JPS63166783A - 塵埃焼却炉用耐火煉瓦 - Google Patents
塵埃焼却炉用耐火煉瓦Info
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- JPS63166783A JPS63166783A JP31466786A JP31466786A JPS63166783A JP S63166783 A JPS63166783 A JP S63166783A JP 31466786 A JP31466786 A JP 31466786A JP 31466786 A JP31466786 A JP 31466786A JP S63166783 A JPS63166783 A JP S63166783A
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- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 title 1
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は塵埃焼却炉内に内張すして用いる耐蝕性と異物
非付着性を備えた耐火煉瓦に関するものである。
非付着性を備えた耐火煉瓦に関するものである。
〈従来の技術〉
塵埃焼却炉等のように燃焼室内部に塵埃や腐蝕性ガスが
高濃度で存在する炉内では、耐火煉瓦の寿命も短かく、
その対策として従来は、■煉瓦自体を炭化珪素やハイア
ルミナ等の原料を用いて改質するとか、 ■煉瓦の表皮形成部分の改質又はコート層を設けるとか
、 ■消極的な方法ではあるが、炉内で焼成する物を制限す
るか、又は焼成方法を制御していた６〈発明が解決しよ
うとする問題点〉 しかし、上記■に示した煉瓦自体の改質は、使用原料が
著しく高価であるため、実用的ではない。
高濃度で存在する炉内では、耐火煉瓦の寿命も短かく、
その対策として従来は、■煉瓦自体を炭化珪素やハイア
ルミナ等の原料を用いて改質するとか、 ■煉瓦の表皮形成部分の改質又はコート層を設けるとか
、 ■消極的な方法ではあるが、炉内で焼成する物を制限す
るか、又は焼成方法を制御していた６〈発明が解決しよ
うとする問題点〉 しかし、上記■に示した煉瓦自体の改質は、使用原料が
著しく高価であるため、実用的ではない。
また、■表皮形成部分の改質はアイデアとしては種々提
案されてきたものの、耐熱性を満足し、耐蝕性、異物非
付着性に優れた素材が開発されるに至っていなかった。
案されてきたものの、耐熱性を満足し、耐蝕性、異物非
付着性に優れた素材が開発されるに至っていなかった。
〈問題点を解決するための手段〉
そこで、本発明者は以下に示すような本発明の目的であ
る高温時雰囲気における耐蝕性と異物の付着がし難い耐
火煉瓦を得ることを可能としたのである。
る高温時雰囲気における耐蝕性と異物の付着がし難い耐
火煉瓦を得ることを可能としたのである。
その新規に開発した塵埃焼却炉用耐火煉瓦は、粒子径５
〜３０μのアルミナ、珪酸、マグネシア、酸化リチウム
の粉体混合物からなる水系塗液を耐火煉瓦表面に０．０
５〜１．０−の厚みに塗布後乾燥し、１１００〜１３８
０℃で焼成してなることを特徴とする。
〜３０μのアルミナ、珪酸、マグネシア、酸化リチウム
の粉体混合物からなる水系塗液を耐火煉瓦表面に０．０
５〜１．０−の厚みに塗布後乾燥し、１１００〜１３８
０℃で焼成してなることを特徴とする。
ここにいう粉体混合物の組成比はアルミナ６０〜９５ｗ
ｔ％、珪酸５〜４０ｗｔ％、マグネシア０．１〜１ｗｔ
％、酸化リチウム０．１〜１ｗｔ％が好ましい。
ｔ％、珪酸５〜４０ｗｔ％、マグネシア０．１〜１ｗｔ
％、酸化リチウム０．１〜１ｗｔ％が好ましい。
この水系塗液に含まれる粉体はその粒子径が３０ｇ以上
の場合は緻密な表面を形成することが困難で、３０μ以
下が好ましい。但し、５μ以下のものは水系塗液の調整
が困難であるし、価格的にも不経済である。そこで、好
ましい粒径としては５〜３０μのものである。
の場合は緻密な表面を形成することが困難で、３０μ以
下が好ましい。但し、５μ以下のものは水系塗液の調整
が困難であるし、価格的にも不経済である。そこで、好
ましい粒径としては５〜３０μのものである。
無機物は上記組成範囲のものが適しているが、より好ま
しい範囲はアルミナ８０〜９０ｗｔ％、珪酸７〜１１ｗ
ｔ％、マグネシア０．４〜０．６ｗｔ％、酸化リチウム
０．４〜０．６ｗｔ％であり、とりわけ、アルミナ８４
