JPS63164307A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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JPS63164307A
JPS63164307A JP61311895A JP31189586A JPS63164307A JP S63164307 A JPS63164307 A JP S63164307A JP 61311895 A JP61311895 A JP 61311895A JP 31189586 A JP31189586 A JP 31189586A JP S63164307 A JPS63164307 A JP S63164307A
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Kazumi Ishibashi
和美 石橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は内燃機関用点火コイルに関し、とくに点火コイ
ルにおけるコアと注型樹脂との熱11脹差による樹脂の
ひび割れの防止に係る。
[従来の技術] 従来より、点火コイルは、・一端に穴が設けられ、他端
が開口した電気絶縁性の樹脂製ケーシングの中心部に強
磁性体である棒状コアを配置している。
この棒状コアには、該棒状コアに緊密に外表または一体
成形された樹脂製1次ボビン、該1次ボビンに銅線を巻
回してなる1次巻線からなる1次コイルが外嵌されてい
る。またこの1次コイルには、1次巻線に外嵌された樹
脂製2次ボビン、該2次ボビンに銅線を巻回してなる2
次巻線からなる2次コイルが外嵌されている。そして1
次コイルの接続端子と、2次コイルの高圧端子とを取付
けた後、エポキシ樹脂等の電気絶縁性の注型樹脂を注入
して成形され、ケーシング内に一体的に絶縁固定されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点] しかるに、上記構成の従来の点火コイルは、長期間使用
すると経時的に、棒状コアと注型樹脂、および棒状コア
と1・次ボビン成形樹脂との熱膨張係数の差が大きく異
なるため、内燃機関の作動、停止を繰り返すことによる
冷熱サイクルで、注型樹脂、および1次ボビン成形樹脂
にひび割れ(クラック)が発生するという問題点があっ
た。
そこで上記問題点を解決するために、実開昭61−30
225号公報においては、樹脂製1次ボビンの開放端と
コア端面との間に隙間を形成し、1次ボビン内で棒状コ
アが隙間内において移動し、熱膨張係数の差を吸収する
点火コイ、ルが存在する。しかるに、上記構成の従来の
点火コイルは、1次ボビンの開放端をケース開口部(注
型樹脂面)より突出させる必要があり、コンパクト性に
欠け、制約が大きい構造となっている。
本発明は、樹脂のクラック発生を確実に防止すると共に
、2次コイルの高圧端子付近から、の樹脂の漏洩を防止
し、コンパクトな内燃機関用点火コイルの提供を目的と
する。
[問題点を解決するための手段] 上記目的達成のため、本発明の内燃Il関川用火コイル
は、一端に穴が設けられ、他端が間口した電気絶縁性の
筒状樹脂製ケーシング内に、コアを配し、該コアの外周
に1次コイルを設け、さらに該1次コイルの外周に2次
コイルを配し、前記1次コイルへの接続端子と、前記2
次コイルの高圧端子とを取付け、前記ケーシング内に電
気絶縁性の樹脂を注型してなる内燃11関川点火コイル
において、前記コアの端面に当接して、前記ケーシング
の穴に、内部に前記2次コイルを接続すると共に点火プ
ラグの端子に嵌着される高圧端子を埋設した弾性栓体を
嵌め込んだ構成を採用した。
[作用および発明の効果] 上記構成により本発明の内燃機関用点火コイルはつぎの
作用および効果を有する。
コアの端面に当接して、ケーシングの穴に、内部に2次
コイルを接続すると共に点火プラグの端子に嵌着される
高圧端子を埋設した弾性栓体を嵌め込むことにより、コ
アを移動可能に保持しているので、コアと樹脂との熱i
張係数の差による冷熱サイクルの熱応力を吸収でき、耐
冷熱性を向上することができる。
また弾性栓体によりケーシングの底部穴を確実にシール
しているので、ケーシングからの樹脂の漏れを防止でき
る。
さらにコアがケーシングの開口より突出することなく、
ケーシング内に収まっているので、コン ・パクトな点
火コイルとなる。
[実施例] 本発明の内燃va関の点火コイルを図に示す一実施例に
基づき説明する。
第1図は本発明の内燃m関の点火コイルを装着した2輪
自動車用2ザイクルガソリンエンジンの要部を示し、第
2図は点火コイルを示す。
1は2輪自動車用2サイクルガンリンエンジン(以下エ
ンジンと略す) 8の点火プラグ9に直接高電圧を供給
する点火コイルを示す。
点火コイル1は、電気絶縁性の樹脂製円筒状ケーシング
