JPS63162714A - ポリエーテルシロキサングラフト重合体 - Google Patents

ポリエーテルシロキサングラフト重合体

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JPS63162714A
JPS63162714A JP62311146A JP31114687A JPS63162714A JP S63162714 A JPS63162714 A JP S63162714A JP 62311146 A JP62311146 A JP 62311146A JP 31114687 A JP31114687 A JP 31114687A JP S63162714 A JPS63162714 A JP S63162714A
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polyalkylene oxide
perfluoroalkyl
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polymer
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JP62311146A
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ハインリツヒ・アルベルツ
ハンス−ベルント・アルテバイアー
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Bayer AG
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F283/00Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G
    • C08F283/12Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polysiloxanes
    • C08F283/122Macromolecular compounds obtained by polymerising monomers on to polymers provided for in subclass C08G on to polysiloxanes on to saturated polysiloxanes containing hydrolysable groups, e.g. alkoxy-, thio-, hydroxy-
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なグラフト重合体、その製造方法並びに水
性の、溶媒含有及び粉末状ラッカー及び被覆系に対する
レベリング剤(!evelling agent)とし
てのその使用に関するものである。
以後ポリエーテルシロキサンとして称するポリアルキレ
ンオキシドオルガノポリシロキサンブロック及びくし型
重合体はその界面活性のために種々の技術的用途に対す
る重要な補助剤である[W。
ノル(Noll)、ヘミ−・ラント・テクノロジー・デ
ル・シリコーン(Che+*ie und Techn
ologieder 5ilicone) 、ベルラグ
・ヘミ−、ワインハイム(VerlB Chemie、
 Weinhies+) 、第2版、1968.322
〜323及び493〜495頁参照]。
発泡体に対する安定剤として、そして脱乳化剤及び織物
に対する帯電防止剤としてのその用途に加えて、殊にか
かる重合体は水性または溶媒含有ラッカーもしくは被覆
系中での補助剤として殊に用いる。
米国特許第A−3,342,766号には酢酸ビニルま
たはスチレン−アクリレート乳化液の如き塗布された被
覆物に対する水性結合剤乳化液の調製に対するポリアル
キレンオキシド−オルガノポリシロキサンブロック共重
合体の使用が記載されている。ポリエーテルシロキサン
を含むかかる乳化液をベースとして調製されるラッカー
は塗布被覆した場合にポリエーテルシロキサンを含まぬ
ラッカーと比較して改善された表面硬さ及び改善された
レベリング流れ(levelling flow)を有
する。
外観の定性的利点の代りに、この重合方法はそのものか
ら調製する出発物質のために塗布被覆用結合剤がある量
のレベリング剤を含み、従って使用し得る調製物が制限
される欠点を有する。極めて少ない濃度でのみでラッカ
ーまたは被覆用化合物に加えた場合に特性に所望の改善
点を与えるレベリング剤は使用者により多くの自由度を
与える。
極めて少ない濃度で用いた場合に塗装または被覆用化合
物のラッカー技術特性をかなり改善する有効な補助剤、
殊に水性及び溶媒含有ラッカーまたは被覆系並びに粉末
ラッカー及び回転焼結(whirl sinterin
g)被覆用化合物に対する高度に活性のレベリング、交
