JPS63170436A - マイクロスポンジの製法 - Google Patents

マイクロスポンジの製法

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JPS63170436A
JPS63170436A JP209487A JP209487A JPS63170436A JP S63170436 A JPS63170436 A JP S63170436A JP 209487 A JP209487 A JP 209487A JP 209487 A JP209487 A JP 209487A JP S63170436 A JPS63170436 A JP S63170436A
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JP
Japan
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item
volatile solvent
microsponge
polymerization
manufacturing
Prior art date
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Pending
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JP209487A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sakadou
阪堂 弘
Sueo Kida
木田 末男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
Original Assignee
Matsumoto Yushi Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鼠!上盆机且立訪 本発明はマイクロスポンジの製造法に関する。
従来技術および問題点 マイクロスポンジは樹脂の微小ビーズ中に無数の微細な
孔を有し、香料、医薬、農薬、化粧用薬&j実、t−爵
普太井 演田鰭爵差譚公h(湯)yl−オ出十るように
するための徐放性担体、染料や顔料を吸着させた着色剤
、油や皮膚薬等を吸着させてこれを肌等にこすりつけた
とき、スポンジが崩壊して油や薬剤が皮膚に付着するよ
うにした化粧用あるいは医薬用配合剤等として最近頓に
注目を集めている。
しかしながらその様なマイクロスポンジ製造法について
記載した技術文献は全く知られていない。
問題点を解決するための手段 本発明は重合性単量体を架橋剤と疎水性揮発性溶剤の存
在下に水中で懸濁重合せしめ、乾燥して該疎水性揮発性
溶剤を揮散させることを特徴とするマイクロスポンジの
製造法を提供する。
本発明において重合性単量体としては、スチレン、メチ
ルスチレン、ビニルトルエン、メタクリル酸エステル類
、アクリル酸エステル類、酢酸ビニルおよびアクリロニ
トリル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、
イソプレン、ブタジェン、アクロレイン、アクリルアミ
ド、アリルアルコール、ビニルピリジン、安息香酸ビニ
ル、安息香酸アリル等が例示される。アクリル酸、メタ
クリル酸等のエステル残基としては炭素数1〜18、好
ましくは炭素数1〜4、特にメチルまたはエチルが好ま
しい。遊離のアクリル酸、メタクリル酸を一部共重合さ
せてもよく、重合後、カルシウム、マグネシウム、亜鉛
等の多価金属化合物、例えば水酸化物等を重合系に添加
して架橋させてもよい。
上記の単量体は単独で用いてもよく複数種を併用して共
重合体としてもよい。特に好ましくはスチレン、メタク
リル酸エステル、アクリル酸エステル、酢酸ビニル、ア
クリロニトリル等であり、共重合体とするのが好ましい
架橋剤としてはジビニルベンゼン、ジメタクリル酸エチ
レン、ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタ
クリル酸1,3−ブチレン、メタクリル酸アリル、トリ
メタクリル酸トリメチロールプロパン等であり、二種以
上を併用してもよい。
これらの架橋剤は共重合体の耐溶剤性、保形性を向上し
、良好なマイクロスポンジを得るために重要である。
重合体単量体に対する架橋剤の量は重合性単量体の官能
基の0.1〜20%、好ましくは0.5〜lO%が架橋
される程度でよい。この量はマイクロスポンジの用途に
よっても異なり、通常の徐放性組成物として用いるとき
は比較的多く、使用時すりつぶす必要があるときは比較
