JPS63159609A - エンジンの潤滑油供給装置 - Google Patents

エンジンの潤滑油供給装置

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JPS63159609A
JPS63159609A JP61306214A JP30621486A JPS63159609A JP S63159609 A JPS63159609 A JP S63159609A JP 61306214 A JP61306214 A JP 61306214A JP 30621486 A JP30621486 A JP 30621486A JP S63159609 A JPS63159609 A JP S63159609A
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JP
Japan
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lubricating oil
engine
abnormal wear
amount
oil
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JP61306214A
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English (en)
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Noriyuki Kurio
憲之 栗尾
Koji Yoshimi
吉見 弘司
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C1/00Rotary-piston machines or engines
    • F01C1/22Rotary-piston machines or engines of internal-axis type with equidirectional movement of co-operating members at the points of engagement, or with one of the co-operating members being stationary, the inner member having more teeth or tooth- equivalents than the outer member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C19/00Sealing arrangements in rotary-piston machines or engines
    • F01C19/02Radially-movable sealings for working fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/04Lubrication
    • F01C21/045Control systems for the circulation of the lubricant
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/32Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
    • F16J15/3296Arrangements for monitoring the condition or operation of elastic sealings; Arrangements for control of elastic sealings, e.g. of their geometry or stiffness
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/54Other sealings for rotating shafts
    • F16J15/545Other sealings for rotating shafts submitted to unbalanced pressure in circumference; seals for oscillating actuator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2270/00Control; Monitoring or safety arrangements
    • F04C2270/16Wear

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 米発明はエンジンの供給潤滑油供給装置に関するもので
ある。
(従来技#I) ロータリーピストンエンジンあるいは2サイクル往復動
型エンジンにあっては、作動室(燃焼室)内に潤滑油を
供給して、ピストンに装着されたシール部材の潤滑を行
うようになっている。この潤滑油量をエンジンの運転状
