JPS63162493A

JPS63162493A - エンジンオイル交換装置

Info

Publication number: JPS63162493A
Application number: JP30303886A
Authority: JP
Inventors: 太田　安人; 井上　六郎; 三留　新司
Original assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Current assignee: Tokyo Tatsuno Co Ltd
Priority date: 1986-12-19
Filing date: 1986-12-19
Publication date: 1988-07-06
Also published as: JPH0471798B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、自動車へガソリンを給油するガソリン給油所
等に設置するエンジンオイル交換装置に関する。

〔従来の技術〕

かかる給油所では自動車へのガソリン給油の他に、エン
ジンオイルの交換を行っている所が多く、かかる場合に
、オイル抜取りと供給とを同じ場所で連続して行えるよ
う１つのケース内にオイル抜取り装置とオイル供給装置
とをまとめて収納するものが考えられた。

このオイル抜取り装置は、例えばケースにオイル抜取り
用ホースを吊下し、このホースを廃油タンクに排油管で
連結するもので、該排油管途中には吸上げ用のポンプを
配設している。

そして、オイルを抜取るにはホースの先端を自動車のオ
イルパンのゲージ穴に挿入し、ポンプを駆動してオイル
タンク内のオイルをホース、排油管を介して廃油タンク
に回収する。この時、排油管の途中に網状のストレーナ
を設け、該ストレーナでオイル中に混入しているごみを
除去しごみがポンプに吸込まれて故障するのを防止する
。

オイル抜取り装置の使用回数が増すにしたがい、ストレ
ーナに付着するごみの量が徐々に増し、その結果ストレ
ーナ部分での抵抗が増大し、後上方が弱まる。

そこで、ストレーナに付着しているごみを取除くべく、
ストレーナの掃除を行うが、従来はストレーナを外して
ケース外に取出し、これを例えば石油などで洗っていた
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

このため、ケース内の排油管途中に組込まれているスト
レーナの取外し作業に手間どるのみならず、ストレーナ
の洗浄作業も石油などの液体を別途用意する必要があり
手数を要し取扱いも面倒である。

本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、ストレー
ナを洗浄する場合にこれを取外す必要もなくきわめて簡
単に洗浄できるオイル抜取り装置を備えたエンジンオイ
ル交換装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は前記目的を達成するため、オイル抜取装置のス
トレーナに廃オイル容器からの逆洗手段を設けることを
要旨とするものである。

（作用）本発明によれば、自動車のオイルパンから抜取ったオイ
ルを−たん廃オイル容器に溜め、抜取る場合の方向とは
逆方向に逆洗手段によりこのオイルをストレーナを通過
させて廃油タンク内へ回収する。その結果、ストレーナ
に付着しているごみは廃オイル容器側から流れてくるオ
イルによりストレーナからはがされてオイルとともに廃
油タンク内に回収される。

〔実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明のエンジンオイル交換装置の実施例を示
す正面図、第２図は同上縦断正面図で、図中１はオイル
抜取り装置とオイル供給装置とが一体的に組込まれる比
較的偏平なユニットケースを示し、該ユニットケース１
は正面の上部に宣伝などの文字、図形２を記した半透明
のパネル３を配した透明な蓋４を取付けた。

オイル抜取り装置としては、ユニットケースｌの正面左
側の下方にオイル抜取り用ホース５を吊下げ、ケースｌ
内上方で前記蓋４の背後に抜取ったオイル及びその量が
外部かられかるよう周面に目盛６を施した透明窓を有す
る角柱状の廃オイル容器７を設け、地下の廃油タンクＴ
に接続する。

そして、オイル抜取り用ホース５と廃オイル容器７と地
下の廃油タンクＴとを排油管９　ａ、　　９　ｂ＋９ｃ
で連結し、オイル抜取り用ホース５と廃オイル容器７と
の間にストレーナｌＯ、モータ１１に連結したポンプ１
２．及び手動式の三方切換弁１３を順次配設し、廃オイ
ル容器７と廃油タンクＴとの間に電磁弁１４を設け、排
油管９ｂと、排油管９Ｃとを前記三方切換弁１３を介し
て連結した。

