JPS63164969A - ゴルフ用クラブヘツドの製法 - Google Patents

ゴルフ用クラブヘツドの製法

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JPS63164969A
JPS63164969A JP61313459A JP31345986A JPS63164969A JP S63164969 A JPS63164969 A JP S63164969A JP 61313459 A JP61313459 A JP 61313459A JP 31345986 A JP31345986 A JP 31345986A JP S63164969 A JPS63164969 A JP S63164969A
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JP
Japan
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molding
frp
raw material
head
core
Prior art date
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JP61313459A
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English (en)
Inventor
五志 長元
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、例えばウッドクラブヘッドなどの繊維強化
プラスチックス(以下、FRPと略記する)からなるゴ
ルフ用クラブヘッドの製法に関する。
(従来の技術) 従来、この種のゴルフ用クラブヘッド、例えばウッドク
ラブヘッドを製造するにおいては、特公昭60−107
42号公報に開示されているように、ポリエーテル樹脂
100部、シリコーンオイル1部、フレオン10部、テ
トラメチルプロパンジアミン0.5部及びカーボンブラ
ック3部からなるA液と、MDI系イソシアネートであ
るポリイソシアネート130部からなるB液とを混合し
てクリーム状にしたA、B2液の組成からなるウレタン
樹脂生成用の発泡性液状合成樹脂を、長さ10 rn 
mのカーボングラファイトからなる短繊維塊に含浸させ
、このようなヘッド成形用FRP生材を割型内に入れて
発泡硬化させてなる製造法が知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来のクラブヘッドの製造手段
にあっては、ヘッドが芯材不使用の中実成形であること
から、成形性が簡略になる反面。
補強繊維が短繊維で、マトリックス用合成樹脂が発泡合
成樹脂であるため、ヘッド表面の強度が不足し、硬質異
物等の衝突などによる外力を受けると、簡単に傷付き易
いといった問題があった。
この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、ヘッド表面の強度の向上を図るこ
とができるようにしたゴルフ用クラブヘッドの製法を提
供することにある。
[発明の構成コ (問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するために、この発明は、クロス
状長繊維に非発泡性合成樹脂液が含浸されたヘッド表皮
成形用FRP生材が、成形型のキャビティ内に存在させ
た状態で、その空間部に、芯部成形用FRP生材の送入
筒の口部を通して外部から短繊維に発泡性合成樹脂液が
含浸された芯部成形用FRP生材を送入してヘッド成形
体を硬化成形することを特徴としたものである。
また、上記したこの発明に係る工程中において、芯部成
形用FRP生材の送入筒の口部に芯材を保持使用したり
、あるいはこの芯材を成形後に除去することも可能であ
り、さらにこのような芯材を使用する場合は、ヘッド表
皮成形用FRP生材は、予め成形型内に配置する代わり
に、予め芯材の周囲にカバーして、芯材と共に成形型内
に挿入することが便利である。
(作 用) ゛  すなわち、この発明は、上記の構成とすることに
よって、成形型内のキャビティ内周壁面に沿って、予め
クロス状長繊維に非発泡性合成樹脂液が含浸されたヘッ
ド表皮成形用FRP生材を添付し。
かつ、その空間部に送入筒を通して外部から短繊維に発
泡性合成樹脂液が含浸された芯部成形用FRP生材を送
入し発泡硬化成形を施すようにしてなることから、硬化
成形後の打球時の衝撃で最も変形歪の大きいヘッド外殻
表皮部分には、クロス長繊維からなる繊維補強材を配交
したFRP表皮層が形成されるため、ヘッド外殻表面の
強度・性能を飛躍的に高めることが可能になる。
(実 施 例) 以下、この発明を図示の実施例を参照しながら詳細に説
明する。
第1図に示すように、図中1は後述する製造工程により
得られたこの発明に係るゴルフ用ウッドクラブのヘッド
