JPS63171654A - 電気集じん装置 - Google Patents
電気集じん装置Info
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- JPS63171654A JPS63171654A JP31290086A JP31290086A JPS63171654A JP S63171654 A JPS63171654 A JP S63171654A JP 31290086 A JP31290086 A JP 31290086A JP 31290086 A JP31290086 A JP 31290086A JP S63171654 A JPS63171654 A JP S63171654A
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Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電気集じん装置に関し、特に集じん特性を向上
するとともに、集じん部の表面を常に清浄に保ことが容
易な電気集じん装置に関するものである。
するとともに、集じん部の表面を常に清浄に保ことが容
易な電気集じん装置に関するものである。
電気集じん装置は、放電部と集じん部との間に高電圧を
印可することにより、この両電極部間にコロナ放電を発
生させて荷電帯を構成するものである。そして1、この
荷電帯に処理気体を流すことにより、この処理気体に含
まれる粉塵を荷電させ、この荷電粉塵を反対電位となっ
ている集じん部に吸引させて捕集するものである。
印可することにより、この両電極部間にコロナ放電を発
生させて荷電帯を構成するものである。そして1、この
荷電帯に処理気体を流すことにより、この処理気体に含
まれる粉塵を荷電させ、この荷電粉塵を反対電位となっ
ている集じん部に吸引させて捕集するものである。
第8図は従来一般に用いられている電気集じん装置の一
実施例を示す要部平面図である。同図において、集じん
部は粉塵が含まれた気体の通路に沿って並行に設けられ
た板状の集じん極1a、1bとによって構成されている
。放電部は集じん極la、ibの中間部分に延在する平
板2と、この平板2の気体流入側にそれぞれ止め金具3
a、3bによって固定された針状片4a、4bとによっ
て放電極5を構成している。そして、この針状片4aは
、平板2の気体流入側の端部に沿って所定ピッチで植設
されており、その先端は気体流入側に延在している。ま
た、針状片4bは平板2の気体流出側の端部に沿って所
定ピッチで植設されており、その先端は気体流出側に向
かって延在している。
実施例を示す要部平面図である。同図において、集じん
部は粉塵が含まれた気体の通路に沿って並行に設けられ
た板状の集じん極1a、1bとによって構成されている
。放電部は集じん極la、ibの中間部分に延在する平
板2と、この平板2の気体流入側にそれぞれ止め金具3
a、3bによって固定された針状片4a、4bとによっ
て放電極5を構成している。そして、この針状片4aは
、平板2の気体流入側の端部に沿って所定ピッチで植設
されており、その先端は気体流入側に延在している。ま
た、針状片4bは平板2の気体流出側の端部に沿って所
定ピッチで植設されており、その先端は気体流出側に向
かって延在している。
この様に構成された電気集じん装置において、集じん極
1a、lbと放電極5との間に放電極5が負極となる高
電圧を印加すると、針状片4aの先端から集じん極1a
、lbに向かって点線で示すようなコロナ放電が発生す
る。これに対して、矢印で示すように粉塵が含まれた処
理気体が流れると、コロナ放電エリアを通過する粉塵の
大部分が正に帯電される。
1a、lbと放電極5との間に放電極5が負極となる高
電圧を印加すると、針状片4aの先端から集じん極1a
、lbに向かって点線で示すようなコロナ放電が発生す
る。これに対して、矢印で示すように粉塵が含まれた処
理気体が流れると、コロナ放電エリアを通過する粉塵の
大部分が正に帯電される。
従って、このコロナ放電が生じている部分には荷電帯が
構成されていることになり、この荷電帯において荷電さ
れた粉塵は、集じん極1a、lbと放電極5との間に生
ずる高電界により、集じん極1a、lbに吸引されてこ
の集じん極1a、1bの表面に捕集されることになる。
構成されていることになり、この荷電帯において荷電さ
