JPS63167809A - 水底における土砂散布工法 - Google Patents

水底における土砂散布工法

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JPS63167809A
JPS63167809A JP30935086A JP30935086A JPS63167809A JP S63167809 A JPS63167809 A JP S63167809A JP 30935086 A JP30935086 A JP 30935086A JP 30935086 A JP30935086 A JP 30935086A JP S63167809 A JPS63167809 A JP S63167809A
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spreading
sand
earth
hull
ship
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JP30935086A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Shimizu
達夫 清水
Taiji Yamaoka
山岡 泰二
Noriyuki Kondo
近藤 紀行
Kazunori Uei
上井 一則
Masatoo Kawahara
川原 聖遠
Masami Seki
関 正実
Gonichi Suzuki
鈴木 権一
Satoshi Matsumoto
智 松本
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MITSUI FUDOUSAN KENSETSU KK
WATANABE SEIKOSHO KK
Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
MITSUI FUDOUSAN KENSETSU KK
WATANABE SEIKOSHO KK
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、環境汚染が進んだ水域において、その水底
を改善する為に実施して有効な水底における土砂散布工
法に関する。
[従来の技術] 高度経済成長の過程で環境汚染が加速度的に進み、閉鎖
的水域では有機汚濁による有機物質等が水底に過剰に堆
積して貧酸素状況となり、有害な硫化水素が発生し魚介
類に極めて悪い生息環境となっている。このように汚染
され生産性の低下した漁場を改善するためには、堆積物
を除去することが考えられるが、除去処理量が非常に多
く莫大な費用と時間がかかり、また、場合によっては二
次公害の発生を招くおそれもある。そこで考えられたの
が、良質の土砂を水底に散布して底層を被覆することに
より、底泥での有機物質による酸素消費量を遅延させ、
栄養塩類の溶出を抑止する方法であり、この方法により
水底を効率的に改善して漁場の生産性を高めることがで
きる。
第6図(a)ないしくf)は、上記の如く水底Gを改善
することを目的として水底Gに土砂Sを散布する土砂散
布工法の従来例を示すムので、第8図(a)は底開型の
土運船1により底扉の開度を適当に調節して土砂Sを水
底Gに直接散布する工法を、第8図(b)はガツト船2
で運搬してきた土砂Sをガツト船2自体に設備したグラ
ブ2aによってシコート3を通して散布する工法をそれ
ぞれ示し、第8図(c)及び(d)は、土砂Sをスラリ
ー状態にしてポンプ4を用いて散布W5を通して圧送散
布する工法を示す。また、第8図(e)は土運船6で運
搬された土砂Sを揚土船7に供給し、揚土船7のコンベ
ヤー8の先端より直接散布する工法を、更に、第8図(
f)はガツト船9で運搬された土砂Sをそのホッパー9
aに貯蔵し、コンベヤー8によりトレミー管10を通し
て散布する工法をそれぞれ示している。しかし、上記の
ような従来の土砂散布方法では、土砂Sは、土運船lの
底扉やシュート3、コンベヤー8、トレミー管IOから
直接投下されたり、スラリー状態で散布管5を通して散
布されるから、水底Gの狭い範囲に集中して落下し、所
定の安息角で小山状に積ってしまう。このため、水底G
の広い範囲に亙って土砂Sを一定の厚さで散布していく
ことは極めて困難であった。
そこで、本発明者らは、第9図に示すような水底におけ
る土砂散布工法を提案した(特願昭60−262069
号)。これは、船体6Iの前端に土砂の散布装置62が
、後端にクリスマスツリーボスト63が設けられて構成
されている土砂散布船Aを用いて行う工法である。
上記散布装置62は、下部が開口し、水平方向に長いケ
ーシング64の上部に、垂直な供給管65が接続されて
構成され、このケーシング64には上記供給管65から
供給された土砂等の材料をケーシング64の長手方向に
運ぶ搬送スクリコー66が設けられ、その下部に調整ゲ
ート67及びロータリーフィーダー68が設けられてい
る。」二記供給管65はケーシング64の位置を水底の
深さに合わせて調整すべく伸縮自在に構成されている。
土砂散布船Aの船尾側には、船外のアンカー(図示路)
により船体61を保持しあるいは前後進させるクリスマ
スツリー装置69が設備されている。
また、土砂散布船Aの船首側には、やはり船外のアンカ
ーと共働して船体をスイング(横移動)させるスイング
装置70が設備されている。そして、第1O図に示すよ
うに、上記クリスマスツリー装置69により、船体61
を進行線L1に沿って一定のピッチで直進移動させ、さ
らにクリスマスツリーボスト63をアンカーに固定し、
スイング装置70によりこのクリスマスツリーボスト6
3を中心に船体61を回動しつつ上記散布装置62によ
り土砂を散布すると、水底には、クリスマスツリーボス
ト63を中心とし、散布装置62とクリスマスツリーボ
スト63の距離を半径とし、ケーシング64の長さと等
しい幅を持つ円弧状の土砂散布帯B1が形成される。従
って、この幅と同一のピッチで船体61を一定方向に進
行させつつ上記の散布工程を行い、順次散布帯B 2.
