JPS63166023A - 磁気転写装置 - Google Patents
磁気転写装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/86—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
- G11B5/865—Re-recording, i.e. transcribing information from one magnetisable record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers by contact "printing"
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録媒体上に磁気記録された記録内容を他
の磁気記録媒体上に高速で、かつ大組に磁気的に転写す
るのに適した磁気転写装置に関する。
の磁気記録媒体上に高速で、かつ大組に磁気的に転写す
るのに適した磁気転写装置に関する。
(従来の技術)
最近の情報化と磁気記録装置の大川普及に伴い、ミュー
ジックテープなどの情報を記録した磁気テープの需要が
急増し、その商品価値がますます増大している。現在こ
れらの記録済みのテープをコピーする方式として、1台
のオリジナルソース用VTR(あるいはオーディオレコ
ーダ)から複数台のコピーテープ用VTR(あるいはオ
ーディオレコーダ)へ、等速あるいは高速でコピーする
方式が一般に用いられている。この方式においては特別
な装置を必要とせず、必要に応じて市販のVTRあるい
はオーディオレコーダを複数台組合せてコピー作成シス
テムを構成することができるが、一台のオリジナルソー
ス用VTRに接続できるコピー機の台数に制限があり、
製作効率を高くすることができないという問題がある。
ジックテープなどの情報を記録した磁気テープの需要が
急増し、その商品価値がますます増大している。現在こ
れらの記録済みのテープをコピーする方式として、1台
のオリジナルソース用VTR(あるいはオーディオレコ
ーダ)から複数台のコピーテープ用VTR(あるいはオ
ーディオレコーダ)へ、等速あるいは高速でコピーする
方式が一般に用いられている。この方式においては特別
な装置を必要とせず、必要に応じて市販のVTRあるい
はオーディオレコーダを複数台組合せてコピー作成シス
テムを構成することができるが、一台のオリジナルソー
ス用VTRに接続できるコピー機の台数に制限があり、
製作効率を高くすることができないという問題がある。
また複数台のコピー機の品質を均一に保つことが困難な
ため、コピーしたテープの品質も必然的に異なってしま
い、均一な品質を保つことができないという問題もある
。
ため、コピーしたテープの品質も必然的に異なってしま
い、均一な品質を保つことができないという問題もある
。
また別のコピ一方式として、記録済みのマスター媒体と
未記録のスレーブ媒体の磁性面どうしを接触させて走行
させ、良好な接触状態のちとに交流磁界を印加してマス
ター媒体の磁性面からスレーブ媒体の磁性面へ情報を磁
気転写してコピーテープを高速で大量に作成する方法も
知られている。
未記録のスレーブ媒体の磁性面どうしを接触させて走行
させ、良好な接触状態のちとに交流磁界を印加してマス
ター媒体の磁性面からスレーブ媒体の磁性面へ情報を磁
気転写してコピーテープを高速で大量に作成する方法も
知られている。
この方式における転写装置は、例えば、第3図に示すよ
うにマスターテープ]とスレーブテープ2の両媒体を送
給ロール3.4から巻き取りロール5.6に向かって移
行するように挟み込んで圧着転勤する圧着ローラ7.8
と、各圧着ローラ7.8内に配置され両テープ1.2の
密着部に交流転写磁界を与える1対の磁気ヘッド9.1
0とからその主体部分が構成されている。そしてマスタ
