JPS63158756A - 燃料電池の安全装置 - Google Patents
燃料電池の安全装置Info
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- JPS63158756A JPS63158756A JP61305646A JP30564686A JPS63158756A JP S63158756 A JPS63158756 A JP S63158756A JP 61305646 A JP61305646 A JP 61305646A JP 30564686 A JP30564686 A JP 30564686A JP S63158756 A JPS63158756 A JP S63158756A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、燃料電池の運転中に不測の事態で発生する
反応ガス系の急激なガス圧力変動に対し、電池本体を安
全に保護するようにした燃料電池の安全装置に関する。
反応ガス系の急激なガス圧力変動に対し、電池本体を安
全に保護するようにした燃料電池の安全装置に関する。
周知のように燃料電池は極めて薄い電解賞マトリックス
層を隔てて多孔質の燃料電極と酸化剤電極とが対向して
構成されており、仮に燃料電極に供給される燃料ガスと
酸化剤電極に供給される空気等の酸化剤ガスとの間に過
大な差圧が発生すると、この差圧により前記電解質マト
リックス層を透過して反応力°ス同士が直接反応して局
部燃焼し、最悪の場合には電池本体を破壊に導くおそれ
がある。また反応ガスが異常に高くなると電池本体を構
成している電極、ガスシール部が破壊されるおそれもあ
る。この点から燃料電池を運転する際には反応ガスの圧
力変動を抑え、特に燃料ガス圧と酸化剤ガス圧との差圧
を微差に保持するようにガス圧を制御することが極めて
重要な課題となっている。
層を隔てて多孔質の燃料電極と酸化剤電極とが対向して
構成されており、仮に燃料電極に供給される燃料ガスと
酸化剤電極に供給される空気等の酸化剤ガスとの間に過
大な差圧が発生すると、この差圧により前記電解質マト
リックス層を透過して反応力°ス同士が直接反応して局
部燃焼し、最悪の場合には電池本体を破壊に導くおそれ
がある。また反応ガスが異常に高くなると電池本体を構
成している電極、ガスシール部が破壊されるおそれもあ
る。この点から燃料電池を運転する際には反応ガスの圧
力変動を抑え、特に燃料ガス圧と酸化剤ガス圧との差圧
を微差に保持するようにガス圧を制御することが極めて
重要な課題となっている。
一方、上記問題に対処する方式として燃料電池の電池本
体を不活性ガスで満たした圧力容器内に収容し、かつ圧
力容器に供給する不活性ガス圧を反応ガス圧より若干高
め(100〜300mmAg)に定め、ここで不活性ガ
ス圧を基準に燃料ガス圧および酸化剤ガス圧を制御して
反応゛ガス圧を適正圧に維持する制御方式が知られてい
る。
体を不活性ガスで満たした圧力容器内に収容し、かつ圧
力容器に供給する不活性ガス圧を反応ガス圧より若干高
め(100〜300mmAg)に定め、ここで不活性ガ
ス圧を基準に燃料ガス圧および酸化剤ガス圧を制御して
反応゛ガス圧を適正圧に維持する制御方式が知られてい
る。
次に上記した従来のガス圧制御方式を第2図により説明
すると、図において1は燃料電池の電池本体、2は電池
本体を収容した圧力容器、3,4は電池本体1に装備し
た燃料ガス給排用のマニホールド、5,6は酸化剤ガス
給排用のマニホールドであり、電池本体lに対しては燃
料ガス供給ライン7、酸化剤ガス供給ライン8を通じて
反応が供給され、また圧力容器2へは不活性ガス供給ラ
イン9を通じて不活性ガスが供給され、かつ各ガス供給
ラインには圧力制御弁7a、 8a、 9aが介装され
ている。ここで不活性ガスは圧力制御弁9aで一定値に
制御され、この不活性ガス圧を基準に不活性ガス圧と燃
料ガス圧、および酸化剤ガス圧との間の差圧を検出する
差圧ネ★出器10.11により圧力制御弁7a、 8a
を介して燃料ガス系のガス圧、酸化剤ガス系のガス圧が
それぞれ適正圧に制御される。
すると、図において1は燃料電池の電池本体、2は電池
本体を収容した圧力容器、3,4は電池本体1に装備し
た燃料ガス給排用のマニホールド、5,6は酸化剤ガス
給排用のマニホールドであり、電池本体lに対しては燃
料ガス供給ライン7、酸化剤ガス供給ライン8を通じて
反応が供給され、また圧力容器2へは不活性ガス供給ラ
イン9を通じて不活性ガスが供給され、かつ各ガス供給
ラインには圧力制御弁7a、 8a、 9aが介装され
ている。ここで不活性ガスは圧力制御弁9aで一定値に
制御され、この不活性ガス圧を基準に不活性ガス圧と燃
料ガス圧、および酸化剤ガス圧との間の差圧を検出する
