JPS63160738A - 自由鍛造プレスによる薄肉パイプの鍛造方法及び鍛造装置 - Google Patents

自由鍛造プレスによる薄肉パイプの鍛造方法及び鍛造装置

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JPS63160738A
JPS63160738A JP30648986A JP30648986A JPS63160738A JP S63160738 A JPS63160738 A JP S63160738A JP 30648986 A JP30648986 A JP 30648986A JP 30648986 A JP30648986 A JP 30648986A JP S63160738 A JPS63160738 A JP S63160738A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 U−の 本発明は、自由鍛造プレスにより中空鍛造金属素材から
は肉の長尺パイプを鍛造する方法及びこの方法を実施す
るために、従来使用されている自由鍛造プレス内に簡単
に据え付けられ、このm Ftプレスの加圧力を利用し
、鍛造中空金m素材から薄肉の長尺バイブを鍛造するた
めの装置に関するものである。
陀遣J口支巷− 従来、厚内の鍛造中空金属素材から、自由鍛造プレスを
使用し、薄肉のパイプを鍛造する方法として、添付図面
の第8図に示すような一般的な方法が知られている。
すなわち、この方法においては、同図に示すように、自
由鍛造プレス50に据え付けられた、それぞれ、半円形
の横断面を有する上型51と、下型52(第9図に、上
型の拡大図が示されている)との間に、マンドレル53
を差し込んだ厚内の中空金属素材54を設置し、マンド
レル53の各端部を、それぞれ、マニプレータ55.5
6などのハンドリング装置により保持し、金属素材54
をマンドレル53と一緒に軸方向に移動させながら、上
下の型51.52により加圧し、金属素材54の肉厚を
除徐に薄くすることにより、所望の肉厚のパイプ54=
t−1i造するようにしている。
しかしながら、このfi造方法においては、鍛造素材5
4が、その全長に渡ってマンドレル53と接触している
ことと、通常の自由鍛造プレス50においては加圧速度
が遅く、金型51及び52と、鍛造素材54との接触時
間が長くなる、こととのために、素材54が鍛造の進行
に伴って薄くなるに従い、素材54の温度が急速に低下
し、ついには、R造の途中において加圧が不可能となる
状態になるという問題がある。
一方、マンドレル53は、鍛造中にかなり高温となり、
その表面がプレスの加圧力により鍛造素材54を介して
押圧され、そのために、マンドレルの表面に凹凸が生じ
たり、マンドレル53と鍛3fi素材54とが溶着した
り、また、上型51からだけ加圧されるので、マンドレ
ル53に曲がりが生じ、このために、鍛″l!i後に、
マンドレル53が鍛造物から抜き取ることが困難となっ
たりすることもある。
従って、従来の自由鍛造プレスによっては、薄肉のパイ
プや、長尺のパイプを鍛造することは、困難であった。
τ 1  ′   は1諺− そこで、本発明は、従来公知の鍛造方法には上記のよう
なI?I′II!f1点のあることに鑑がみ、自由鍛造
プレスを使用して、中空金属鎖!!素材から薄肉のパイ
プや、長尺のパイプや、又は、薄肉で且つ長尺のパイプ
などを鍛造することができるIRmな鍛造方法及びこの
方法を実施するための装置を得ることを、そのn的とす
るものである。
1引11E糺沃J」Lなり!1[且− 第ttgに本発明方法の原理を示しであるが、同図に示
すように、厚内の中空fi造金金属素材が、そのllf
fにおいて、一方のマニプレータなどのハンドリング装
置2に水平に保持され、また、自由鍛造プレスを隔てて
対向して配置されている他方のマユブレークなどのハン
ドリング装ff13に、マンドレル4が、その1端部に
おいて保持されており、このマンドレル4は中空素材1
の中空部内に差し込まれ、その自由端部付近は、上下の
金型5.6の間に配置されている。
また、このマンドレル4は、その中空wi造金金属素材
の側の自由端部付近の一部の長さ、例えば、金型5゜6
の軸方向の長さしの1−1.5倍の長さの部分だけが、
fR造されるパイプの所望の内径とほぼ同一の外径を有
する大径横断面部分41となっており、その他端部側は
、これよりも小さな直径の小径横断面部分42となって
おり、中空鍛造素材lの内面に接触しないような寸法と
されている。
また、各金型5.6は、第2図に」1金型5について示
すように、そのくぼみ5.は、中空鍛造金属素材lを保
持しているマニプレータ2の側に近い軸方向の長さの一