態に応じて変更するため、特開昭60−8001号公報
に示すように、プランジャを利用した潤滑油量!に装置
がある。このものは、基本的には、プランジャの往復動
によって容積変化されるポンプ室を構成し、該プランジ
ャの往復ストローク量を変更することによってポンプ室
の容積変化量、すなわち潤滑油吐出量を変更するように
なっている。そして、このプランジャの往復ストローク
量は、該プランジャが当接される制御カムの変位位置を
エンジン負荷に基づいて変更することにより行ない、こ
の制御カムの駆動は、例えばスロットルバルブと制御カ
ムとをワイヤを介して機械的に連係させることにより行
なうようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、エンジンのピストンに装着されたシール部材
が、何等かの原因で異常摩耗してしまうことがある、こ
のシール部材に異常摩耗が生じたまま放置しておくと、
ガス洩れの原因となって燃費悪化や出力の低下をきたす
のは勿論のこと、シール部材が摺動する摺動面を損傷さ
せてしまうことにもつながる。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、
エンジンのピストンの装着されたシール部材に異常摩耗
が生じた際には、このシール部材のシール機能低下を防
止すると共に、このシール部材が摺動される摺動面の保
護を行うことができ、さらにはこの異常摩耗したシール
部材の正常なシール機能を自動的に回復させ得るように
したエンジンの潤滑油供給装置を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段1作用)前述の目的を達
成するため、本発明においては、ピストンに装着された
シール部材が異常摩耗した際には、気筒内に供給する潤
滑油の供給量を増大させるようにしである。具体的には
、第7図に示すように、 エンジンの気筒内に供給する潤滑油の供給量を調整する
潤滑油計量装置を備えたエンジンの潤滑油供給装置にお
いて、 エンジンのピストンに装着されたシール部材の異常摩耗
を検出する異常摩耗検出手段と、前記シール部材が異常
摩耗したとき、前記潤滑油計量装置を制御して潤滑油の
供給量を増大させる潤滑油増量手段と、 を備えた構成としである。
このような構成とすることにより、増量された潤滑油に
よって、異常摩耗されたシール部材のシール機能低下が
補償されると共に、シール部材が摺動する摺動面が効果
的に保護される。また、潤滑油を増量した状態でエンジ
ンの運転を続行していくうちに、ラッピング効果によっ
て、この異常摩耗した部分のシール部材表面が正常な形
状へと原状復帰されることになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明す
る。
第1図においてロータリピストンエンジンのケーシング
1は、トロコイド状の内周面2aを有するロータハウジ
ング2と、その両側に配置されたサイドハウジング3と
で構成されている。また、上記ケーシングl内を遊星回
転運動する略三角形のロータ4は偏心軸5に支承されて
、ケーシングl内に3つの作動室6を区画形成しており
、このロータ4の回転に伴って吸気、圧縮、爆発、膨張
および排気の各工程が順次行われるようになっている。
上記ロータ4の各頂部には、ロータハウジング2の内周
面2aに摺接するアペックスシール7が装着され、ロー
タ4の両側面にはサイドハウジング3内面に摺接するサ
イドシール8が装着され、さらにロータ4の各頂部両端
側にはコーナシール9が装着されている。
上記ケーシング1には、サイドハウジング3を通って吸
気行程の作動室6に開口する吸気ポート10と、ロータ
ハウジング2を通って排気行程の作動室6に開口する排
気ポート11とが設けられており、上記吸気ポート10
、排気ポート11には吸気通路12あるいは排気通路1
3が接続されている。また、ロータハウジング2の所定
位置には一対の点火プラグ14が取付られ、吸気ポート
lO近傍の吸気通路12には燃料噴射を行うインジェク
タ15が設置されている。
上記吸気通路12に臨んでポート給油ノズル16が取付
けられ、このボート給油ノズル16からポート給油口1
6aを介して吐出された潤滑油が、吸気通路12を通し
てケーシングl内にポート給油される。また、ロータハ
ウジング2の内周面2aに臨んでダイレクト給油ノズル
17が取付けられ、このダイレクト給油ノズル17から
ダイレクト給油口17aを介して吐出された潤滑油が、
ケーシング1内にダイレクト給油される。前記ボート給
油ノズル16には、供給潤滑油計量装置としてのメタリ
ングオイルポンプ20から伸びる第1潤滑油供給通路1
8が接続されており、ダイレクト給油ノズル17には、
メタリングオイルポンプ20から伸びる第2潤滑油供給
通路19が接続されている。また、上記ポートおよびグ
イレクト給油ノズル16.17には、エア通路16b、
17bが接続されている。
なお、図のエンジンは2気筒であり、図示しない気筒に
おいてもポート給油用のポート給油ノズル16とダイレ
