JPS6317160B2 - - Google Patents

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JPS6317160B2
JPS6317160B2 JP55160090A JP16009080A JPS6317160B2 JP S6317160 B2 JPS6317160 B2 JP S6317160B2 JP 55160090 A JP55160090 A JP 55160090A JP 16009080 A JP16009080 A JP 16009080A JP S6317160 B2 JPS6317160 B2 JP S6317160B2
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JP
Japan
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web
dryer
adhesive
manufacturing
acetate
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JP55160090A
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Ii Guruubu Haabaato
Deii Riisu Teransu
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Kimberly Clark Corp
Original Assignee
Kimberly Clark Corp
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Publication date
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Publication of JPS6317160B2 publication Critical patent/JPS6317160B2/ja
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/146Crêping adhesives
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D131/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an acyloxy radical of a saturated carboxylic acid, of carbonic acid, or of a haloformic acid; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D131/02Homopolymers or copolymers of esters of monocarboxylic acids
    • C09D131/04Homopolymers or copolymers of vinyl acetate
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/20Macromolecular organic compounds
    • D21H17/33Synthetic macromolecular compounds
    • D21H17/34Synthetic macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • D21H17/36Polyalkenyalcohols; Polyalkenylethers; Polyalkenylesters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L29/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by an alcohol, ether, aldehydo, ketonic, acetal or ketal radical; Compositions of hydrolysed polymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L29/02Homopolymers or copolymers of unsaturated alcohols
    • C08L29/04Polyvinyl alcohol; Partially hydrolysed homopolymers or copolymers of esters of unsaturated alcohols with saturated carboxylic acids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、柔軟で吸収性の薄葉紙ウエブの製造
法及び特に、そのようなウエブにクレープ付けを
実施して、作業上の困難性を最も少なくしつつ、
ウエブに適度な柔軟性と接着性を付与する方法に
