JPS63167266A - 超音波検査装置 - Google Patents

超音波検査装置

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JPS63167266A
JPS63167266A JP61314356A JP31435686A JPS63167266A JP S63167266 A JPS63167266 A JP S63167266A JP 61314356 A JP61314356 A JP 61314356A JP 31435686 A JP31435686 A JP 31435686A JP S63167266 A JPS63167266 A JP S63167266A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
probe
distance
amplification factor
dgc
control signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP61314356A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Nagura
正人 名倉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS63167266A publication Critical patent/JPS63167266A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、焦点型探触子の受信4号に対する増幅率を距
離に応じて補償するようにした超音波検査装置に関する
ものである。
[従来の技術] 一般に、超音波が媒体中を伝搬する際に、吸収・反射−
回折・散乱・ビームの拡散等の作用を受けるため、伝搬
距離が長くなるにつれて音響としてのエネルギは減衰す
る。従って、被検体の内部の欠陥や不連続面から反射し
てくる超音波を受信、増幅し、表示する所謂超音波検査
装置におI、%ては、従来から距離増幅率補償機能(以
下DGC: Distance Ga1n Compe
nsationと略称する)、即ち近距離から受信され
る信号については増幅率を低め、遠距離から受信される
信号については増幅率を高めるように作用する機能が具
備されている。
第4図はこのDGCを作用させない場合(a)と、作用
させた場合(b)に観測される受信4号の振幅特性を定
性的に示している。ここで、lは被検体Sに接触させた
平面型探触子であり、El、E2. E3は被検体S中
に存在する同一形状、同一寸法の人工欠陥である。(a
)においては人工欠陥Eの距離が探触子lから遠くなる
に従って受信々号振幅が小さくなるが、(b)において
はDGCの機能によって同一形状、同一寸法の欠陥Eか
らの受信4号は距離に依存せずに同じ振幅となるように
補償されている。
従来のDGCは超音波探触子として、直接接触方式の平
面型探触子を用いることを前提として。
その機能が働くように設計されており、その特性は例え
ば第5図に示すように距離の増加に対して、増幅率の変
化が零又は正の勾配を有するものである。しかしながら
、より微細な欠陥を高精度で検知するためには、焦点型
探触子を用いて超音波ビームを細く収束して、その焦点
域で探傷する超音波ビームが広く応用されるようになっ
てきている。
この場合に問題となるのは、焦点域の前後でビーム径が
距離と共に大きく変化するために、ビーム内での音響パ
ワー密度が焦点域から離れるに従って低下し、その結果
欠陥からの反射信号の振幅が減少することである。特に
、探触子の輻射面から焦点に至るまでの区間では、ビー
ム内での音響パワー密度が焦点に近付くほど増大し、同
程度の欠陥であっても焦点の近くに存在するものほど、
見掛けの反射信号の振幅が大きく観測されることである
。高分解能を得るために、大口径で短焦点の探触子を用
いる場合には、更にこのような傾向が顕著に現われるこ
とになる。このような現象に対しては、従来のDGCで
は全く補償することができず、欠陥の程度の判定、分類
など超音波探傷結果の定量的評価を困難なものとしてい
る。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の従来例の欠点を除去することに
より、焦点型探触子を用いて精密探傷法の定量性を高め
た超音波検査装置を提供することにある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、焦点型探
触子からの超音波受信に対する増幅率が、前記探触子表
面より焦点までの区間内から受信される信号に対しては
距離の増加につれて減少するようにし、かつ焦点以遠の
区間から受信される信号に対しては距離の増加につれて
増加するように設定した距離増幅率補償機能を備えたこ
とを特徴とする超音波検査装置である。
[発明の実施例] 本発明を第1図〜第3図に図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図に示すように、被検体Sは通常では水等の超音波
伝搬媒体2を満たした水槽3中に設置され、探触子1の
先端部は媒体2内に浸漬されている。4はクロック発生
器であり、その出力はパルサ5、増幅器6、DGC制御
信号発生器7に接続されている。パルサ5の出力は探触
子1に接続され、探触子1の出力は増幅器6を介してブ
ラウン管オシロスコープなどの表示器8に接続されてい
る。また、9は入力器であり、入力されたパラメータは
DGC#Iim信号発生器7を介して増幅器6に接続さ
れている。
先ず、クロック発生器4からのクロック信号に同期して
パルサ5が作動して高圧パルスを発生し、これにより探
触子1が駆動されて媒体2中に超音波ビームBが輻射さ
れる。ここで、探触子1は輻射面に音響レンズ等の超音
波ビーム収束機能を有する所謂焦点型探触子であり、超
音波ビームBは水中を収束しつつ伝搬し、被検体S中の
所定の深さで焦点を結像し、以後ビームBは拡散しつつ
被検体S中を伝搬する。被検体Sの伝搬経路に欠陥など
の不連続面が存在すると、そこでビームBが反射され伝
搬経路を逆行して、探触子1で受信されて電気信号に変
換される。この受信4号は増幅器6内で増幅争検波され
、時間ゲート、閾値ゲート等を経て探傷信号を生成し表
示器8に送られて表示される。ここで、増幅器6はDG
C機能を備えており、DGC制御信号発生器7からの制
御信号によりその増幅率が制御される。
増幅率の制御は例えば第2図に示すように、増幅器6の
帰還回路にデジタル制御アッテネータ10を組込んで外
部から制御信号Cを加えるようにしてもよいし、通常の
自動利得調整(AGC)のように増幅素子のバイアスレ
ベルを変化させる方式でもよく、その他に高速で増幅率
を調整できる方法であればよい。
入力器9から入力するVs (被検体中の音速)、Vw
 (媒体中の音速)、d(被検体表面から焦点までの深
さ)、f(探触子の焦点距#)、G1(初期増幅率)、