B 3+・・・・・・を形成することにより、その進行
線L1の両側に、はぼ均等な散布量の土砂被覆帯DIが
形成される。
次に、土砂散布船Aを上記進行線り、から上記波〜4− 覆帯り、の幅と等しい距離にある平行な進行線I−2に
沿って進行させつつ上記工程を行い、隣接する被覆帯り
、を形成する。このような散布工法は、クリスマスツリ
ー装置69やスイング装置70の操作をコンピューター
制御することにより、正確にかつ効率的に行われている
(発明が解決しようとする問題点コ このような土砂散布工法によれば、人間には直接状況を
把握しにくい水底に、過不足のない量の土砂をむらなく
迅速に散布できるが、第1O図に示すように、船体61
が回転して散布装置62が進行線Llから離れるに従い
、隣接する散布帯B1゜B2・・・・・・どうしの間に
重合部Xが形成され、土砂材料の無駄が生じてしまう。
また、被覆帯Dr。
D、・・・・の端部において凹凸が生じたり、隣接する
被覆帯D 2. D t・・・・・・どうしの間で重合
部Yが生じるという結果になった。
特に、−回のスイングによる散布量を大きくして散布効
率を向上させるために、散布装置62の散布幅(ケーシ
ング64の開口部の長さ)を大きくすると」二記のよう
に重なり幅が増え、無駄な土砂材料が一層増えるととも
に作業時間も延びるという問題点があった。
[問題点を解決するための手段] 」二記のような問題点を解決するために、この発明は、
船体の一端に垂設された供給管の下端に、所定の水平方
向に長いケーシングを、下面を開口させかつ長手方向に
搬送スクリューを設けて接続し、船体の他端に垂直にク
リスマスツリーポストを支持してなる土砂散布船を用い
、クリスマスツリーポストを船外に固定してこのクリス
マスツリーポストを中心に船体を回動しつつ上記ケーシ
ングより土砂を散布して散布帯を形成し、船体を一定方
向に進行させた後に上記の過程を繰り返す水底における
土砂散布工法において、上記ケーシングを船体の回動に
従い船体に対して水平面内で傾斜させて」二記散布帯の
重なりを防ぐようにしたものである。
「作用」 このような土砂散布工法においては、散布装置のケーシ
ングが、船体が進行線から離れるに従い水平面内で傾動
し、隣接する散布帯どうしの重なりを防ぐ。
[実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
まず、第1図ないし第4図により、この発明の工法を行
うための土砂散布船Aについて説明する。
図中11は船体で、その略中火には土砂供給プラン)・
12が設備されている。この土砂供給プラント12は、
支持架台18に支持された逆錐状のホッパー14と、こ
のホッパー14の上方に配置された選別機(あるいはふ
るい)15と、上記ホ・ソバ−14の下部に連設された
スクリコーコンベヤー16とから成り、ホッパー14の
船尾側右舷寄りには多量運搬型の垂直エレベータ−(搬
送エレベータ−)+7が、その排出口を選別機15の上
方部に位置させて設置されている。又、スクリコーーコ
ンベヤー16の排出側には、船首に向って上方に傾斜し
たベルトコンベヤー18の始端が臨ませられている。
更に、船体11の船首には支持腕19が能力に突出して
設けられ、この支持腕I9には、下部に第10−タリー
フイーダー20を備えた逆錐状のポツパー21が取付け
られており、このホッパー21の上方部に上記ベルトコ
ンベヤー18の終端が臨まぜられている。
また、ポツパー21の下方には、上下に伸縮自在な3段
構造の伸縮管22がその上段管22aで第10−タリー
フイーダー20及びホッパー21の下方部を囲繞して固
定され、中段管22bは上記上段管22aに上下方向に
摺動自在かつ周方向に回動自在に外装されている。そし
て、上記中段管22bにはこれを周方向に回動せしめる
回動機構Rが付設されている。第1図においては回動機
構Rが中段管22bの上端に固定されたスプロケッ)R
+−ヂエーンR2及び船体ll上のロータリーウィンチ