ーチー71とスレーブテープ2の両媒体は、連続的に移
動しつつその密着部において磁気ヘッド9.10により
交流転写磁界が加えられ、マスターチー11の記録内容
がスレーブテープ2に転写される。
うにマスターテープ]とスレーブテープ2の両媒体を送
給ロール3.4から巻き取りロール5.6に向かって移
行するように挟み込んで圧着転勤する圧着ローラ7.8
と、各圧着ローラ7.8内に配置され両テープ1.2の
密着部に交流転写磁界を与える1対の磁気ヘッド9.1
0とからその主体部分が構成されている。そしてマスタ
ーチー71とスレーブテープ2の両媒体は、連続的に移
動しつつその密着部において磁気ヘッド9.10により
交流転写磁界が加えられ、マスターチー11の記録内容
がスレーブテープ2に転写される。
このとき磁気ヘッド9.10による交流転写磁界は、マ
スターテープ1とスレーブテープ2の密着部でスレーブ
テープ2の保磁力より大きい磁界からスレーブテープ2
の保磁力に比べ充分小さい磁界に減衰するまでの大きざ
で反転磁界が5サイクル以上形成されることが必要とさ
れる。ところがこのような磁気転写を繰り返していくと
マスター媒体の磁性層に磁気記録された磁気情報がバイ
アス磁界によって減磁されていく現象が生じマスター媒
体の寿命が短くなるという問題を生ずる。
スターテープ1とスレーブテープ2の密着部でスレーブ
テープ2の保磁力より大きい磁界からスレーブテープ2
の保磁力に比べ充分小さい磁界に減衰するまでの大きざ
で反転磁界が5サイクル以上形成されることが必要とさ
れる。ところがこのような磁気転写を繰り返していくと
マスター媒体の磁性層に磁気記録された磁気情報がバイ
アス磁界によって減磁されていく現象が生じマスター媒
体の寿命が短くなるという問題を生ずる。
(発明が解決しようとする問題点)
このように従来の磁気転写方式においては、製作能率が
低く、コピーしたスレーブ媒体の品質を均一に保つこと
ができなかったり、繰り返し磁気転写を行うと、交流転
写磁界によってマスター媒体に記録された磁気情報が減
磁されてしまうという難点があった。
低く、コピーしたスレーブ媒体の品質を均一に保つこと
ができなかったり、繰り返し磁気転写を行うと、交流転
写磁界によってマスター媒体に記録された磁気情報が減
磁されてしまうという難点があった。
本発明はこのような従来の磁気転写方式の難点を解消す
べくなされたもので、磁気転写装置の基本的な構成を変
えることなく、マスター媒体上の磁気情報を磁気的に安
定させて、高速で、かつ大量に均質な磁気転写を行なう
ことができるようにした磁気転写装置を提供することを
目的とする。
べくなされたもので、磁気転写装置の基本的な構成を変
えることなく、マスター媒体上の磁気情報を磁気的に安
定させて、高速で、かつ大量に均質な磁気転写を行なう
ことができるようにした磁気転写装置を提供することを
目的とする。
[発明の構成]
(問題点を解決するための手段)
すなわち本発明の磁気転写装置は、情報が記録されてい
るマスター媒体と、このマスター媒体の磁性面と未記録
のスレーブ媒体の磁性面とを密着させて移動させる手段
と、前記マスター媒体とスレーブ媒体の密着部分に交流
転写磁界を印加する手段とを備えた磁気転写装置におい
て、前記マスター媒体としてその保磁力が正の温度依存
性を有する媒体を使用するとともに、少なくとも前記交
流転写磁界の印加されるマスター媒体とスレーブ媒体の
密着部分を常温より高い温度に加熱する手段とを備えた
ことを特徴としている。
るマスター媒体と、このマスター媒体の磁性面と未記録
のスレーブ媒体の磁性面とを密着させて移動させる手段
と、前記マスター媒体とスレーブ媒体の密着部分に交流
転写磁界を印加する手段とを備えた磁気転写装置におい
て、前記マスター媒体としてその保磁力が正の温度依存
性を有する媒体を使用するとともに、少なくとも前記交
流転写磁界の印加されるマスター媒体とスレーブ媒体の