クト給油用のダイレクト給油ノズル17が配設され、そ
れぞれメタリングオイルポンプ20から別途に潤滑油供
給通路18.19が接続される。
上記メタリングオイルポンプ20は、潤滑油を計量して
吐出するようになっており、その吐出量は、電動モータ
としてのステップモータ21に対して制御ユニッ)25
(ECU)から制御信号を出力することにより、エンジ
ンの運転状態に応じて制御される。この制御ユニット2
5には、吸入空気量を検出するエアフロメータ26、エ
ンジン回転数を検出する回転数センサ27、潤滑油の温
度を検出する油温センサ28、吸気負圧を検出する負圧
センサ29、過給圧を検出する過給圧センサ30からの
各信号が入力されている。
第2図ないし第4図は上記メタリングオイルポンプ20
の具体的構造を示しており、ポンプハウジング31内に
は、ポート給油のための潤滑油の計量、吐出を行なう第
1プランジャ32.およびダイレクト給油のための潤滑
油の計量、吐出を行う第2プランジヤ33とが、互いに
平行にかつそれぞれ往復動自在に配設されている。両プ
ランジャ32.33は、それぞれ前部と後部とに分割さ
れ、後部の中心孔がそれぞれピン34.35(ハウジン
グ31側に固定)に嵌挿されている。
また、ポンプハウジング31には、上記プランジャ32
.33と直交する方向に伸びる軸状の制御カム36が、
その軸方向に摺動自在として嵌挿されている。制御カム
36は、各プランジャ32.33の先端部が当接する第
1および第2のカム面38a、38bを有し、この第1
および第2のカム面36a、36bはその軸方向に横断
面積が変化するテーバ状の面形状に形成されている。
上記各プランジャ32.33は、前記ピン34.35の
外周に配設されたスプリング37.3Bにより制御カム
36に向けて付勢されている。
さらに、上記プランジャ32.33は、ギア部32a、
33aを有して、該ギア部32a、33aに噛合される
と共にエンジン出力軸に連動するドライビングウオーム
39によって回転駆動される。プランジャ32.33の
先端部は両側耳部32b、33bと中心突部32c、3
3cとを有し、耳部32b、33bが制御カム36の基
礎円36cに乗り上げる状態と中心凸部32c、33C
がカム面36a、36bに当接する状態とに変位して往
復動する。このプランジャ32.33の回転および往復
動により、プランジャ32.33内部(ピン34.35
前方)に画成された計撒室32d、33dの容積が変化
されて、各吸入ポート40からの潤滑油の吸入と、吐出
ポート41a〜41dへの潤滑油の吐出とが交互に繰返
されるようになっている。
すなわち、潤滑油は、ドライビングウオーム39のジャ
ーナル部から制御カム36外周部に導入されここからプ
ランジャ32.33と平行に形成された吸入通路42か
らプランジャ32.33に直交して両側に開口する前記
吸気ポート40に導入される。一方、プランジャ32.
33には上記吸入ポー)40と連通可能な位置に吸入口
32e、33eが開口するとともに、吐出口32f、3
3fが軸方向にずれて開口し、ポンプハウジング31の
吐出ポート41a〜41dは前記吸入ポート40と直交
する両側に開口している。そして、第1プランジヤ32
に対応した2つの第1吐出ポー)41a、41bに対し
て第1および第2気筒へのポート給油用の第1潤滑油供
給通路18.18が接続され、第2プランジヤ33に対
応した2つの第2吐出ポート41c、41dに対して第
1および第2気筒へのダイレクト給油用の第2潤滑油供
給通路19.19が接続されている。
上記制御カム36の軸方向への移動は、ストロークタイ
プのステップモータ21により行なわれる。このステッ
プモータ21の軸方向に進退動されるシャフト21aは
、制御カム36と同軸上に配設され、制御カム36がリ
ターンスプリング23によって付勢されてその一端がシ
ャツ)21aに圧接するように連係されている。よって
、制御カム36の第2図下方(増量方向)への変位はス
テップモータ21の駆動力で行なわれ、上方(減量方向
)への変位はリターンスプリング23の付勢力によって
行なわれる。勿論、ステップモータ21は、前記制御ユ
ニット25から出力されるパルス信号を受け 1 パル
スの入力で1ステツプ(一定長さ)だけ制御カム36を
摺動させるようになっている。
上記メタリングオイルポンプ20においては、制御カム
36の摺動による各カム面36a、36bの半径変化に
より、各プランジャ32.33の移動ストロークが変え
られ、エンジンの単位回転数当りの潤滑油吐出量が変化
する。そして、この単位回転数当たりの吐出量はステッ
プモータ21を介して制御ユニット25により電気的に
制御することができ、かつ、その吐出量の特性は、各カ
ム面36a、36bの形状により、ポート給油とダイレ
クト給油とに対して個々に設定しうる。そこで、予め上
記カム面38a、36bの形状を異ならせておくことに
より、制御カム36の軸方向の変化によって各吐出ポー
ト418〜41dからの吐出量と吐出比率が種々変わる
ように、ステップモータ21の制御によって上記吐出量
および吐出比率を運転状態に応じて制御され得る。
