JPS62173623A - 磁気転写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、磁気記録媒体上に磁気記録された記録内容を
、他の磁気記録媒体上にω気転写する場合に用いられる
磁気転写装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

従来の磁気転写は、高保占力を有する磁性層に記憶され
たマザーテープと、低保磁力の磁性層を有するスレーブ
テープとを密着するように重ね合わせ、この状態に外部
からのバイアス磁界をかけて、マザーテープ上の記録内
容をスレーブテープに磁気転写する方式がとられていた
。

従来の磁気転写方式の基本形としては、例えば第３図に
示す構造のものである。同図において、スレーブテープ
（１）、及びマザーテープ（２）の陶磁性テープは同方
向に送給ロール（３）、及び（４）から巻取ロール（５
）、及び（６）に向かって移行される。両テープ（１）
、及び（２）は圧着ローラ（力、及び（８）によって、
密着するように重ね合わせられ、各ローラ（７）、及び
（８）内の対の磁気ヘッド（９）、及びａ値によって、
バイアス磁界が印加される。この磁気転写の場合、マザ
ーテープ（２）を複数のスレーブテープに連続的に磁気
転写する際に、マザーテープ（２）を初期状態に巻き戻
す動作、及びそれに有する時間が必要である。

これらの動作の省略、及びそれに必要な時間の短縮を図
るために、マスターテープをエンドレス構造にした第４
図に示す構造の磁気転写装置が考えられる。ところが、
上記エンドレスマスターテ−プを用いる磁気転写装置に
おいては、マスターテープを格納する場所として精側を
使用するため、マスターテープのある部分の表面が、他
の表面と不用意に接触することは避けられず、その接触
部分の残留磁気量が減少し、マスターテープとしての特
性を損うとして問題がある。また同図の構造では、マス
ターテープの格納に大きな空間を必要とするといった実
用上の問題もある。

〔発明の目的〕

本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、目的とす
るところは、エンドレスマザーテープを、磁性面同志が
、接触することのない構造をしたカートリッジに格納し
、マザーテープの磁気量の低下とそれに伴う品質の劣化
を防止することによって、常に良好なスレーブテープを
作製できる磁気転写装置を提供することにある。

〔発明の概要〕 本発明は、この目的を達成するため、エンドレス高保磁
力マザーテープと低保磁力スレープテープとそれらを密
着する手段と、密着部分に交流外部磁界を印加する手段
とを備えた磁気転写装置において、前記マザーテープを
その大半の磁性面同志が、接触することのない構造にし
たカートリッジに格納していることを特徴とするもので
ある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、エンドレスマザーが格納箱中を走行す
る際に、磁性面同志が接触することがないため、マスタ
ーテープの磁気量の低下が少なく、マスターテープの高
品質を継続的保持できること、また功−トリッジ式の格
納であるため、大きな空間を必要としないこと、などの
効果が期待できる。

〔発明の実施例〕

第１図は本発明の構成図である。図において、マザーテ
ープ（２）とスレーブテープ（１）を設け、マザーテー
プ（２）は、複数個のテープガイド圓、と案内機構ＣＩ
Ｅ９、と圧着ローラ（８）の最外周を連続的に回転する
。案内機構Ｑ５１は円状の面を鏡面仕上げした非磁性部
材、例えば、セラミックス、ステンレス等からなり、潤
滑に特に優れているものとする。マザーテープ（２）は
、案内機構部（１５ａ　）より巻き取られ、（１５ｂ）
より供給され複数個のテープガイドαυ及び、圧着ロー
ラ（８）を通り、再び（１５ａ）より巻取られる。

圧着ローラ（力及び（８）内には磁気転写ヘッド（９）
及び凹が対向配置されている。

スレーブテープ（１）は送給ロール（３）から巻き取り
ロール（５）に移送され、マザーテープ（２）も同方向
に移送される。両テープ（１）及び（２）を圧着ローラ
（７）及び（８）によって、密着させるように重ね合わ
せる。

各ローラ（７）及び（８）は回転可能とし、磁気転写ヘ
ッド（９）及び００）は固定されている。各ローラ（力
、及び（８）内の対の磁気ヘッド（９）、及びα〔によ
って、バイアス磁界を発生させ、マザーテープ（２）の
記録内容を、スレーブテープ（１）に磁気転写させる。

マザーテープ（２）は、エンドレスであるため、マザー
テープ（２）よりも数倍ないし、数百倍長いスレーブテ
ープ（１）に対して、連続的に磁気転写が行なわれる。

この実施例において、マスターテープはカートリッジ１
５に格納されるため、磁性面同志が接触して、磁気量を
低下させることはなく、つねに良好な磁気転写が可能で
ある。

〔発明の他の実施例〕

第２図は、本発明の他の実施例を示す＠本実施例におい
ては、１つのマザーテープ（２）に対して、３ツ１７）
スＩ／−フチ２　（１ａ）　、（１ｂ）　、（Ｉｃ）が
隣接して配置されており、同一周速で回転している３対
の圧着ｏ−ラ　（７ａ）と（８ａ）及ヒ（７ｂ）と（８
ｂ）、及び（７Ｃ）と（８Ｃ）でテープに圧着され、磁
気転写される。本実施例によれば、更に大量のスレーブ
テープを一括生産できる。なお、本実施例では、３つの
スレーブテープの配置例を示したが、スレーブテープの
数は必要に応じて、任意に選べることはいうまでもない
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気転写装置の一実施例を示構成図で
ある。 （１）・・・スレーブテープ （２）−°′マザーテープ （３）、（４）・・・供給ロール （５）、（６）・・・供給ロール （７）、（８）・・・圧着ローラ （９）、αＱ・・・磁気転写用ヘッド αＤ・・・テープガイド αり・・・案内機構 （１５ａ）・・・巻き取り部 （１５ｂ）・・・供給部 （１ａ）、（１ｂ）　　、（ｌ　Ｃ）　・”スレーブテ
ープ（７ａ）、（７ｂ）、（７Ｃ）、（８ａ）、（８ｂ
）、（８Ｃ）　・ＥＥ着ローラ 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　　　竹　花　喜久男 第　　１　　図 第　　３　図 第　　４　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. エンドレス高保磁力マザーテープと低保磁力スレープテ
   ープと、それらを密着移送する手段と、密着部分に交流
   外部磁界を印加する手段とを備えた磁気転写装置におい
   て、マザーテープの大半が、その磁性面同志が接触する
   ことのない構造をしたカートリッジに格納されているこ
   とを特徴とする磁気転写装置。