関する。
水と繊維から成るスラリーから薄い原料紙ウエ
ブを形成し、該ウエブを脱水し、少なくとも部分
的に乾燥し、次いで運搬フアブリツク上に載せた
該ウエブを、当該技術分野でヤンキードライヤー
と称される大型のスチーム加熱式ロータリードラ
ムと接触させることは当該技術分野において公知
である。一般にウエブは、ドライヤーの円周位置
でドライヤーに接触して、ウエブ出口ゾーンから
ドライヤーの回りをほぼ一周し、該出口ゾーンに
クレーピングブレードが設けられていて、このク
レーピングブレードにウエブが当接してウエブは
後方に押され、周知のクレープ紙構造が得られ
る。
このクレープ付け作用には、ウエブがドライヤ
ーによく付着し、一貫して均一なクレープ付け作
用を達成し、及び、たとえば、クレーピングブレ
ードゾーンあるいはそれより前で、ウエブがドラ
イヤーから外側に向かつて開かないようにするこ
とが必要とされる。場合によつては、約60%とい
う相当に高い湿分量を有するウエブがドライヤー
に供給される。したがつてこのようなウエブの繊
維濃度は、ドライヤー入口部分で約40%である。
ウエブ表面とヤンキードライヤー表面の状態によ
りこの湿分量では、乾燥作用中ウエブがドライヤ
ーに強く接着せしめられる傾向がある。このよう
な場合には、アセテートやアルコール等の補助的
な接着剤を使用する必要は一般になく実際のとこ
ろ、場合によつては、ドライヤーへの接着が強す
ぎるために、接着剤ではなくむしろ離型剤を用い
て、ドライヤーとウエブの間の接着力を制限して
いる。
一貫乾燥法(through―drying)と一般に称さ
れるいくつかの操作方法にあつては、乾燥中のウ
エブとドライヤー表面の接触が制限されている。
一貫乾燥法においては、水と繊維のスラリーから
形成されたウエブを、この湿つたウエブを有意に
押圧することなく脱水し、次に熱風中で乾燥す
る。このウエブを、ナツクル(突起部)を有する
フアブリツクを用いてヤンキードライヤーに押圧
し、それによつて、狭間隔の領域毎にウエブがド
ライヤーに接着されると共に、該領域と領域との
間で該ウエブを嵩張らせる。開口数760個/cm2
(1平方インチ当り4900個)以上の細かさを有す
るフアブリツクがこの目的に適つている。ドライ
ヤーに供給される際のウエブの繊維濃度は約30〜
90%である。ウエブの繊維濃度が高くなると一般
に、また他の場合でも、乾燥作用とクレープ付け
作用を完結させるのに、ウエブをドライヤーに適
度に付着させるための接着剤が必要とされる。
ウエブをドライヤー表面に保持するのに、いろ
いろな接着剤が使われている。これらの接着剤の
中には、アセテート―エチレン共重合体エマルジ
ヨン及びポリビニルアルコール水溶液が含まれ
る。アセテート―エチレン共重合体組成物(これ
は、少量の、すなわち全固形分の約5重量%以下
のポリビニルアルコールを含有している)はこの
目的に一般的に適しているが多くの好ましくない
作用も有していることが知られている。
同様に、加水分解の程度に特徴があるポリビニ
ルアルコールも、いくつかの制限があるために、
ウエブ保持用接着剤として単独で使用されてはい
ない。
このアセテート―エチレン共重合体に関し更に
詳細に言及すれば、これは、ドライヤーに接する
側のクレープ付けされた原料紙ウエブに保持され
易く、クレープ付けされたウエブを巻いたり、あ
るいは、別のウエブと重ね巻きしてシートを形成
する際に、残留アセテートを含んでいる表面が接
着してロール内でブロツキングを起こし易い。こ
のようなブロツキングは、軽量紙では更に有害な
作用を有し、シート中にわずかな縁部欠陥や小孔
が存在しても、このブロツキングを起こした層を
分離しようとするとウエブが引き裂かれ、ウエブ
全体が破れ、層が反転したり、すなわち隣接シー
ートに層の一方が付着したりする。
更に、ウエブをドライヤーと接触させるのに使
用されるフアブリツクが、この共重合体に汚染さ
れ、この共重合体が耐水性であるために一般的な
清浄作用によりこれを除去することは難しいとい
うことがわかつた。
アセテート―エチレン共重合体とは対照的に、
加水分解度の大きいポリビニルアルコールは、水
溶性になり易く、ほとんどの有機溶剤にも変質し
ない傾向を有する。ポリビニルアルコール(多少
の残留ポリビニルアセテートを含んでいてもよ
い)は、ドライヤーに硬質の不均一なフイルムを
塗膜する傾向があり、このフイルムは乾燥及びク
レーピング操作の際に蓄積して、不均一なクレー
ピングの原因となる。更に、この硬質フイルムを
除去するために清浄化ブレードがドライヤー表面
に対して頻繁に使用されるが、そのことはドライ
ヤー表面を摩耗せしめるものである。
本発明は、ポリビニルアルコールクレーーピン
グ用接着剤が、過剰のアセテート―エチレン共重
合体エマルジヨンによつて変性されると、この共
重合体そのもの及びこのアルコールの使用に基く
困難性が大巾に克服されるという事実の発見に基
くものである。この最終組成物は、アセテート―
エチレン共重合体の固形分に対して加水分解した
ポリビニルアルコール固形分約10〜33%を含んで
いるのが適当である。このような組成物を用いる
と、完成ロールまたは硬質ロールのブロツキング
が大巾になくなり;加工フアブリツクに保持され
