JPS63162060A - 接着剤の供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、常温で固形状態の熱溶融性接着を順次加熱溶
融して所定量毎に被接着物に供給塗布する接着剤の供給
装置に関する。

（従来技術及びその問題点） 従来、熱溶融性の接着剤を板状物等の被接着物に供給塗
布する場合には、外部タンク内で加熱溶融して液状化し
た接着剤をポンプ等で供給ノズルまで搬送し、その搬送
力によつて供給ノズルから射出供給するよう構成されて
いる。

しかし乍も、上記従来構成に於ては、外部溶融タンク及
び搬送ポンプ等の機械設備ばかりでなく、タンクの加熱
及び輸送経路全体に互る保温等の設備を必要とし、設備
全体が大川りになるという欠点がある。

又、タンク中で加熱溶融する際に、溶融した接着剤り面
が空気に接触する為、空気中の塵芥や空気が溶融した接
着剤に混入して接着力を低下させる等の問題点を有して
いる。

（発明の目的） 本発明は、上記の如き事情に鑑み、大規模な設備を要せ
ず、且つ塵芥や空気が混入する恐れの無い接着剤供給装
置を提供すること、をそのＨ的とする。

（発明の構成） 本発明に係る接着剤供給装置は、先端に射出ノズルを備
えた筒状本体内にコード状に成形された熱溶融性接着剤
を所定量毎に導入する手段と、導入接着剤を加熱溶融さ
せるべく筒状本体内の射出ノズル手前に設けた加熱手段
とを備え、前記熱溶融性接着剤の導入に伴って九該導入
縫に応じた量の溶融接着剤を前記射出ノズルから外部に
押出するよう構成される。

（実施例） 第１及び第３図不接着剤供給装置は、コード状に成形さ
れ且つ図示しない外部リール等に巻回された熱溶融性固
形接着剤Ｘを所定量毎に導入・溶融する筒状本体部１０
と、該筒状本体１０内に導入・溶融された接着剤を装置
外部に射出するノズル部２０とから構成されており、前
記筒状本体部１０は、接着剤の導入機構部１００と導入
接着剤の加熱溶融部２００とから構成されている。

導入機構部１００は、導入部外筒ｔｏｉ内に１７．ｌ形
接着剤Ｘの導入路となる内筒１０２及びこれに接続され
たガイド内筒１０３とを導入部外筒１０１と同心状に設
置すると共に、このガイド内筒１０３と導入部外筒１０
１との間にスライドスリーブ１０４ｉ＠方向摺動可能に
介装し、該スライドスリーブ１０４に揺回動６７能に枢
支されたレバー１０５を導入部外筒１０１に固定したエ
フシリンダ１０８にリンク１０７を介して連結して構成
され、エアシリンダ１０８の駆動によりレバー１０５が
揺回動してスライドスリーブ１０４の対向する位置に固
定されているレバー受け１０６との間にＩｉｉ着剤Ｘを
挟持すると共にスライドスリーブ１０４を前ａさせ、こ
れに伴って接着剤Ｘを導入前進させるよう構成されてい
るものである。

導入部外ｆ、ｌｌ０Ｉの先端には、環状ボス部１１０ａ
を螺入してガイドキャップ１１０を固定すると共に、環
状ボス部１１０ａに内筒１０２上端を挿入することによ
り導入部外筒１０１内に内筒１０２を設δしている。そ
して、カイトキャップ１１Ｏ中央には接着剤の１μ径よ
り所定量大きい直径のガイド孔１１０ｂを開孔して内筒
１０２内に連通させるとＪ（に、ガイド孔１１０ｂの上
縁は大さく面取りして接着剤Ｘを導入し易くしである。

スライドスリーブ１０４は、円筒形であり、そのド端偏
に直径方向に対向したスリッ）１０４ａ＠１０４ｂを形
成し、ｙＡスリー７ト１０４ａ＠１０４ｂｃ７）一方１
０４ａにレバー１０５を回＃Ｊ＝ｒ能に枢支すると共に
、他方１０４ｂにレバー受け１０６を固定するよう形成
されている。