れた粉塵は、集じん極1a、lbと放電極5との間に生
ずる高電界により、集じん極1a、lbに吸引されてこ
の集じん極1a、1bの表面に捕集されることになる。
第9図は、電気集じん装置の第2の従来例を示す斜視図
である。この電気集じん装置は、針状片6が植設された
放電帯7と中空金属棒8が交互に並設された放電部9と
、この放電部9に沿って中空金属棒lを並設した集じん
部11とによって構成されている。そして、この様に構
成された電気集じん装置は、各針状片6の先端から強い
コロナ放電が集じん部に向かって生ずることになる。ま
た、集じん部10は中空金属棒8の集合体によって構成
されていることから、全体としての表面積が増して、集
じん効率が向上することになる。
である。この電気集じん装置は、針状片6が植設された
放電帯7と中空金属棒8が交互に並設された放電部9と
、この放電部9に沿って中空金属棒lを並設した集じん
部11とによって構成されている。そして、この様に構
成された電気集じん装置は、各針状片6の先端から強い
コロナ放電が集じん部に向かって生ずることになる。ま
た、集じん部10は中空金属棒8の集合体によって構成
されていることから、全体としての表面積が増して、集
じん効率が向上することになる。
また、近年においては、空調機に取り付けて除菌を行う
ことが強く要望されている。そして、この場合において
は、通過する気体中に含まれる粉塵をほぼ全て再飛散指
せずに捕集することが要望されている。
ことが強く要望されている。そして、この場合において
は、通過する気体中に含まれる粉塵をほぼ全て再飛散指
せずに捕集することが要望されている。
しかしながら、上記従来の電気集じん装置は、平板の表
面および中空パイプの表面に荷電されている粉塵を捕集
するものであるために、一度付着した粉塵はなかなか取
れない状態となる。これに対しては、集じん電極を殴打
して振動を加えることにより、付着した粉塵のとり除き
を行っている。
面および中空パイプの表面に荷電されている粉塵を捕集
するものであるために、一度付着した粉塵はなかなか取
れない状態となる。これに対しては、集じん電極を殴打
して振動を加えることにより、付着した粉塵のとり除き
を行っている。
しかし、かかる方法を用いても、−皮層した粉塵をきれ
いに取り除くことは不能である。また、この振動を加え
る方法においては、捕集した粉塵が再飛散して、結果的
に集じん特性を低下させてしまうことになる等の種々問
題を有している。
いに取り除くことは不能である。また、この振動を加え
る方法においては、捕集した粉塵が再飛散して、結果的
に集じん特性を低下させてしまうことになる等の種々問
題を有している。
本発明による電気集じん装置は、集じん部を網状体によ
って構成するとともに、この網状体をリング状に形成し
て、間欠または連続的に回転させることにより、粉塵の
付着部分を集じんエリア部分外に移動させて清掃するこ
とにより、集じんエリア部分には常に清浄な集じん面が
位置するように構成するものである。
って構成するとともに、この網状体をリング状に形成し
て、間欠または連続的に回転させることにより、粉塵の
付着部分を集じんエリア部分外に移動させて清掃するこ
とにより、集じんエリア部分には常に清浄な集じん面が
位置するように構成するものである。
このように構成された電気集じん装置においては、網状
体によって構成される集じん面が回転されることにより
、粉塵が付着した部分は清掃部に送られて清掃され、ま
た集じんエリアには清掃後の清浄面が常に送り込まれて
集じん効率が向上するとともに、高抵抗粉塵の集じんに
も適したものとなる。
体によって構成される集じん面が回転されることにより
、粉塵が付着した部分は清掃部に送られて清掃され、ま
た集じんエリアには清掃後の清浄面が常に送り込まれて
集じん効率が向上するとともに、高抵抗粉塵の集じんに
も適したものとなる。
以下、図面を用いて本発明による電気集じん装置を詳細
に説明する。第1図は本発明による電気集じん装置の一
実施例を示す断面図である。同図において、12は断面
口字状をなして気体の通路を兼ねるケーシングである。
に説明する。第1図は本発明による電気集じん装置の一
実施例を示す断面図である。同図において、12は断面
口字状をなして気体の通路を兼ねるケーシングである。
そして、このケーシング12の前後には、粉塵が含まれ
た処理気体を案内する気体供給ダクト13と排気ダクト