密着部分を常温より高い温度に加熱する手段とを備えた
ことを特徴としている。
本発明に使用されるマスター媒体としては、一般式:B
a0−n(Fe、>03) (式中、nは5〜6の数を表わし、かつFeの一部はT
i 、GolZn、I n1Mn5Cu、Ge1Nbお
よびSnからなる群から選ばれた少なくとも1種の遷移
元素で置換されているものとする)で示される六方晶系
フェライトで磁性層を構成したものが適しており、待に
Co−Ti置換型leaフェライト塗布媒体が好適して
いる。
a0−n(Fe、>03) (式中、nは5〜6の数を表わし、かつFeの一部はT
i 、GolZn、I n1Mn5Cu、Ge1Nbお
よびSnからなる群から選ばれた少なくとも1種の遷移
元素で置換されているものとする)で示される六方晶系
フェライトで磁性層を構成したものが適しており、待に
Co−Ti置換型leaフェライト塗布媒体が好適して
いる。
また磁気転写の行なわれるマスター媒体とスレーブ媒体
の密着部分の加熱温度は、磁性層および支持体が大きく
変形しない範囲のできるだけ高い温度が適している。
の密着部分の加熱温度は、磁性層および支持体が大きく
変形しない範囲のできるだけ高い温度が適している。
この温度はポリエチレンテレフタレート(PET〉を支
持体とするマスター媒体の場合50〜70℃の範囲が適
当である。
持体とするマスター媒体の場合50〜70℃の範囲が適
当である。
加熱手段としては、給送ローラおよび巻き取りローラを
含む全体あるいは交流転写磁界を印加する磁気ヘッドの
近傍を覆う任意の加熱手段を備えた恒温槽や、マスター
媒体とスレーブ媒体とを密接して挟持する加熱ローラ等
を用いることができる。
含む全体あるいは交流転写磁界を印加する磁気ヘッドの
近傍を覆う任意の加熱手段を備えた恒温槽や、マスター
媒体とスレーブ媒体とを密接して挟持する加熱ローラ等
を用いることができる。
なお本発明の装置に用いるスレーブ媒体としてはCo被
被着−Fe2O3のような保磁力が負の温度依存性を有
するものが適している。
被着−Fe2O3のような保磁力が負の温度依存性を有
するものが適している。
(作 用)
一般にマスター媒体に記録された磁気情報を転写の際に
交流転写磁界による減磁作用に対して安定させるには、
マスター媒体の保磁力をスレーブ媒体の保磁力の2.5
倍程度高くすればよいとされている。しかしマスター媒
体の保磁力をあまり高くしすぎるとマスター媒体上に磁
気情報を書き込む際に使用される記録へラドコアが磁気
飽和してしまうためマスター媒体の保磁力をむやみに大
きくすることはできない。
交流転写磁界による減磁作用に対して安定させるには、
マスター媒体の保磁力をスレーブ媒体の保磁力の2.5
倍程度高くすればよいとされている。しかしマスター媒
体の保磁力をあまり高くしすぎるとマスター媒体上に磁
気情報を書き込む際に使用される記録へラドコアが磁気
飽和してしまうためマスター媒体の保磁力をむやみに大
きくすることはできない。
本発明の磁気転写装置においては、マスター媒体として
その保磁力が正の温度依存性を有する媒体を使用し、か
つ常温より高い温度に加熱して磁気転写を行なうので転
写時のマスター媒体の保磁力は高くなり、交流転写磁界
に対するマスター媒体の減磁作用が抑制される。
その保磁力が正の温度依存性を有する媒体を使用し、か
つ常温より高い温度に加熱して磁気転写を行なうので転
写時のマスター媒体の保磁力は高くなり、交流転写磁界
に対するマスター媒体の減磁作用が抑制される。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図はマスター媒体としてGo−Ti置換型Baフェ
ライト塗布テープを使用し、スレーブ媒体としてCO?
t!看γ−Fe2O3テープを使用して磁気転写を行な
うように構成した本発明の一実施例を概略的に示す図で
ある。
ライト塗布テープを使用し、スレーブ媒体としてCO?
