JPS63161402A - ピンク着色反射防止膜 - Google Patents

ピンク着色反射防止膜

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JPS63161402A
JPS63161402A JP61312737A JP31273786A JPS63161402A JP S63161402 A JPS63161402 A JP S63161402A JP 61312737 A JP61312737 A JP 61312737A JP 31273786 A JP31273786 A JP 31273786A JP S63161402 A JPS63161402 A JP S63161402A
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JP
Japan
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gold
total thickness
manganese
ferric oxide
layers
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JP61312737A
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JPH0238923B2 (ja
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Shiro Sasaki
佐々木 志郎
Hideo Fujii
秀雄 藤井
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Pentax Corp
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、技術分野 本発明は、光学部材、特に眼鏡レンズに施すことによL
、ピンク色調のファッション着色眼鏡レンズとするため
のピンク着色反射防1ヒ膜に関するものである。
b、従来技術およびその問題点 従来のファッション着色眼鏡レンズは1着色基材を使用
していたが、レンズの肉厚により濃度が一様とならない
問題があった。そのため近年ではコーティングによって
着色することが開発されて来ている。
しかし、コーティングによるピンク着色には、・その着
色材として、金を主体とした混合物が市販されているだ
けで、l−成分による材料はなかった。一般に混合物は
その組成維持が難問であるため、その意味から単一成分
材料による単一成分層の組合せの結果として目的の着色
を得る方式がコート材料管理や製品の安定性に対し、よ
り好ましb肩。
C0[1的 以−ヒの点に鑑み本発明は、ピンク発色を、2種の単一
、成分材料による2種の単一成分層によって生み出し、
更に、反射防止特性を備え、目、っ1表裏の反射特性の
一致をも含めた。多層膜のピンク着色反射防1h膜を提
供することを目的としている。
d0発明の構成 本発明は、光学部材に施し着色するための着色材に金と
酸化第二鉄またはマンガンを用いたことを特徴とするピ
ンク着色反射防止膜である。
そして本発明は、上記ピンク着色反射防止膜において、
着色材に金と酸化第二鉄を用い、膜構成は透明な低屈折
率層をL、透明な高屈折率層をHとした時、(空気/L
/^u/ L / Fe、O7/ L / H/ L 
/ Fe、 03/ L / Au / L / H/
 L / H/ガラス)であって、金層全膜厚と酸化第
二鉄層全膜厚の比を1:0.000とし、金層全膜厚を
0〜21.28rv+と変えることによって濃度が任意
に変えられることを特徴とする。
また本発明は、上記ピンク着色反射防1ヒ膜において、
着色材に金とマンガンを用い、膜構成は透明な低屈折率
層をL、透明な高屈折率層をHとした時、(空気/L/
Au/L/Mn/L/H/L/Mn/L/Au/L/H
/L/H/ガラス)であって、金層全膜厚とマンガン層
全膜厚の比を1:0.694とし、金層全膜厚を0〜2
1 、28nmと変えることによって濃度が任意に変え
られることを特徴とする。
e、実施例 以下1本発明のlI#11構成の実施例を説明する。
透明な低屈折率層の屈折率が例えばMK、F2のrH,
=1.38.透明な高屈折率層の屈折率が例えばToo
、を主成分とする材料のn14 =2.051であL、
下地ガラスの屈折率が例えばBa、F5のn、=1.6
0であって、着色材として金(屈折率nA=0.940
.吸収係数に^=0.323)と酸化第二鉄(屈折率、
nP=1.827.吸収係数KF=0.059)をその
膜厚比が1:0.900として用いた場合のピンク着色
反射防1ヒ膜構成を第1表に示す。
第1表 (イ)           (ロ) 層覧 材料 膜厚(nm)  層翫 材料 膜厚(nm
)空気         空気 L    L  54.19   1    L  5
3.!1112   Au  5.32   2   
Au  10.643    L  45.82   
3    L  50.624   Fe2O,4,7
94Fe、039.585    L   9.43 
  5    L   D、436    H29,2
76H20,047L   9.43   7    
L   9.438   Fe、0. 4.79   
8   Fe、0. 9.589    L   9.
43   9    L   L4310   Au 
 5.32  10   Au  10.6411  
 L   0.43  11   L   L4312
   H39,1712H35,4113L  39.
31  13   L  47.8714   H9,
7514H9,75 ガラス        ガラス 尚、第1表の(イ)は波長500n@において透過率9
2.66%、第1表の(ロ)は波長500nmにおいて
透過率86.01%に対する膜構成である。
次に透明な低屈折率および高屈折率層の屈折率は前記と
同一であって、着色材として金とマンガン(屈折率ny
=2.404.吸収係数KM20.048)をその膜厚
比が1:0.694として用いた場合のピンク着色反射
防止膜構成を第2表に示す。
第2表 (イ)           (ロ) 層魔 材料 膜厚(nm)  層Nα 材料 膜厚(n
−)空気         空気 I    L  65.07    L    L  