部分は、鍛造されるパイプの所望の外径と同一か、又は
、これよりも若干、大きな内径の小半円形横断面部51
とし、残りの軸方向の長さの部分は、マンドレル4を保
持しているマニプレータ3の側に向かって拡大するよう
に円すい形状の大半円形横断面部5.とされている。
1−一」止 本発明方法は、このような特殊輪郭を有するマンドレル
4及び特殊な輪郭51.5□を有するくぼみ5.から成
り立っている上下金型5.6を使用して中空鍛造fL属
索材1を鍛造することを特、徴とするものであるが、T
:材1を上下金型5.6の間においてマント。
レル4を介して鍛造する際に、1回加圧するごとに、素
[11を数10”づつ回転させ、それと同時に、素材1
をマニプレータ2の側に矢印Xの方向に軸方向にわずか
移動させるというサイクルをhり返すことにより、素材
1の肉厚を減少させ、所望の薄肉のパイプ10を鍛造す
るものである。
実−」L−側御 以下、本発明を、その方法を実施するための装置の実施
例を示す添付図面の第3〜7図に基づいて、11細に説
明する。
まず、第3及び4図には、上記のような原理に基づく本
発明方法を実施する場合に、鍛造をできる限り短時間内
に行い、また、製品が鍛造作業中に曲げイヤ用を受けな
いように、マンドレル4及び中空鍛造金属素材l(第1
図参照)を上下方向に軸心が移動しないように、すなわ
ち、一定高さのバスラインで鍛造することを確実とする
ための装置の第一実施例を示すものである。
本装置10は、第3及び4図に示すように、中空12造
金属素材(1)を加圧する上下の金型5及び6を、それ
ぞれ、取りけけるための上部加圧lB11及び下部加圧
P1112を有しており、上部加圧盤11には、2本、
又は、4本の加圧プランジャ13が、それらの上端部に
おいて下向きに垂直に取り付けられているが、これらの
プランジャ13は、下部加圧pA12を垂直に榎<貫通
し、その下部に配置されたシリンダブロック14に対応
して形成された各シリンダ室14a内に差し込まれてい
る。また、下部加圧盤12には、その下面の中央部に、
主プランジャ15が、その上端部において、下向きに垂
直に固着されており、この主プランジャ15は、シリン
ダブロック14に対応して形成された1已シリンダ室1
4L+に差し込まれている。この場6、シリンダブロッ
ク14の内部に形成された主シリンダ室14龜と、シリ
ンダ室14bとは、通路穴14cを介して相互に連通さ
れており、また、これらのシリンダ室14a、14bな
どには、作動油が充満されている。
なお、加圧プランジャ13の6計横断面債と、主プラン
ジャ15の横断面積とは同一に構成されている。
更に、上部加圧ff1llと、下部加圧盤12との間に
は、2木の戻しシリンダ16が設置されており、これら
のシリンダ16内に油圧を供給することにより、上部加
圧盤11と、下部加圧g112とを引き離すことができ
るようになっている。
また、上部加圧盤11には、ラッ・り1フが垂直に下向
きに、その上端部において固着されており、下部加圧f
f112には、このラック1フにかみ合うピニオン18
が、水平軸の回りに回転自在に取り付けられており、こ
のピニオン18には、パルス発信器19が直結されてお
り、これらのラック17.ピニオン18及びパルス発イ
:A2W19により、上部加圧盤11と、下部加圧m1
2との相対的位置が常時検知されるようにしである。
更に、各シリンダ14及び16へ圧油を供給するために
5油圧源20から油をくみ出すための油圧ポンプ21が
あり、これから繰り出された圧油は、油圧切り換え弁2
2を介してシリンダブロック14内に形成さ、れた各シ
リンダ室14a及び14bへ供給されるようになってい
るが、その管路の一部にはリリーフ弁23が介装されて
いる。また、ポンプ21からtlり出された圧油の一部
は、他の油圧切り換え弁24を介して両方の戻しシリン
ダ16に供給されるようになっているが、この油圧切り
換え弁24には、リリーフ弁26が付属されている。
本発明装置は、上記のような構成を有し、」;記のよう
な油圧回路を付属されているが、その作用状態を説明す
ると、次ぎのようになる。
本発明装置lOは、第5図に示ずように、自由鍛造プレ
ス50の加圧空間の内部に設置され、プレス50により
上部加圧盤11の上面中央を圧下すると、加圧プランジ
ャ13が、シリンダブロック14のシリンダ室14a内
に押し込まれ、シリンダ室14a内のイヤ動油は、主シ
リンダ室14b内に流入し、主プランジャ15を押し上
げ、従って、下部加圧mlZも同様に押し上げられる。
この場合、加圧プランジャ13の合計横断面積が、主プ
ランジャ15の横断面積と同一とされているので、上部
加圧fillの下降量と、下部加圧盤12の上+7. 