t!看γ−Fe2O3テープを使用して磁気転写を行な
うように構成した本発明の一実施例を概略的に示す図で
ある。
第2図に示すように、Co−Ti置換型leaフェライ
ト塗布テープは保磁力が正の温度依存性を示し、一方C
o被着γ−Fe2O3テープは保磁力が負の温度依存性
を示す。したがってこれらのテープの温度を上昇させる
とGo−T;置換型3aフエライト塗布テープの保磁力
は大きくなり逆にCO被被着−Fe2O3テープの保磁
力は低下して両者の保磁力の差は大きくなる。
ト塗布テープは保磁力が正の温度依存性を示し、一方C
o被着γ−Fe2O3テープは保磁力が負の温度依存性
を示す。したがってこれらのテープの温度を上昇させる
とGo−T;置換型3aフエライト塗布テープの保磁力
は大きくなり逆にCO被被着−Fe2O3テープの保磁
力は低下して両者の保磁力の差は大きくなる。
第1図において、断熱壁で構成された恒温槽11内のほ
ぼ中央に一対の圧着ローラ12.13が回転軸を平行に
し周面を互いに弾性的に接触させて回転可能に配置され
ている。またこれらの圧着ローラ12.13内にはそれ
ぞれ磁気ヘッド14.15が磁界を発生するギャップを
互いに近接するよう圧着ローラ12.13の各外周壁を
介して対向配置されており、この圧着ローラ12.13
の両側には複数個のガイドローラ16a、16b1・・
・が回転軸を平行にして配置されている。そしてマスタ
ーチー117はスレーブテープ18とともに、それぞれ
恒温槽11外に配置された給送ローラ(図示を省略)か
ら引き出されて恒温槽11内に導入され、ガイドローラ
16a〜16dを経て圧着ローラ12.13間に挟み込
まれ、さらにガイドローラ168〜16gを経て恒温槽
11外に送り出されそれぞれ巻き取りローラ(図示を省
略)に巻き取られるようにされている。恒温槽11の大
きさおよび恒温槽11内の温度は、マスターチー117
とスレーブテープ18とが所定の転写速度で入口から圧
着ローラ12.13の位置へ到達するまでに常温より少
なくとも2O〜30’C温度上昇するだけの大きさと温
度に設定することが望ましい。なお圧着ローラ12.1
3の位置から出口までの長さは任意の長さとすることが
できる。
ぼ中央に一対の圧着ローラ12.13が回転軸を平行に
し周面を互いに弾性的に接触させて回転可能に配置され
ている。またこれらの圧着ローラ12.13内にはそれ
ぞれ磁気ヘッド14.15が磁界を発生するギャップを
互いに近接するよう圧着ローラ12.13の各外周壁を
介して対向配置されており、この圧着ローラ12.13
の両側には複数個のガイドローラ16a、16b1・・
・が回転軸を平行にして配置されている。そしてマスタ
ーチー117はスレーブテープ18とともに、それぞれ
恒温槽11外に配置された給送ローラ(図示を省略)か
ら引き出されて恒温槽11内に導入され、ガイドローラ
16a〜16dを経て圧着ローラ12.13間に挟み込
まれ、さらにガイドローラ168〜16gを経て恒温槽
11外に送り出されそれぞれ巻き取りローラ(図示を省
略)に巻き取られるようにされている。恒温槽11の大
きさおよび恒温槽11内の温度は、マスターチー117
とスレーブテープ18とが所定の転写速度で入口から圧
着ローラ12.13の位置へ到達するまでに常温より少
なくとも2O〜30’C温度上昇するだけの大きさと温
度に設定することが望ましい。なお圧着ローラ12.1
3の位置から出口までの長さは任意の長さとすることが
できる。
この磁気転写装置は次のように使用される。
まず恒温槽11内を任意の調節可能な加熱手段により7
0〜100℃程度に加温する。次にマスターテープ17
とスレーブテープ18を連続的に走行させつつ、磁気ヘ
ッド12.13に交流磁界を発生させてマスターチー1
17の記録内容をスレーブテープ18に転写させる。
0〜100℃程度に加温する。次にマスターテープ17
とスレーブテープ18を連続的に走行させつつ、磁気ヘ
ッド12.13に交流磁界を発生させてマスターチー1
17の記録内容をスレーブテープ18に転写させる。
この実施例においては、第2図から明らかなように、磁
気転写の行なわれる状態では、マスターチー117の保
磁力は常温におけるよりも大きくなり、逆にスレーブテ
ープ18はその保磁力が常温におけるよりも小さくなる
。したがってマスターチー117に書き込まれている磁
気情報は磁気的に安定になり、また逆にスレーブテープ
18は磁気転写されやすい状態となって交流転写磁界・
の娠幅を小ざくすることができ、結局両者の相乗的効果
により、繰り返し転写を行なってもマスターテープの減
磁は非常に小さく、長期にわたって良好な磁気転写を行
なうことができる。
気転写の行なわれる状態では、マスターチー117の保
磁力は常温におけるよりも大きくなり、逆にスレーブテ
ープ18はその保磁力が常温におけるよりも小さくなる
。したがってマスターチー117に書き込まれている磁
気情報は磁気的に安定になり、また逆にスレーブテープ
18は磁気転写されやすい状態となって交流転写磁界・
の娠幅を小ざくすることができ、結局両者の相乗的効果
により、繰り返し転写を行なってもマスターテープの減
磁は非常に小さく、長期にわたって良好な磁気転写を行
なうことができる。
このように加熱下で磁気転写を行なっても、マスターチ
ー117およびスレーブテ−プテープは同様に伸び縮み
するので情報の記録パターンの変化は特に問題となるこ
とはない。
ー117およびスレーブテ−プテープは同様に伸び縮み
するので情報の記録パターンの変化は特に問題となるこ