R3から構成された例を示しているが、その他に伝達機
構としてラックとピニオンの組み合わせを採用したもの
、動力機構として油圧シリンダを採用したものなどが考
えられる。この伸縮管22の最下段の管の下端には密閉
型の散布装置28が連設されている。この散布装置23
は、伸縮管22を中心として船体IIの前後方向に長く
下方に開口するケーシング24の内部に、スクリューフ
ィーダー25と幅広の第20−タリーフイーダ26が、
各軸線を前後方向に向はスクリューフィーダー25を上
方側にして配設され、かつ、スクリューフィーダー25
と第20−タリーフイーダ26の間には、開閉度の調整
が自在な調整ゲート27が介在されて成るものであり、
そのスクリューフィーダー25は中心部から前後側にな
るにしたがってすぼまるようにテーパー状になったスク
リュー25aを有している。
又、船体11の船尾側には3基のアンカーにより船体1
1を保持し前後進させるクリスマスツリー装置28が設
備されている。すなわち、船尾中央外板には、下部に首
振り式水中滑車29aが上部に動滑車29bがそれぞれ
備えられた上下スライド式のクリスマスツリーポスト2
9が設けられ、船尾上には中央にスターンウィンチ30
aが、左舷、右舷にクォーターウィンチ30b、30c
がそれぞれ設置されている。そして、スターンウィンチ
30aからのワイヤーロープ31aは上記ポスト29か
ら船体の後方に、左舷のクォーターウィンチ30bから
のワイヤーロープ31bは船体11の左斜め前方に、右
舷のクォーターウィンチ30cからのワイヤーロープ3
1cは船体の右斜め前方にそれぞれ展張されている。
一方、船体11の船首側には、2基のアンカーにより船
体Ifをスイング(横移動)させるスイング装置32が
設備されている。すなわち、船首側の左舷及び右舷には
それぞれスイングウィンチ33a、33bが設置され、
これらウィンチ33a、33bからのワイヤーロープ3
4a、34bは船体の左方及び右方にそれぞれ展張され
ている。又、船首の略中夫には、前記散布装置23をワ
イヤーロープ35によって昇降させる散布装置昇降用ウ
ィンチ36が設けられている。
更に又、土砂散布船Aには、船位を割出す船位検出器3
7、上記スイング装置32によるスイング角度検出器3
8、スイング速度検出器39、ケーシング24の回動位
置検出器39a、散布土砂厚検出器40、水深検出器4
11土砂供給プラント12のスクリューコンベヤー回転
速度検出器42、第10−タリーフィーダー回転速度検
出器43、散布装置23のスクリューフィーダー回転速
度検出器44、調整ゲート開閉度検出器45、及び第2
0−タリーフィーダー回転速度検出器46が備えられ、
これら各検出器37.38.・・・、46は、コンピュ
ーター〇のCPU(中央演算処理装置)47にインター
フェイス48aを介して連絡されており、このCPU4
.7からインターフェイス4.8bを介して一連の出力
信号、つまり、散布装置高さ指令信号、スイング速度指
令信号、スイング角度指令信号、スクリューコンベヤー
回転数指令信号、第10−タリーフィーダー回転数指令
信号、スクリューフィーダー回転数指令信号、調整ゲー
ト開閉度指令信号、第20−タリーフィーダー回転数指
令信号及び回動機構Rと駆動する信号が出力され、又、
日報・月報の作成がなされるようになっている。そして
、上記各指令信号は、それぞれの機器の駆動装置の制御
器に送られ、各機器が制御される。
尚、図中48は発電機、49はこの発電機48からの電
力により作動させられる油圧発生装置で、この油圧発生
装置49からの油圧力により前記各機器が駆動される。
又、50は前記コンピューターCが設備されている制御
室、51は桟橋、52はブルドーザ−153は手操作入
力用のキーボード、54は表示装置、55は記憶装置で
ある。
次に、本発明の土砂散布工法の一実施例を説明する。
土砂Sを散布する所定の水域に土砂散布船Aを移動させ
ておき、土砂運搬船によって土砂Sをこの土砂散布船A
に運搬する。そして、土砂散布船Aを前進もしくは後退
