JPS63158783A - 発泡ポリエステル樹脂発熱パネル - Google Patents

発泡ポリエステル樹脂発熱パネル

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JPS63158783A
JPS63158783A JP61306145A JP30614586A JPS63158783A JP S63158783 A JPS63158783 A JP S63158783A JP 61306145 A JP61306145 A JP 61306145A JP 30614586 A JP30614586 A JP 30614586A JP S63158783 A JPS63158783 A JP S63158783A
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JP
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heating panel
polyester resin
fiber
foamed polyester
resin heating
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JP61306145A
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下田 喨一
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NOZAWA KOMUTEN KK
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NOZAWA KOMUTEN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、床、壁暖房用、融雪用等の発熱パネルあるい
は加温用の¥I2コ資材等として好適に使用できる発泡
ポリエステル樹脂発熱パネルに関するものである。
[従来技術] 従来、この種、床2壁81!fyi用発熱パネルとして
は、]二仮と下板の間に発熱体を組み込み一体化したも
の、前記発熱体を電熱線とすると共に、これをド板に設
けた清白に収納配置し、更にこの電熱線上にアルミニウ
ム箔等からなる金属箔均熱板を積層し、このLに上板を
m層一体化したものが知られている。
また、前記発熱体として、基布に導電性塗料を塗布ある
いは含浸したらの、繊維状導電体を基布に織り込んで導
電性を付与したり、あるいは合成樹脂やゴムに導電性付
着を混入し、これを基布に塗布した6のを組み込んだも
のも知られている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかし乍ら、これら従来の発熱パネルは、Eeiや下板
が木質材からなり、発熱体が下仮に設けた清白に収納配
置され、下仮によって・積層されて組み付けられている
ため生産性が極めて悪く、量産には適さずコスト高とな
り、且っ定尺物の発熱パネルとしてしか製作できないも
のであった。また、上板、上板が木質材であるため床、
壁暖房用として長く使用した場合、収縮や変形する等の
寸法安定性にも問題を有するものであった。
本発明は、このような問題点に鑑みなされなもので、大
量生産IIT能で2且つ任意の長尺状の発熱パネルとし
て製作が容易であり、長期間に〃つて床、’[房あるい
は@需用として使用しても収縮変形せず、電気絶縁性、
耐蝕性、耐水性にも優れた発泡ポリエステル樹脂発熱パ
ネルを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明の精成は高弾性繊維マ
ットに導電性炭素繊維ステーブルと非導電性M!維状物