とはない。
なおマスターテープへミラーパターンで磁気情報を書き
込む際、マスター媒体を大きく変形しない範囲内で冷却
しマスターテープの保磁力を下げた状態で、かつマスタ
ーテープの収縮による記録パターンのずれ分を見込んで
記録を行うようにすれば、記録ヘッドの発生する磁界の
大きざを軽減することができ、記録ヘッドの設計、作成
が容易になる。
込む際、マスター媒体を大きく変形しない範囲内で冷却
しマスターテープの保磁力を下げた状態で、かつマスタ
ーテープの収縮による記録パターンのずれ分を見込んで
記録を行うようにすれば、記録ヘッドの発生する磁界の
大きざを軽減することができ、記録ヘッドの設計、作成
が容易になる。
なお以上の実施例では加熱を恒温槽を用いて行なったが
、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、加
熱ロールその他の任意の加熱手段を用いることができる
。また同一の記録情報を多数コピーする場合にはマスタ
ーテープをエンドレスとして磁気転写を行なえば、連続
的に多数のコピーを高速で製作することができる。
、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、加
熱ロールその他の任意の加熱手段を用いることができる
。また同一の記録情報を多数コピーする場合にはマスタ
ーテープをエンドレスとして磁気転写を行なえば、連続
的に多数のコピーを高速で製作することができる。
[発明の効果] ′
以上説明したように本発明においては、マスター媒体と
して保磁力が正の温度依存性を有する媒体を使用し、か
つ少なくとも前記マスター媒体とスレーブ媒体のv!i
着部弁部分温より高温に加熱する加熱手段を備えて加熱
下で磁気転写を行なうように構成したので、マスター媒
体の保磁力を高くし、マスター媒体上の情報を磁気的に
安定させることにより交流転写磁界によるマスター媒体
上の磁気情報の減磁を抑制することができる。
して保磁力が正の温度依存性を有する媒体を使用し、か
つ少なくとも前記マスター媒体とスレーブ媒体のv!i
着部弁部分温より高温に加熱する加熱手段を備えて加熱
下で磁気転写を行なうように構成したので、マスター媒
体の保磁力を高くし、マスター媒体上の情報を磁気的に
安定させることにより交流転写磁界によるマスター媒体
上の磁気情報の減磁を抑制することができる。
なおマスター媒体にミラーパターンで磁気情報を書き込
む際、マスター媒体を大きく変形しない範囲内で冷却し
マスター媒体の保磁力を下げた状態で、かつマスター媒
体の収縮による記録パターンのずれ分を見込んで記録を
行うようにすれば、記録ヘッドの発生する磁界の大きさ
を軽減することができ、記録ヘッドの設計、作成が容易
になるという別の効果も得ることができる。
む際、マスター媒体を大きく変形しない範囲内で冷却し
マスター媒体の保磁力を下げた状態で、かつマスター媒
体の収縮による記録パターンのずれ分を見込んで記録を
行うようにすれば、記録ヘッドの発生する磁界の大きさ
を軽減することができ、記録ヘッドの設計、作成が容易
になるという別の効果も得ることができる。
第1図は本発明の一実施例の構成を概略的に示す図、第
2図はCo−Ti置換型BaフェライトとCO被看γl
”e2Ozの保磁力温度依存性を示すグラフ、第3図は
従来の磁気転写装置の構成を概略的に示す図である。 11・・・・・・・・・・・・恒温槽 12.13・・・圧着ローラ 14.15・・・磁気ヘッド
2図はCo−Ti置換型BaフェライトとCO被看γl
”e2Ozの保磁力温度依存性を示すグラフ、第3図は
従来の磁気転写装置の構成を概略的に示す図である。 11・・・・・・・・・・・・恒温槽 12.13・・・圧着ローラ 14.15・・・磁気ヘッド
Claims (4)
- (1)情報が記録されているマスター媒体と、このマス
ター媒体の磁性面と未記録のスレーブ媒体の磁性面とを
密着させて移動させる手段と、前記マスター媒体とスレ
ーブ媒体の密着部分に交流転写磁界を印加する手段とを
備えた磁気転写装置において、前記マスター媒体として
その保磁力が正の温度依存性を有する媒体を使用すると
ともに、少なくとも前記交流転写磁界の印加されるマス
ター媒体とスレーブ媒体の密着部分を常温より高い温度
に加熱する手段とを備えたことを特徴とする磁気転写装
置。 - (2)マスター媒体がテープ状をなしていることを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の磁気転写装置。 - (3)マスター媒体の磁性層が 一般式:BaO・n(Fe_2O_3) (式中、nは5〜6の数を表わし、かつFeの一部はT
i、Co、Zn、In、Mn、Cu、Ge、Nbおよび
Snからなる群から選ばれた少なくとも1種の遷移元素
で置換されているものとする)で示される六方晶系フェ
ライトから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第2項記載の磁気転写装置。 - (4)六方晶系フェライトがCo−Ti置換型Baフェ
ライトであることを特徴とする特許請求の範囲第1項な
いし第3項のいずれか1項記載の磁気転写装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30962586A JPS63166023A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30962586A JPS63166023A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気転写装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166023A true JPS63166023A (ja) | 1988-07-09 |