14が連結されている。15はケーシング12の内部中
央部分に、処理気体の流路に対して直交するように固定
された放電部、16は放電部15の前部と後部にそれぞ
れ所定距離離間して平行配置された集じん部である。
た処理気体を案内する気体供給ダクト13と排気ダクト
14が連結されている。15はケーシング12の内部中
央部分に、処理気体の流路に対して直交するように固定
された放電部、16は放電部15の前部と後部にそれぞ
れ所定距離離間して平行配置された集じん部である。
ここで放電部15は、第2図に示すように口字状をなし
た絶縁枠体17を有しており、この絶縁枠体17はケー
シング12の内壁面全周に接した状態で固定されている
。そして、この絶縁枠体17の中央開口部分には、鋸歯
状の放電極ユニット18が装着されている。ここで、上
記鋸歯状の放電極ユニット18は、第3図に示すように
帯状金属板の両側部を打ち抜いて鋸歯状部19を多数個
並設させることによって鋸歯状放電板20としている。
た絶縁枠体17を有しており、この絶縁枠体17はケー
シング12の内壁面全周に接した状態で固定されている
。そして、この絶縁枠体17の中央開口部分には、鋸歯
状の放電極ユニット18が装着されている。ここで、上
記鋸歯状の放電極ユニット18は、第3図に示すように
帯状金属板の両側部を打ち抜いて鋸歯状部19を多数個
並設させることによって鋸歯状放電板20としている。
そして、このように構成された鋸歯状放電板20に支柱
21を通すことにより、互いに所定間隔離した状態に一
体化することによって放電極ユニット18としている。
21を通すことにより、互いに所定間隔離した状態に一
体化することによって放電極ユニット18としている。
そして、支柱21の両端を第2図に示す絶縁枠体17に
設けられている孔22に挿入することにより、絶縁枠体
17と放電極ユニット1日を一体化して放電部15を構
成している。このように構成された放電部15は、鋸歯
状部19が放電部15の全面にわたって比較的密に配置
されることから、この鋸歯状部19の先端からコロナ放
電が無数に行われて、極めて効率の良い荷電部を構成す
ることになる。
設けられている孔22に挿入することにより、絶縁枠体
17と放電極ユニット1日を一体化して放電部15を構
成している。このように構成された放電部15は、鋸歯
状部19が放電部15の全面にわたって比較的密に配置
されることから、この鋸歯状部19の先端からコロナ放
電が無数に行われて、極めて効率の良い荷電部を構成す
ることになる。
次に、集じん部16は、第1図に詳記するように、上下
にそれぞれ回転軸23に装着固定された回転ローラ24
を有している。そして、この回転ローラの周面ば、断面
6角形状となっている。25は上下の回転ローラ23の
間に掛け渡された網状体であって、例えば第4図に示す
ように、針金26を螺旋状に巻回した後に偏平状に圧縮
した針金偏平巻回片27を多数個併設し、この針金偏平
巻回片27を互いにその一部を入り込ませた状態で、直
線金属棒28を挿入して隣接する針金偏平巻回片27ど
うしを順次連結することによりベルト状としたものであ
る。そして、このように構成された網状体25は、針金
偏平巻回片27の幅を一辺とする6角形状に曲げられる
ことから、この形状に回転ローラ24の形状を定めてい
る。29゜30は集じん部16の下部を収容する清掃部
である。ここで、清掃部29は、下部の回転ローラ24
を含む部分を収容する容器31の内部に洗浄液を収容し
、その内部に設けた回転ブラシ33によって、網状体2
5の表面を清掃するようになっている。また、清掃部3
0は、洗浄液が収容された容器31の内部にノズル34
を設け、このノズル34から噴射される洗浄液を網状体
25の表面に吹き付けることにより、その表面を清掃す
るようになっている。
にそれぞれ回転軸23に装着固定された回転ローラ24
を有している。そして、この回転ローラの周面ば、断面
6角形状となっている。25は上下の回転ローラ23の
間に掛け渡された網状体であって、例えば第4図に示す
ように、針金26を螺旋状に巻回した後に偏平状に圧縮
した針金偏平巻回片27を多数個併設し、この針金偏平
巻回片27を互いにその一部を入り込ませた状態で、直
線金属棒28を挿入して隣接する針金偏平巻回片27ど
うしを順次連結することによりベルト状としたものであ
る。そして、このように構成された網状体25は、針金