叉結合及び平滑剤を与えることが本発明の目的である。
この問題はポリアルキレンオキシド−オルガノポリシロ
キサンブロック及び/またはくし型重合体のグラフト重
合体並びにパーフルオロアルキル置換されたアリル化合
物により解決される。
本発明は a)0.1〜99重量%のポリアルキレンオキシド−オ
ルガノ−ポリシロキサンブロック及び/またはくし型重
合体単位並びに b)99.9〜0.1重量%の重合されたパーフルオロ
アルキル置換されたアリル化合物の単位からなるグラフ
ト重合体において、該重合体が式%式% 式中、Xは水素原子またはメチル基を表わし、Y及びZ
は相互に独立して水素原子または炭素原子1〜18個を
含むアルキル基を表わし、Qは炭素原子1〜12個を含
む二価のアルキレン基、一般式 %式%) の1つに対応する二価の有機性基または式Y及びZは上
記の意味を有し、 Rは水素原子または炭素原子1〜18個を含むアルキル
基を表わし、そしてmは0〜6の整数を表わし、 R,は炭素原子1〜20個を含む過フッ素化された脂肪
族の、随時分枝鎖状であってもよい基を表わし、ここに
詰碁はフッ素原子に加えて2個の炭素原子上に多くとも
1個の水素または1個の塩素原子を含むことができ、そ
して過フッ素化された該脂肪族基は酸素原子を間に含む
ことができ、 R1□はポリアルキレンオキシド−オルガノポリシロキ
サンブロック及び/またはくし型重合体を表わし、そし
て Rpoはポリアルキレンオキシド−オルガノポリシロキ
サンブロック及び/またはくし型重合体のポリアルキレ
ンオキシド鎖を表わす、の構造成分を含み、そして該グ
ラフト重合体において50重量%より多いパーフルオロ
アルキル置換されたアリル単量体を1分子状態でポリア
ルキレンオキシド−オルガノポリシロキサンブロック及
び/またはくし型重合体のアルキレンオキシド単位に加
えることからなる該グラフト重合体に関するものである
35〜95重量%のポリアルキレンオキシド−オルガノ
ポリシロキサンブロック及び/またはくし型重合体単位
並びに65〜5重景%重量合されたパーフルオロアルキ
ル置換されたアリル化合物を含むグラフト重合体が好ま
しい。
70重量%より多いパーフルオロアルキル置換されたア
リル単量体を1分子状層でポリアルキレンオキシド−オ
ルガノポリシロキサンブロック及び/またはくし型重合
体に加えるグラフト重合体が殊に好ましい。
また基R,が式cF、(CF、)、のパーフルオロアル
キル基であり、ここにnが2〜19の整数である上記の
構造単位を有するグラフト重合体が殊に好ましい。
本発明によれば、ポリアルキレンオキシド−オルガノポ
リシロキサンブロック及び/またはくし型重合体単位は
いずれかの組成及び構造を有し得る1本発明を限定しな
い選択は例えばW、ノル(Noll) 、ヘミ−・ラン
ト・テクノロジー・デル・シリコーン、ベルラグ・ヘミ
−GmbH、ワインハイム、第2版、1968.321
〜323頁、及びその引用文献中に記載される。
本発明によれば、重合されたパーフルオロアルキル置換
されたアリル単位は一般式 %式% 式中、置換基Z、Y、Q及びR,は上記の意味を有する
、 に対応する単位である。
Qが式 %式%) の基である単位が好ましい。
ある殊に好適な単位は式 %式% 式中、nは3〜19の整数を表わす、 の組成を有する。
本発明によるグラフト重合体において、パーフルオロア
ルキル置換されたアリル単位は一般にポリアルキレンオ
キシド−オルガノポリシロキサンブロック及び/または
くし型重合体単位のポリアルキレンオキシド類中の酸素
原子に対してα−位置にある炭素原子に結合する。
本発明によるグラフト重合体はポリアルキレンオキシド
−オルガノポリシロキサンプロ・ンク及び/またはくし
型重合体の存在下でのパーフルオロアルキル置換された
アリル化合物の遊離基重合により得られる。アリル化合
物が遊離基重合反応においてポリアルキレンオキシド−
オルガノポリシロキサンブロック及び/またはくし型重
合体のポリアルキレンオキシド類とのグラフト反応によ
り実質的に定量的に反応することが見い出された。
アリル化合物は一般に重合が極めて不完全で、且つ困難
であることが公知であるため、この反応が実質的に定量
的であることは驚くべきことである[G、ヘンリチーオ
リーブ(Henrici −O1ive)、S、オリー
ブ、ペルラグ・ヘミ−、ワインハイム、1969.69
頁参照]、遊離基重合によるアリル共重合体の製造方法
は例えば米国特許第A−2゜894.938号及び同第
A−2.940.946号から公知である。これらの方
法の欠点は単量体の転化率が低すぎ、遊離基生成剤の消
費が高ずぎ、そして得られる生成物の分子量が極めて低
いことにある。
驚くべきことに、本発明によるグラフト重合体の製造に
おいてはこれらの欠点が生じないことが見い出された。
かくして本発明は99.9〜0.1重量%の一般式 %式% のパーフルオロアルキル置換されたアリル単量体を0.