た接着剤は、水をニードルシヤワーとしてかける
ことによりほとんど、時には完全に除去すること
ができ;ドライヤーの接着、特に一貫乾燥したナ
ツクルを有するウエブのドライヤーへの接着は、
ずつと均質になり、製品のクレープは調和したも
のとなる。アセテート―エチレン共重合体と、部
分的に加水分解したポリビニルアルコールとの組
み合せを選択して、本発明の主要目的を達成する
ように、すなわち、機械作業に望ましいことがわ
かつている高温粘着性を有するような組み合せを
与えるようにするのが望ましい。一般に、望まし
い高温粘着性は、約71.1℃〜115.6℃(160〓〜
240〓)の範囲のドライヤー温度において発揮さ
れ、基本的に共重合体とアルコールの組み合せに
よつて、この温度範囲で、好ましくは82.2℃〜
104.4℃(180〓〜220〓)の範囲で良好なフイル
ム強度が得られ、製品に微細、且つ、均一なクレ
ーピング構造を付与する。
本発明は、以下の詳細な説明ならびに添付図面
を参照することにより、一層完全に理解されよ
う。
以下図面を詳細に参照する。第1図は、化粧
紙、トイレツトペーパー、衛生ナプキンの外装材
等の用途に好適な薄葉紙ウエブを形成する一般的
な工程を示すものである。このようなウエブは、
約11.4〜65.1g/m2(3000平方フイート当り約7
〜約40ポンド)の範囲の最終坪量を有し、水性の
繊維スラリーから形成される。特定の用途では、
このようなスラリーの繊維含有量は約0.3重量%
であり、このスラリーを、一般的なフオドリニエ
ール排水ワイヤにかけてウエブを形成し、このワ
イヤを通して一般的な方法で脱水し、繊維濃度が
約27%のウエブを一貫乾燥装置にかけて乾燥す
る。この一貫乾燥機から出てくるウエブの繊維濃
度は約80%であり、該ウエブは転写(Transfer
and impression)フアブリツクに移され、この
転写フアブリツクによつてクレーピングドライヤ
ーまで運ばれる。この特記用途に使用される転写
フアブリツクは、機械方向に1インチ当り約78メ
ツシユであり、横方向に1インチ当り72メツシユ
であることを特徴とし、転写(impression)フ
アブリツクのナツクルは、クレーピングすなわち
ヤンキードライヤー上で、ウエブ表面の約20%を
圧縮するように作動する。ウエブは、繊維濃度約
95%でこのドライヤーによりクレープ付けされ、
ロールに巻き取られる。
第2図を参照すると、転写フアブリツク1が、
形成、脱水、及び部分的に乾燥されたウエブ2
を、転向ロール3から、プレスロール4とヤンキ
ードライヤー5の間のニツプまで運んでいる。下
側の補助キヤリヤーSを使用してウエブをサンド
イツチ状に運ぶこともでき、これは特に、ウエブ
の乾燥度が高い場合に有効である。フアブリツ
ク、ウエブ及びドライヤーは矢印で示された方向
に動く。ドライヤーへのウエブの入口は、クレー
ピングブレード6からロールの回りをほぼ一周
し、クレーピングブレード6は、概略的に示され
ているように、ドライヤーから進んでくるウエブ
に7で示されるようにクレープ付けする。ドライ
ヤーから出てくるクレープ付けされたウエブ7
は、ガイドロール8及びテンシヨンロール9を経
て、柔軟クレープ紙ロール10に巻き取られる。
ドライヤーに入る比較的乾燥したウエブ2(繊
維濃度80%)をドライヤー表面に付着させるた
め、プレスロール4とヤンキー5の間のニツプの
前で、この表面に接着剤スプレー11をかける。
このスプレーは進行中のウエブ2に直接かけても
よいが、ドライヤーに直接スプレーをかけた方
が、ウエブによる接着剤のピツクアツプを制限
し、接着剤がウエブを通過して運搬フアブリツク
に浸透するのを制限するので好ましいことがわか
つた。
このスプレーは水性であり、アセテート―エチ
レン共重合体とポリビニルアルコール組成物の固
形分含有量が約1%であるのが適当である。スプ
レー用には、固形分含有量約0.75〜1.5%の範囲
が有用である。接着剤をロールコーテイングまた
はナイフコーテイングするためには、固形分含有
量がもつと高いものを使用してもよい。
以下、第3図を参照すると、柔軟ロール10を
2枚重ね硬質ロールに巻き返す一般的な方法が示
されている。2枚重ね製品では、各層の外側のウ
エブ面が、ドライヤー表面と接触している面とな
るようにロールを巻くのが普通である。第3図に
示されているように、ロール10が巻き戻され、
一方はテンシヨンロール13を、他方は、連続し
たロール14,15を経て12に巻き返されてい
る。硬質ロール12は比較的広巾のロールであ
り、化粧紙、トイレツトペーパー等の薄葉紙用と
するには、巾が数インチのロールにスリツトする
必要がある。これを達成するために硬質の2枚重
ねロールを第4図に示されているようにほどく。
前記ブロツキング効果は、このほどきの際、有害
な作用を及ぼす。点線で示されているように、外
層を形成している1枚が、内層を形成している隣
接した1枚に接着すると、層分離を招いたり、時
には2枚重ねシートを形成しているウエブを引き
裂いたりする。
アセテート―エチレン共重合体エマルジヨン
を、一般に水溶性の部分的に加水分解したポリビ
ニルアルコールと併用し、後者を前記アセテート
―エチレン共重合体エマルジヨンの固形分含有量