Family
ID=17995285
Family Applications (1)
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JP30962586A Pending JPS63166023A (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 | 磁気転写装置 |
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JP (1) | JPS63166023A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000026904A1 (fr) * | 1998-10-29 | 2000-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Support d'information pilote et procede d'enregistrement d'information pilote |
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-
1986
- 1986-12-27 JP JP30962586A patent/JPS63166023A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6347016B1 (en) | 1996-07-22 | 2002-02-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information carrier, process for producing the carrier, and method and apparatus for recording master information signal on magnetic recording medium by using the carrier |
US6567227B2 (en) | 1996-07-22 | 2003-05-20 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information carrier, method for producing the carrier, method and apparatus for writing information into magnetic record medium using the carrier |
US6587290B2 (en) | 1996-07-22 | 2003-07-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information carrier, method for producing the carrier, and method apparatus for writing information into magnetic record medium using the carrier |
US6590727B2 (en) | 1996-07-22 | 2003-07-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information carrier, method for producing the carrier, method and apparatus for writing information into magnetic record medium using the carrier |
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US6858328B1 (en) | 1998-03-20 | 2005-02-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information support |
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WO2000026904A1 (fr) * | 1998-10-29 | 2000-05-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Support d'information pilote et procede d'enregistrement d'information pilote |
US6714367B1 (en) | 1998-10-29 | 2004-03-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Master information medium and method of master information recording |
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