％＋１％、珪酸１５ｗｔ％、マグネシア０．５ｗｔ％、
酸化リチウム０．５ｗｔ％が最も好ましい結果をもたら
す。
しい範囲はアルミナ８０〜９０ｗｔ％、珪酸７〜１１ｗ
ｔ％、マグネシア０．４〜０．６ｗｔ％、酸化リチウム
０．４〜０．６ｗｔ％であり、とりわけ、アルミナ８４
％＋１％、珪酸１５ｗｔ％、マグネシア０．５ｗｔ％、
酸化リチウム０．５ｗｔ％が最も好ましい結果をもたら
す。
耐火煉瓦表面に０．０５〜１．０ｍの厚みに塗布する手
段としては、スプレーガン吹付け、刷毛塗り、とぶ漬け
（ディッピング）等による方法をとることができる。
段としては、スプレーガン吹付け、刷毛塗り、とぶ漬け
（ディッピング）等による方法をとることができる。
焼成温度は１１００〜１３８０℃であるが、好ましいの
は１２８０〜１３１０℃程度である。
は１２８０〜１３１０℃程度である。
水系塗液中にはへキサメタリン酸ソーダのような分散剤
やフェノール樹脂のような結合剤を若干加えることは従
来と同様であるが、本発明の場合は特に加える必要もな
い。
やフェノール樹脂のような結合剤を若干加えることは従
来と同様であるが、本発明の場合は特に加える必要もな
い。
く作用〉
このような構造の耐火煉瓦は、前記組成からなる水系塗
液が煉瓦表面に耐蝕性、異物非付着性に優れた緻密な表
面を形成する。この緻密層が煉瓦への付着性を増す作用
をして、目的とする性質の煉瓦となる。
液が煉瓦表面に耐蝕性、異物非付着性に優れた緻密な表
面を形成する。この緻密層が煉瓦への付着性を増す作用
をして、目的とする性質の煉瓦となる。
以下実施例によって本発明の詳細な説明する。
〈実施例１〉
主要固形物として粒子径２１μ以下のアルミナ８９ｗｔ
％、珪酸１０ｗｔ％、マグネシア０．５ｗｔ％、酸化リ
チウム０ 、３ｗｔ％混合物に水を加えて６０ｗｔ％濃
度のスラリー状水系塗液とした。
％、珪酸１０ｗｔ％、マグネシア０．５ｗｔ％、酸化リ
チウム０ 、３ｗｔ％混合物に水を加えて６０ｗｔ％濃
度のスラリー状水系塗液とした。
このスラリー状水系塗液を高温耐熱性と高温時強度に優
れた大きさ２３ｃ１１ Ｘ １１ｃｍ Ｘ厚さ６．５１
のシャモツト質耐火煉瓦の一面へスプレーガンにより固
形物の厚さ０．３■となるよう均一に吹付け、次に１０
０℃の乾燥器中で大部分の揮発分を除去し、これを１，
２８０〜１，３１０℃の電気炉中で３時間焼成して、表
面に強固で均一な厚みの皮膜を持つ煉瓦を得た。 この
煉瓦を塵埃焼却炉の内張り材として使用し、都市塵埃を
焼却物として温度を１１００℃に保って連続的に使用し
、耐久性試験を行った。試験結果を第１表に示す。なお
、比較の為に本実施例で使用した耐火煉瓦と同じで表面
未処理のものを同一条件で炉内に内張すして同様に耐久
性試験を行なった。
れた大きさ２３ｃ１１ Ｘ １１ｃｍ Ｘ厚さ６．５１
のシャモツト質耐火煉瓦の一面へスプレーガンにより固
形物の厚さ０．３■となるよう均一に吹付け、次に１０
０℃の乾燥器中で大部分の揮発分を除去し、これを１，
２８０〜１，３１０℃の電気炉中で３時間焼成して、表
面に強固で均一な厚みの皮膜を持つ煉瓦を得た。 この
煉瓦を塵埃焼却炉の内張り材として使用し、都市塵埃を
焼却物として温度を１１００℃に保って連続的に使用し
、耐久性試験を行った。試験結果を第１表に示す。なお
、比較の為に本実施例で使用した耐火煉瓦と同じで表面
未処理のものを同一条件で炉内に内張すして同様に耐久
性試験を行なった。
以下余白
第１表
〈実施例２〉
実施例１により調製したスラリー状水系塗液を耐火煉瓦
の表面へ固形物として０．２−の厚さに均一に刷毛塗り
して、１３００℃で実施例１と同様に熱処理してコーテ
ィング皮膜を形成した。
の表面へ固形物として０．２−の厚さに均一に刷毛塗り
して、１３００℃で実施例１と同様に熱処理してコーテ
ィング皮膜を形成した。
この上にタールピッチとカーボン粉体とを１：１で混練
して乾燥粉砕したちの１０ｇを置き、密閉してＳＯＯ℃
、７００℃、１，０００℃で１時間焼成加熱し、冷却後
カーボン付着量を測定して、第２表の結果を得た。なお
、比較の為にコーティング皮膜の無い耐火煉瓦上に前記
同様にタールピッチとカーボン粉体との混合粉砕物を置
き、焼成加熱した。
して乾燥粉砕したちの１０ｇを置き、密閉してＳＯＯ℃
、７００℃、１，０００℃で１時間焼成加熱し、冷却後
カーボン付着量を測定して、第２表の結果を得た。なお
、比較の為にコーティング皮膜の無い耐火煉瓦上に前記
同様にタールピッチとカーボン粉体との混合粉砕物を置