このステップモータ21におけるステップ数(カム位置
)と潤滑油の吐出量との設定例を、第5図に示しである
。勿論、この第5図に示すような特性は、前述したよう
に、プランジャ32g14と33側とで個々独立して設
定し得るものである(ポート給油とダイレクト給油との
比率設定)。
上記実施例においては、潤滑油の吐出量を増量する時に
は、制御カム36を第2図の下方に移動させて(ステッ
プ数増加方向へパルスを出力)、カム面36a、36b
の半径の小さい部分にプランジャ32.33の先端部の
中心突部32c、33Cが当接するようにし、基礎円3
6cとの差すなわちストローク量を大きくする。一方、
吐出量を低減する時には、ステップ数を減少する方向に
パルスを出力し、制御カム36を第2図の上方に移動さ
せる。
さて次に、制御ユニット25による制御内容について説
明するが、実施例では、制御ユニット25が基本的にC
PU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータに
よって構成されている。また、実施例では、ピストンと
してのロータ4に装着されたシール部材、すなわちアペ
ックスシール7、サイドシール8あるいはコーナシール
9に異常摩耗が生じたことの検出は、アイドリング時に
おける吸気負圧が所定値以上(大気圧へ近づく)になっ
たことを検出することにより行なうようになっている。
すなわち、エンジンは一般に、例えばスロットル弁をバ
イパスするバイパスエア量を調整することによりアイド
ル回転数が一定となるように制御されるため、シール部
材7.8あるいは9に異常摩耗が生じてシール性が低下
するとアイドル回転数が低下し、このアイドル回転数低
下を防止するために吸入空気量が増大され、この結果吸
気負圧が、シール部材7.8.9が正常なとさよりも低
下されることになる。なお、このような手段を利用して
より正確にシール部材7.8あるいは9の異常摩耗を検
出するには、あらかじめ設定した基準の吸気温度に対す
る現在の吸気温度によって、上記吸気負圧を補正すると
よい。
さらに、実施例では、シール部材7.8あるいは9に異
常摩耗が生じる可能性が高いときは、あらかじめ潤滑油
を増量させようにしである。この異常摩耗が生じる可能
性の高い状態としては、過給圧が異常に上昇したとき、
および、潤滑油の温度(油温)が異常に上昇してその潤
滑能力が大きく低下したときとしである。
制御ユニット25は、基本的には、エンジン負荷により
具体的にはエンジン1回転当りの吸入空気量に基づいて
、エンジンに対する潤滑油の基本供給量を決定し、この
決定された量の潤滑油が得られるようにステップモータ
21を制御するようにする。そして、シール部材7.8
あるいは9に異常摩耗が生じたとき(吸気負圧の低下)
、あるいは異常摩耗が生じる可能性が高くなったときは
、上記基本供給量よりも潤滑油を所定割合増量させるよ
うになっている。
上述した制御ユニツ)25による制御の詳細について、
第6図に示すフローチャーに基づいて説明する。なお、
以下の説明でPはステップを示す。
先ず、Piにおいて、フラグが「0」にイニシャライズ
されるが、このフラグは「l」のときがシール部材7.
8あるいは9の異常摩耗を検出したことを意味する。
次いで、P2において、吸入空気量Q、エンジン回転数
N、アイドリング時の吸気負圧すなわちアイドル負圧I
p、油温W、過給圧Kp、制御カム36の現在の変位位
置を示すステップ数Ik。
が読込まれる。
P3においては、エンジン1回転当りの吸入空気量に所
定の定数に1を掛は合わせて、目標カム位置、すなわち
エンジンの運転状態に応じた目標潤滑油量を示すステッ
プ数I ks+1が算出される。
この後、P4において、目標カム位置を示すステップ数
I k+slから現在のカム位置を示すステップ数Ik
■lを差し引くことにより、目標カム位置I kslと
するのに必要な移動ステップ数Silが算出され、この
SilがP5において、Siとしてセットされる。
P5の後は、P6において、現在アイドル中であるか否
かが判別され、この判別でYESのときは、P7におい
て、アイドル負圧がIpがあらかじめ定めた基準値α3
よりも小さいか否かが判別される。このP7の判別でN
oのときは、シール部材7.8、あるいは9に異常摩耗
が生じたときと考えられるので、P8においてフラグを
rlJにセットした後、P9、PIO,pHでの異常摩
耗に対処するための潤滑油の増量補正がなされる。すな
わち、P9において、P3でのI kmlに対して、所
定の増量係数に2  (K2>1)が掛は合わされて、
補正後の目標カム位置1に■2が算出される。この@p
1oにおいてIk■2を実施させるのに必要な移動ステ
ップ数Si2が算出され、さらにFilでこのSi2か
Siとしてセットされる。
Filの後は、Pi2において、油温Wがあらかじめ定
めた基準値αl以下であるか否かが判別される。このP
i2の判別でYESのときは、Pi3において、過給圧
が以あらかじめ定めた基準値α2より小さいか否かが判
別される。そして、Pi3の判別でYESのときは、P
i4においてSlがパルス発信される。また、Pi2.