レバー１０５は、プレートの一端側に、三角形の噛合突
起１０５ａ・・・を複数突山させると共に、他端側を没
状に切り欠いてその端面をスライドスリーブ１０４との
当接部 １０５ｂとして形成し、噛合突起１０５ａ・・・形成部
と当接部１０５ｂの略中央にスライドスリーブ１０４へ
の枢支孔１０５ｃと、該枢支孔１０５ｃと所定間隔離し
てリンク １０７との枢支孔１０５ｄを開孔して形成されている。

このように形成されたし／＜−１０５を、噛合突起１０
５ａ・・・を内側（接着剤側）に向けて噛合突起１０５
ａ・・・形成部と枢支孔１０５ｃ部分をスライドスリー
ブ１０４のスリット１０４ａに嵌合して枢支ピン３０で
回動可能＜Ｎ支し、レバー１０５が内側に回動すると内
筒ガイド１０３に形成されたスリッ）１０３ａを介して
噛合突起ｊ０５ａ・・・がガイド内筒１０３内に突出す
ると共に、外側方向には当接部１０５ｂがスライドスリ
ーブ１０４外面に出接するまで回動し、この時噛合突起
１０５ａ・・・はガイド内筒１０３外に退避するようＭ
されているものである。そして、導入部外筒１０１に設
けられた切り欠きＩｏｔａから突出するレバー１０５先
端に、導入部外筒ｌｏｔに平行に固定されたエアシリン
ダ１０８の駆動シャ；ｙト１０８ａをリンク１０７を介
して連結し、エアシリンダ１０８の駆動によりし八−１
０５が揺回動可能に構成されている。

レバー受け１０６は、方形のプレートの長辺の一方に複
数の凸部１０６ａ・・・を形成したもので、ガイド内筒
１０３のスリット １０３ｂを介して凸部１０６ａ・・・側を内側（接着剤
側）に向け［つ凸部１０６ａ・・・のＬ面をガイド内筒
１０３内面より所定量内側に突出させてスライドスリー
ブ１０４のレバー１０５と対向するスリット１０４ｂに
挿入固定されている。

このように構成することにより、エアシリンダ１０８を
前進駆動すると、まずレバー１０５がスライドスリーブ
１０４との枢支ピン３０を中心に揺回動し、噛合突起 １０５ａ・・・がガイド内筒１０３内に突出して接着剤
Ｘをレバー受け１０６の凸部１０６ａに押圧すると共に
噛合し、回動不能状態になる。この状態では、接着剤Ｘ
及びレバー１０５がスライドスリーブ１０４と一体とな
って前方にスライドする。即ち、エアシリンダ１０８の
前進ストロークの初期部分で接着剤Ｘを１４１合し、そ
の後のストロークでスライドスリーブ１０４と共にｖｃ
着剤Ｘを前進させるものである。

前進ストロークが終了し、後退ストロークに転じると、
レバー１０５が前進時と逆方向に揺回動して接着剤Ｘの
レバー受け１０６への押圧と噛合を解除し、噛合突起１
０５ａ・・・はカイト内筒１０３外に退避する。そして
、し／＜−１０５の当接面１０５ｂがスライドスリーブ
１０４外面に当接して回動不能となりスライドスリーブ
１０４を後退させる。即ち、後退ストロークの初期部分
で噛合突起１０５ａがガイド内筒１０３外に退避して接
着剤Ｘの噛合を解除し、接着剤Ｘを残してスライドスリ
ーブ１０４が駆動開始位置まで後退するものである。

尚、このスライドスリーブ１０４後退時。

レバー受け１０６の凸部１０６＆・・・との噛合が完全
に解除されず、接着剤Ｘがスライドスリーブ１０４と共
に後退するのを防止する為、内ｆｉ１０２に基端を固定
され且つスリット１０２ａを介して先端を接着剤に当接
するピアノ線で形成された逆送りスットパ１１３が設置
されている。