、FAとは等しくなる。すなわち、上部金を5と、下部
金型6とは、逆方向へ同一行程を同一速度で移動するの
で、これらの上下金型5と6との間において鍛造作用を
受ける中空鍛造fL民素材4(第1図)は、鍛造作業の
間に上下に動くことが無く、一定?’S 3のバスライ
ンで上下から、上金型5及び下金型6から均等に加圧さ
れることができ、従って、鍛FDQ品であるバイブ1゜
に曲がりの発生することが、有効に防止されることとな
る。
このようにして、中空鍛造金属素材lが所定の外径まで
加圧されると、パルス発信器19(第3図)から信号が
発信され、プレス50は上昇し、同時に、油圧切り換え
弁24が切り換えられ、油圧ポンプ21からの圧油が戻
しシリンダ16/\供給され、上部加圧盤11及び下部
加圧盤12が切り離され、従って、上金型5と下金型6
とは切り離される。この場合にも、上下金型5.6は、
同一行程を同一速度で相互に逆方向へ移動する。この後
、鍛造素材1をマニプレータ2により、例えば、約30
”回転させながら矢印Xの方向へ、例えば、金型5,6
の長さしの約3〜5z移動させる。
このようにして、プレス50による加圧と、マニプレー
タ2による中空R造金属素材1の回転及び軸方向送りと
の操作をtlつ返し、中空鍛造金属素材1が上下金型5
.6の間を抜は出ると、パイプ1゜の鍛造は完了する。
なお、この場合、パイプ1゜の寸法は、内径がマンドレ
ル4の大径横断面部分41の外径、外径が、上下金!!
!!5.6の加圧停止位置により、それぞれ、決定され
る。
なお、リリーフ弁26は、上下加圧盤11.12が自由
に開mしないようにブレーキを掛ける作用を行い、また
、プレス50が加圧する時に、戻しシリンダ16の内部
の作動油を逃がす作用を行うものである。また、他の油
圧切り損え弁22は、シリンダブロック14の各シリン
ダ室14m、b内に圧油を供給ないしはそれから排出し
、上下加圧盤11.12を同時に昇降させ、バスライン
を上下させるようにするものであり、また、リリーフ弁
23は、プレス50で加圧する場合に、各シリンダ′N
、14a、b内に過圧が発生することを防+Lする作用
を行うものである。
第6及び7図には、本発明の第二実施例が示されている
すなわち、この実施例による本発明装置30においては
、上部加圧盤31に2本、又は、4本の加圧プランジャ
32が、その上端部において下向きに垂直に固着されて
おり、この加圧プランジャ32は、下部加圧a33の内
部に対応して形成されたシリンダ室33@の内部に差し
込まれている。tた、下部加圧盤33の内部には、中央
部に主シリンダ室33bが形成されており、この主シリ
ンダ室331+には、下部加圧盤33を下面から垂直に
貫通して、下方から主プランジャ34が差し込まれてい
る。また、シリンダ室32mは、下部加圧盤33を垂直
に貫通しており、この貫通部の中には、加圧プランジャ
32に対向して補助プランジャ35が、下方から差し込
まれている。なお、この4谷、加圧プランジャ32の合
!L 4(1f断面積は、補助プランジャ35の合計横
断面精と同一となるようにされており、また、シリンダ
室33亀と、主プランジャ33が差し込まれた主シリン
ダ室33bとは、油通路穴33cを介して連通されてい
る。
なお、下部加圧盤33の下部には、ベースプレート36
が設置されており、このベースプレーi・36に、主プ
ランジャ34及び補助プランジャ35の下端部が固着さ
れている。
このようにして、本実施例においては、上部加圧W31
が、プレスにより°圧下されると、シリンダ室33a内
の油が、油通路穴33cを介して主シリンダ室331+
内に流入し、下部加圧ff133は、上部加圧盤31が
押し下げられた距離、すなわち、行程だけ同一速度で押
し上げられることとなる。
また、上部加圧W131と下部加圧盤33との間に設け
られた戻しシリンダ37に油圧を加えると、−I:、部
加圧g131と、下部加圧盤33とは引き離されるが、
この時も、第一実施例の場合と全く同様に、主シリンダ
z 33b内の油が油通路穴33cを介してシリンダ室
33mに流入し、上部加圧盤31及び下9部加圧盤33
は、同一行程を同一速度で動くこととなる。
なお、本実施例の場合においても、第一実施例の場さに
ついて第3図に基づいて説明した油圧回路と同様の油圧
回路がttmされることは、熱論のことである。
このようにして、両実流側共、」1下金型5.6の押し
力、すなわち、中空鍛造金属素材1に加えられる加圧力
は、プレスの出力の1/2となるが、加圧皿及び加圧速