的少量でよい。
0.5%より少ないときは強度が低下し、良好なマイク
ロスポンジが得られず、架橋剤の量が多すぎると揮発性
溶剤の揮発が遅く、また、できたマイクロスポンジは脆
くなる。
疎水性揮発性溶剤としては沸点150℃以下、好ましく
は70〜130℃の水の疎水性の溶剤、例えば炭化水素
系溶剤、例えば直鎖または側鎖を有する脂肪族炭化水素
、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素、シクロヘキ
サン等の脂環式炭化水素:ケトン系溶剤、例えばアセト
ン、メチルエチルケトン、2−ブタノン、3−ペンタノ
ン;エステル類、例えば酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸
ブチル、蟻酸ブチル;ハロゲン化物、例えば四塩化炭素
、クロロホルム、トリクレン、クロロベンゼン:エーテ
ル類、例えば、ジプロピルエーテル、ジブチルエーテル
、ブチルエチルエーテル:シリコーン類、例えば、ヘキ
サメチルジシロキサン、ヘキサメチルシクロトリシロキ
サン、オクタメチルトリシロキサン等が例示される。こ
れらの溶剤は単独で、あるいは二種以上併用してもよい
一般には生成する重合体に対し相溶性に優れたものが好
ましい。
疎水性揮発性溶剤は重合時形成される重合体微小粒中に
内包され、乾燥時揮散して微小粒中に微細な通気孔を形
成してスポンジ化する。その際生成するマイクロスポン
ジの表面には薄いスキン層が形成され、これは分子寸法
レベルの極めて小さな孔を有し、内部のスポンジ層を覆
っている。この膜はスポンジの強度、徐放速度等の影響
を与える。溶剤を多く入れるとスキン層が薄くなると同
時に、スポンジが潰れ易くなる。従って、一般に徐放性
組成物として用いるときは重合体の30〜70重量%、
潰す目的のときは50〜90重量%が適当である。90
重量%−以上では乾燥時スポンジ層が形成されず粒子が
潰れ、10重量%以下ではスポンジの形成が不十分であ
る。
上記成分を水中で撹拌しながら懸濁重合させる。
この重合は疎水性揮発性溶剤の存在下で行なう一種のイ
ンサイチュ重合である。
重合触媒としてはラジカル触媒、例えばベンゾイルパー
オキシド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ターシ
ャルブチルパーオキサイド、2゜2′−アゾビスイソブ
チロニトリル、2,2°−アゾビス(2,4ジメチル)
ワレロニトリル等が過当である。
重合温度は揮発性溶剤の沸点以下が好ましい。
一般的には50〜95℃が好適である。
重合は撹拌下に行なう。撹拌条件は生成する重合体粒子
の大きさを支配する。好適な撹拌速度は50〜500r
pm、特に100〜300rpmである。
上記条件下では約1〜100μ肩の微小粒子が得られる
重合時間は3時間〜24時間、通常5時間〜10時間で
十分である。
懸濁重合には懸濁安定剤、例えば、ポリビニルアルコー
ル、ゼラチン、メチルセルロース、アルギン酸ソーダ、
リン酸カルシウム、コロイダルシリカ、ベントナイト、
酸化アルミニウム等を入れてもよい。また生成粒子が乾
燥時凝結しないように適当な凝結防止剤、例えば、酸化
チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、マイカ、タル
ク、炭酸マグネシウム等を入れてらよい。重合時、着色
剤等を添加してもよいが、アズレン等のラジカル重合を
阻止するものは使うべきでない。この様な着色剤で着色
する必要があるときは、マイクロスポンジ形成後に着色
すればよく、その様な着色方法を採用し得るのが本発明
マイクロスポンジの1つの特徴である。 重合粒子は濾
過後、乾燥する。
乾燥は溶剤の沸点より高く、重合体粒子の軟化温度より
低い温度、通常30〜80℃が好ましい。
重合体粒子の軟化温度と溶剤の沸点が近いときは減圧下
で乾燥してもよい。
乾燥時溶剤が重合粒子から揮散し粒子内部にスポンジを
形成する。生成するマイクロスポンジの表面には密なス
キン層が形成される。
上記のごとくして得られたマイクロスポンジは5〜50
0μ屑程度の粒形のはマ球形の粒子であって、条件にも
よるが通常0.1μm以下のち密なスキン層を有してい
る。
以下、実施例をあげて本発明を説明する。
実施例1 メチルメタクリレート40部、メチルアクリレート5部
、エチレングリコールジメタクリレート2部、酢酸エチ
ル150部及びベンゾイルパーオキサイド1部からなる
油相を作成した。次いで脱イオン水500部、固型分2
0%のコロイダルシリカ10部及びアジピン酸とジェタ
ノールアミンの縮合物の50%水溶液2部からなる混合