1〜99.9重量%のポリアルキレンオキシド−オルガ
ノポリシロキサンブロック及び/まタハくシ型重合体の
存在下で重合させることを特徴とし、ここに置換基Z、
Y、Q及びR,は上記の意味を有する、本発明によるグ
ラフト重合体の製造方法に関するものである。
本発明によるグラフト重合体の好適な製造方法において
、65〜5重I%の上記一般式のパーフルオロアルキル
置換されたアリル単量体を35〜95重量%のポリアル
キレンオキシド−オルガノポリシロキサンブロック及び
/またはくし型重合体の存在下で遊離的に重合する。
本発明による方法のある有利な変法において、50重量
%より多いパーフルオロアルキル置換されたアリル単量
体を1分子状態でポリアルキレンオキシド−オルガノポ
リシロキサンブロック及び/またはくし型重合体に加え
る方法で遊離基重合を行う。
70重量%より多いパーフルオロアルキル置換されたア
リル単量体を1分子状態でアルキレンオキシド単位また
はポリアルキレンオキシド−オルガノポリシロキサンブ
ロック及び/またはくし型重合体に加える方法で遊離基
重合は好適に行われる。
このことは反応条件例えば反応温度もしくは遊離基生成
剤の濃度または溶媒の特性を適当に選ぶことにより達成
し得る。
本発明によるグラフト重合体の製造に用いるパーフルオ
ロアルキル置換されたアリル化合物は例えば英国特許出
願第A−818,576号、米国特許出願第A−2,5
19,983号、同第A−2,732,398号、同第
A−3,704,311号及びドイツ国特許出願第A−
2,004゜962号に記載される方法により得ること
ができる。
本発明による方法に対して過フッ素置換されたアリルエ
ーテル、アリルエステル及びN−アリルスルホンアミド
誘導体を用いることが殊に有利であり、N−アリルスル
ホンアミド誘導体が好ましい、N−アリルスルホンアミ
ド誘導体の群から、式 %式% 式中、nは3〜19の整数を表わす、 の組成を有する化合物が殊に好ましい。
本発明によるグラフト重合体の製造に用いるポリアルキ
レンオキシド−オルガノポリシロキサンブロック及び/
またはくし型重合体は例えばW。
ノル、ヘミ−・ラント・テクノロジー・デル・シリコー
ン、ベルラグ・ヘミ−、ワインハイム、第2版、196
8.321〜323頁に記載されるように本分野で用い
られる常法により得ることができる6例えば、かかる重
合体は置換基としてジアセトキシ末端基を含むオルガノ
シロキサンとOH−末端化されたポリアルキレンオキシ
ドを含むポリエステルまたはポリアルキレンオキシドブ
ロックとの反応により製造し得る。またブロック及び/
またはくし型重合体はアリル末端化されたポリアルキレ
ンオキシドまたはポリアルキレンオキシド誘導体を5L
−H基を含むオルガノポリシロキサンに付加させること
により合成し得る。この付加は公知の方法で、殆んどの
場合に白金触媒を用いて行われる。
遊離的に開始されるパーフルオロアルキレンオキシド−
オルガノポリシロキサンブロック及び/またはくし型重
合体の重合は遊離生成剤、高エネルギー放射または熱に
より開始し得る。遊離基開始剤は好ましくは0.05〜
15重量%の程度の量で用いられるアゾ及び/または過
酸化物開始剤である。
適当な遊離基生成剤の例にはアゾ−ジ−イソブチロニト
リル、アゾ−ジ−バレロニトリル、そのエステル及びイ
ミノエステル誘導体、t−ブチルパーピバレート、t−
ブチルパーオクトエート、ジ−t−ブチルパーオキシド
及び過酸化ベンゾイルがある。また例えばフェニル置換
されたエタン誘導体として他の背進に用いる過酸化物性
または非過酸化物性遊離基生成剤を使用し得る。
溶媒を加えるか、または加えずに、水溶液、懸濁液また
は乳化液中で遊離基重合を行い得る。溶媒として炭化水