をバインダーの存在下でシート体とし、これに一対の電
極を設けた発熱シートを重ね、このff1層物に不飽和
ポリエステルに発泡剤と硬化剤及び硬化促進剤を加えた
混合液状物を均一に合ませ、加熱して発泡と共に硬化し
てなることをその要旨とするものである。
本発明に使用する高弾性繊維マットは非導電性のwI&
li例えば、合成繊維、天然kIIi維、ガラス構維笠
で織った織布あるいは不織布のマット状のもので高度の
回復弾力性を存するものである。
本発明では好ましくはポリエステル繊維、ポリオレフィ
ン繊維、ポリアミド繊維、アクリル繊維、レーヨン等が
挙げられるが、特にポリエステル繊維が陵れた回復弾力
性を有するのでよく、その中でも潜在巻縮性を有するポ
リエステル複合繊維マットが性能が優れている。
このポリニスアル複合繊維マットは、例えば5−スルホ
イソフタル酸共重合ポリエステルとポリブチレンテレフ
タレートを2成分とし、2成分の複合比が70/30〜
30/70.’M点差が20〜40℃である偏芯鞘型複
合繊維からなるウェッブの絡合点が低融合重合体で点結
合されてなるものであって、例えば、 (1)複合m維の太さがlO〜200μ、好ましくは2
0〜5071、巻縮数が25〜50%、巻縮ピッチがl
θ〜50ケ、7インチ、 (2)低融点重合体の融点が複合繊維の低融点成分より
40〜90℃低く、マット重凌に対する含有鼠が3〜3
0重験%、 (3)マットの潤性が10〜40cm 37g、回復弾
性力が10〜50g、 の特性を有するものが好ましく使用できる。
本発明では、この高弾性繊維マットに多数の繊維からな
る補強層を設けてもよい、@えばガラス、炭素、セラミ
ックス等の無機質及びポリエステル、ポリオレフィン、
ポリアミド、アクリル等の有機質繊維、これらの不織布
、絹布等が用いられる。また、これら材質を組み合わせ
て使用することもでき、補強繊維におけるこの配列、層
数による構成は任意に選択してよい。
本発明では、この補強層にはガラス繊維マットが好まし
く、優れた機械的強度、剛性の発熱パネルとなすことが
できるのでよい。
g弾性繊維マットにこの補強層を設ける手段は、予め接
着剤等で貼着する方法で設けることができるが、成形時
に高弾性ul維マットに補強層を重ね合わせる方法で設
けてらよい、第1図は、その補強層を設けた高弾性繊維
マットの外観分解斜視図を示し、1は高弾性繊維マット
、2は補強層である。
次に、本発明に使用する発熱シートについて説明する。
第2図は、本発明に使用する発熱シートの部分拡大図で
あり、この発熱シート3は導電性炭素繊維ステーブル4
と非導電性繊維状物5がバインダー6の存在下でシート
体に形成され、これに第3図に示すように、一対の電極
7.7が設けられている。
導電性炭素繊維ステーブル4としては、現在製造されて
いるポリアクリロニトリル系、あるいはピッチ系等のも
のを用いることができ、その繊維長は通常では10〜2
0−  である、また、炭素繊維ステーブル2の繊維径
は、5〜10μのものが通常用いられる。
非導電性繊維状物5としては、非導電性で繊維状であれ
ば如何なる種類でも用いることができ、例えばパルプ繊
維、木綿等の天然繊維、ナイロン、ポリエステル等の合
成繊維、ガラス繊維、石綿繊維等の=aai維、炭化珪
素、金属酸化物等のウィスカー等を拳げることができ、
好ましくはガラス繊維、パルプ繊維が用いられる。これ
ら非導電性I11維状物5は、その種類によって異なる
が、例えばガラス繊維であれば繊維長5〜20mm 、
 41tfi径5〜10μ、パルプmM!であれば繊維
長5〜20m−1mm径径5〜IOμものが用いられる
非導電性繊維状物5と導電性炭素m維ステーブル4との
混合量は、導電性炭素1!維ステーブル4が有する固有
の電気抵抗値にもとづき、本発明により得られる発熱パ