本体である。このヘッド本体1は、外殻表皮部2が、例
えばカーボン繊維、アラミド繊維あるいはボロン繊維等
のクロス状長繊維の補強繊維を配交してなる非発泡FR
Pからなるとともに、その芯部3は、例えばカーボン繊
維、アラミド繊維(芳香族ポリアミド系繊維を指す)あ
るいはボロン繊維等の短繊維を補強繊維とした発泡FR
Pからなっている。また1図中4は前記ヘッド本体1の
ソール面1aの外殻表皮部2に添着した真鍮等の金属材
料からなる板状ウェイト部材であるソールプレート、5
は前記ヘッド本体1の打球面1bの外殻表皮部2に埋設
された、例えば補強繊維としてカーボン繊維使用の硬化
済FRPあるいはセラミックスなどからなるフェース面
板、6は前記ヘッド本体1のバック面ICに設けた真鍮
等の金属材料からなるバックウェイト部材、さらに、7
は前記ヘッド本体1のネック面1dに挿入固定されたシ
ャフトである。
すなわち、上記したこの発明に係るクラブヘッドを製造
するには、第2図から第5図に示すように、クロス状長
繊維に非発泡性合成樹脂液が含浸されたヘッド表皮成形
用FRP生材11を、予め型締め前に左右一対の割型か
らなる成形型21.22のキャビティ内周壁面21a、
22aに沿って添付する(第2図参照)。
このとき、前記成形型21.22のヘッド打球面に相当
する部分に、例えばカーボン繊維を2次元または3次元
に織編した補強繊維からなる硬化済のFRPやセラミッ
クス等からなるフェース面板、さらにはバック面あるい
はソール面等に相当する部分に必要に応じてウェイト部
材等を仮止め状態で配置しておく。
次いで、上記した成形型21.22の型締めと共に、前
記ヘッド表皮成形用FRP生材11がキャビティ内周壁
面21a、22aに沿って添付された成形型内の空間部
23に、後述する芯部成形用FRP生材の送入筒31の
口部32を挿入するとともに、これら成形型21.22
の型締めにより貫通形成される型孔24に、前記送入筒
31の基部31a側を外部に突出させた状態で挟持させ
て位置決め固定する(第3図参照)。
このとき、前記成形型21,22の型孔24に挟持され
る送入筒31の基部31a周囲に、前記空間部23と連
通ずる図示しない空気抜き孔を形成しておく(なお、こ
の空気抜き孔は、特に設定しなくても型孔24と送入筒
31の基部31aとの間に生じる隙間によりその作用が
果たされることもある)。
そして、この状態で、前記成形型21.22の外部に突
出した送入筒31をシリンダとして、その基部31a側
内からピストン体33による押込み作用により、アラミ
ド繊維を補強繊維とした短繊維に発泡性合成樹脂液が含
浸された芯部成形用FRP生材12を前記成形型内の空
間部23に送入する(第4図参照)。
この状態で、前記ヘッド表皮成形用FRP生材11の硬
化及び芯部成形用FRP生材12の発泡硬化成形により
ヘッド成形体100を成形してなるものである(第5図
参照)。
なお、上記したゴルフ用クラブヘッドは、主として芯材
を使用しない場合について説明したが、芯材を使用する
場合には、送入筒31の口部32に直接芯材を保持させ
て成形型21.22内の空間部23に位置決めすれば良
く、また、芯材を低融点合金等の溶出可能な伸子として
使用する場合には、ヘッド成形体100の硬化成形後、
成形型21.22を再び昇温しでヘッド成形体100を
丸ごと加熱して芯材を溶融させ、送入筒31を成形型2
1.22内から引き抜き除去すると同時に。
型孔24から外部に溶出させ、これによって、中空部を
有するヘッド成形体100を成形することも可能である
。さらに、この場合、芯材の溶出後に、前記ヘッド成形
体100のソール面相当部に真鍮等の金属材料である板
状ウェイト部材からなるソールプレートを添着すること
により、ヘッド成形体100のソール面相当部に開口形
成される芯材溶出用孔を施蓋するようにすれば良く、ま
た、このときの溶出除去にあたっては、上記実施例のよ
うなソール部1a以外にバック部1cの相当部分に型孔
を開口したり、あるいはシャフト挿入孔を利用して溶出
除去することも可能である。
ところで、上記芯部成形用FRP生材12は、補強繊維
としてカーボン繊維、アラミド繊維あるいはボロン繊維
等が好適に使用され、特にカーボン繊維が最適なもので
あり、また、その短繊維としての長さは、1/4〜2イ
ンチ、好ましくは1〜172インチのものが好適である
。さらに、マトリックス用液状合成樹脂として発泡性の
エボシキ樹脂あるいはエポシキアクリレート樹脂等が好
適に使用される。
さらにまた、上記ヘッド表皮成形用FRP生材11の補
強繊維としてのクロス長繊維もまた、カ−ボン繊維ある
いはアラミド繊維等が好適に使用されるもので、このヘ
ッド表皮成形用FRP生材11を、成形型21.22の
キャビティ内周壁面21a、22aに添付するにあたっ
ては、上述したように各種ウェイト部材等を挟み込ませ
てそれぞれ必要に応じて詰め込み配置し、これにより、
ヘッド成形体100の成形と同時に一体に添設すること