させかつ横方向にスイングさせ、散布装置23を通じて
土砂Sを所定の幅及び厚さで散布していく。
すなわち、所定の水域に移動させた土砂散布船J2− Aの船側に、土砂Sを積んだ土砂運搬船をつけ、その土
砂運搬船と土砂散布船Aに渡した垂直エレベータ−17
の受入口のゲート17aに土砂Sを投入する。すると、
土砂Sは、そのゲート17aで粒径の大きな雑物が除去
されて排出口から土砂供給プラント12の選別機15に
投入され、この選別機15で更に粒度選別されて細粒の
良質の土砂Sのみがホッパー14に貯蔵される。このホ
ッパー14内の土砂Sをスクリューコンベヤー16を作
動して取出し、ベルトコンベ゛ヤー18を経て船首のポ
ツパー21に投入して貯蔵する。ここで、スクリューコ
ンベヤー16は、その回転速度が検出器42により検知
されてコンピューターCにより所望値に制御されるから
、このスクリューコンベヤー16による土砂Sの取出し
量は過不足のない定量となる。
次いで、船首のホッパー21に貯蔵された土砂Sを第1
0−タリーフイーダー20によって伸縮W22を通じて
取出し、散布装置23に送給する。
散布装置、23に送られた土砂Sは、スクリューフィ−
ダー25のテーパー状のスクリュー25aで船体の前後
方向に所定の幅で均等かつ定量に広げられ、更に調整ゲ
ート27で量が調整されて、下方の第20−タリーフイ
ーダー26により水底Gに所定の幅で均等かつ定量に散
布される。
ここで、散布装置23は水底Gに近接する位置に沈めら
れており、この散布装置23の高さ調整は、コンピュー
ターCからの指令信号により昇降用ウィンチ36が制御
されてなされる。又、第10−タリーフイーダー20、
スクリューフィーダー25、第20−タリーフイーダー
26の各回転速度はそれぞれ各検出器43.44..4
.6からの検出信号に基づいてコンピューターCにより
制御され、それら各機器における土砂Sの取出し量、排
出量が最適に維持される。更に、調整ゲート27は下方
の第20−タリーフイーダー26にかかる負荷量を軽減
して第20−タリーフイーダー26が軽く回転するよう
にするが、その開閉度も上記コンピューターCからの指
令信号により制御される。
又、上記のようにして散布装置23により水底Gに土砂
Sを散布していくが、所定の水域の全範囲に亙って土砂
Sを散布するには、散布中に土砂散布船Aをスイング装
置32とクリスマスツリー装置28により横方向にスイ
ングさせるとともに、第6図に示すように、回動機構R
を駆動させて伸縮管22の中段管22b以下を回動させ
、ケーシング24が常に船体11の進行線L1に平行に
なるように保つ。すなわち、ケーシング24を、船体I
Iの中心線と進行方向のなす角度(スイング角度)αだ
け逆の方向に回動させつつ、土砂Sを散布する。この操
作は、スイング角度検出器38、ケーシング回動位置検
出器39°における検出値がコンピューターCに入力さ
れて演算された結果、回動装置駆動信号が出力されて行
われる。このとき、水底への散布厚はスイング速度と土
砂Sの払い出し量の双方を制御することにより行イつれ
る。
この制御は、単位面積当たりの散布量をV (kg/m
つとすると、第20−タリーフイーダー26からの単位
時間当たりの払い出し量M (kg/m1n)を次のよ
うに設定して行われる。
M−■−ρ・r・α1・cO8α 但し、12(m)はケーシング24の開口部の長さ、r
(m)は供給管22の中心とクリスマスツリーポスト2
9の間の距離、α°(ラジアン/m1n)はスイング速
度(角速度)である。一つのクリスマスツリーポスト固
定点P、において被覆帯D1の幅だけスイング方向にス
イングして散布帯B、を形成した後、クリスマスツリー
装置28のスターンウィンチ30aのワイヤーロープ3
1aを繰り出すと同時に両舷のクォーターウィンチ30
b、30cを巻き取って土砂散布船Aを前進させ、クリ
スマスツリーポスト29を次の固定点P2に位置させる
。そして再びスイング装置32により船首を、散布帯B
