JPS6317105Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6317105Y2
JPS6317105Y2 JP1980146552U JP14655280U JPS6317105Y2 JP S6317105 Y2 JPS6317105 Y2 JP S6317105Y2 JP 1980146552 U JP1980146552 U JP 1980146552U JP 14655280 U JP14655280 U JP 14655280U JP S6317105 Y2 JPS6317105 Y2 JP S6317105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clamp
clamp piece
window
piece
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980146552U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5771285U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980146552U priority Critical patent/JPS6317105Y2/ja
Publication of JPS5771285U publication Critical patent/JPS5771285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6317105Y2 publication Critical patent/JPS6317105Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は磁気テープが巻かれる両フランジ付
きテープリールに特徴を有する磁気テープカート
リツジに関する。
第1図に示す如き磁気テープカートリツジに組
込まれる両フランジ付きテープリール2において
は、そのハブ4の外周面に凹設したクランプ穴7
に弾性変形可能なプラスチツク製のクランプピー
ス8を磁気テープ端をはさんで径方向から圧入
し、以つてハブ4に磁気テープ3の端部を係止連
結するものとなつている。このクランプ穴7に圧
入係止されたクランプピース8は径方向つまり圧
入方向には抜け難いが、上下幅方向にはクランプ
穴7に沿つて比較的抜け外れやすい。
そこで従来から第4図および第5図に示すよう
に、上フランジ5にクランプ穴7に通じる大き目
の窓口9′を明け、下フランジ6にもクランプ穴
7に通じる小径の貫通孔10を明け、ハブ4への
テープクランプ作業に不良があつたときは貫通孔
10に下方からピン状治具を差し込んでクランプ
ピース8を突き上げ、該ピース8を窓口9′を介
して上方に突き外す。そして、再びハブ4へのテ
ープクランプ作業にやり直しが利くようになつて
いる。
しかし、かかる従来構造のテープリール2にお
いては、これに衝撃を受けると最悪の場合にはク
ランプピース8がクランプ穴7から不測に抜け外
れる。そこまで行かなくとも、クランプピース8
がクランプ穴7の上方に突出した状態になりやす
く、そのまま組付けられてテープ巻き不整などの
障害を生じることが少なくなかつた。こうしたト
ラブルを防止するために、クランプ穴7にクラン
プピース8を圧入係止したのち、前記窓口9′を
介してクランプ穴7に扁平な金属片11を上方か
ら圧入する構造が採られていたが、それでもなお
クランプピース8の上下幅方向への抜止めは充分
でなかつた。
この考案は、かかる事実に着目して、クランプ
穴に圧入係止したクランプピースが上下幅方向に
抜け外れるのを接当規制し、クランプピースを圧
入方向つまり径方向に抜き外すようにしたもので
ある。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図はビデオ用磁気テープカートリツジを例
示しており、これの本体ケース1の内部左右には
一対のテープリール2・2が可回転に収納配置さ
れ、こられ両リールに巻かれた磁気テープ3が一
方のリール2からケース前面に導出されたのち、
他方のリール2に巻取られるものとなつている。
第2図および第3図において、各テープリール
2はポリアセタール樹脂などのプラスチツク成形
品で、ハブ4の上下にフランジ5・6を有する。
ハブ4と下フランジ6とは一体に成形され、上フ
ランジ5だけが別体で成形されたのちハブ4の上
面に超音波溶接でかしめ止されている。
ハブ7の外周面一箇所には、クランプ穴7が上
下幅方向にわたつて凹設形成され、このクランプ
穴7にテープ端をはさんで弾性変形可能なプラス
チツク製のクランプピース8を径方向から圧入す
ることによりハブ7に磁気テープ3が係止連結さ
れている。
上フランジ5にはクランプ穴7に通じる窓口9
を透設する。この窓口9は径方向に大きく開口し
ているが、周方向の幅は従来のものより狭く規制
されており、クランプ穴7に圧入係止されたクラ
ンプピース8が上方に抜け外れようとするとき、
該ピース8の上端面の左右端部分が窓口9の開口
周縁に抜け止め接当する。そして、前述のテープ
クランプに不良があるときは、窓口9を介して治
具をクランプ穴7とクランプピース8との間に差
し込み、クランプピース8を圧入方向、つまり径
方向に強制的に抜き外すようにしたものである。
なお、窓口9は下フランジ側にあつてもよい
し、その形状も自在に設計変更できる。
以上みたように本考案によれば、クランプ穴7
に連通するフランジ側の窓口9はその周方向の開
口幅をクランプピース8の左右長さよりも小さく
設定し、該クランプ穴7に径方向から圧入係止し
たクランプピース8の左右端部分が窓口9の周方
向の両開口縁部にそれぞれ抜け止め状に接当する
ものとした。従つて、本体ケース1にテープリー
ル2を組付ける前段階などで衝撃を受けても、ク
ランプピース8がクランプ穴7から窓口9を介し
て上下方向に抜け外れたり、位置ずれしたりする
トラブルを皆無にできる。その際に、落下衝撃な
どでクランプピース8が窓口9の開口周縁に激し
く衝突しても、本考案では窓口9の周方向の両開
口縁部でクランプピース8の左右端部をそれぞれ
受け止めるので、衝撃荷重が分散されて窓口9の
開口縁部が損傷を受け難い。
また、本考案のクランプピース8はテープリー
ル2と別体でプラスチツク成形されるものとした
ので、クランプ穴7に対する径方向からの圧入と
抜き外しを可能とし、かつ良好なテープクランプ
力を発揮する弾性プラスチツク材で成形できる。
従つて、テープクランプ不良の発生時には、前記
窓口9を利用してクランプ穴7からクランプピー
ス8が径方向に抜き外せることを保証し、従来と
同様に再びハブ4へのテープクランプ作業のやり
直しが一切の支障なく行えるものとなる。
なお、クランプピース8これ単独で充分なテー
プクランプ力を有するときは、クランプピース8
の抜止めを兼ねてクランプ穴7に圧入されていた
従来の金属片11の如きは省略できる。もつと
も、クランプピース8のクランプ力を増強する目
的のもとに、前記金属片11の類を圧入すること
は、本考案の予想するところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が対象とする磁気テープカート
リツジを例示する一部切欠き平面図である。第2
図は本考案の構成部材のひとつであるテープリー
ルの中央縦断面図、第3図はその要部の拡大平面
図である。第4図および第5図は従来のテープリ
ールを示しており、第4図は縦断面図、第5図は
要部の拡大平面図である。 1……本体ケース、2……テープリール、3…
…磁気テープ、4……ハブ、5……上フランジ、
6……下フランジ、7……クランプ穴、8……ク
ランプピース、9……窓口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体ケース内に組付けられるプラスチツク製の
    テープリール2が、ハブ4の上下にフランジ5・
    6を有するものであること、 ハブ4の外周面一箇所にクランプ穴7が上下幅
    方向に凹設されていること、 テープリール2とは別体にプラスチツク成形さ
    れる弾性変形可能なクランプピース8を有し、こ
    のクランプピース8がクランプ穴7にテープ端を
    はさんで径方向から圧入係止されること、 上下のフランジ5・6の一方に、クランプ穴7
    に圧入係止されたクランプピース8を径方向に抜
    き外すための窓口9がクランプ穴7と連通状に透
    設されていること、 窓口9は周方向の開口幅がクランプピース8の
    左右長さよりも小さく設定されていること、 クランプピース8の左右端部分が窓口9の周方
    向の両開口縁部にそれぞれ抜け止め状に接当して
    クランプピース8が上下幅方向に抜け外れないよ
    うになつていること、を特徴とする磁気テープカ
    ートリツジ。
JP1980146552U 1980-10-14 1980-10-14 Expired JPS6317105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980146552U JPS6317105Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980146552U JPS6317105Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5771285U JPS5771285U (ja) 1982-04-30
JPS6317105Y2 true JPS6317105Y2 (ja) 1988-05-16