ネルに如何なる電気抵抗値を付4するかにより任意に決
定することができる。
炭2111ステーブルが同一比抵抗の時は、混合量が小
さい程1発熱温度が低下する0通常では炭素繊維ステー
ブルの混合量は、炭素繊維ステーブ。
ル+非導電性繊維状物の10〜60重景%で置火、好ま
しくは20〜30重景%で置火。
炭素繊維ステーブルの混合量が10重量%に満たないと
通常の発熱パネルを得るには導電性炭素繊維の比固有抵
抗は通紙とならざるを得す、炭素繊維偏在による黙過高
の危険を招来することになり、また560重量%を越え
ると、炭素at雄の混入製過多となって好ましい発泡し
た発熱パネルが得られないので好1 +、 <ない。
バインダー6は、炭素繊維ステーブル4と非導電性繊維
状物5を相互に固着せしめるn能を有しており、具体的
には、カゼイン、ポリビニルアルコール系糊、ポリアク
リル系、ポリアミド系、または、ポリエチレンオキシド
系の糊、カルテヴク、変性澱粉等を挙げることができ、
好ましくはカゼイン、ポリビニルアルコール系糊である
。また、バインダー6の使用量は、炭素繊維ステーブル
と非導電性繊維の合計重量の5−10重量%である、バ
イ〉・ダー6の使用量が5重置%に満たないと、接着強
皮剥となり、10重置火を越えると好ましい発泡した発
熱パネルが得られないので好ましくない。
かかるバインダー6は、例えば導電性炭素繊維ステーブ
ルと非S電性繊維状物が抄紙されるときに添加され、こ
れらの交絡部を接着、固定する。
このように得られたシート体には難燃剤を添加すること
も可能である、この難燃剤には、脂肪族、芳香族化合物
の臭素化物、臭化第2リン、q索酸ソーダ、臭化亜鉛、
q化アン上ニウム等の臭累系預燃削、ポリリン酸アンモ
ニウム、リン酸ビフェニル、I’0CI3 、PCI 
、 H3PO2、POBr3等のリン系鐙燃剤、CII
 ClICI2、NHC1等の塩素系難燃剤、II 3
BOs 、11203等のホウ素系、グアニジン、ジフ
ェニルアミン、硫安等のアミン系、シアヌル酸メラミン
等が用いられる。
このような難燃剤は、バインダーと共に抄紙時に添加、
混合されても良いし、抄紙した後に吹き付けたり、ある
いは抄紙した擾に難燃剤含有液中に浸種して難燃剤処理
される。
電極7.7としては、銀塗料等の導電性tj、料、また
は炭素繊維フィラメントと導電性塗料の組み合わせが用
いられ、あるいはmat、tJ4箔、その他の導電性金
属線、金属箔を用いることができる。
このようにして得られた本発明で使用できる発熱シート
3の性1kを次に例示する。
発熱シートの厚さ・・・02〜0.3mmrr  単位
重量・・・30〜50g/園2不燃性炭素含宥儂   
・・・15〜30g/m2空  問  率      
   ・・0.1〜0.2ワット密度  ・・・005
〜0゜15Ω/ c rn 2縦方向   ・・・1.
1−1.2 抵抗の方向性 横方向   ・・・1.0 面抵抗偏差率     ・・・lO%以下以り述べたよ
うに本発明に使用する発熱シート3は炭素81維ステー
ブルと非導電性繊維状物で抄紙されているので、炭素繊
維のN類およびその使用量を適宜2定することにより発
熱シート3の電気抵抗値を目的に応じて自由に変化させ
ることができる。
本発明の発泡ポリエステルl!I脂発熱パネルは、かか
る発熱シー l−3と高弾性繊維マットlを使用して製
造される。
第4図は、その本発明の発熱パネルを製造する製造装置
の一実施例を示す図である。
国において、Fは高弾性繊維マット1と発熱シート3を
連続的に謹り出ず繰出し装置である。
含浸装置りは不飽和ポリエステルに発泡剤と硬化促進剤
、要すれば整泡剤、分解促進剤等を加えた液タンク8と
硬化剤として有機パーオキサイドと無水の有機酸の液タ
ンク9が設けられている。
この液タンク8.9のそれぞれの液は定量ポンプ10.