偏平巻回片27の幅を一辺とする6角形状に曲げられる
ことから、この形状に回転ローラ24の形状を定めてい
る。29゜30は集じん部16の下部を収容する清掃部
である。ここで、清掃部29は、下部の回転ローラ24
を含む部分を収容する容器31の内部に洗浄液を収容し
、その内部に設けた回転ブラシ33によって、網状体2
5の表面を清掃するようになっている。また、清掃部3
0は、洗浄液が収容された容器31の内部にノズル34
を設け、このノズル34から噴射される洗浄液を網状体
25の表面に吹き付けることにより、その表面を清掃す
るようになっている。
このように構成された電気集じん装置において、放電部
15と集じん部16との間に、放電部15が負となる高
電圧を印加すると、放電部15の鋸歯状放電板20にお
ける各鋸歯状部19の先端と集じん部16との間におい
て無数のコロナ放電が発生して、該部分が極めて強い荷
電部となる。ここで、粉塵が含まれた処理気体を矢印で
示すように気体供給ダクト13に供給すると、この処理
気体は集じん部16を構成する網状体25の網目部分を
通過して放電部15に向かおうとする。この時、放電部
15における鋸歯状放電板20の各鋸歯状部19の先端
から集じん部16に向かってコロナ放電が密に発生され
ていることから、係る粉塵はこの集じん部16と放電部
15との間において負極に荷電される。このようにして
荷電された粉塵は、放電部15に対しては反発作用を受
け、集じん部16に対しては吸引作用を受けることにな
る。この結果、処理気体中に含まれる粉塵は、集じん部
16を通過して放電部15に向かう間に荷電されると、
この荷電された電荷の作用によって、気体流入側に押し
戻されて集じん部16に吸引されることにより捕集され
る。
15と集じん部16との間に、放電部15が負となる高
電圧を印加すると、放電部15の鋸歯状放電板20にお
ける各鋸歯状部19の先端と集じん部16との間におい
て無数のコロナ放電が発生して、該部分が極めて強い荷
電部となる。ここで、粉塵が含まれた処理気体を矢印で
示すように気体供給ダクト13に供給すると、この処理
気体は集じん部16を構成する網状体25の網目部分を
通過して放電部15に向かおうとする。この時、放電部
15における鋸歯状放電板20の各鋸歯状部19の先端
から集じん部16に向かってコロナ放電が密に発生され
ていることから、係る粉塵はこの集じん部16と放電部
15との間において負極に荷電される。このようにして
荷電された粉塵は、放電部15に対しては反発作用を受
け、集じん部16に対しては吸引作用を受けることにな
る。この結果、処理気体中に含まれる粉塵は、集じん部
16を通過して放電部15に向かう間に荷電されると、
この荷電された電荷の作用によって、気体流入側に押し
戻されて集じん部16に吸引されることにより捕集され
る。
ここで、荷電した粉塵は集じん部16と放電部15との
間において押し戻されることから、この作用と処理気体
の供給圧との関係により、電気集じん装置内に供給され
た粉塵を含む処理気体は、他の逃げ道を探して移動する
ことになる。しかし、この場合においては、放電ユニッ
ト18とケーシング12との間は、額縁状の絶縁枠体1
7によって埋められて、この部分に非荷電空間が形成さ
れないようになっているために、係る処理気体の逃げ道
が完全に塞がれる。
間において押し戻されることから、この作用と処理気体
の供給圧との関係により、電気集じん装置内に供給され
た粉塵を含む処理気体は、他の逃げ道を探して移動する
ことになる。しかし、この場合においては、放電ユニッ
ト18とケーシング12との間は、額縁状の絶縁枠体1
7によって埋められて、この部分に非荷電空間が形成さ
れないようになっているために、係る処理気体の逃げ道
が完全に塞がれる。
従って、このように構成された電気集じん装置 。
においては、未処理気体の漏れルートが完全に塞がれる
ことから、供給される気体に含まれる粉塵を略合て捕集
することが出来、これに伴って空気調和気体中に粉塵と
一体となって浮遊する雑菌を捕集する除菌用の電気集じ
ん装置として適したものとなる。
ことから、供給される気体に含まれる粉塵を略合て捕集
することが出来、これに伴って空気調和気体中に粉塵と
一体となって浮遊する雑菌を捕集する除菌用の電気集じ
ん装置として適したものとなる。
次に、図示しないモータによって回転ローラ24を間欠
的または必要により連続的に回転させると、網状体25