も可能であり、また、ヘッド成形体100の成形後、外
殻表皮部の外表面に塗装皮膜を形成することも可能であ
る。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によれば、成
形型内のキャビティ内周壁面に沿って。
予めクロス状長繊維に非発泡性合成樹脂液が含浸された
ヘッド表皮成形用FRP生材を添付し、かつ、その空間
部に送入筒を通して外部から短繊維に発泡性合成樹脂液
が含浸された芯部成形用FRP生材を送入し発泡硬化成
形を施すようにしてなることから、硬化成形後の打球時
の衝撃で最も変形歪の大きいヘッド外殻表皮部分には、
クロス長繊維からなる繊維補強材を配交したFRP表皮
層が形成されるため、ヘッド外殻表面の強度・性能を飛
型的に高めることができるというすぐれた効果を奏する
ゴルフ用クラブヘッドの製法を提供することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るゴルフ用クラブヘッドの製法に
より製造されたクラブヘッドの一実施例を示す要部断面
図、 第2図から第5図は製造工程を示す説明図である。 11・・・ヘッド表皮成形用FRP生材、12・・・芯
部成形用FRP生材、 21.22・・・成形型、 21a、22a・・・キャビティ内周壁面。 23・・・空間部、 31・・・送入筒、    32・・・口部、100・
・・ヘッド成形体。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロス状長繊維に非発泡性合成樹脂液が含浸され
    たヘッド表皮成形用FRP生材の空間部に、芯部成形用
    FRP生材の送入筒を通して、短繊維に発泡性合成樹脂
    液が含浸された芯部成形用FRP生材を送入してヘッド
    成形体を硬化成形する工程を有するゴルフ用クラブヘッ
    ドの製法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のゴルフ用クラブヘ
    ッドの製法において、 該ヘッド表皮成形用FRP生材を、予め成形型のキャビ
    ティ内周壁面に沿って添付し、このヘッド表皮成形用F
    RP生材の空間部に、芯部成形用FRP生材の送入筒の
    口部を挿入し、短繊維に発泡性合成樹脂液が含浸された
    芯部成形用FRP主材を送入して硬化することを特徴と
    するゴルフ用クラブヘッドの製法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載のゴルフ用クラブヘ
    ッドの製法において、 該送入筒に芯材を嵌合し、かつこの芯材の周囲にヘッド
    表皮成形用FRP生材を添付して、前記成形型内の空間
    部に配置することを特徴とする製法。
  4. (4)特許請求の範囲第2項もしくは第3項のいずれか
    に記載のゴルフ用クラブヘッドの製法において、 該成形型のキャビティ内周壁面に沿って添付されるヘッ
    ド表皮成形用FRP生材の一部に硬化済の非発泡FRP
    を添設しインサートしてなることを特徴とする製法。
JP61313459A 1986-09-08 1986-12-27 ゴルフ用クラブヘツドの製法 Pending JPS63164969A (ja)

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JP61313459A JPS63164969A (ja) 1986-12-27 1986-12-27 ゴルフ用クラブヘツドの製法
US07/296,848 US4883623A (en) 1986-09-08 1989-01-12 Method for producing a golf club head

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08501959A (ja) * 1992-09-18 1996-03-05 テイラー メイド ゴルフ カムパニー,インコーポレーテッド 可溶性芯部により位置決めされる内部挿入部材を含む、プラスチックの射出成形によるゴルフクラブヘッドの製造方法

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JPS58185176A (ja) * 1982-04-23 1983-10-28 ヤマハ株式会社 ゴルフ用ウツド型クラブヘツドの製法
JPS59131377A (ja) * 1983-01-19 1984-07-28 株式会社 白惣木工製作所 ゴルフクラブの強化プラスチツク製ヘツドとその製造方法
JPS6125582A (ja) * 1984-07-13 1986-02-04 ヤマハ株式会社 ゴルフ用ウツドクラブヘツドの製法

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