11によって所定量が混合器12に送られ混合される。
 11!合された水子存在の混合液状物13は散布器1
4によって常温下で均一に発熱シート3に含浸させる。
得られた液状物含浸繊維体15は成形用加熱トンネル金
型F1に導かれる。
成形用加熱トンネル金型Hは、入口に水で冷却する冷却
?$16を設け、金型■(の加熱部は複数区画されそれ
ぞれ独立して温度調節が可能な加熱317が設けられた
内面がクロムメッキされたトンネル状のものである。
液状物含浸繊維体15は入口で常温程度に冷却し、加熱
部に入って加熱器17によって加熱され、ポ。
リエステルが発泡し、最後の加熱器17に至って硬化が
完了する。fSられな発熱パネル18は引き抜き装置K
によって引き抜かれる。
引き抜き装置には、表面が粗となった例えば、ゴム製の
エンドレスベルト19a、 19bからなり、発熱パネ
ル18を上下から挟んで連続的に引き抜かれる。この引
き抜き速度は液状物含浸繊維体15が最後の加熱器17
で丁度硬化が完了するよう調節されている。引き抜かれ
た発熱パネル18は所望の寸法の長さにカッター20に
よって切断される。
成形用加熱トンネル金型11には発熱パネル18が金型
ト1内面に付着しないよう、1つ光沢ある表面の発熱パ
ネルを得るため発熱パネル18の上下面と金型内面の1
mに例えば、ポリエステル製のエンドレスベルト21a
、21bを設けることができる。
このように得られた発泡ポリエステル樹脂発熱パネル1
8の電極7,7の末端に保護端子を固定し、これにリー
ド線が連結される。これはそのままの状態で床、皇V:
を拐用として、また@実用としてf重用て゛きる。
ここで本発明に使用する不飽和ポリエステルとは、マレ
イン酸またはフマル酸のような不飽和酸とグリコール類
とを反応させると、いわゆるポリエステル分生ずるが、
このポリエステルはスチレンのような哨吸体に溶解する
。この溶液は、これに適当な硬化剤及び硬化促進剤を加
えると、ポリエステルとIN 量体との間で付加重合反
応を起こし、熱硬化性の樹脂を成長する。これが、いわ
ゆる不飽和ポリエステルといわれる樹脂である。
不飽和ポリエステルにあっては、上記の溶液から樹脂へ
の変化が極めて短い時間に行われる。この特性を利用し
て、不飽和ポリエステル樹脂発泡体を作ろうとする試み
がなされてきた。しかし、不飽和ポリエステルは硬化挙
動が他の樹脂に比べ非常に異なり、それ故発泡させるこ
とは困難であった。即ち、不飽和ポリエステルは液状で
流動性のものであるが2重合反応の進行に1%ない、そ
の粘度が短時間に急激に増大してゲル化するので、発泡
に適した粘度を有する時間が極めて短かく、発泡剤を使
用しても発泡剤の分解をこの時「mに対応することが極
めて困難なためである。
本発明者は、かかる問題を解決するため鋭意研究の結果
、不飽和ポリエステルを発泡する際、発泡剤に炭酸水素
アンモニウム粉末を使用し、硬化剤に有機パーオキサイ
ドと硬化促進剤及び無水の有機酸を混合した水手存在の
混合液状物を含ませ加熱して発泡と共に硬化する方法を
発明し、先に本出願人において特願昭61−05000
1号(昭和61年3月7日出願)、特願昭61−086
256号(昭和6j年4月14日出願)1特願昭611
93036号(昭和61年87]19日出願)に出願し
ている。
本発明に使用する発泡剤は好ましくは炭酸水素アンモニ
ウム粉末がよく、これは微粉化された粒径が30μ以下
のものがよい、この炭酸水素アンモニウム粉末の使用址
は、所望する発熱パネルの発fi(Δ率によって任意に
選択できるが、不飽和ポリエステル100重量部に対し
、0.1〜20重是部、好ましくは0.2〜10重量部
が使用される。
不飽和ポリエステルの重縮合反応による硬化に使用され
る硬化剤は、11機パーオキサイドが使用される。これ
にはケトンパーオキサイド系(例えば、メチルエチルケ
トンパーオキサイド)、ハイドロパーオキサイド系(例
えば、クメンハイl: lvパーオキサイド)、ジアシ
ルパーオキサイド系(例えば、ベンゾイルパーオキサイ
ド)、パーオキシジカーボネート系(例えば、ジイソプ