73.002   Au  5.50   2   A
u  11.173    L  35.48   3
    L  25.734   Mn  4.42 
  4   Mn  8.845    L   9.
43   5    L   9.436   H25
,536H11,65 7L   9.43   7    L   9.43
8   Mn  3.22   8   Mn  6.
459    L   9.43   9    L 
  9.4310  Au  5.5り   10  
Au  11.1711   L   9.43  1
L   L   9.4312   H41,4012
H30,6113L  35,77  13   L 
 41.7314   H!11.75  14   
H9,75ガラス        ガラス 尚、第2表の(イ)は波長500nmにおいて透過率9
2.66%、第2表の(ロ)は波長500n−において
透過率86.01%に対する膜構成である。
これらの例において、金と酸化第二鉄あるいはマンガン
の全膜厚の比率を前述したように保ったまま、金の膜厚
をOを越え21.28nmと変えれば。
その濃度を任意に変えることができるのは明らかである
金の吸収特性は、可視中心波長付近に大きく、短波長に
小さいために青紫を示し、酸化第二鉄やマンガンでは長
波長から短波長へ向って次第に大きくなっているために
褐色を呈する。従って、これら2成分の組合せによって
、全体としては短波長に向って吸収が大きく、加えて中
心波長付近にやや大きい吸収をもたせた独特のピンク色
調が得られる。
第2表の(イ)の膜構成による分光透過率曲線Tおよび
表面分光反射率臼、線R,を第1FIに示す。
また同膜構成を平行平面基材BK−7の上に施したもの
の表面反射率、裏面反射率、透過率の測定から求めた膜
の表裏反射特性mRと裏面反射率曲線R′とを、この膜
構成での表裏反射特性の一致を示すために更に第1図に
記載する。
第2表の(ロ)の膜構成についても前記と同様に各曲線
TI Rrt Rt R’を第2図に示す。
データ(第1図、第2図)からみるように目的の透過色
調濃度9反射防止特性、更に表裏反射特性の一致がみら
れる。
尚、第1表の膜構成については前記と同等の結果が得ら
れるため省略する。
f、効果 本発明では、単成分では得られないピンク色調を、金と
酸化第二鉄あるいはマンガンの2種の成分を各々単一成
分層として、その組合せによって生み出しているため、
a)9.金材料に対し、このように単成分材料を使用す
ることによL、材料製造の工数や、組成維持蒸着条件の
厳密さ、それらに結果する製品の安定性に有利である、
b)また、2成分の膜厚比を任意に選ぶことが出来、色
調の微妙な、*整が可能であL、しかも容易である、と
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は、それぞれ本発明の膜構成を示す第2
表の(イ)、(ロ)における各透過率および反射率の曲
線図である。 T :分光透過率曲線 Rf :表面分光反射率曲線 R:表面反射率曲線 R′:裏面反射率曲線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 光学部材に施し着色するための着色材に金と酸化第
    二鉄またはマンガンを用いたことを特徴とするピンク着
    色反射防止膜。 2 着色材に金と酸化第二鉄を用い、膜構成は透明な低
    屈折率層をL、透明な高屈折率層をHとした時、(空気
    /L/Au/L/Fe_2O_3/L/H/L/Fe_
    2O_3/L/Au/L/H/L/H/ガラス)であっ
    て、金層全膜厚と酸化第二鉄層全膜厚の比を1:0.9
    00とし、金層全膜厚を0〜21.28nmと変えるこ
    とによって濃度が任意に変えられることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のピンク着色反射防止膜。 3 着色材に金とマンガンを用い、膜構成は透明な低屈
    折率層をL、透明な高屈折率層をHとした時、(空気/
    L/Au/L/Mn/L/H/L/Mn/L/Au/L
    /H/L/H/ガラス)であって、金層全膜厚とマンガ
    ン層全膜厚の比を1:0.694とし、金層全膜厚を0
    〜21.28nmと変えることによって濃度が任意に変
    えられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    ピンク着色反射防止膜。
JP61312737A 1986-12-24 1986-12-24 ピンク着色反射防止膜 Granted JPS63161402A (ja)

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JP61312737A JPS63161402A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 ピンク着色反射防止膜

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JPS63161402A true JPS63161402A (ja) 1988-07-05
JPH0238923B2 JPH0238923B2 (ja) 1990-09-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746201A (en) * 1980-09-04 1982-03-16 Hoya Corp Optical member consisting of glass lens coated with cosmetic color

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746201A (en) * 1980-09-04 1982-03-16 Hoya Corp Optical member consisting of glass lens coated with cosmetic color

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JPH0238923B2 (ja) 1990-09-03

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