物を塩酸でp)(3、2に調整した水相を作成した。
続いて上記油相と水相をT、に、ホモミキサー(特殊機
化工業製)を用い2分間高速撹拌して、油相を水相に分
散した後、窒素置換した2Qのセパラブルフラスコに仕
込み、20 Orl)Inの撹拌下、75℃で6時間重
合した。このようにして得られた生成物を吸収濾過と水
洗を繰り返し、水分が32%のケーキ状物を得た。得ら
れたケーキを40℃×12時間乾燥し、平均粒径30〜
60μ肩の白色樹脂球状粉末を得た。断面SEM写真を
第1図に示す。
顕微鏡下で、得られた粉末にスクワランを添加するとス
クワランが樹脂球のなかに浸透するのが観察できた。ス
クワランのかわりに水を用いても同様であった。
実施例2 スチレン60部、酢酸ビニル5部、ジビニルベンゼン5
部、ヘプタン100部を用いた以外実施例1と同様に操
作し、25〜50μ貢の白色粉末を得た。
発明の効果 本発明は徐放性担体等として有用なマイクロスポンジの
新規な製造法を提供する。本発明方法によれば極めて簡
単な方法でマイクロスポンジを得ることができる。マイ
クロスポンジの粒径、スキン層の厚さく徐放達文と関係
する)、スポンジ密度(吸液量と関係する)等の調節が
容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は樹脂球状粉末の断面SEMを表わす写真である
。 特許出願人 松本油脂製薬味式会社 式 理 人 弁理士 青山葆ほか2名 第1図 手続補正書(′ji却 特許庁長官殿   昭和62年4 月 681、事件の
表示 昭和62 年特許願箪  2094   号3、 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 住所 〒540 大阪府大阪市東区域見2丁目1番61
号口別 紙〕 4、図面の簡単な説明 第1図は樹脂球状粒子の構造を示す断面SEM写真であ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、重合性単量体を架橋剤と疎水性揮発性溶剤の存在下
    に水中で懸濁重合せしめ、乾燥して該疎水性揮発性溶媒
    を揮散させることを特徴とするマイクロスポンジの製造
    法。 2、重合性単量体がスチレン、メタクリル酸エステル、
    アクリル酸エステル、酢酸ビニルおよびアクリロニトリ
    ルから選ばれた単量体の少なくとも一種を含む単一また
    は混合物である第1項記載の製造法。 3、架橋剤がジビニルベンゼン、ジメタクリル酸エチレ
    ン、ジメタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタク
    リル酸1,3−ブチレン、メタクリル酸アリルおよびト
    リメタクリル酸トリメチロールプロパンから選ばれた一
    種または複数種の混合物である第1項記載の製造法。 4、疎水性揮発性溶剤が沸点150℃以下の炭化水素、
    ケトン類、エステル類、ハロゲン化物、エーテル類、シ
    リコーン類から選ばれる一種または複数種の混合物であ
    る第1項記載の製造法。 5、インサイチュ重合で重合する第1項記載の製造法。 6、疎水性揮発性溶剤の量が全重合系の10〜90重量
    %である第1項記載の製造法。 7、重合を50〜500rpmの撹拌条件下で行なう第
    1項記載の製造法。 8、重合温度が50〜95℃である第1項記載の製造法
    。 9、マイクロスポンジの粒径が5〜500μmである第
    1項記載の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007068A1 (en) * 2002-07-15 2004-01-22 E.I. Du Pont De Nemours And Company A method using solvents for improved microporous polymeric adsorbents

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6187734A (ja) * 1984-10-03 1986-05-06 Japan Synthetic Rubber Co Ltd 中空ポリマ−粒子の製造方法
JPS6195042A (ja) * 1984-10-16 1986-05-13 Mitsubishi Chem Ind Ltd 多孔質共重合体の製造方法

Patent Citations (2)

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