ロピルパーオキサイド)、パーオキシエステル系(例え
ば、1−ブチルパーオキシアセテート)等の有機過酸化
物を挙げることができ、これらの2種以上を組み合わせ
て使用することもできる。
この硬化剤に併用する硬化促進剤は、例えばナフテン酸
コバルト、オクトエ酸コバルト、ナフテン酸マンガン、
ナフテン酸銅、ナフテン酸銅鉛、ラウリルメルカプタン
、ジメチルアニリン、トリエタノールアミン、ジエチレ
ントリアミン、ピリジン、ピペリジン等を挙げることが
でき、これらの2N以上を組み合わせて使用してもよい
この好適な混合量の条件は、不飽和ポリエステル100
ffi量部に対し、前記硬化剤は0.5〜2.0重量部
、前記硬化促進剤は0.01〜05重Jit部が使用さ
れる。
本発明では好ましくは硬化剤とくてメチルエチルケトン
パーオキサイドが使用でき、これに併用する硬化促進剤
としてはナフテン酸コバルトが好適で炭酸水素アンモニ
ウムと組み合わせて使用した場合、発熱パネルの成形作
業性がよく、且つ均−m細な気泡の発泡が得られるので
よい。
また、本発明では前記硬化剤及び硬化促進剤と共に無水
の有機酸も使用でき、例えば無水の酢酸またはアクリル
酸が使用できる。この混合量は不飽和ポリエステル11
00f1部に対し、0.1〜3.0重量部が使用される
更に、娶ずれば整泡剤、離型剤、着色剤等を必要に応じ
使用することも可能である。
第5図は、かくして得られた発熱パネル18の槽断面図
であり、電気絶縁性のポリエステル樹脂層22でNわれ
ている0本発明では、この表面に更に電気絶縁Mを設け
ることも可能である。
[発明の作用] 本発明の発泡ポリエステル樹脂発熱パネルは、導電性炭
素m維ステープル4と非再SC性繊維状物5をバインダ
ー6の存在下でシート体としたものに、一対の電817
.7を設けた発熱シート3を高弾性繊維マット1に重ね
、不飽和ポリエステルに発泡剤と硬化剤及び硬化促進剤
を加えた混合液状1v13を均一・に合ませ、加熱し発
泡と共に硬化して92造したものなので、不飽和ポリエ
ステルの混合液状物13が発熱シート3及び高置性繊維
マット1に含浸し易く、rlつ発泡の際、分解ガスが発
熱シート内に均一に分散されるので均一@細なボリウム
のある軽量で保温性のある発熱パネルが得られる。そし
て高弾性繊維マット1が補強材となり機械的強度、剛性
の潰れた発熱パネルとなすことができる。また、これが
最初から一体的に製造され、切断して任意の長尺寸法に
できるので、大量生産に適し、−々組み付ける作業も不
要である。
[発明の効果] 以ト説明したように本発明の発熱パネルは、従来のよう
に上板と下板との間に発熱体を一々組み込んで一体化し
たものとは異なり、一体的に製造され、しかも任意の長
尺寸法のものが得られるので大に生産に適し安価に提供
できる。そして木質材と異なり長期間使用しても収縮し
たり変形することなく、−・殻の暖房用、保温用は勿論
、畜産用、園芸用等の従来のものとは側底使用不可能で
あった新分野にまで広範囲に利用することができる[実
施例コ 以下、本発明を実施例に基づいて史に詳細に説明する。
第4図に示す製造装置を使用し本発明の発熱パネルを製
造した。繰り出し装置Fに、高弾性繊維マットl(帝人
社製、?:&弾性不織布、嵩性・・・20cm3、回復
弾性力・・・30g >の両面にガラス繊維マット2(
旭ガラスファイバー社製、コンテニアスストランド)を
設けたロールと、炭素繊維ステーブルとガラス繊維状物
をバインダーの存在下で抄紙したシート体に電極を設け
た発熱シート3(新富土製紙社製・・・面発熱紙、ワッ
ト密度 0.1W/cm2)を設けたロールを使用し、
これから引き出されたに弾性繊維マット1と発熱シート
3に、不飽和ポリエステル(日本ユピカ社製、ユビカ7
595) 1(10ffi 、9部に対し、粒子!10
μ以下の炭酸水素アンモニウム扮末3重M部と6%ナフ
テン酸コバル1” i+ 、 2 、+Ij !i、 
m及びシリコンオイル(トーレシリコン社製、1・−レ
シリコン5H−190) 0.5重i部、内部!望剤(