(本実施例ではプラグキャップ)1Gと、該ケーシング
10内に配された棒状コア2と、該棒状コア2を移動可
能に保持する弾性栓体3と、棒状コア2に外嵌された1
次コイル4と、該1次コイル4に外嵌された2次コイル
6とを具備している。
ケーシング10の一端側には、大径丸穴12および小径
丸穴13が形成された底部11を有する。このケーシン
グ10は、所定の形状の点火コイル取付部材14の内周
溝15に嵌合する鍔状部16を形成した脚部11を有す
る。ケーシング10は、底部11の大径丸穴12および
小径丸穴13より図示上方に向って円筒状部18を延設
している。そしてこの円筒状部18の他端は、後記する
注型樹脂を注入する注入開口部19となっている。
棒状コア2は、フェライト等の強磁性体製であり、ケー
シング10の中心部に配置されている。この棒状コア2
の軸方向端面21は、弾性栓体3に接触している。
弾性栓体3は、アクリルゴム、シリコーンゴム等の耐熱
、シール性に優れた合成樹脂からなる。
弾性栓体3は、断面矩形状を呈し、図示上方端部31の
端面32に凹所33を形成している。この凹所33に棒
状コア2の軸方向端面21が圧入されている。
また弾性栓体3は、図示下方端部34にケーシング10
の小径丸穴13に圧入固定される円筒状部35を設けて
いる。さらに端部31.34間には、ケーシング10の
大径丸穴12に嵌め込まれる円板状部36を設けている
1次コイル4は、棒状コア2に所定の間隙を介して空巻
きしてなる1次巻140を有する。棒状コア2と1次巻
線40との間の間隙には、注型樹脂が充填される。
1次巻線40は、線径0.31IIIl〜1.011の
自己融着電線を例えば50〜200回程度略円筒状に巻
回されている。また1次巻線40は、一端がバッテリ(
図示せず)より1次直流電流を供給される接続端子41
に接続され、他端がアース用端子42に接続されている
。1次巻fi40の図示下方の巻端43は、弾性栓体3
の端面32に接触している。この1次巻線40の巻線仕
様は、バッテリの電圧、1洗直流″Fi流制限用抵抗器
の有無、エンジン8の性能仕様に応じて選定される。
2次コイル6は、1次巻線40に外嵌された樹脂12次
ボビン5、該2次ボビン5に巻回してなる2次巻線60
を有する。
2次ボビン5は、外周に2次巻線60を直接巻回する櫛
型円筒状スプール51、および両端に枠状部52を形成
している。枠状部52は、弾性栓体3の円板状部36に
保持され、内周面53は、弾性栓体3の端部31の外周
31に固着されている。
2次巻線60は、線径0.02u〜0.06n+mの自
己融着電線を例えば10000〜20000回程度スプ
ール51に成層巻きしている。また2次巻線60は、一
端が高圧端子61に接続され、他端がアース用端子42
に接続されている。
この高圧端子61は、筒状部62およびプラグ接続金具
63を有し、その筒状部62の一部64が弾性栓体3に
埋設されている。また筒状部62の一端65は、点火プ
ラグ9の高圧端子93を弾性的に保持している。このた
め、点火プラグ9により点火コイル1に伝達されるエン
ジン8の振動を弾性栓体3で吸収できる。この他に筒状
部62では、該筒状部62内にコイルスプリング等の導
電性弾性体により点火プラグ9の端子93を弾性接触し
て保持する方法もある。さらに筒状部62の他端66は
、鍔状を呈し、2次巻線60の巻端が接続されている。
2次巻線60は、1次巻線40に供給された1次直流電
流が断続器により断続される電流遮断時のコイル磁束変
化に基づき発生した2次側高電圧(例えば15〜25K
V)を点火プラグ9へ供給する。
これらは、ケーシング10内に収納して後、エポキシ樹
脂等の電気絶縁性の注型樹脂7を注入開口部19よりケ
ーシング10内に注入して、ケーシング10内に一体的
に固定される。この場合には、注入間口部19が注型樹
脂面となる。
エンジン8は、シリンダーヘッド81、シリンダーブロ
ック82、ピストン83、燃焼室84、および点火コイ
ル1を取付けるエンジンカバー85を備える。
点火プラグ9は、絶縁体91、該絶縁体91の後端92
より突出した端子93、取付金具94、中心電極95お
よび外側電極96から構成される。点火プラグ9は、エ
ンジンカバー85に設けられた点火プラグ挿通穴87を
通じてシリンダーヘッド81に形成された点火プラグ取
付用ねじ穴86に締結されている。
本実施例の点火コイル1の作用を図に基づき説明する。
まず高圧端子61を埋設した弾性栓体3の凹所33内に
棒状コア2の軸方向端面21が嵌入するように棒状コア
2を弾性栓体3に圧入固定する。モして予じめ所定の径
に巻回された1次巻線40を棒状コア2の外周に所定の
間隙を開けて外嵌する。このとき、1次巻線40の巻@
43は、弾性栓体3の端面32に接触している。また2
次巻41!60を2次ボビン5に成層巻ぎした後、2次
