JPS63162120A - 放電加工装置用電極保持具 - Google Patents

放電加工装置用電極保持具

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JPS63162120A
JPS63162120A JP30731386A JP30731386A JPS63162120A JP S63162120 A JPS63162120 A JP S63162120A JP 30731386 A JP30731386 A JP 30731386A JP 30731386 A JP30731386 A JP 30731386A JP S63162120 A JPS63162120 A JP S63162120A
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JP
Japan
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electrode
wire
flexible ring
shaped electrode
holding member
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Pending
Application number
JP30731386A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Futamura
昭二 二村
Kazuyoshi Miyano
宮野 和佳
Kazuyoshi Komehana
米花 一好
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Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
Original Assignee
Institute of Technology Precision Electrical Discharge Works
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Publication date
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、放電電圧を印加したワイヤ状電極を長手方向
に走行させ、ワイヤ状電極と被加工体との間に放電を発
生させることにより、被加工体の加工を行なうワイヤカ
ット放電加工装置に使用する電極保持具に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
−Sに、ワイヤカット放電加工装置においては。
放電電圧を印加したワイヤ状電極を長手方向に走行させ
、ワイヤ状電極と被加工体との間に放電を発生させるこ
とにより2例えば被加工体の切断加工を行なうように構
成しである。この場合ワイヤ状電極を2例えば上下部を
ガイドローラ若しくはテンションローラによって緊張し
、張力を付与すると共に、被加工体との相対位置を保持
するためにガイドによって保持する必要がある。而して
従来のガイドは2例えば第4図に要部縦断面図により示
すような構成のものが最も一般的である。同図において
1はホルダであり、中空円筒状に形成すると共に、端面
部の内径を大にしてテーバ状若しくはラッパ状としであ
る。2はガイド部材であり1例えばダイヤモンドのよう
な硬質材料によって中空円筒状に形成し、前記ホルダ1
内に嵌着する。ガイド部材2はワイヤ状電極3を貫通さ
せて長手方向に走行自在とすると共に、軸と直角方向の
移動を拘束する必要があるため、その内径りをワイヤ状
電極3の外径dより若干大に形成しである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来のガイドにおいては、ワイヤ状電極3を貫通走
行させる必要があるため当然にD>dとする必要がある
が、ワイヤ状電極3を自動結線する方式のものにおいて
は、ガイド部材2の内径りをワイヤ状電極3の外径dよ
りも著しく大に形成しなければならない。この結果両者
間の間隙が大となり、ガイド部材2によるワイヤ状電極
3の拘束性は著しく低下し、加工精度が低下するという
問題点がある。次に上記従来のガイドにおいては。
ワイヤ状電極3の支持部が点に近いものであるため、放
電加工時における反力によりワイヤ状電極に振動を発生
し易いと共に、その振幅も極めて大であり、加工精度の
低下を招来する。また従来のガイドにおいては、ガイド
部材2のワイヤ状電極3を支持する部分の曲率半径ρを
小に形成しであるため、ワイヤ状電極3の接触部を加工
硬化させる。このためワイヤ状電極3に不本意な変形を
発生し、ワイヤ状電極3の垂直精度を低下させるという
問題点がある。
本発明は上記従来の技術に存在する問題点を解消し、加
工精度を著しく向上させ得る電極保持具を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来技術に存在する問題点を解決するために2本発
明においては。
A、被加工体との間の放電により加工を行なう放電加工
装置用のワイヤ状電極を長手方向走行自在に保持する電
極保持具において。
B、中央部に貫通穴を有する筒体内に可撓性材料からな
り中空筒状に形成した撓みリングを前記ワイヤ状電極と
同軸的に設ける。
C1撓みリング内面には前記ワイヤ状電極を同軸的に包
囲するように硬質材料からなる電極保持部材を複数個放
射状に固着する。
D、前記撓みリングの外周と前記筒体内表面との間に圧
力室を形成すると共に、この圧力室と圧力流体源とを配
管を介して圧力印加・解除可能に接続する。