デュポンファーイースト社製、ゼレックN F、 ) 
0.5 ![(置部、ステアリン#1重f部を加えた清
タンク8とメチルエチルパーオキサイド(日本樹脂社製
、バーメックN)119fi部に無水酢酸2重MISを
加えた液タンク9から定量ポンプ1゜IIによって送t
)れ、混合器I2によって混合された混合液状物13を
散布器14によって均一に含浸量が約60%になるよう
にに浸せしめた。この液状物含浸繊維体15を引っ張っ
て成形用加熱!・ンネル金型ト1(全長1.+50mm
 X巾+5(Jam x 高さ12mm)に導いた。そ
して、それぞれの加熱器17 (/1.5にW)の温度
は70〜80℃に調節し、加熱して、発泡させAi後の
加熱器17で硬化が完了する速度で引っ張り、得られた
発熱パネル18は引抜き装XK(引抜き強さ1.27)
の引抜きベルト19a、 19bに挟み、最後の加熱器
17で硬化が完了する速度で連続的に引き抜いた。そし
て1.8−の長さにカッター20で切断し、断面が15
(:亀−X 12m5.長さ1.8−の本発明の発泡ポ
リエステル樹脂発熱パネルを得た。
この得られた発熱パネルの?tllの末端に保1g端子
を固定し、これ(リード線を連結し通電したところ発熱
パネルの表面温廓が約80℃になり好まし。
く加温された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に使用する高弾性&l縛マットの外観
分解斜視図、第2図は1発熱シートの部分拡大図、第3
r!Iは、電極を設けた発熱シートの外観図である。第
4図は、本発明の発熱パネルを装造する製造装置の一実
施例を示す図である。第5図は、本発明で得られた発熱
パネルの横断面図である。 1・・・図弾性繊維マット2・・・ha強層 3・・・
発熱シート 4・・・導電性炭素繊維ステーブル5・・
・非等1「性繊帷状plJ6・・・バインダー 7・・
・電極 8.C)・・・液タンク 1011・・・定:
シボング 12・・・混合2コ13・・・混合液状’I
ll  El・・・歇4■器 15・・・液状物3浸m
ta体 17・・・加熱ス=18・・・発熱パネル  
1すδ、I91+・・・エンドレスベルト 20・・・
カッター F・・・繰出し装置D・・・含浸装置 11
・・・金型 K・・・引抜き装置特許出願人 有限会社
 野沢工務店 第5回 手続補正書(方式) %式% 2、発明の名称 発泡ポリエステル樹脂発熱パネル 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 富山県下新用郡入善町青木601〒939−06
 210765−74−02825、補正の対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)高弾性繊維マットに導電性炭素繊維ステーブルと非
    導電性繊維状物をバインダーの存在下でシート体とし、
    これに一対の電極を設けた発熱シートを重ね、この積層
    物に不飽和ポリエステルに発泡剤と硬化剤及び硬化促進
    剤を加えた混合液状物を均一に合ませ、加熱して発泡と
    共に硬化してなることを特徴とする発泡ポリエステル樹
    脂発熱パネル。 2)非導電性繊維状物がガラス繊維又はパルプ繊維であ
    る特許請求の範囲第1項記載の発泡ポリエステル樹脂発
    熱パネル。 3)発熱シートの消費電力が0.05〜0.15W/c
    m^2である特許請求の範囲第1項、第2項記載の発泡
    ポリエステル樹脂発熱パネル。 4)発泡剤が炭酸水素アンモニウムである特許請求の範
    囲第1項ないし第3項記載の発泡ポリエステル樹脂発熱
    パネル。 5)硬化剤が有機パーオキサイドである特許請求の範囲
    第1項ないし第4項記載の発泡ポリエステル樹脂発熱パ
    ネル。 6)硬化促進剤がナフテン酸コバルトである特許請求の
    範囲第1項ないし第5項記載の発泡ポリエステル樹脂発
    熱パネル。
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