に対して約10〜33重量%使用することにより、シ
ートのブロツキングという障害(第4図)、フア
ブリツク1の清浄性、ドライヤー5の清浄性及び
ドライヤーに対するウエブ接着力の調和性が改良
されることがわかつた。更に詳細には、アセテー
ト―エチレン共重合体に可溶性ポリビニルアルコ
ールを約10%加えることにより、硬質ロールのシ
ートのブロツキングは、50〜75%減少し、30%加
えるとほぼ完全になくなる。ポリビニルアルコー
ルの含有量が30%では、ドライヤー上のクレーピ
ング作用も、クレープ品質及びドライヤーの塗膜
の蓄積性に関して最適であることがわかつた。更
にこの30%レベルでは、フアブリツクの清浄性が
改良されて、アセテート―エチレン共重合体接着
剤の約50%〜約75%を、運搬フアブリツクから洗
い落とすことができ;このことは、アセテート単
独で使用した場合には、アセテートが洗浄により
実質上全く除去できないという状態にくらべ大き
な改良である。
ポリビニルアルコール含有量が20%以下では、
フアブリツクの洗浄性はニードルウオータースプ
レー(第2図)を使用することにより改良される
が、ドライヤーへの付着性がやや低下する傾向が
ある。前記範囲でアセテート―エチレン共重合体
を組み合せると(ポリビニルアルコール10〜33
%)、約71.1〜115.6℃(160〓〜240〓)の範囲の
ドライヤー運転温度において、良好な接着剤とし
ての粘着性を効果的に与える。
本発明において有用な加水分解したポリビニル
アルコールは、水溶性で、分子量が約3000〜
96000であり、単独のクレーピング接着剤として
使用されると硬質フイルムを形成し、比較的高
温、すなわち約126.7℃(260〓)で、好ましい粘
着性が発揮されるようなものである。これらの例
としては、モンサント・ケミカル・コンパニー販
売の部分的に加水分解したポリビニルアルコール
があげられる。モンサントのパンフレツト、テク
ニカル・ブレテインNo.6082Dによれば、ゲルバト
ール(Gelvatol)20―60は、平均分子量が約
96000であり、88〜85%が加水分解され、水溶液
として21〜25センチポアズの粘度を示し、ポリビ
ニルアセテートの残留率が約20〜25%であると報
告されている。ゲルバトール40―20は、平均分子
量が3000であり、77〜72.9%が加水分解され、
2.4〜3センチポアズの粘度を示し、ポリビニル
アセテートの残留率が37〜42%であると報告され
ている。
本発明の実施に有用なアセテート―エチレン共
重合体エマルジヨンは、約0℃〜10℃のガラス転
移温度を有するものである。これらの例として
は、デユポンのエルベイス(Elvace)(登録商
標))アセテート―エチレンエマルジヨンがあげ
られ、これらは、“デユポン・エルベースのユー
ザーズ・ガイド”(アセテート―エチレン共重合
体エマルジヨン)と題するデユポンのパンフレツ
トにおいて、グレード1875、1873、及び1872とし
て示されている。ポリビニルアセテートのガラス
転移温度が約65℃であるのとは対照的に、グレー
ド1875のガラス転移温度は約5℃である(接着剤
ハンドブツク、アービング・シースト、第2版、
1977、バン・ノストランド・レインホルド・コン
パニー、ニユーヨーク州ニユーヨーク)。
このアセテート―エチレン共重合体エマルジヨ
ンは、水で容易に希釈され、前記ポリビニルアル
コールと混合すれば、第2図に関して記載された
水性のスプレーが得られる。
本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、
多数の明白、広範な異なる本発明の実施例が可能
であり、特許請求の範囲に定義されているほかに
は、本発明は、その特定の実施例に限定されるも
のではないことが理解されねばならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、繊維と水のスラリーからグレープ付
けされた薄葉紙ウエブを形成する工程を示すブロ
ツクダイアグラムであり;第2図は、ヤンキード
ライヤーの概略図であり、これに薄葉紙ウエブが
送られ、乾燥、クレープ付けされ、次に巻き取ら
れて柔軟ロールとされる、第3図は、第2図の如
く形成された2つの柔軟ロールを2枚重ね硬質ロ
ールに巻き取つて、2枚重ね薄葉紙製品とする工
程を示している概略図であり;第4図は、第3図
の2枚重ねロールを反転させてほどく工程を示し
ている概略図であり、点線はロールのブロツキン
グによつてもたらされる欠点を示している。 1……転写フアブリツク、2……部分的に乾燥
したウエブ、5……ヤンキードライヤー、6……
クレーピングブレード、7……クレープ付けされ
たウエブ、10……柔軟ロール、11……スプレ
ー、12……硬質ロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 坪量が約11.4〜65.1g/m2(3000平方フイー
    ト当り約7〜40ポンド)の柔軟で吸収性のある薄
    葉紙ウエブの製造方法であつて、 a 湿つた原料紙ウエブを乾燥して繊維濃度を約
    30%〜約90%にし、 b フアブリツクに付けた前記原料紙ウエブを回