素及びフッ素化された炭化水素を用いて溶液中で行うこ
とが好ましい。
遊離基重合は好ましくは80〜250℃の温度範囲で行
うが、いずれかの温度範囲で出発し、そして行うことが
でき、そして本分野に精通せる者は公知か、または新規
な開始剤系の特性により理解される。
必要に応じて、フェノール、ジアミンまたはリン誘導体
をベースとする酸化防止剤、UV吸収剤、殺生物剤(b
iocide)及び通常のタイプのフィラー例えばチョ
ーク、タルクまたはシリカ、並びに無機及び有機顔料な
どを前もって調製したグラフト重合体反応混合物中に導
入し得る。
本発明によるグラフト重合体は水に可溶性であるか、ま
たは不溶性であり、そしてその組成に依存して室温で固
体または液体である。また驚くべきことに、水溶性グラ
フト重合体の多くは溶媒例えばトルエンに可溶性であり
、このことはこれらの生成物に対する用途の興味ある可
能性を開くものである。
更に本発明は本発明によるグラフト重合体の使用並びに
水性及び/または溶媒含有ラッカー及び被覆系、粉末ラ
ッカー並びに回転焼結被覆用化合物に対するレベリング
剤として本発明による方法により得られるグラフト重合
体に関するものである0本発明によるグラフト重合体は
極めて少ない濃度のみで用いる場合でさえも該ラッカー
及び被覆系のレベリング特性をかなり改善する。
これらのものはレベリング特性ばかりでなく、ラッカー
の結合力及び耐引かき性も改善する。粉末ラッカー中の
レベリング剤として本発明によるグラフト重合体を用い
る場合、これらのものを調製物にか、または粉末ラッカ
ーの調製の段階で加えることが推奨される。
被覆化合物及び系において本発明によるグラフト重合体
を用いることにより広範囲の被覆物を紙、皮革、織物、
金属及びプラスチックの如き基体に有利に塗布すること
ができる。
下の実施例は本発明によるグラフト重合体の製造並びに
そのラッカー及び被覆系におけるレベリング剤としての
使用を説明するものである。
特記せぬ限り与えられる量は重量部または重量%として
理解されたい。
実施例に用いられるポリエーテルシロキサンを第1表に
示す(「ポリエーテルシロキサン」なる用語はポリアル
キレン−オルガノポリシロキサンブロック及び/または
くし型重合体の同義語としてここに用いる)、成分が使
用される個々の実施例及び量を第2表に示し、そして実
施例により得られるグラフト重合体の水及びトルエン中
での粘度及び溶解度を第3表に要約する。
本発明によるグラフト重合体は次の一般的製造方法によ
り製造される: バーフルオロアルキル置換されたアリル単量体及び実施
例に示されるポリエーテルシロキサンの混合物(第2表
)を窒素下にて140℃に加熱する。ホワイト・スピリ
ット(white 5pirit)  (沸点155〜
185℃)中の過酸化物の溶液を2時間にわたって加え
る6次に反応混合物を140℃で2時間及び150℃で
1時間撹拌する0次に揮発成分を高真空中にて150℃
で吸引する。残渣を冷却し、次に下記のように特性化す
る〈第3表)。
ポリエーテル        構造式 図シロキンサン
No。
H n=6 m=24 U改 実施例  23°Cでの  水中での  トルエン中N
o、    粘度    溶解度   での溶解度(s
Pa、s 1    3200      +       +2
5olid + + 32500 + + 45olid (+) + 5    2780             ++ 
水及びトルエンに可溶性を表わす (+)  低い溶解度を表わす −不溶性を表わす −a的製造方法により得られ、そして第2及び3表で特
性化されたグラフト重合体の実用例:実施例 1 水希釈可能なポリエステル−アルキダルラッカー[AI
kydal R35w@、バイエルAGレベルクーセン