は第1図に矢印で示すように移動する。この結果、放電
部15と対向する部分における最も集じん量が多くなる
部分は、順次清掃部29.30に送り込まれて回転ブラ
シ33またはノズル34から噴射される洗浄液によって
清浄化されることになる。
的または必要により連続的に回転させると、網状体25
は第1図に矢印で示すように移動する。この結果、放電
部15と対向する部分における最も集じん量が多くなる
部分は、順次清掃部29.30に送り込まれて回転ブラ
シ33またはノズル34から噴射される洗浄液によって
清浄化されることになる。
また、清掃部29.30において清浄化された網状体2
5は、上方に持ち上げられた後に、上部の回転ローラ2
4によって方向転換されて放電部15と対向する部分に
順次繰り出される。したがって、回転ローラ24を必要
により回転させることによって、放電部15に対向する
部分の集じん面を清浄面とすることができる。そして、
このように、集じん部16を構成する網状体25を回転
させて、粉塵付着面を集じん部分から外部に移行させた
状態で、係る部分の清掃を行うことにより、再飛散の問
題も解決されることになる。また、このように清掃を十
分に行うことにより、付着粉塵の量が極めて少なくなっ
て、高抵抗粉塵の集じんも可能になる。そして、この高
抵抗粉塵の集じんに対しては、清掃部29.30部分で
の洗浄清掃時に、曙状体25の表面が洗浄液によって濡
らされることから、この洗浄液が付着粉塵の抵抗を下げ
ることから、この点においても有効なものとなる。
5は、上方に持ち上げられた後に、上部の回転ローラ2
4によって方向転換されて放電部15と対向する部分に
順次繰り出される。したがって、回転ローラ24を必要
により回転させることによって、放電部15に対向する
部分の集じん面を清浄面とすることができる。そして、
このように、集じん部16を構成する網状体25を回転
させて、粉塵付着面を集じん部分から外部に移行させた
状態で、係る部分の清掃を行うことにより、再飛散の問
題も解決されることになる。また、このように清掃を十
分に行うことにより、付着粉塵の量が極めて少なくなっ
て、高抵抗粉塵の集じんも可能になる。そして、この高
抵抗粉塵の集じんに対しては、清掃部29.30部分で
の洗浄清掃時に、曙状体25の表面が洗浄液によって濡
らされることから、この洗浄液が付着粉塵の抵抗を下げ
ることから、この点においても有効なものとなる。
第5図は、放電部15の放電ユニット18を構成する鋸
歯状板20の代わりに使用される放電条体を示す斜視図
である。この放電条体36は、断面コ字条の条体37に
よって構成されており、その側部37aの一部は、所定
間隔毎に先鋭な三角形状に切り残されて側方に突出され
ることにより針状片37bとなっている。37cはこの
条体37を所定間隔離した状態に積層するために用いら
れる固定用の孔である。
歯状板20の代わりに使用される放電条体を示す斜視図
である。この放電条体36は、断面コ字条の条体37に
よって構成されており、その側部37aの一部は、所定
間隔毎に先鋭な三角形状に切り残されて側方に突出され
ることにより針状片37bとなっている。37cはこの
条体37を所定間隔離した状態に積層するために用いら
れる固定用の孔である。
ここで、上記条体37としては、例えば次のようにして
制作することにより、極めて容易にかつ安価になる。こ
れは、帯条金属板を第6図に示す形状に順次打ち抜き、
次に鎖線Bで示す部分を境としてその両側部を下方に折
り曲げる0次に、針状片37bの部分をその根元部分か
ら90°折り返すことによって側方に突出させる。そし
て、この様にして作られた条体37は、第7図に示すよ
うに支柱38とカラー39を用いて間隔を取りながら取
付用の孔37cに通すことによって、所定間隔離間した
状態で積層状態に一体化されて、放電部15を構成する
。
制作することにより、極めて容易にかつ安価になる。こ
れは、帯条金属板を第6図に示す形状に順次打ち抜き、
次に鎖線Bで示す部分を境としてその両側部を下方に折
り曲げる0次に、針状片37bの部分をその根元部分か
ら90°折り返すことによって側方に突出させる。そし
て、この様にして作られた条体37は、第7図に示すよ
うに支柱38とカラー39を用いて間隔を取りながら取
付用の孔37cに通すことによって、所定間隔離間した
状態で積層状態に一体化されて、放電部15を構成する
。