度は、2倍となることが分かる。
几月しし肱ス一 本発明は、上記のような構成及び作用を有しているので
、次のような効果を有していることは、明らかなところ
である。すなわち ;)本発明方法によると、従来公知の方法によるよりも
、かなり小さな直径で、しかも、肉J7の藩いパイプを
能率良く鍛造することができること;i)本発明装置に
よると、戻しシリンダに圧油を供給するための極めて小
容皿の油圧源を設ける°ことだけにより、鍛造に必要な
大動力の油圧源が無くても、鍛造プレスを使用すること
により、tIi造プレスの2倍の速度で加圧することが
でき、鍛造時間を大幅に短縮することができること 1旨)本発明装置は、通常使用されている自由鍛造プレ
スに簡単に装着することができるので、(圧延機による
パイプの製造に比較して)少ロフトの製品にも適用する
ことができること iv)本発明装置においては、鍛造プレスによる加圧鼠
を変えることにより、製品外径を変えることができるの
で、パイプ外径の一部分だけを膨らませることのできる
こと(例えば、つば付きパイプなどを、容易に製作する
ことができること)V)本発明装置によると、中空鍛造
金属素材の軸方向移動に伴い、鍛造プレスによる加圧蓋
を除徐に変化させることにより、外周がテーバ状のパイ
プを製造することもできること vi)本発明方法及び装置によると、厚肉中空鍛造金属
素材から、薄肉のパイプを、その軸心に曲がりを生じさ
せること無く製造することができること vii)本発明方法及び装置によると、厚肉中空鍛造金
属素材から、薄肉パイプを、その内面と、マンドレルの
外面との間における溶着現象の生ずること無しに製造す
ることができること などの多くの優れた効果が格られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法の原理を示す説明図、第2図は、
その上金型を示す斜視図、第3図は、本発明装置の1実
施例を、油圧回路と共に示す縦断正面図、第4図は、そ
の縦断側面図、第5図は、第3及び4図に示した実施例
を従来の自由鍛造プレス内に設置し、中空鍛造金属素材
をlIi造中の状態を示す一部切断正面図、第6図は、
本発明装置の他の実施例を示す縦断正面図、第7図は、
その縦断側面図、第8図は、自由鍛造プレスによる従来
のパイプの鍛造方法を示す説明図、第9図は、その上金
型を示す斜視図である。 1・・・中空鍛造金属素材、2.3・・・ハンドリング
装置、4・・・マンドレル、5,6・・・上下金型、1
1.:11・・・上部加圧型、12.33・・・下部加
圧盤、13.32・・・加圧プランジャ、14a、14
b、33m、33b−シリンダ室、15.34・・・主
プランジャ、16.37・・・戻しシリンダ、17・・
・ラック、18・・・ピニオン、19・・・パルス発信
器。 特許出願人 三菱長崎機工株式会社 第7図 q

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、1端部をハンドリング装置に保持された中空鍛造金
    属素材の中空部の中に、1端部を他のハンドリング装置
    により保持されたマンドレルを挿入し、両方のハンドリ
    ング装置の中間部に自由鍛造プレスを配置し、鍛造プレ
    スには半円形状の横断面を有すると共に軸方向にある長
    さを有するくぼみが設けられた上下金型を取り付け、中
    空鍛造金属素材の肉部分を上下金型によりマンドレルを
    介して加圧することにより薄肉のパイプを製造するため
    の方法において、マンドレルには、その自由端部付近に
    所望のパイプの内径にほぼ相当する外径を有する大径横
    断面部分を軸方向にある長さ形成すると共に他の長さ部
    分はこの大径部分よりも小さな直径を有する小径横断面
    部分に形成し、また、上下金型には、マンドレルの自由
    端部に相当する側に、所望のパイプの外径にほぼ相当す
    る内径を有する半円形状の小径横断面部分をその側の端
    面から軸方向にある長さ形成し、これに接続して他の端
    面に向かって拡大する内径を有する半円形状の大径横断
    面部分を形成し、上下金型による鍛造の際に、マンドレ
    ルの大径横断面部分と、各金型の小径横断面部分との間
    において、中空鍛造金属素材を回転させると共に小径横
    断面部分から離れる方向に軸方向に順次移動させながら
    鍛造するようにすることを特徴とする鍛造方法。 2、マンドレルの大径横断面部分の軸方向の長さを、金