図中１５はオイル抜取り用ホース５と排油管９Ｃとを接
続するためのコネクターを示す。

次に、オイル供給装置についてこれを例えばスペシャル
オイルＡ用とスーパーオイルＢ用と、２個設ける場合を
説明すると、ケースエの正面に前記オイル抜取り用ホー
ス５に並べてその右側に先端に給油ノズル１６ａを有す
るオイルＡ用の給油ホース１６と、同じく先端に給油ノ
ズル１７ａを有するオイルＢ用の給油ホース１７とを吊
下し、その上方にこれら給油ノズル１６ａ　、１７　ａ
のノズル掛け１８゜１９を設け、ここに給油ノズル１６
ａ　、１７　ａの掛は外しに連動してオン、オフするノ
ズルスイッチ２０．２１を設ける。

そして、ケース１内にオイルＡ用のタンク２２とオイル
Ｂ用のタンク２３とを配設し、給油ホース１６゜１７と
タンク２２．２３とを給油管２４　、２５でそれぞれ連
結し、これら給油管２４．２５の途中に、手動式の三方
切換弁３２．３３共用のモータ３０に連結したポンプ３
１ａ、　３１ｂ、流量パルス発信器３４．３５を接続し
た流量計２８．２９、及び電磁弁２６．２７を順次配設
した。

またタンク２２．３３への補給路兼循環路として電磁弁
２６．２７と給油ホース１６．１７との間の給油管２４
゜２５を分岐して補給管３６ａ　、　３７ａとし、この
補給管３６ａ　、　３７ａを三方切換弁３２．３３を介
してポンプ３１ａ。

３１ｂの吸込側に接続し、ポンプ３１ａ、３１ｂと流量
計２８．２９との間の給油管２４．２５を分岐して補給
管３６ａ。

３７ｂとし、この補給管３６ｂ　、　３７ｂをタンク２
２．２３に接続するとともに途中にチェック弁３８．３
９を設ける。図中４０は給油ホース１６．１７の先端に
取付ける補給ノズルを示し、これは別途用意しておく。

また、図中４２は給油量表示器、４５は給油量のプリセ
ットボタン、４６．４７は給油中を示す表示ランプ、４
８．４９はレベルゲージ、５２ａ　、５２ｂはタンク２
３内が満タンになると作動するフロートスイッチ、５３
ａ。

５３ｂは切換スイッチを示す。

こうして、ケース１の正面にオイル抜取りと廃オイル容
器７から地下の廃油タンクＴへの排出とを切換える抜取
りスイッチ４１を設け、該抜取りスイッチ４１からのオ
ン、オフ信号をモータ１１と電磁弁１４とに導入し、ま
た、蓋４の背面に制御ボックス５１を設けるとともにス
トレーナ１０を洗滌するための逆洗スイッチ４３を設け
、この逆洗スイッチ４３のオン、オフ信号をオイル抜取
装置側のモータ１１に導入する。

さらに、ノズルスイッチ２０．２１のオン、オフ信号を
給油量表示器４２、モータ３０と表示ランプ４６゜４７
とに導入する。

蓋４の背後に螢光灯のような照明具４４を配設し、該照
明具４４でパネル３を背面から照射するとともに下方の
給油量表示器４２を照射するようにした。

なお、上記の電気的制御回路は制御ボックス５１内に内
蔵されている。

次に、使用法及び動作について説明する。

まず、自動車のオイルタンクからオイルを抜取るには、
ケース１の正面からオイル抜取り用ホース５を外し、そ
の先端に該オイルタンクに合致する抜取りノズル５０を
取付け、ノズル５０を自動車のオイルパンのゲージ穴に
挿入して抜取りスイッチ４１をオイル抜取りに設定すれ
ば、そのオン信号が制御ボックス５１内の制御装置に入
り、該制御装置の働きでモータ１１が正転してポンプ１
２が駆動し、オイルパン内のオイルはホース５、排油管
９ａ。