又、スライドスリーブ１０４の作動抵抗が経過る場合、
エアシリンダ１０８の前進駆動に伴なってスライドスリ
ーブ１０４が自然落下的にスライドして接着剤Ｘの噛合
が出来ず、従って接着剤Ｘを前進駆動しない事態が発生
する。この為、外筒１０１のスライドスリーブ１０４の
摺動部分に開孔したブレーキ孔１０１ａを介して外部か
らブレーキシュー１１１を線バネ１１２でスライドスリ
ーブ１０４外面に出接抑圧するよう構成し、適正な作動
抵抗を加えて確実な接着剤との噛合を図っている。

加熱溶融部２００は、上端に導入機４＃部１００の導入
部外筒１０１下端が螺合する加熱部外ｌＷ２Ｏ１と、導
入機構部１００のガイド内ａ１０３に耐熱性及び断熱性
の高いフッソ樹脂で形成されたジヨイント内筒３０２を
介して連結されるヒータ内筒２０２、及び加熱部外筒２
０１とヒータ内筒２０２の間にヒータ２０３を設置して
構成され、導入機構部１　　　　　　　　　１００によ
り導入されて内筒１０２・ガイド内筒１０３内を前進す
る固形の接着剤Ｘをヒータ内筒２０２内でｈｕ熱して溶
融するよう構成されているものである。

加熱部外筒２０１は、上端内周に導入部外筒１０１の螺
入するネジを形成すると共に、外周の一部を大径とじた
固定用フランジ部２０１ａを形成しである。

ヒータ内筒２０２は、熱伝導性の良い銅合金で形成され
、上端にジ、インド内筒３０２が嵌合する嵌合部２０２
ａと、下端にノズル２２が螺合する係合部２０２ｂを夫
々形成すると共に、その中間部の外径を小径としてヒー
タ設置部２０２ｃを形成しである。　そして、耐熱性及
び断熱性の高いフッソ樹脂で形成されたワッシャー２０
４０２０５を夫々上下に介してヒータ設置部２０２Ｃに
ヒータ２０３を装着し、Ｆ側のワ・ｌシャ ー２０５が加熱部外筒２０１下端の小径段付部に係合し
て係合部２０２ｂをド側に突出させて加熱部外筒２０１
内に設置されているものである。

而して、ヒータ内筒２０２上端の嵌合部２０２ａにジヨ
イント内筒３０２を挿入して導入部外筒１０１を加熱部
外筒２０１に螺入し、内筒１０２・ガイド内筒１０３・
ジヨイント内筒３０２及びヒータ内筒２０２が軸方向に
直列に連通して一体になるよう、Ｉ＃付けた後、ロック
ナツト３０１により締結固定して筒状本体部１０が一体
に構成されているものである。

加熱溶融部２００下端から突出するヒータ内筒２０２の
係合部２０２ｂには、ノズル部２０が取付けられている
。

ノズル部２０は、先端に小径の射出口 ２１ａを形成し、他端にヒータ内筒２０２の係合部２０
２ｂに螺入する係合部２１ｂを形成したノズル２１を、
ノズル内筒２２の大径部２２ａを介してヒータ内筒２０
２の係合部２０２ｂに締結すると共に、ノズル内部にス
プリング２４を介してバルブポール２３を挿置し、スプ
リング２４により押圧されるバルブポール２３がノズル
内筒２２先端に当接し、開口部を塞ぐよう構成されてい
る。そして、ノズル部２０全体を断熱材２５で覆って熱
の発散を防止するよう構成しである。

