JPS63172803A - 排熱回収ボイラ - Google Patents
排熱回収ボイラInfo
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- JPS63172803A JPS63172803A JP444687A JP444687A JPS63172803A JP S63172803 A JPS63172803 A JP S63172803A JP 444687 A JP444687 A JP 444687A JP 444687 A JP444687 A JP 444687A JP S63172803 A JPS63172803 A JP S63172803A
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- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 14
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Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、節炭器出口の給水温度を常に規定値に制御し
得るようにした排熱回収ボイラに関するものである。
得るようにした排熱回収ボイラに関するものである。
[従来の技術]
従来の排熱回収ボイラを第5図により説明すると、ガス
タービンから排出された排ガスGを導入するガス人口2
及び排熱回収したガスを排出するガス出口3を備えたボ
イラケーシング1には、ガス流れ方向に対し上流側から
下流側へ向けて順次過熱器4、蒸気ドラム6及び水ドラ
ム7を備えた蒸発器5、節炭器8が配設され、節炭器8
の入口側に給水ライン9が接続され、又節炭器8の出口
側と蒸気ドラム6の入口側との間は給水ラインlOによ
り、蒸気ドラム6の出口側と過熱器4との間は蒸気ライ
ン11により、夫々接続され、給水ライン10の中途部
には、オリフィス13及び調節弁14を設けた排水ライ
ン12が接続され、給水ライン10の排水ライン12接
続部より水流れ方向下流側には温度調節計15が接続さ
れ、温度調節計15の信号ライン16は調節弁14に接
続されている。なお、図中17はボイラケーシングlの
ガス入口2部に配設した助燃バーナである。
タービンから排出された排ガスGを導入するガス人口2
及び排熱回収したガスを排出するガス出口3を備えたボ
イラケーシング1には、ガス流れ方向に対し上流側から
下流側へ向けて順次過熱器4、蒸気ドラム6及び水ドラ
ム7を備えた蒸発器5、節炭器8が配設され、節炭器8
の入口側に給水ライン9が接続され、又節炭器8の出口
側と蒸気ドラム6の入口側との間は給水ラインlOによ
り、蒸気ドラム6の出口側と過熱器4との間は蒸気ライ
ン11により、夫々接続され、給水ライン10の中途部
には、オリフィス13及び調節弁14を設けた排水ライ
ン12が接続され、給水ライン10の排水ライン12接
続部より水流れ方向下流側には温度調節計15が接続さ
れ、温度調節計15の信号ライン16は調節弁14に接
続されている。なお、図中17はボイラケーシングlの
ガス入口2部に配設した助燃バーナである。
ガスタービンから排出された所定温度の排ガスGはガス
人口2からボイラケーシングlへ導入され、過熱器4で
蒸気を過熱して過熱蒸気にし、蒸発器5で蒸気を発生さ
せ、節炭器8で水を予熱してガス出口3からボイラケー
シングl外へ排出され、一方、給水ライン9から節炭器
8へ導入された水は、予熱されて蒸気ドラム6へ送られ
、蒸気ドラムB及び水ドラム7間を流れる間に蒸発器5
で蒸発して蒸気となる。この蒸気は、過熱器4で過熱蒸
気にされたうえ目的場所へ供給される。
人口2からボイラケーシングlへ導入され、過熱器4で
蒸気を過熱して過熱蒸気にし、蒸発器5で蒸気を発生さ
せ、節炭器8で水を予熱してガス出口3からボイラケー
シングl外へ排出され、一方、給水ライン9から節炭器
8へ導入された水は、予熱されて蒸気ドラム6へ送られ
、蒸気ドラムB及び水ドラム7間を流れる間に蒸発器5
で蒸発して蒸気となる。この蒸気は、過熱器4で過熱蒸
気にされたうえ目的場所へ供給される。