E、前記圧力室に流体圧力を印加することにより。
前記撓みリングの内方への膨出作用を介して前記電極保
持部材を内方に移動させてワイヤ状電極を保持する。
という技術的手段を採用したのである。
〔作用〕
以上の構成により、新たにワイヤ状電極を電極保持・具
に挿入する場合には、撓みリングの外方に設けた圧力室
と圧力流体源との接続状態を遮断して、電極保持部材相
互間を充分に拡張させることにより、ワイヤ状電極を容
易に挿入することができる。一方被加工体の加工時にお
いては、前記圧力室に流体圧力を印加することにより、
撓みリングを介して電極保持部材を内方に膨出させてワ
イヤ状電極外周面と当接させることができるから。
ワイヤ状電極を所定の位置に拘束するという作用を期待
できる。
(実施例〕 第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図におけるA−A、vI要部断面図である。
両図において4は中空円筒状に形成した筒体であり、上
下両端部に中央部に貫通穴5を有する封止部材6.6を
螺着する。7は撓みリングであり。
薄肉ばね鋼若しくはゴム材等の可撓性材料によって中空
円筒状に形成し、前記筒体4内に同軸的に封入する。撓
みリング7の内方には上下に貫通するワイヤ状電極3を
同軸的に包囲するように9例えばダイヤモンドその他の
硬質材料からなる電極保持部材8を複数個放射状に固着
する。次に9は保持部材であり、中空円筒状に形成する
と共に。
電極保持部材8がワイヤ状電極3と当接・離脱可能のよ
うにガイド穴10を設けて、前記撓みリング7の内方に
同軸的に配設する。11は封止部材であり、撓みリング
7および保持部材9の両端部に固着する。次に撓みリン
グ7、封止部材11および筒体4とによって包囲される
中空円筒状空間によって圧力室12を形成する。13は
継手であり、配管14を介して前記圧力室12と圧力流
体g<図示せず)とを圧力印加・解除可能に接続する。
15は0リングであり、ナツト16を継手13に螺合す
ることにより、圧力流体の系外への漏洩を防止するよう
に形成する。
以上の構成により1次に放電加工時におけるワイヤ状電
極3の保持作用について記述する。まず圧力室12内に
流体圧力が印加しない状態において、ワイヤ状電極3を
電極保持部材8.8間に挿通する。・次に圧力流体源と
連通する配管14および継手13を介して、圧力室12
内に流体を導入して流体圧力を印加すれば、撓みリング
7が縮径して内方に膨出するから、電極保持部材8を介
してワイヤ収電8i3を保持することができるのである
。而して流体圧力の印加を解除すれば、撓みリング7は
構成材料の保有する弾性復元力により。
拡径して当初の状態に復元し、電極保持部材8゜8間の
間隙寸法を拡大するから9例えばワイヤ状電極3の交換
若しくは自動接続等の作業に必要な間隙を充分に確保し
得るのである。
次に第3図は本発明の電極保持具の応用例を模式的に示
す説明図である。同図において、21゜22は各々テン
ションローラおよび巻上げローラであり、上下に配設し
た電極保持具23.24を貫通し、かつガイドローラ2
5.26を介してワイヤ状電極3を緊張状態で長手方向
に走行させる。
次に27はコントローラであり、ポンプ28による圧力
流体の前記電極保持具23.24へ印加する流体圧力p
++ ptをpI >ptの状態を維持して制御する。
なお29はテンションメータであり。
検出器30を経由して信号を前記コントローラ27に伝
達可能に構成する。31は圧力流体のタンクである。
以上の構成により、ワイヤ状電極3を懸架緊張させる場
合の手順について記述する。まず電極保持具23.24
への流体圧力p++pzを印加しない状態において、ワ
イヤ状電極3を挿通した後。
テンションローラ21および巻上げローラ22間に所定
の張力Tを加える。次に電極保持具23に流体圧力p1
を印加することにより、前記第1図および第2図に示す
撓みリング7を内方に膨出させて電極保持部材8を内方
に移動させ、ワイヤ状電極3を挟持する。この場合流体
圧力p、による電極保持部材8の挟持圧力をP3.電極
保持部材8とワイヤ状電極3との間の摩擦係数をμとす
ると。
電極保持具23.24間のワイヤ状電極3を下方に移動
走行させるためにはT+μP、の張力を要することとな
る。従って上記電極保持具23゜24間のワイヤ状電極
3に加わる張力をTに保持するためには、テンションロ
ーラ21による張力をT−μP、に低減する必要がある
。一方前記同様に電極保持具24における流体圧力p2
による挟持圧力をP2とすると1巻上げローラ22によ
る張力としては、T十μP2とする必要がある。
すなわち9例えばp+=αpg(αは正の定数)とすれ
ば、予めμPlおよびμP2の値を定めてお(ことによ
り、テンションメータ29および検出器30を経由して
伝達される信号から、コントローラ27を介して電極保
持具23.24に印加すべき流体圧力p1.pzを制御
すれば、電極保持具23.24間におけるワイヤ状電極
3の適正張力を保持することができるのである。なお被
加工体の放電加工中においても、圧力流体の温度上昇。
電源電圧の変動、ワイヤ状電極3の消耗状態その他に起
因して上記張力の変動があった場合においても、テンシ
ョンメータ29による検出信号により、上記と同様にし
て流体圧力p1.pzを制御することにより、電極保持
具23.24間におけるワイヤ状電極3の張力を適正に
制御・調節することができるのである。
本実施例においては、電極保持具を構成する筒体および
撓みリングを中空円筒状に形成した例を示したが、横断
面形状を円形以外の他の幾何学的形状にしても作用は同
一である。また撓みリングを構成する材料は、外周部に