なお、上述した実施例においては、清掃部を洗浄液使用
構成によるもののみを示したが、たの構成による清掃機
構を用いても良いことは言うまでもない。
構成によるもののみを示したが、たの構成による清掃機
構を用いても良いことは言うまでもない。
以上説明したように、本発明による電気集じん装置は、
集じん部を網状体によって構成するとともに、この網状
体をリング状に形成して、間欠または連続的に回転させ
ることにより、粉塵の付着部分を集じんエリア部分の外
に移動させて清掃するものであることから、放電部と対
向する集じん面の清掃が極めて簡単になるとともに、再
飛散による集じん効率の低下が防止される。また、この
集じん面を常に清浄な状態に保持することができるため
に、高抵抗粉塵の集じんも容易になる等の種々の優れた
効果を有する。
集じん部を網状体によって構成するとともに、この網状
体をリング状に形成して、間欠または連続的に回転させ
ることにより、粉塵の付着部分を集じんエリア部分の外
に移動させて清掃するものであることから、放電部と対
向する集じん面の清掃が極めて簡単になるとともに、再
飛散による集じん効率の低下が防止される。また、この
集じん面を常に清浄な状態に保持することができるため
に、高抵抗粉塵の集じんも容易になる等の種々の優れた
効果を有する。
第1図は本発明による電気集じん装置の一実施例を示す
要部断面図、第2図は第1図に示す絶縁枠体の斜視図、
第3図は第1図に示す放電極ユニットの斜視図、第4図
は第1図に示す網状体の正面図、第5図は放電部の他の
実施例を示す条体の斜視図、第6図は第5図に示す条体
の展開図、第7図は第5図に示す条体を使用して構成さ
れた放電極ユニットの断面図、第第8図は従来の電気集
じん装置を示す平面図、第9は従来の電気集じん装置の
他の例を示す斜視図である。 12はケーシング、13は気体供給ダクト、14は排気
ダクト、15は放電部、16は集じん部、17は絶縁枠
体、18は放電極ユニット、I9は鋸歯状部、20は鋸
歯状板、21は支柱、22は孔、23は回転軸、24は
回転ローラ、25は網状体、26は針金、27は針金偏
平巻回片、28は金属棒、29.30は清掃部、31は
容器、33はブラシ、34はノズル、36は放電条体。 第 3 図 第 り図 手続補正口(旅) 昭和62年5月15日
要部断面図、第2図は第1図に示す絶縁枠体の斜視図、
第3図は第1図に示す放電極ユニットの斜視図、第4図
は第1図に示す網状体の正面図、第5図は放電部の他の
実施例を示す条体の斜視図、第6図は第5図に示す条体
の展開図、第7図は第5図に示す条体を使用して構成さ
れた放電極ユニットの断面図、第第8図は従来の電気集
じん装置を示す平面図、第9は従来の電気集じん装置の
他の例を示す斜視図である。 12はケーシング、13は気体供給ダクト、14は排気
ダクト、15は放電部、16は集じん部、17は絶縁枠
体、18は放電極ユニット、I9は鋸歯状部、20は鋸
歯状板、21は支柱、22は孔、23は回転軸、24は
回転ローラ、25は網状体、26は針金、27は針金偏
平巻回片、28は金属棒、29.30は清掃部、31は
容器、33はブラシ、34はノズル、36は放電条体。 第 3 図 第 り図 手続補正口(旅) 昭和62年5月15日
Claims (3)
- (1)粉塵が含まれた処理気体を案内するケーシングと
、このケーシング内に位置するとともに処理気体の流路
に対して交差した状態に配置した放電部と、前記放電部
に対して平行に配置された集じん部とからなり、前記集
じん部は上下部にそれぞれ設けられた回転ローラと、こ
の回転ローラに掛け渡された網状体とによって構成され
、前記回転ローラを回転することにより、前記網状体の
粉塵捕集部分を集じんエリア以外の部分へ移行させるこ
とを特徴とする電気集じん装置。 - (2)網状体の集じんエリア以外の部分には、この網状
体に付着されている粉塵を清掃する清掃部を有すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気集じん装
置。 - (3)清掃部は、洗浄液を使用するように構成されてい
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気集