上記排熱回収ボイラに導入される排ガスGの温度が負荷
変動により所定温度よりも低下すると、助燃バーナ17
を使用しない場合には、過熱器4及び蒸発器5では伝熱
管内外のガスと蒸気若しくは水の温度差が小さくなり、
過熱器4及び蒸発器5での収熱量が低下し、蒸発器5で
の蒸気発生量が減少する。このように過熱器4及び蒸発
器5での収熱量が少いと、節炭器8では水が余熱されす
ぎ、節炭器8で蒸気が発生する。
変動により所定温度よりも低下すると、助燃バーナ17
を使用しない場合には、過熱器4及び蒸発器5では伝熱
管内外のガスと蒸気若しくは水の温度差が小さくなり、
過熱器4及び蒸発器5での収熱量が低下し、蒸発器5で
の蒸気発生量が減少する。このように過熱器4及び蒸発
器5での収熱量が少いと、節炭器8では水が余熱されす
ぎ、節炭器8で蒸気が発生する。
而して、節炭器8で蒸気が発生すると、該蒸気は蒸気ド
ラム6へ送られ、蒸気ドラム6の水面を乱し、ボイラの
制御を困難若しくは不能にするおそれがある。
ラム6へ送られ、蒸気ドラム6の水面を乱し、ボイラの
制御を困難若しくは不能にするおそれがある。
そこで、上記排熱回収ボイラでは、節炭器8で蒸気が発
生するのを防止するため節炭器8出口側の給水温度が予
め設定した規定値を越えた場合には、温度調節計15よ
り給水ライン9に設けた給水制御機器に指令を与えて節
炭器8への給水量を増やすと共に調節弁14へ指令を与
えて調節弁14を開き、節炭器8出口側の水の温度を規
定値に制御し、蒸発器5での蒸発量に相当する量の水は
給水ラインlOから蒸気ドラム6へ送り、残りの水は排
水ライン12から排水している。
生するのを防止するため節炭器8出口側の給水温度が予
め設定した規定値を越えた場合には、温度調節計15よ
り給水ライン9に設けた給水制御機器に指令を与えて節
炭器8への給水量を増やすと共に調節弁14へ指令を与
えて調節弁14を開き、節炭器8出口側の水の温度を規
定値に制御し、蒸発器5での蒸発量に相当する量の水は
給水ラインlOから蒸気ドラム6へ送り、残りの水は排
水ライン12から排水している。
一方、ボイラケーシングlへ導入される排ガス温度が負
荷変動により低下した場合にも、蒸気発生量の減少を防
止するため、すなわち排熱回収ボイラを高負荷で運転す
るため、助燃バーナ17を使用してボイラケーシングl
内に導入される排ガス温度を上昇させることがある。こ
の場合には、蒸気発生量が一定に保持されようとするが
、過熱器4及び蒸発器5での収熱量は、排ガスの温度が
定格負荷の場合より高い(ガス量は少ない)ため増加す
る。しかし反対に節炭器での成熱が少なくなるため、節
炭器8出口側の給水温度が規定値に達せず、蒸発器5で
の蒸気発生量は減少にみあう助熱量を増やすことになる
。
荷変動により低下した場合にも、蒸気発生量の減少を防
止するため、すなわち排熱回収ボイラを高負荷で運転す
るため、助燃バーナ17を使用してボイラケーシングl
内に導入される排ガス温度を上昇させることがある。こ
の場合には、蒸気発生量が一定に保持されようとするが
、過熱器4及び蒸発器5での収熱量は、排ガスの温度が
定格負荷の場合より高い(ガス量は少ない)ため増加す
る。しかし反対に節炭器での成熱が少なくなるため、節
炭器8出口側の給水温度が規定値に達せず、蒸発器5で
の蒸気発生量は減少にみあう助熱量を増やすことになる
。
[発明が解決しようとする問題点]
上述のように、負荷変動によりボイラケーシングlへ導
入される排ガス温度が低下しても助燃バーナを使用せず
排熱回収ボイラを低負荷で運転する場合には、節炭器8
への給水量を増やし、節炭器8から送出された水の一部
を蒸気ドラム6へ送るが残りの水は捨てている。このた
め省資源の観点から好ましくなく、又、水を捨てずに循
環しようする場合には冷却装置が必要となりコストアッ
プを招来する。
入される排ガス温度が低下しても助燃バーナを使用せず
排熱回収ボイラを低負荷で運転する場合には、節炭器8
への給水量を増やし、節炭器8から送出された水の一部
を蒸気ドラム6へ送るが残りの水は捨てている。このた
め省資源の観点から好ましくなく、又、水を捨てずに循
環しようする場合には冷却装置が必要となりコストアッ
プを招来する。
更に負荷変動によりボイラケーシングlへ導入される排