Family

ID=29506113

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980146552U Expired JPS6317105Y2 (ja) 1980-10-14 1980-10-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6317105Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3195828A (en) * 1963-07-01 1965-07-20 Syracuse Stamping Company Inc Ribbon spool
JPS545417B2 (ja) * 1973-05-25 1979-03-16

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533716Y2 (ja) * 1975-10-21 1980-08-11
JPS5412339Y2 (ja) * 1977-06-14 1979-05-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3195828A (en) * 1963-07-01 1965-07-20 Syracuse Stamping Company Inc Ribbon spool
JPS545417B2 (ja) * 1973-05-25 1979-03-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5771285U (ja) 1982-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4289282A (en) Tape reel
EP0066131A1 (en) Magnetic recording tape cartridge
US4997142A (en) Plastic reel
JPS6317105Y2 (ja)
JPH0548309Y2 (ja)
US4181272A (en) Tape cassette reel
DE68907551T2 (de) Bandkassette.
JP2544583Y2 (ja) 磁気テープカセット
US6213425B1 (en) Tape reel for tape cassette
JPH0418141Y2 (ja)
JP2687496B2 (ja) テープリール
US5911387A (en) Reel for use in magnetic tape cassette
DE68908385T2 (de) Wagenrad mit zwei durch Fadenschutzscheiben geschützten Kugellagern.
JPS5847591Y2 (ja) 磁気テ−プカ−トリツジ
US3389497A (en) Plastic axle bearings for use on toy vehicles
JPH0538457Y2 (ja)
JPH0229590Y2 (ja)
JPH0624346Y2 (ja) 樹脂製収納箱の移動車取付構造
JPH0510309Y2 (ja)
JPH0725910Y2 (ja) 磁気テープカセット
JPH0514375Y2 (ja)
JPS6349914Y2 (ja)
KR950000737Y1 (ko) 낚시용 릴의 스풀(spool)
JP2593068Y2 (ja) テープカセット用テープリール
JPH0510310Y2 (ja)