じん装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312900A JPH0694010B2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 | 電気集じん装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61312900A JPH0694010B2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 | 電気集じん装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63171654A true JPS63171654A (ja) | 1988-07-15 |
JPH0694010B2 JPH0694010B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=18034809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61312900A Expired - Fee Related JPH0694010B2 (ja) | 1986-12-31 | 1986-12-31 | 電気集じん装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694010B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH034947A (ja) * | 1989-05-30 | 1991-01-10 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 乾式電気集じん装置 |
JPH04126747U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-18 | トリニテイ工業株式会社 | 塗装ブース用静電集塵装置 |
JPH04137744U (ja) * | 1991-06-18 | 1992-12-22 | トリニテイ工業株式会社 | 塗装ブース用静電集塵装置 |
US5248324A (en) * | 1991-08-02 | 1993-09-28 | Filtration Japan Co., Ltd. | Electrostatic precipitator |
US5547496A (en) * | 1994-01-31 | 1996-08-20 | Filtration Japan Co., Ltd. | Electrostatic precipitator |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324179A (en) * | 1976-08-16 | 1978-03-06 | Metallgesellschaft Ag | Circulation type dust collector |
JPS58119358A (ja) * | 1981-12-30 | 1983-07-15 | Ono Kagaku Kikai Kk | 電気集じん装置 |
JPS61197058A (ja) * | 1985-02-28 | 1986-09-01 | Nippon Light Metal Co Ltd | 放電極板の製造方法 |
-
1986
- 1986-12-31 JP JP61312900A patent/JPH0694010B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04126747U (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-18 | トリニテイ工業株式会社 | 塗装ブース用静電集塵装置 |
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US5547496A (en) * | 1994-01-31 | 1996-08-20 | Filtration Japan Co., Ltd. | Electrostatic precipitator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0694010B2 (ja) | 1994-11-24 |
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