上記の如く一体に構成される接着剤供給装置では、コー
ド状の接着剤Ｘを、上端のガイドキャップ１１０のガイ
ド孔１１０ｂから装を内のレバー１０５位置より下側ま
で挿入した後エアシリンダ１０８を駆動して導入ストロ
ークを縁返すと前述の如く接着剤Ｘは前進し、加熱溶融
部２００内に達する。加熱溶融部２００内で加えられる
熱で接着剤Ｘは溶融し、更に導入ストロークが繰り返さ
れることによりノズル部２０内に充満することとなこの
状ＩＢで導入ストロークを行なうと、接着剤導入圧力に
より溶融した接着剤Ｘがノズル内筒２２の先端開口部を
塞いでいるバルブポール２３をスプリング２４の押圧力
に抗して押し下げ、射出口２２ａから射出される。

以後、エアシリンダ１０８の導入ストローク毎にコード
状の接着剤Ｘの導入量に対応した量の溶融接着剤が射出
されるものである。

尚、エアシリンダ１０８のストロークは、該エアシリン
ダ１０８の後部から突出する駆動シャフト１０８ｂに螺
合したストローク調整ナツト１０９の位置を＊ｍするこ
とにより簡単に調整出来、従って、接着剤Ｘの導入量を
調節して溶融接着剤の射出量の調整を行なえるものであ
る。

又、設置する機器への取付けは、設置機器の機枠１に開
孔された取付孔１ａに先端の加熱溶融部２００を挿入し
、加熱部外筒２０１に形成された固定用フランジ２０１
ａを介して上部から固定プレート２を機枠ｌに締付固定
して設置するよう構成されているものである。

（発明の効果） 本発明に係る接着剤の供給装鐙は、コード状に成形され
た熱溶融性の接着剤を所定層毎導入し、該導入接着剤を
加熱手段で加熱溶融して導入驕に応じた量の溶融接着剤
を射出するよう構成したことにより、溶融タンク・輸送
ポンプ等の大規模な装置を用いる必要が無く、上記の如
く簡単な構造で、従来と同様な接着剤塗布作業を行なう
ことが出来ると共に１機構内で所要量を溶融させて射出
することにより、加熱に要する電力の大幅な削減が可能
になり、又、空気中の塵芥乃至空気が溶融した接着剤に
混入することが無く、従って、経済的且つ合理的で確実
な接着剤の射出塗布が可能になるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は１本発明に係る接着剤の溶融射出４ＪＩ！、構
の実施例を示す縦面図、第２図は第１図の作動状態を示
す縦面図、第３図は導入機構部の分解斜視図である。 １０・・・筒状本体 １００・・・導入機構部 ２００・・・加熱溶融部 １０４・・・スライドスリーブ （フィーダ部材） １０５・・・レバー （フック部材） １０８・・・エアシリンダ （送り手段）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）先端に射出ノズルを備えた筒状本体内にコード状
   に成形された熱溶融性接着剤を所定量毎に導入する手段
   と、導入接着剤を加熱溶融させるべく筒状本体内の射出
   ノズル手前に設けた加熱手段とを備え、前記熱溶融性接
   着剤の導入に伴って当該導入量に応じた量の溶融接着剤
   を前記射出ノズルから外部に押出するよう構成したこと
   、を特徴とする接着剤供給機構。
2. （２）前記接着剤導入手段が、接着剤送り方向にスライ
   ド可能なフィーダ部材と、接着剤の側面に係合する作動
   位置と接着剤から遊離する退避位置間を揺回動可能に該
   フィーダ部材に枢支されたフック部材と、該フック部材
   の一端を接着剤送り方向に往復動させる送り手段とを備
   え、該送り手段により前記フック部材を接着剤送り方向
   へ移動させる際には、フック部材が前記作動位置に揺回
   動した後前記 フィーダ部材と共に前進を開始する一方、前記フック部
   材を接着剤送り方向と反対方向へ移動させる際には、フ
   ック部材が前記退避位置に揺回動した後に前記フィーダ
   部材と共に後退するよう構成されていること、を特徴と
   する特許請求の範囲第（１）項に記載の接着剤供給機構
   。