(Bayer AG Leverkusen)の商品生
成物]: 実施例1.2及び3により製造されたグラフト重合体の
10%水溶液を種々の濃度でポリエステルアルキダルラ
ッカーと混合した。このラッカーをエンジン油で汚染さ
れた鋼鉄シートをラッカー掛け(lacquering
 )するために用いた。
水で湿ったラッカーフィルムを130℃で20分間スト
−ピングした。
得られたラッカー被覆を低分子量n−ブチルアクリレー
ト共重合体[例えばModaflow”、モンサンド(
Mon5anto) 、U S A ]をベースとする
通常の市販のラッカー添加剤を用い、そして本発明によ
るグラフト重合体を用いずに得られた対応するラッカー
被覆と比較した。ラッカー被覆のレベリング特性及び表
面構造を評価し、その際に表面構造をいわゆるあばた(
 crater )及び/またはいわゆるゆずはだ(o
range peel)効果の外観をベースに判断した
。ゆずはだ効果(ラッカー被覆の表面がオレンジの皮の
構造に似ていること)、及びあばたの出現(ラッカー被
覆の表面上のあばた形の構造)はラッカー掛けの表面欠
陥である。
レベリング剤なしでは密着したラッカー被覆を得ること
はできなかった。低分子量のn−ブチルアクリレート共
重合体をベースとする市販のレベリング剤を用いた場合
、あばたを有しない滑らかなラッカー被覆の生成を確実
なものにするためには0.3〜0.5重量%が必要であ
った。
本発明によるグラフト重合体を用いた場合、ラッカー中
に0.04重量%のみの実施例1.2及び3からのグラ
フト重合体を用いてあばたを含まず、そしてゆずはだ効
果を有しない密着したラッカー被覆が得られた。
実施例 2 ビス−アクリレート改質化されたポリエステル樹脂をベ
ースとするUV−硬化用溶媒ラッカーに対するレベリン
グ剤としての使用: ビス−アクリレート改質化されたポリエステル樹脂をベ
ースとするUV−硬化用溶液ラッカーの例として、固体
含有量72重量%を有するタイプBaryoflexe
、ケム・ファブリック・アールベルブ/スイス(Che
m、 F abrik A arberg/ S wi
tzer−1and)の商業生成物のいわゆる高固体透
明ラッカーを0.04重量%の本発明による実施例4及
び5のグラフト重合体で処理した。このラッカーをベニ
ヤ板の上塗りに用い、そしてUV照射により硬化させた
。比較のためにレベリング剤を含まぬ同様なラッカーを
用いた。
本発明によるレベリング剤の添加なしでは硬化後に得ら
れたラッカーはあばた効果を示し、このことは完全なレ
ベリングより劣っていることを示した6本発明によるグ
ラフト重合体を加えた場合、あばた効果を有しない優れ
たラッカーのレベリング流れ、換言すると完全なラッカ
ー被覆が得られ、そしてまたラッカー被覆の結合力及び
耐引かき性も改善された。
実施例 3 粉末ラッカー被覆に対するレベリング剤としての使用: 粉末ラッカーとして32重量%の酢酸ビニルを有するエ
チレン−酢酸ビニルのけん化により得られ、そして10
0μmより小さい粒径を有するエチレン−ビニルアルコ
ール共重合体を用いた。
実施例3に記載される本発明によるグラフト重合体を種
々の量でこの粉末に加えた。
粉末を1010X10及び厚さト■の大きさの鋼鉄シー
ト上に静電噴霧し、そして被覆された鋼鉄シートを加熱
用戸棚中にて200℃で10分間後加熱した0通常の商
業的プラント中にて一50kVの電圧で3.5バールの
空気供給で静電粉末塗布を行った。
レベリング剤を添加しない同様の粉末ラッカー及び低分
子量のn−ブチルアクリレート共重合体をベースとする
通常のレベリング剤を含む粉末ラッカーを比較のために
上記と同様に噴霧した。
本発明によるグラフト重合体を含む粉末ラッカーは0.