９ｂを通って廃オイル容器７に溜まる。この時、オイル
はポンプ１２の手前でストレーナ１０を通過し、ここで
ごみが除去される。

抜取ったオイルの量は廃オイル容器７の目盛６で知るこ
とができ、オイルタンク内のオイルを全部抜取って抜取
りが終了したならば抜取りスイッチ４１をオフしてモー
タ１１の回転を停止する。そして、廃オイル容器７内の
オイルを見てオイルの汚れ度を見た後、抜取りスイッチ
４１を排出に設定すれば、該スイッチ４１からのオン信
号により制御袋装置の働きで、電磁弁１４が開き、廃オ
イル容器７内に溜っているオイルが下方の地下の廃油タ
ンクＴ内に排出される。

このようにして、自動車のオイルタンクからオイルを抜
取り廃オイル容器７へ一時貯留した後、ここから廃油タ
ンクＴへと回収するが、使用によりストレーナ１０に付
着するごみが徐々に増大する。

そこで、ストレーナ１０に付着したごみを除去するには
、廃オイル容器７に収納したオイルを廃油タンク８に排
出せずにこのまま廃オイル容器７内に溜めておき、この
状態で蓋４を開いてオイル抜取り用ホース５の先端を排
油管９Ｃに設けたコネクター１５に連結する。

そして、三方切換弁１３を手動操作で切換え排油管９ａ
と排油管９Ｃとを連通させ、ついで逆洗スイッチ４３を
オンすれば、モータ１１が逆転して廃オイル容器７内の
オイルは排油管９Ｃから排油管９ａを通って地下の廃油
タンクＴへ回収される。

この時、オイルは抜取る時とは逆の方向からストレーナ
１０を通過するので、抜取り時にストレーナ１０に付着
したごみは押し流されオイルとともに廃油タンクＴ内に
収納される。なお、ストレーナ１０に付着したごみを除
去するに当り、前記のごとく使用ずみの汚れたオイルを
用いても、このオイルは大きなごみは既に除去されてい
るものであるから、ストレーナ１０の洗滌に不都合が生
じることはない。廃オイル容器７内のオイルが地下の廃
油タンクＴ内に全て収納されたならば、逆洗スイッチ４
３をオフし、モータ１１を停止し、ストレーナ１０の逆
洗が終了する。

次に、新しいオイル、例えばオイルＡを自動車のオイル
タンクに給油するには、プリセントボタン４５を押して
給油量を設定し、給油ノズル１６ａをノズル掛け１８か
ら外せばこれに連動してノズルスイッチ２０がオンし、
このオン信号が制御装置に入力されて、給油量表示器４
２が帰零し、表示ランプ４６が点灯してオイルＡの給油
中であることを示し、同時に電磁弁２６が開き、モータ
３０が回転してポンプ３１ａ、　３１ｂが駆動する。

よって給油ノズル１６ａを自動車のエンジンオイルの給
油口に挿入すれば、三方切換弁３２を介してポンプ３１
ａによりタンク２２から汲上げられたオイルＡは給油管
２４を通って給油ホース１６から給油ノズル１６ａへと
至り、オイルパン内に吐出される。

この間オイルは流量針２８を通過する際、ここで流量が
計測され、流量パルス発信器３４でパルス信号に変換さ
れ制御装置で計数され、給油量表示器４２に給油量とし
て表示される。

そして、給油量がプリセットｉｔに達すると給油が終了
し、給油ノズル１６ａをノズル掛け１８に戻せば、ノズ
ルスイッチ２０がオフしてモータ３０が停止し、表示ラ
ンプ４６が消灯する。

このようにオイルＡを給油中は、オイルＢについてもモ
ータ３０をオイルＡと共用しているためにオイルＢ用の
タンク２３から給油管２５にオイルＢが汲上げられるが
、オイルＢ側の電磁弁２７が閉じているので、汲上げら
れたオイルはチェック弁３９を介して補給管３７ｂを通
ってタンク２３へと再び回収される。よって、オイルＢ
が流量計２９に流れることはない。