1のときとは逆方向にスイングさせ、上記散布帯B1の
後側につぎの散布帯B2を形成し、順次これを繰り返し
て被覆帯り、を形成する。このとき、ケーシング24の
開口部の内端及び外端の描く軌跡は、中心がケーシング
24の開口部の長さaだけ船体11の進行線り、に沿っ
てずれた半径rの円弧をなしている。そのため、隣接す
る散布帯B+。
B、の相接する縁線が一致し、隙間や重合部が生じない
。また、ケーシング24の長手方向が、常に進行線り、
と平行であるので、各散布帯B 、、B ffi。
・・・・・・の左右端部も平行であり、被覆帯D1の縁
部も凹凸がなく、隣接する被覆帯D I、 D tの間
に重合部が生じることがない。従って、土砂材料の節約
ができるとともに、散布作業の量も減るので、時間が短
縮され、作業コストが大幅に低下する。
また、土砂Sの散布厚は検出器40により検出され、そ
の検出信号に基づいて、散布厚が水域の全範囲に亙って
均等になるように、上記散布装置23等の機器がフィー
ドバック制御される。
このように、上記土砂散布工法では、土砂運搬船で運搬
した土砂Sを土砂散布工法上の土砂供給プラント12に
供給する際、垂直エレベータ−17を利用するから、従
来のようにグラブを用いた場合に生じる土砂散布船Aの
動揺が未然に防止でき、散布作業に悪影響が及ぶことは
ない。又、垂直エレベータ−17は設備据付面積が少な
くて済む利点もある。
更に、土砂供給プラント12で土砂Sを粒度選別して貯
蔵し、これを定量的に取出すから、粒径の過大な土砂や
雑物等によって散布装置23等が損傷させられたり、水
域の汚染度等の状況に応じた最適な量の土砂Sを連続的
に散布装置23に安定供給することができ、又、土砂供
給プラントI2と散布装置23の間にもポツパー21と
第10−タリーフィーダー20を設けたから、土砂供給
プラント12に異常が発生したりして土砂Sの供給が中
断したような場合でも、散布装置23への土砂Sの供給
が中断されることはなく、継続して散布作業を進めるこ
とができる。
又更に、散布装置23は密閉型で水底Gに近接した位置
に沈められ、かつ、この散布装置23への土砂Sの供給
は伸縮管22を通じてなされるから、散布土砂Sによる
水中の刷りが防止でき、がっ、水中の土砂経路において
水流等の影響を受けることがない。又、土砂散布高さが
水底Gに近いので、底質の流動破壊を起さず、かっ、水
中の汚濁を発生させることもなく散布できる。散布装置
23には、テーパー型のスクリューフィーダー25を設
けたから、散布装M23の中心に送られた土砂Sを散布
幅方向Zこ均等に広げて下方の第20−タリーフィーダ
ー26の幅方向全体に均等に定量的に供給することがで
き、かつ、スクリューフィーダー25と第20−タリー
フイーダー26との間には調整ゲート27を介在させた
から、第20−タリーフイーダー26にかかる負荷を軽
減することができ、更に、第20−タリーフイーダー2
6は幅広型であるから、極めて広い散布幅で効率よく散
布作業を進めることができる。
又、上記散布装置23を始めスクリューコンベヤーI6
、第1ロータリーフイーダー20、スイング装置22等
の機器をコンピューターCにより制御し、散布土砂厚検
出器40で検出した信号に基づいて散布土砂厚を一定に
精度良く制御するようにしたから、過不足のない最適な
層厚の土砂層を形成することができ、しかも、その層厚
の変更も必要に応じて自在に行うことができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明は、船体の一端に垂設さ
れた供給管の下端に、所定の水平方向に長いケーシング
を、下面を開口させかつ長手方向に搬送スクリューを設
けて接続し、船体の他端に垂直にクリスマスツリーポス
トを支持してなる土砂散布船を用い、クリスマスツリー
ポストを船外に固定してこのクリスマスツリーポストを
中心に船体を回動しつつ上記ケーシングより土砂を散布
して散布帯を形成し、船体を一定方向に進行させた後?