ガス温度が低下しても排熱回収ボイラを高負荷運転する
ため助燃バーナ17を使用する場合には、節炭器8出口
側の給水温度を規定値に保持するために、助燃バーナ1
7での燃料消費量が増えるため、省エネルギー化を図る
ことができない。
ガス温度が低下しても排熱回収ボイラを高負荷運転する
ため助燃バーナ17を使用する場合には、節炭器8出口
側の給水温度を規定値に保持するために、助燃バーナ1
7での燃料消費量が増えるため、省エネルギー化を図る
ことができない。
本発明は上述の実情に鑑み、ガスタービンの負荷変動で
ボイラケーシングに導入されるタービン排ガスの温度や
ガス量が低下した場合でも簡単で安価な装置によって節
炭器出口の給水温度を規定値に保持し省資源化及び省エ
ネルギー化を図り得るようにすることを目的としてなし
たものである。
ボイラケーシングに導入されるタービン排ガスの温度や
ガス量が低下した場合でも簡単で安価な装置によって節
炭器出口の給水温度を規定値に保持し省資源化及び省エ
ネルギー化を図り得るようにすることを目的としてなし
たものである。
[問題点を解決するための手段]
本発明は排ガス流れ方向に対して上流側から下流側へ向
けて助燃バーナ、過熱器、蒸発器、節炭器を順次配設し
た排熱回収ボイラにおいて、節炭器へ送る排ガスの量を
調整するためにダンパを備えたバイパス通路を設けた構
成を備えている。
けて助燃バーナ、過熱器、蒸発器、節炭器を順次配設し
た排熱回収ボイラにおいて、節炭器へ送る排ガスの量を
調整するためにダンパを備えたバイパス通路を設けた構
成を備えている。
[作 用]
節炭器へ送られる排ガスの量はバイパス通路をも流れる
ため、節炭器出口の給水温度は予め定められた規定値に
保持される。
ため、節炭器出口の給水温度は予め定められた規定値に
保持される。
[実 施 例]
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しっつ説明する
。
。
第1図は本発明の一実施例で、節炭器8の伝熱管一端部
に伝熱促進用ひれの固着してない非伝熱領域22を設け
、該非伝熱領域22を、上下に延び上下端をボイラケー
シングlに固着された仕切板18により仕切ってボイラ
ケーシングIと仕切板18で包囲された非伝熱領域22
にバイパス通路19を形成し、バイパス通路19の入口
側及び出口側に駆動装置20によって開閉し得るように
したダンパ21を配設する。又給水ライン10に設けた
温度調節計15の信号ライン16を前記駆動装置20に
接続する。
に伝熱促進用ひれの固着してない非伝熱領域22を設け
、該非伝熱領域22を、上下に延び上下端をボイラケー
シングlに固着された仕切板18により仕切ってボイラ
ケーシングIと仕切板18で包囲された非伝熱領域22
にバイパス通路19を形成し、バイパス通路19の入口
側及び出口側に駆動装置20によって開閉し得るように
したダンパ21を配設する。又給水ライン10に設けた
温度調節計15の信号ライン16を前記駆動装置20に
接続する。
上記排熱回収ボイラにおいて、ボイラケーシングlへ導
入される排ガスGの温度が低下した場合で助燃バーナ1
7を使用しない場合には、従来のものと同様過熱器4及
び蒸発器5の収熱量が減少するため節炭器8では水は規
定温度よりも高温に予熱されて給水ラインlOへ流出す
る。
入される排ガスGの温度が低下した場合で助燃バーナ1
7を使用しない場合には、従来のものと同様過熱器4及
び蒸発器5の収熱量が減少するため節炭器8では水は規
定温度よりも高温に予熱されて給水ラインlOへ流出す
る。
この温度は温度調節計15で検出され、信号ライン16
から指令信号が駆動装置20に与えられ、駆動装置20
が駆動されてダンパ21が゛開き、排ガスの一部が節炭
器8の非伝熱領域22に設けたバイパス通路19からガ
ス出口3へ排出され、残りの排ガスにより節炭器8で水
の予熱が行われる。
から指令信号が駆動装置20に与えられ、駆動装置20
が駆動されてダンパ21が゛開き、排ガスの一部が節炭
器8の非伝熱領域22に設けたバイパス通路19からガ
ス出口3へ排出され、残りの排ガスにより節炭器8で水
の予熱が行われる。
従って、水は節炭器8で予め定められた規定温度に予熱