オイルＢの給油を行う場合もオイルＡの場合と同様の動
作で行われ、オイルＡの際に使用するプリセットボタン
４５、給油量表示器４２及びモータ３０はこれを共用す
る。

次に、オイルをタンク２２．２３に補給する場合を説明
すると、例えばオイルＡをタンク２２に補給するには蓋
４を開いて手動操作で三方切換弁３２を切換え補給管３
６ａとポンプ３１ａとを弁３２を介して連通し、給油ホ
ース１６−補給管３６ａ−三方切換弁３２−ポンプ３１
ａ−チェック弁３８→補給管３６ｂの間に補給路を形成
する。

そして、ノズル掛は部に設けた切換スイッチ５３ａを補
給に切換え給油ノズル１６ａをノズル掛け１８から外し
、給油ノズル１６ａを給油ホース１６から外し補給ノズ
ル４０に交換してこれを別途用意したオイルＡが入った
補給用のオイル缶に挿入し、切換スイッチ５３ａをオン
にすると、オイル缶内のオイルＡはポンプ３Ｌａにより
給油ホース１６、給油管２４、補給管３６ａへと吸上げ
られ、三方切換弁３２、チェック弁３８を介して補給管
３６ｂを通ってタンク２２へと吐出される。

この時、補給量はフロートスイッチ５２ａで量が検知さ
れ、タンク２２内が満タンになったならはモータが止ま
りオーバーフローは防止される。そして補給ノズル４０
をオイル缶から抜き出し、切換スイッチ５３ａをオフに
し、給油ホース１６から補給ノズル４０を外し給油ノズ
ルｌｅａを再び取付け、これをノズル掛け１８に戻し、
切換スイッチ５３ａを給油に戻し補給作業が終わる。

オイルＢ用のタンク２３へのオイル補給も同様にして行
う。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明のエンジンオイル交換装置は
、抜取ったオイルでこれを逆流させてストレーナの洗滌
を行うので、ストレーナを取外す必要がなく、しかも別
途洗滌用のオイルなどを用意する必要もないから、簡単
に洗滌が行えて作業能率を向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のエンジンオイル交換装置の実施例を示
す正面図、第２図は尚上縦断正面図、第３図は同上一部
切欠いた側面図である。１・・・ユニットケース　２・・・文字９図形３・・・
パネル　　　　　４・・・蓋５・・・オイル抜取り用ホース６・・・目盛　　　　　　７・・・廃オイル容器９ａ、
９ｂ、９ｃ・・・排油管１０・・・ストレーナ　　　１１・・・モータ１２・・
・ポンプ　　　　　１３・・・三方切換弁１４・・・電
磁弁　　　　　１５・・・コネクター１６．１７・・・
給油ホース１６ａ　、１７　ａ・・・給油ノズル１８、１９・・・ノズル掛け　２０．２１・・・ノズル
スイッチ２２．２３・・・タンク　　　２４．２５・・
・給油管２６．２７・・・電磁弁　　　２８．２９・・
・流量針３０・・・モータ　　　　　３１ａ、　３１ｂ
・・・ポンプ３２．３３・・・三方切換弁３４．３５・・・流量パルス発信器３６ａ　３７ａ　−補給管　　３６ｂ　、３７　ｂ　・
・・補給管３８．３９・・・チェック弁４０・・・補給ノズル　　　４１・・・抜取りスイッチ
４２・・・給油量表示器　　４３・・・逆洗スイッチ４
４・・・照明具　　　　　４５・・・ブリセント釦４６
．４７・・・表示ランプ　４８．４９・・・レベルゲー
ジ５０・・・抜取りノズル　　５１・・・制御ボックス
５２ａ、　５２ｂ・・・フロートスイッチ５３ａ、　５
３ｂ・・・切換スイッチＴ・・・廃油タンク

Claims

【特許請求の範囲】

オイル抜取装置のストレーナに廃オイル容器からの逆洗
手段を設けたことを特徴とするエンジンオイル交換装置
。