二上記の過程を繰り返す水底における土砂散布工法にお
いて、上記ケーシングを船体の回動に従い船体に対して
水平面内で傾斜させて上記散布帯の重なりを防ぐように
したものであるので、水底に均等な厚さの土砂を効率良
く散布でき、散布土砂材料の減少、作業時間の短縮を達
成して作業コストを大きく低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明を実施するための装置の一
例を示すもので、第1図は側面略図、第=20− 2図は平面略図、第3図は部分側面図、第4図は第3図
の■−■矢視図、第5図はブロック図、第6図は散布帯
が形成される過程を示す図、第7図は散布帯及び被覆帯
が形成される過程を示す図、第8図は(a)ないしくf
)はそれぞれ従来の工法を示す説明図、第9図は他の従
来の工法に用いる装置の一例を示す側面略図、第1O図
はその工法における散布帯の形成過程を示す図である。 11・・・・・・船体、22・・・・・・伸縮管(供給
管)、23・・・・散布装置、24・・・・・ケーシン
グ、25・・・・・・スクリューフィーダー、26・・
・・・・第20−タリーフイーダー、25c・・・・・
・スクリュー、A・・・・・・土砂散布船、B 、、B
 、・・・・・・散布帯、R・・・・・回動機構。 出願人 三井不動産建設株式会社 株式会社渡邊製鋼所 株式会社新潟鉄工所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 船体の一端に垂設された供給管の下端に、所定の水平方
    向に長いケーシングが、下面が開口されかつ長手方向に
    搬送スクリューを備えて接続され、船体の他端には垂直
    にクリスマスツリーポストが支持されてなる土砂散布船
    を用い、クリスマスツリーポストを船外に固定してこの
    クリスマスツリーポストを中心に船体を回動しつつ上記
    ケーシングより土砂を散布して散布帯を形成し、船体を
    一定方向に進行させた後に上記の過程を繰り返す水底に
    おける土砂散布工法において、上記ケーシングを船体の
    回動に従い船体に対して水平面内で傾斜させて上記散布
    帯の重なりを防ぐことを特徴とする水底における土砂散
    布工法。
JP30935086A 1986-12-29 1986-12-29 水底における土砂散布工法 Pending JPS63167809A (ja)

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JP30935086A Pending JPS63167809A (ja) 1986-12-29 1986-12-29 水底における土砂散布工法

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JP (1) JPS63167809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006034461B4 (de) * 2005-08-31 2008-12-11 Josef Möbius Bau-Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Planieren und Einbringen und Verteilen von Schüttmaterial auf einer planierten Fläche auf dem Meeresboden sowie Verfahren zur Herstellung eines planen Schotterbettes auf dem Meeresboden

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102006034461B4 (de) * 2005-08-31 2008-12-11 Josef Möbius Bau-Aktiengesellschaft Vorrichtung zum Planieren und Einbringen und Verteilen von Schüttmaterial auf einer planierten Fläche auf dem Meeresboden sowie Verfahren zur Herstellung eines planen Schotterbettes auf dem Meeresboden

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