ボビン5を弾性栓体3の端部31の外周37に圧入によ
り固着する。
そしてケーシング10の底部11の小径丸穴13に弾性
栓体3の円筒状部35を圧入して、弾性栓体3をケーシ
ング10内に固定する。その後、注型樹脂7をケーシン
グ10の注入開口部19より注入することにより、ケー
シング10内に棒状コア2.1次コイル4、および2次
コイル6を一体的に絶縁固定する。
また弾性栓体3に埋め込まれた高圧端子61の筒状部6
2で、点火プラグ9の端子93を強圧的に保持するよう
に点火プラグ9に点火コイル1を取付ける。そしてケー
シング10の鍔状部16を点火コイル取付部材14の内
周溝15に嵌合させてエンジンカバー85に点火コイル
1を取付ける。
このようにしてエンジン8に取付けられた点火コイル1
は、一般に棒状コア2と注型樹脂3との熱膨張係数の差
が太き(異なっているので、長期間使用すると熱応力の
集中により注型樹脂3にクラックが発生する。この注型
樹[117のクラックの発生を防止するには、棒状コア
2と注型樹脂3との熱応力を吸収することが考えられる
そこで、本実施例では、弾性栓体3の弾性力により、冷
熱サイクルどきの棒状コア2の移動を阻たげない構成を
用いることにより、棒状コア2と注型樹脂1との熱膨張
係数の差による冷熱サイクルの熱応力を吸収する。よっ
て、冷熱サイクルによる注型樹脂7のクラック発生を確
実に防止できる。
また弾性栓体3によりケーシング10の底部11の小径
丸穴13を確実にシールしているので、ケーシング10
からの注型樹脂7の漏れを防止できる。
さらに棒状コア2がケーシング10の注入開口部19よ
り突出することなく、ケーシング10内に収まっている
ので、コンパクトな点火コイル1となる。
本実施例は、本発明の内燃機関用点火コイルを2輪自動
車用2サイクルガソリンエンジンの点火コイルに使用し
たが、その他の内燃ir!lの点火コイルに使用しても
良い。
本実施例では、弾性栓体にゴム等の合成樹脂を用いたが
、その他の弾性体を用いても良い。
本実施例では、コアにフェライト製の棒状コアを用いた
が、硅素鋼板製の積層コアを用いても良い。この場合ケ
ーシングは、矩形状の筒となる。
本実施例では、1次コイルに空巻ぎしてなる1次巻線を
用いたが、1次コイルに両端が開口した中空の1次ボビ
ンに巻回された1次巻線を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の内燃機関の点火コイルを装着した2輪
自動車用2サイクルガソリンエンジンの要部を示す断面
図、第2因は第1図の要部拡大断面図である。 図中

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一端に穴が設けられ、他端が開口した電気絶縁性の
    筒状樹脂製ケーシング内に、コアを配し、該コアの外周
    に1次コイルを設け、さらに該1次コイルの外周に2次
    コイルを配し、 前記1次コイルへの接続端子と、前記2次コイルの高圧
    端子とを取付け、前記ケーシング内に電気絶縁性の樹脂
    を注型してなる内燃機関用点火コイルにおいて、 前記コアの端面に当接して、前記ケーシングの穴に、内
    部に前記2次コイルを接続すると共に点火プラグの端子
    に嵌着される高圧端子を埋設した弾性栓体を嵌め込んだ
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
JP61311895A 1986-12-26 1986-12-26 内燃機関用点火コイル Expired - Fee Related JPH07111930B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0984463A4 (en) * 1997-05-23 2001-03-07 Hitachi Ltd IGNITION COIL ARRANGEMENT FOR A ENGINE AND ENGINE WITH A PLASTIC HOOD
US6930583B2 (en) 1997-02-14 2005-08-16 Denso Corporation Stick-type ignition coil having improved structure against crack or dielectric discharge

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US6571784B2 (en) 1997-05-23 2003-06-03 Hitachi, Ltd. Ignition coil for use in engine and engine having plastic cylinder head cover

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