図
である。１・・・ベース、　２ａ、２ｂ、２　Ｇ　−・・商品、
　３・・・コラム、　４・・・搬出装置、　５・・・押
出片、　６・・・チェーン。

Claims

【特許請求の範囲】

ベースに重積された商品を下部より押出して搬出する自
動販売機において、ベースの下部に商品の押出し方向に
回動する搬出装置を備え、この搬出装置の軸心が前記ベ
ースに対して傾斜するように構成したことを特徴とする
自動販売機。