されるため、節炭器8で蒸気が発生することはなく、蒸
気ドラム6での水面制御等各種の制御に支障を来たすこ
とはない。
されるため、節炭器8で蒸気が発生することはなく、蒸
気ドラム6での水面制御等各種の制御に支障を来たすこ
とはない。
第2図は本発明の他の実施例で、前記実施例では、ボイ
ラケーシング1内にバイパス通路を設けているのに対し
、本実施例ではボイラケーシングlの節炭器8設置部よ
りも上流側にダクト23の一端を接続してバイパス通路
を形成し、ダクト23の他端をガス出口3に接続し、ダ
クト23の中途部に駆動袋R25で開閉し得るようにし
たダンパ24を配設し、温度調節計15で検出した信号
を送る信号ライン16を駆動装置25に接続する。
ラケーシング1内にバイパス通路を設けているのに対し
、本実施例ではボイラケーシングlの節炭器8設置部よ
りも上流側にダクト23の一端を接続してバイパス通路
を形成し、ダクト23の他端をガス出口3に接続し、ダ
クト23の中途部に駆動袋R25で開閉し得るようにし
たダンパ24を配設し、温度調節計15で検出した信号
を送る信号ライン16を駆動装置25に接続する。
ボイラケーシング1へ導入される排ガスGの温度が低下
し、節炭器8から給水ラインlOへ流出した給水温度が
規定値を越えると、温度調節計15からは信号ラインt
eを介して指令信号が駆動装置25に与えられ、駆動装
置25によりダンパ24が開く。従って、排ガスGの一
部は節炭器8を通らずダクト23を通ってガス出口3へ
送られるため、節炭器8では水は所定の温度に予熱され
、節炭器8では蒸発しない。
し、節炭器8から給水ラインlOへ流出した給水温度が
規定値を越えると、温度調節計15からは信号ラインt
eを介して指令信号が駆動装置25に与えられ、駆動装
置25によりダンパ24が開く。従って、排ガスGの一
部は節炭器8を通らずダクト23を通ってガス出口3へ
送られるため、節炭器8では水は所定の温度に予熱され
、節炭器8では蒸発しない。
第3図は本発明の更に他の実施例で、前記実施例では、
ボイラケーシング1に導入される排ガス温度が低下した
場合に助燃バーナ17を使用してないが本実施例では助
燃バーナ17を使用するようにしている。すなわち、ボ
イラケーシング1の節炭器8の伝熱面積をガス−ビン高
負荷で排熱回収ボイラも定格負荷の場合よりも広くし、
該伝熱部に仕切板26を固着して伝熱部をメイン通路2
7とバイパス通路28に分割し、バイパス通路28の入
側に駆動装置29により開閉されるダンパ30を設置し
、温度調節計15で検出した信号を送る信号ライン1B
を駆動装置29に接続する。
ボイラケーシング1に導入される排ガス温度が低下した
場合に助燃バーナ17を使用してないが本実施例では助
燃バーナ17を使用するようにしている。すなわち、ボ
イラケーシング1の節炭器8の伝熱面積をガス−ビン高
負荷で排熱回収ボイラも定格負荷の場合よりも広くし、
該伝熱部に仕切板26を固着して伝熱部をメイン通路2
7とバイパス通路28に分割し、バイパス通路28の入
側に駆動装置29により開閉されるダンパ30を設置し
、温度調節計15で検出した信号を送る信号ライン1B
を駆動装置29に接続する。
例えばガスタービンが高負荷で排熱回収ボイラも高負荷
運転を行う場合には、助燃バーナ17は停止し、ダンパ
30は閉止し、排ガスをメイン通路27のみに送って運
転を行う。又ガスタービンが部分負荷で排熱回収ボイラ
の高負荷運転を行う場合には、助燃バーナ17を燃焼さ
せると共に温度調節計15で節炭器8出口の給水温度を
検出して指令信号を信号ライン1Bを介して駆動装置2
9に与える。このため、駆動装置29により水の温度に
対応してダンパ30が開き、排ガスGはバイパス通路2
8にも流れるため、節炭器8は伝熱面積が広がり、節炭
器8において、水は仕切板26無しの場合より助燃バー
ナ17の燃料消費量が少くとも規定温度まで予熱され、
蒸発器5での蒸発量は一定量を確保できる。
運転を行う場合には、助燃バーナ17は停止し、ダンパ
30は閉止し、排ガスをメイン通路27のみに送って運
転を行う。又ガスタービンが部分負荷で排熱回収ボイラ
の高負荷運転を行う場合には、助燃バーナ17を燃焼さ
せると共に温度調節計15で節炭器8出口の給水温度を