Pi3の判別でNOのときは、シール部材7.8あるい
は9に異常摩耗を生じる可能性が高いときなので、共に
P9へ移動して、潤滑油の増量補正がなされる。
勿論、上記P9、PIOlFilを経るルートのときは
、Pi4で発信されるパルスSIは、潤滑油増量補正が
なされたFilのSiに担当する。
前記P7の判別でYESのときは、シール部材7.8.
9に異常摩耗が生じていないときなので、Pi5におい
てフラグをrQJにリセットした後、P12以降の処理
がなされる。
前記P6の判別でNoのときは、Pi6に移行して、フ
ラグが「1」であるか否かが判別される。このPi6で
の判別がYESのときは、シール部材7.8あるいは9
に異常摩耗が生じているときなので、P9へ移行する。
また、このPi6での判別がNOのときは、シール部材
7.8.9に異常摩耗が生じていないときなので、P1
2^4移行する。
以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含むものである。
■エンジンとしては、2サイクル往復動型のものであっ
てもよい。
■制御カム36を駆動変位させるための電動モータとし
てはDCモータを用いることもできる。
■制御二ニー2ト25をコンピュータを利用して構成す
る場合は、デジタル式、アナログ式のいずれであっても
よい。
■制御カム36としてロータリ式のものを用いてもよい
(この場合はステップモータ21もロータリ式のものを
用いればよい)。
(発明の効果) 本発明は以上述べたことから明らかなように、エンジン
のピストンに装着されシール部材に異常摩耗を生じた際
には、潤滑油を増量することによって、このシール部材
のシール機能低下を補償して十分なシール性を確保する
ことができると共に、このシール部材が摺動する摺動面
の保護を行なうことができる。
また、増量された潤滑油を利用したラッピング効果によ
って、エンジンの運転に伴なって自動的にシール部材を
正常な形状に原状復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第2図はプランジャによって潤滑油を計量する部分の一
例を示す断面図。 第3図は第2図m−m線断面図。 第4図は第2図11!’−ff線断面図。 第5図は制御カムの位置と潤滑油の吐出量との関係例を
示すグラフ。 第6図は本発明の制御例を示すフローチャート。 第7図は本発明の全体構成図。 4:ロータ(ピストン) 7.8.9:シール部材 12:吸気通路 16:ボート給油ノズル 17:ダイレクト給油ノズル 18:第1潤滑油供給通路 19:第2潤滑油供給通路 20:メタリングオイルポンプ (潤滑油計量装置) 21ニステツプモータ 25:制御ユニット 26:エアフローメータ 27:回転数センサ 28:油温センサ 29:負圧センサ 30:過給圧センサ 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンの気筒内に供給する潤滑油の供給量を調
    整する潤滑油計量装置を備えたエンジンの潤滑油供給装
    置において、 エンジンのピストンに装着されたシール部材の異常摩耗
    を検出する異常摩耗検出手段と、 前記シール部材が異常摩耗したとき、前記潤滑油計量装
    置を制御して潤滑油の供給量を増大させる潤滑油増量手
    段と、 を備えていることを特徴とするエンジンの潤滑油供給装
    置。
JP61306214A 1986-12-24 1986-12-24 エンジンの潤滑油供給装置 Pending JPS63159609A (ja)

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JP61306214A JPS63159609A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 エンジンの潤滑油供給装置

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JP61306214A JPS63159609A (ja) 1986-12-24 1986-12-24 エンジンの潤滑油供給装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0366999A (ja) * 1989-08-04 1991-03-22 Showa Yuki Kk 潤滑油給油装置
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