き、焼成加熱した。
なお、比較例のコーティング皮膜のない耐火煉瓦表面に
はカーボンが強固に付着していた。
はカーボンが強固に付着していた。
第２表
〈発明の効果〉
本発明によって得られた耐火煉瓦の使用によって、炉壁
の寿命が非常に延びて、塵埃焼却炉の補修がそれまで６
箇月毎であったものが、上記実験により３年程度に延長
されることが十分予想され、経済的効果が大きい。また
、焼却物の種類の制限を緩めることで、塵埃処理能率の
向上効果も得られた。
の寿命が非常に延びて、塵埃焼却炉の補修がそれまで６
箇月毎であったものが、上記実験により３年程度に延長
されることが十分予想され、経済的効果が大きい。また
、焼却物の種類の制限を緩めることで、塵埃処理能率の
向上効果も得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 粒子径５〜３０μのアルミナ、珪酸、マグネシア、
酸化リチウムの粉体混合物からなる水系塗液を耐火煉瓦
表面に０．０５〜１．０ｍｍの厚みに塗布後乾燥し、１
１００〜１３８０℃で焼成してなることを特徴とする塵
埃焼却炉用耐火煉瓦。 ２ 粉体混合物の組成比はアルミナ６０〜９５ｗｔ％、
珪酸５〜４０ｗｔ％、マグネシア０．１〜１ｗｔ％、酸
化リチウム０．１〜１ｗｔ％である特許請求の範囲第１
項記載の塵埃焼却炉用耐火煉瓦。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31466786A JPS63166783A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 塵埃焼却炉用耐火煉瓦 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31466786A JPS63166783A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 塵埃焼却炉用耐火煉瓦 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63166783A true JPS63166783A (ja) | 1988-07-09 |
Family
ID=18056092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31466786A Pending JPS63166783A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 塵埃焼却炉用耐火煉瓦 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63166783A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003069228A1 (fr) * | 2002-02-14 | 2003-08-21 | Showa Denko K. K. | Procede de traitement de gaz d'echappement |
| JP2007538219A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-27 | エスゲーエル カーボン アクチエンゲゼルシャフト | 炭素還元炉用ライナ |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP31466786A patent/JPS63166783A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003069228A1 (fr) * | 2002-02-14 | 2003-08-21 | Showa Denko K. K. | Procede de traitement de gaz d'echappement |
| JP2003236337A (ja) * | 2002-02-14 | 2003-08-26 | Showa Denko Kk | 排ガスの処理方法および処理装置 |
| JP2007538219A (ja) * | 2004-05-13 | 2007-12-27 | エスゲーエル カーボン アクチエンゲゼルシャフト | 炭素還元炉用ライナ |
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