検出して指令信号を信号ライン1Bを介して駆動装置2
9に与える。このため、駆動装置29により水の温度に
対応してダンパ30が開き、排ガスGはバイパス通路2
8にも流れるため、節炭器8は伝熱面積が広がり、節炭
器8において、水は仕切板26無しの場合より助燃バー
ナ17の燃料消費量が少くとも規定温度まで予熱され、
蒸発器5での蒸発量は一定量を確保できる。
次に、節炭器8の部分に仕切板2Bを設けてない場合と
設けた場合のガスタービン排ガス温度とボイラ負荷との
関係を第4図により説明する。
設けた場合のガスタービン排ガス温度とボイラ負荷との
関係を第4図により説明する。
ガスタービン部分負荷で排熱回収ボイラを高負荷運転す
る場合、すなわち、ガスタービン排ガス温度が低下して
も蒸気発生量を第4図の直線イのように常時一定量確保
する場合、仕切板2B無しだと助燃バーナ17の燃料消
費量は第4図の曲線口に示すように多量に必要になる。
る場合、すなわち、ガスタービン排ガス温度が低下して
も蒸気発生量を第4図の直線イのように常時一定量確保
する場合、仕切板2B無しだと助燃バーナ17の燃料消
費量は第4図の曲線口に示すように多量に必要になる。
なぜなら節炭器8の伝熱面積は一般的にはガスタービン
高負荷の場合に排熱回収ボイラも高負荷運転を行うよう
決められており、助燃バーナ17での助燃燃料を多くし
ないと、節炭器8の出口での給水温度は直線ハに示すよ
うに下降し、蒸気発生量も直線二に示すように低下して
しまうためである。
高負荷の場合に排熱回収ボイラも高負荷運転を行うよう
決められており、助燃バーナ17での助燃燃料を多くし
ないと、節炭器8の出口での給水温度は直線ハに示すよ
うに下降し、蒸気発生量も直線二に示すように低下して
しまうためである。
ところが、節炭器8の伝熱領域を仕切板2Bにより仕切
ってメイン通路27とバイパス通路28に分け、メイン
通路27の伝熱面積をガスタービン高負荷の場合に排熱
回収ボイラも高負荷になるよう決定しておくことにより
、バイパス通路28の伝熱面積は余分となる。このため
、ガスタービン部分負荷時に上述のごとくダンパ80を
開き、バイパス通路28にも排ガスを通せば、節炭器8
の伝熱面積が大きい状態で水の予熱が行えるから、節炭
器8での伝熱量が増え、従って節炭器8出口の給水温度
は直線ホのように一定になり蒸気発生量も直線へのよう
に一定になり、助燃バーナ17の燃料消費量は曲線トに
示すように仕切板2B無しの場合より少量になる。
ってメイン通路27とバイパス通路28に分け、メイン
通路27の伝熱面積をガスタービン高負荷の場合に排熱
回収ボイラも高負荷になるよう決定しておくことにより
、バイパス通路28の伝熱面積は余分となる。このため
、ガスタービン部分負荷時に上述のごとくダンパ80を
開き、バイパス通路28にも排ガスを通せば、節炭器8
の伝熱面積が大きい状態で水の予熱が行えるから、節炭
器8での伝熱量が増え、従って節炭器8出口の給水温度
は直線ホのように一定になり蒸気発生量も直線へのよう
に一定になり、助燃バーナ17の燃料消費量は曲線トに
示すように仕切板2B無しの場合より少量になる。
なお、本発明の実施例では、ガスタービン排ガス温度が
変化する場合について説明したが、ガスタービン排ガス
量が変化する場合でも各実施例に示すような制御を行う
ことができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
変化する場合について説明したが、ガスタービン排ガス
量が変化する場合でも各実施例に示すような制御を行う
ことができること、その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
[発明の効果]
本発明の排熱回収ボイラによれば、ガスタービン負荷が
変動した場合に、節炭器へ送る排ガス量をバイパス通路
を通して調整しているため、常時節炭器出口の給水温度
を簡単な設備で容易に規定値に制御でき、又節炭器の伝
熱面積を余分に設けておけば部分負荷の場合に助燃燃料
を減らして熱回収の改善が図れ、更にガスタービンの負
荷変動が大きい場合に特に有効である、等積々の優れた
効果を奏し得る。
変動した場合に、節炭器へ送る排ガス量をバイパス通路