流体圧力を印加した場合に、略均等に内方に縮径すると
共に、流体圧力の印加の解除により復元する可撓性を有
するものである限り、自由に選定できる。更に電極保持
部材を構成する材料は、硬度が高いものであるか。
耐摩耗性の大なる材料であって、かつワイヤ状電極との
間の摩擦係数の小さいものが望ましいが。
形状および設置個数等を含めて1本実施例以外のものを
選定できることは勿論である。なお保持部材は電極保持
部材を位置決めするために有効であるが、電極保持部材
と撓みリングとの一体化固着手段が確実であり、ワイヤ
状電極を撓みリングと同軸的に保持でき得る限り、省略
しても支障はない。
〔発明の効果〕
本発明は2以上記述のような構成および作用であるから
、下記の効果を奏し得る。
(1)流体圧力の印加・解除若しくは制御により電極保
持部を内方に前進・後退させ得るため、ワイヤ状電極の
挿入、自動接続等が極めて容易に行なえる一方、放電加
工時においてはワイヤ状電極の拘束作用を増大させ得る
ため、加工精度を大幅に向上させ得る。
(2)  ワイヤ状電極とガイドとの長手方向接触長さ
を従来の点状前から大幅に増大させ得るため。
ワイヤ状電極の変形若しくは振動振幅を1例えば従来の
ものと比較して1/4以下とすることができ、上記(1
)と相俟って加工精度の大幅な向上が期待できる。
(3)  上記(2)と関連してワイヤ状電極と電極保
持部材との接触部において、ワイヤ状電極に加工硬化が
発生する機会は情無となるため、ワイヤ状電極が変形せ
ず、従って垂直精度が著しく向上する。
(4)  また圧力室への流体圧力の制御によって圧力
隔壁若しくは電極保持部材の内方への移動量を調整可能
であるため、同一のガイドにより異なる直径のワイヤ状
電極と対応させ得るから、電極保持具の交換を省略する
ことができると共に。
被加工体の加工時間を大幅に短縮させることができる。
(5)  被加工体の加工中における加工条件の変動に
対しても、ワイヤ状電極に印加する張力の変動を極めて
僅少範囲に制御することができるため。
加工精度を向上させ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す縦断面図、第2図は第1
図におけるA−A線要部断面図、第3図は本発明の電極
保持具の応用例を模式的に示す説明図、第4図は従来の
ガイドを示す要部縦断面図である。 3:ワイヤ状電極、4:筒体、7:撓みリング。 8:電極保持部材、12:圧力室、23.24:電極保
持具。 特許出願人 株式会社 放電精密加工研究所代理人弁理
士 森田寛(外3名) 茶  1   口・ 第  5   閏 茅 4  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被加工体との間の放電により加工を行なう放電加工装置
    用のワイヤ状電極を長手方向走行自在に保持する電極保
    持具において、中央部に貫通穴を有する筒体内に可撓性
    材料からなり中空筒状に形成した撓みリングを前記ワイ
    ヤ状電極と同軸的に設け、撓みリング内面には前記ワイ
    ヤ状電極を同軸的に包囲するように硬質材料からなる電
    極保持部材を複数個放射状に固着し、前記撓みリングの
    外周と前記筒体内表面との間に圧力室を形成すると共に
    、この圧力室と圧力流体源とを配管を介して圧力印加・
    解除可能に接続し、前記圧力室に流体圧力を印加するこ
    とにより、前記撓みリングの内方への膨出作用を介して
    前記電極保持部材を内方に移動させてワイヤ状電極を保
    持することを特徴とする放電加工装置用電極保持具。
JP30731386A 1986-12-23 1986-12-23 放電加工装置用電極保持具 Pending JPS63162120A (ja)

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JP30731386A JPS63162120A (ja) 1986-12-23 1986-12-23 放電加工装置用電極保持具

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JP30731386A JPS63162120A (ja) 1986-12-23 1986-12-23 放電加工装置用電極保持具

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JPS63162120A true JPS63162120A (ja) 1988-07-05

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JP30731386A Pending JPS63162120A (ja) 1986-12-23 1986-12-23 放電加工装置用電極保持具

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JP (1) JPS63162120A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022009969A (ja) * 2017-05-30 2022-01-14 京セラ株式会社 ワイヤガイド、およびそれを用いたワイヤ電極

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022009969A (ja) * 2017-05-30 2022-01-14 京セラ株式会社 ワイヤガイド、およびそれを用いたワイヤ電極

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