03重量%の量のグラフト重合体が存在する場合でも鋼
鉄シートのエツジ上でもあばたを含まない優れたレベリ
ング流れを与えた。得られた層の平均厚さは80μmで
あった。
レベリング剤を用いずにあばたを含まぬ被覆物は得られ
なかった。低分子量のn−ブチルアクリレート共重合体
をベースとするレベリング剤を用いる場合、エチレン−
ビニルアルコール共重合体をベースとして少なくとも0
.5重量%を加える場合にのみあばたの生成を生じさせ
ない十分なレベリング流れが得られた。
本明細書及び実施例は説明のためであり、本発明を限定
するものではなく、そして本発明の精神及び範囲内での
他の具体例はそれ自体本分野に精通せる者には示唆され
ることは理解されよう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)0.1〜99重量%のポリアルキレンオキシド
    −オルガノ−ポリシロキサンブロック及び/またはくし
    型重合体単位並びに b)99.9〜0.1重量%の重合されたパーフルオロ
    アルキル置換されたアリル化合物の単位からなるグラフ
    ト重合体において、該重合体が式▲数式、化学式、表等
    があります▼ 式中、Xは水素原子またはメチル基を表わし、Y及びZ
    は相互に独立して水素原子または炭素原子1〜18個を
    含むアルキル基を表わし、Qは炭素原子1〜12個を含
    む二価のアルキレン基、式 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 の二価の有機性基または式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼の基を 表わし、ここに Rは水素原子または炭素原子1〜18個を含むアルキル
    基を表わし、そしてmは0〜6の整数を表わし、 R_fは炭素原子1〜20個を含む過フッ素化された脂
    肪族の、随時分枝鎖状であってもよい基を表わし、ここ
    に該基はフッ素原子に加えて2個の炭素原子上に多くと
    も1個の水素または1個の塩素原子を含むことができ、
    そして過フッ素化された該脂肪族基は酸素原子を間に含
    むことができ、 R_s_1はポリアルキレンオキシド−オルガノポリシ
    ロキサンブロック及び/またはくし型重合体を表わし、
    そして R_p_oはポリアルキレンオキシド−オルガノポリシ
    ロキサンブロック及び/またはくし型重合体のポリアル
    キレンオキシド鎖を表わす、の構造成分を含み、そして
    該グラフト重合体において50重量%より多いパーフル
    オロアルキル置換されたアリル単量体を1分子状態でポ
    リアルキレンオキシド−オルガノポリシロキサンブロッ
    ク及び/またはくし型重合体のアルキレンオキシド単位
    に加えることからなる該グラフト重合体。 2、ポリアルキレンオキシド−オルガノポリシロキサン
    ブロック及び/またはくし型重合体単位を35〜95重
    量%で存在させ、そして重合されたパーフルオロアルキ
    ル置換されたアリル化合物を65〜5重量%で存在させ
    る、特許請求の範囲第1項記載のグラフト重合体。 3、70重量%より多いパーフルオロアルキル置換され
    たアリル単量体を1分子状態でポリアルキレンオキシド
    −オルガノ−ポリシロキサンブロック及び/またはくし
    型重合体のアルキレンオキシド単位に加える、特許請求
    の範囲第1項記載のグラフト重合体。 4、R_fが式CF_3(CF_2)_n−のパーフル
    オロアルキル基を表わし、ここにnが2〜19の値の整
    数を表わす、特許請求の範囲第1項記載のグラフト重合
    体。 5、99.9〜0.1重量%の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のパーフルオロアルキル置換されたアリル単量体を0.
    1〜99.9重量%のポリアルキレンオキシド−オルガ
    ノ−ポリシロキサンブロック及び/またはくし型重合体
    と遊離基重合させることからなる、特許請求の範囲第1
    項記載のグラフト重合体の製造方法。 6、65〜5重量%のパーフルオロアルキル置換された
    アリル単量体を35〜95重量%のポリアルキレンオキ
    シド−オルガノポリシロキサンブロック及び/またはく
    し型重合体と重合させる、特許請求の範囲第5項記載の
    方法。 7、50重量%より多いパーフルオロアルキル置換され
    たアリル単量体を1分子状態でポリアルキレンオキシド
    −オルガノポリシロキサンブロック及び/またはくし型
    重合体のアルキレンオキシド単位に加える、特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 8、70重量%より多いパーフルオロアルキル置換され
    たアリル単量体を1分子状態でポリアルキレンオキシド
    −オルガノポリシロキサンブロック及び/またはくし型
    重合体のアルキレンオキシド単位に加える、特許請求の
    範囲第5項記載の方法。 9、被覆剤及びレベリング剤からなるラッカーまたは被
    覆用組成物において、該レベリング剤として特許請求の
    範囲第1項記載のグラフト共重合体を用いることからな
    る改善方法。 10、レベリング剤を含むラッカーまたは被覆用組成物
    を有する基体の被覆において、該レベリング剤が特許請
    求の範囲第1項記載のグラフト共重合体からなる改善方
    法。
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