を通して調整しているため、常時節炭器出口の給水温度
を簡単な設備で容易に規定値に制御でき、又節炭器の伝
熱面積を余分に設けておけば部分負荷の場合に助燃燃料
を減らして熱回収の改善が図れ、更にガスタービンの負
荷変動が大きい場合に特に有効である、等積々の優れた
効果を奏し得る。
第1図は本発明の一実施例の説明図、第2図は本発明の
他の実施例の説明図、第3図は本発明の更に他の実施例
の説明図、第4図は本発明においてガスタービン排ガス
温度とボイラ負荷の関係により決まる性能を表わすグラ
フ、第5図は従来例の説明図である。 図中1はボイラケーシング、4は過熱器、5は蒸発器、
8は節炭器、15は温度調節計、17は助燃バーナ、1
9はバイパス通路、21はダンパ、23はダクト、28
はバイパス通路、30はダンパを示す。
他の実施例の説明図、第3図は本発明の更に他の実施例
の説明図、第4図は本発明においてガスタービン排ガス
温度とボイラ負荷の関係により決まる性能を表わすグラ
フ、第5図は従来例の説明図である。 図中1はボイラケーシング、4は過熱器、5は蒸発器、
8は節炭器、15は温度調節計、17は助燃バーナ、1
9はバイパス通路、21はダンパ、23はダクト、28
はバイパス通路、30はダンパを示す。
Claims (1)
- 1)排ガス流れ方向に対して上流側から下流側へ向けて
助燃バーナ、過熱器、蒸発器、節炭器を順次配設した排
熱回収ボイラにおいて、節炭器へ送る排ガスの量を調整
するためにダンパを備えたバイパス通路を設けたことを
特徴とする排熱回収ボイラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP444687A JPS63172803A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 排熱回収ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP444687A JPS63172803A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 排熱回収ボイラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63172803A true JPS63172803A (ja) | 1988-07-16 |
Family
ID=11584408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP444687A Pending JPS63172803A (ja) | 1987-01-12 | 1987-01-12 | 排熱回収ボイラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63172803A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015534633A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-03 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 発電プラントの柔軟な運転方法 |
-
1987
- 1987-01-12 JP JP444687A patent/JPS63172803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015534633A (ja) * | 2012-10-11 | 2015-12-03 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 発電プラントの柔軟な運転方法 |
US10487696B2 (en) | 2012-10-11 | 2019-11-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for the flexible operation of a power plant |
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