    転式円筒ドライヤー表面と接触させて該ウエブ
    をフアブリツクからドイイヤー表面に移し、 c 水性のクレーピング接着剤組成物を用いて回
    転円筒表面における前記ウエブの保持を補助
    し、ほぼ完全に乾燥した該ウエブに前記表面か
    らクレープ付けを行なう、 工程を有する薄葉紙ウエブの製造方法におい
    て、 前記水性のクレーピング接着剤として、エマル
    ジヨン状のアセテート―エチレン共重合体接着剤
    と、分子量が約3000〜96000の部分的に加水分解
    したポリビニルアルコールとを含有する組成物を
    用い、前記アセテート―エチレン共重合体は、約
    0℃〜10℃のガラス転移温度を有し、且つ、充分
    な量で存在して、前記部分的に加水分解したポリ
    ビニルアルコールが接着剤としての粘着性を発揮
    する温度よりも有意に低い温度において前記接着
    剤組成物が接着剤としての粘着性を発揮すること
    を特徴とする製造方法。 2 特許請求の範囲第1項に記載の製造方法にお
    いて、クレーピング接着剤の組成物が接着剤とし
    ての粘着性を発揮するようになる前記温度は、約
    71.1ないし115.6℃の範囲であることを特徴とす
    る製造方法。 3 特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    製造方法において、前記アセテート―エチレン共
    重合体接着剤と前記部分的に加水分解したポリビ
    ニルアルコールとの混合割合は、前記部分的に加
    水分解したポリビニルアルコールからなる固形分
    が、前記ポリビニルアセテート―エチレン共重合
    体エマルジヨンの固形分含有量に対して約10ない
    し33重量%の割合で存在するような範囲であるこ
    とを特徴とする製造方法。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    かの項に記載の製造方法において、ウエブを回転
    式円筒ドライヤー表面に接触させる前記フアブリ
    ツクが、突起部を有する転写フアブリツクであ
    り、該突起部によつてウエブ表面の小部分がクレ
    ーピングドライヤー上で圧縮され、繊維濃度が少
    なくとも約95%に達するまで前記突起部で圧縮さ
    れたウエブが、前記接着剤によつてドライヤー表
    面上に保持されるようになつていることを特徴と
    する製造方法。 5 特許請求の範囲第4項に記載の製造方法にお
    いて、前記転写フアブリツクの突起部によつてウ
    エブ表面の約20%がクレーピングドライヤー上で
    圧縮されるようになつている製造方法。 6 特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれ
    かの項に記載の製造方法において、クレープ付け
    が行なわれた後の二枚のウエブを、前記ドライヤ
    ー表面に接していた側とは反対側の面が相互に重
    ね合わせられるように、重ね合せ、二枚重ねウエ
    ブを形成するようになつていることを特徴とする
    製造方法。
JP16009080A 1979-11-13 1980-11-13 Improved creping adhesive agent for producing thin paper by continuous drying method Granted JPS5685500A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/093,500 US4304625A (en) 1979-11-13 1979-11-13 Creping adhesives for through-dried tissue

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5685500A JPS5685500A (en) 1981-07-11
JPS6317160B2 true JPS6317160B2 (ja) 1988-04-12

Family

ID=22239303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16009080A Granted JPS5685500A (en) 1979-11-13 1980-11-13 Improved creping adhesive agent for producing thin paper by continuous drying method

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4304625A (ja)
JP (1) JPS5685500A (ja)
AU (1) AU535300B2 (ja)
BR (1) BR8007381A (ja)
CA (1) CA1131958A (ja)
DE (1) DE3042648A1 (ja)
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