    型の軸方向長さの1〜1.5倍に選択した特許請求の範
    囲第1項記載の鍛造方法。 3、鍛造の際に、中空鍛造金属素材を上下金型の間にお
    いて1回加圧するごとに数10°づつ回転させ、それと
    同時に、素材を軸方向にわずか移動させるというサイク
    ルを繰り返すことにより、中空鍛造金属素材の肉厚を漸
    次所望の厚さとするようにする特許請求の範囲第1又は
    2項記載の鍛造方法。 4、自由鍛造プレスの加圧空間内に垂直に上方から、下
    面に上部金型を取り付けるための上部加圧盤と、上面に
    下部金型を取り付けるための下部加圧盤とを配列し、上
    部加圧盤と下部加圧盤との間には、加圧プランジャ及び
    戻しシリンダを配置すると共に下部加圧盤の下部には主
    プランジャを配置し、この場合、これらの各プランジャ
    の横断面積を適当に選択することにより、プレスが上部
    加圧盤を加圧する場合に、上下加圧盤、従って、それら
    に取り付けられた上下金型が、対向して同一行程を同一
    速度で接近するように動かされ、また、プレスが加圧を
    停止して上昇する場合に、戻しシリンダにより上部加圧
    盤を下部加圧盤に対して上昇させる時、上下部加圧盤、
    従って、これらに取り付けられた上下金型が同一行程を
    同一速度で相互に離れるように動くようにし、これによ
    り、中空鍛造金属素材のバスラインが実質的に一定高さ
    に維持されるようにしたことを特徴とするパイプ鍛造装
    置。 5、下部加圧盤の下部にシリンダブロックを配置し、上
    部加圧盤の下面の周辺近くからは、少なくとも2本の加
    圧プランジャをその上端部において垂直に固着すると共
    にそれらの下端部分は、下部加圧盤を貫通してシリンダ
    ブロックに対応して垂直に形成された各シリンダ室の中
    に差し込まれるようにし、また、主プランジャをその上
    端部分において、下部加圧盤の下面にその中心部におい
    て垂直に取り付け、その下端部分は、シリンダブロック
    に対応して形成されたシリンダ室に差し込まれるように
    し、この場合、加圧プランジャを差し込まれるシリンダ
    室及ひ主プランジャが差し込まれるシリンダ室は、シリ
    ンダブロック内において相互に連通されていると共に加
    圧プランジャの合計横断面積が、主プランジャの横断面
    積に等しくなるように選択した特許請求の範囲第4項記
    載のパイプ鍛造装置。 6、下部加圧盤の下部にベースプレートを配置し、上部
    加圧盤の下面の周辺近くから少なくとも2本の加圧プラ
    ンジャをその上端部において垂直に固着すると共にそれ
    らの下端部分は、下部加圧盤の内部に形成された対応す
    るシリンダ室に差し込み、また、下部加圧盤の下部には
    、その中央部において主シリンダ室を形成すると共に下
    方から主プランジャをこの中に差し込み、更に、下部加
    圧盤の内部には、加圧プランジャに対向してこれと同数
    の補助シリンダ室を形成すると共にこれらの中に補助プ
    ランジャを下方から差し込み、これらの主プランジャ及
    ひ各補助プランジャは、それらの下端部をベースプレー
    トに固着し、また、主シリンダ室及ひ補助シリンダ室は
    下部加圧盤の内部において相互に連通するようにし、こ
    の場合、加圧プランジャ及び補助プランジャの横断面積
    は同一に選択すると共に加圧プランジャの合計横断面積
    を主プランジャの横断面積と同一に選択した特許請求の
    範囲第4項記載のパイプ鍛造装置。 7、上下部加圧盤の間に、それらの間における相対的位
    置を検知するための検知手段が設けられている特許請求
    の範囲第4、5又は6項記載のパイプ鍛造装置。 8、検知手段が、上部加圧盤に垂直に下向きに取り付け
    られたラックと、下部加圧盤に取り付けられたこのラッ
    クにかみ合うピニオンと、このピニオンの軸に直結され
    たパルス発信器とから成り立っている特許請求の範囲第
    7項記載のパイプ鍛造装置。
JP30648986A 1986-12-24 1986-12-24 自由鍛造プレスによる薄肉パイプの鍛造方法及び鍛造装置 Granted JPS63160738A (ja)

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