G2(起点増幅率)、G3(焦点域増幅率)、G4(終
点増幅率)のパラメータから、D G Civ制御信号
発生器7はクロック信号に同期して、次のように制御信
号を発生して増幅器6の増幅率を設定する。即ち、第3
図のタイムチャート図に示すようにクロック信号の立上
り点を時間の基準点である時刻toとして、ここでパル
サ5が作動し探触子1から超音波が輻射されて水中を伝
搬し、時刻t1には被検体Sの表面に到達して、反射さ
れた超音波が探触子1で受信される0時刻tO〜t1ま
での期間は超音波は媒体2中を伝搬しており、探傷すべ
き物体は存在しないので、この期間においては任意の初
期増幅率G1を設定してよい。
時刻t1は入力したパラメータからDGC制御信号発生
器7内で、次式に従って算出されて制御信号が形成され
る。
tl= 2 ・((f −d) ・Vs/Vw) /V
w被検被検体表面から入射した超音波は、距離dだけ進
んだ点で収束して焦点を結ぶ、焦点位置で反射された超
音波が受信される時刻をt2とすると、入力したパラメ
ータd及びVsより1次式によって算出される。
t2= 2 ・d / Vs+ t1 時刻t1における起点増幅率G2及びt2における焦点
域増幅率03は、被検体S内での超音波の伝搬減衰によ
る受信々号振幅の減少と、超音波ビームBの収束に伴う
音響パワー密度上昇による受信々号振幅の増大とを共に
補償できるように設定する。
具体的には、第4図に示すような被検体Sと同一材質で
作成した標準サンプル中の人工欠陥Eからの受信4号が
距離に拘らず同一振幅で検出されるように設定する。ま
た、増幅率がG2から63に至る過程での増幅率は、第
3図では直線的に変化するように描いているが、補償効
果を十分に出すには非直線的に変化させる方がよい場合
もある。一般に、被検体Sの伝搬減衰が極めて大きい場
合を除いては、超音波ビームBの収束による信号振幅増
大効果の方が優勢となるため、第3図に示すように増幅
率G2の方が03よりも大きく、つまりtl、t2間の
増幅直線(曲線)が負の勾配を有するように設定される
0時刻t2で焦点を通過した後は、超音波ビームBは拡
散して音響パワー密度は減少してゆく、従って、伝搬減
衰との相乗効果で受信4号が被検体の終端に達し、そこ
からの反射信号が受信される時刻をt3、被検体Sの長
さを夕とすると、 t3= 2 11 (1!  −d)/Vs+tl+t
2となり、時刻t3における終点増幅率G4は前述の音
響パワー密度の減少と伝搬減衰の影響を補償して、距離
に拘らず一定振幅の受信4号が得られるように設定する
。増幅率G3.04間の重化は第3図では直線的に描い
であるが、補償効果を改善するために非直線的例えば指
数間数的に変化させることが望ましい、以後はクロック
信号ごとに上述のように増幅率を時間的に変化させるこ
とを繰り返せばよい。
上述の実施例においては、超音波探触子が固定焦点型の
単一探触子について述べているが、電子走査型の7レイ
探触子によってダイナミックフォーカス、つまり波面合
成により焦点位置が可変する場合の超音波検査装置であ
っても、全、く同様に実現することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る超音波検査装置は、距
離増幅率補償機能を設けることにより、被検体の表面か
ら焦点域まで及び焦点域から被検体の終端面までの全域
に亙って、同一形状、同一寸法の欠陥からは同一振幅の
受信4号が得られ、焦点型探触子による精密探傷法の定
量性をより高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図〜第3図は本発明に係る超音波検査装置の実
施例を示すものであり、第1図はそのブロック回路構成
図、第2図は増幅器に設けたアッテネータの回路図、第
3図はタイムチャート図であり、第4図、第5図は従来
例の説明図である。 符号Sは被検体、■は探触子、2は超音波伝搬媒体、3
は水槽、4はクロック発生器、5はパルサ、6は増幅器
、7はDGC制御信号発生器、8は表示器、9は入力器
、10はデジタル制御アッテネータである。 特許出願人   キャノン株式会社 第1図  54 第2図 c 第3図 tot+t2           t31     
□晴間 = 富4図 (Q) □距離 第4図 (b) 第5図 □距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、焦点型探触子からの超音波受信に対する増幅率が、
    前記探触子表面より焦点までの区間内から受信される信
    号に対しては距離の増加につれて減少するようにし、か
    つ焦点以遠の区間から受信される信号に対しては距離の
    増加につれて増加するように設定した距離増幅率補償機
    能を備えたことを特徴とする超音波検査装置。
JP61314356A 1986-12-27 1986-12-27 超音波検査装置 Pending JPS63167266A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61314356A JPS63167266A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 超音波検査装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61314356A JPS63167266A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 超音波検査装置

Publications (1)

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JPS63167266A true JPS63167266A (ja) 1988-07-11

Family

ID=18052343

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JP61314356A Pending JPS63167266A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 超音波検査装置

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JP (1) JPS63167266A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014055880A (ja) * 2012-09-13 2014-03-27 Nippon Steel & Sumitomo Metal 超音波探傷方法
JP2014178289A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 板波検査方法および装置

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