差圧ネ★出器10.11により圧力制御弁7a、 8a
を介して燃料ガス系のガス圧、酸化剤ガス系のガス圧が
それぞれ適正圧に制御される。
なお引火性、爆発性の高い燃料ガスのリークを防ぐため
に、具体的には不活性ガス圧を基準に燃料ガス系のガス
圧は一50smAg程度、酸化剤ガス系のガスは一10
0+*mAg程度に調整されている。したがって燃料ガ
ス系のガス圧と酸化剤ガス系のガス圧との間の差圧は5
0+*+*Ag程度の微差圧に保持されている。
に、具体的には不活性ガス圧を基準に燃料ガス系のガス
圧は一50smAg程度、酸化剤ガス系のガスは一10
0+*mAg程度に調整されている。したがって燃料ガ
ス系のガス圧と酸化剤ガス系のガス圧との間の差圧は5
0+*+*Ag程度の微差圧に保持されている。
さらに燃料電池の起動、停止時、ないしは負荷変動によ
り反応ガス圧が過渡的に不活性ガス圧よりも高くなった
場合の安全策として、燃料ガス供給ライン7、M他剤ガ
ス供給ライン8にはそれぞれ過大なガス圧を大気中に放
出する圧力放出制御弁7b、 8bが設置されている。
り反応ガス圧が過渡的に不活性ガス圧よりも高くなった
場合の安全策として、燃料ガス供給ライン7、M他剤ガ
ス供給ライン8にはそれぞれ過大なガス圧を大気中に放
出する圧力放出制御弁7b、 8bが設置されている。
なお12.13は燃料電池の起動、停止の際に燃料ガス
供給ライン7、酸化剤ガス供給ライン8を不活性ガスで
ガスパージするために不活性ガス供給ライン9と燃料ガ
ス供給ライン7、および酸化剤ガス供給ライン8との間
に介装したガスバージ弁、14は圧力容器2に設置した
放圧弁である。
供給ライン7、酸化剤ガス供給ライン8を不活性ガスで
ガスパージするために不活性ガス供給ライン9と燃料ガ
ス供給ライン7、および酸化剤ガス供給ライン8との間
に介装したガスバージ弁、14は圧力容器2に設置した
放圧弁である。
かかるガス供給系制御方式により、通常の燃料電池の運
転範囲で起こり得るガス圧変動に対処して燃料ガス圧、
酸化剤ガス圧の過大な変動、および燃料ガス圧と酸化剤
ガス圧との間の差圧を電池本体の許容差圧以内に保持し
て運転することができる。
転範囲で起こり得るガス圧変動に対処して燃料ガス圧、
酸化剤ガス圧の過大な変動、および燃料ガス圧と酸化剤
ガス圧との間の差圧を電池本体の許容差圧以内に保持し
て運転することができる。
ところで、前記のように圧力変動が発生した場合にその
異常圧力を検出し、その検出信号を基に制御弁を操作し
て圧力調整を行う従来の制御方式では、通常の運転範囲
で起こり得る比較的小さなガス圧変動には充分に対応で
きるが、各種制御弁の動作不良、弁の手動操作ミス、地
震等による配管系の事故によるガス放出等の不測事態の
発生により衝撃波的に反応ガス圧が急激に変動した場合
には制御系の応答遅れから即時対応させることができず
、この結果として電池本体内部では大きなガス圧変化発
生し、これが原因で反応ガス同士の直接反応、電極、ガ
スシールの破壊等を引き起こすおそれが多分にある。
異常圧力を検出し、その検出信号を基に制御弁を操作し
て圧力調整を行う従来の制御方式では、通常の運転範囲
で起こり得る比較的小さなガス圧変動には充分に対応で
きるが、各種制御弁の動作不良、弁の手動操作ミス、地
震等による配管系の事故によるガス放出等の不測事態の
発生により衝撃波的に反応ガス圧が急激に変動した場合
には制御系の応答遅れから即時対応させることができず
、この結果として電池本体内部では大きなガス圧変化発
生し、これが原因で反応ガス同士の直接反応、電極、ガ
スシールの破壊等を引き起こすおそれが多分にある。
この発明の目的は、前記した不測な事態に対処して反応
ガス供給系に急激な圧力変動が発生した際には、瞬時記
電池本体の内部を基準ガス圧に保持されている圧力容器
内部の不活性ガスで均圧させることにより、電池本体を
安全に保護できるようにした燃料電池の安全装置を提供
することにある。
ガス供給系に急激な圧力変動が発生した際には、瞬時記
電池本体の内部を基準ガス圧に保持されている圧力容器
内部の不活性ガスで均圧させることにより、電池本体を
安全に保護できるようにした燃料電池の安全装置を提供
することにある。
上記問題点を解決するために、この発明によれば、電池
本体に接続した燃料ガス配管と圧力容器内部との間、お
よび酸化剤ガス配管と圧力容器内部との間をそれぞれ結
んで均圧管を配管するとともに、該均圧管内の途中に常
時は均圧管を不導通状態に保持し、過大差圧の発生によ
り作動して均圧管を導通状態にする安全弁を介装して構
成するものとする。
本体に接続した燃料ガス配管と圧力容器内部との間、お
よび酸化剤ガス配管と圧力容器内部との間をそれぞれ結
んで均圧管を配管するとともに、該均圧管内の途中に常
時は均圧管を不導通状態に保持し、過大差圧の発生によ
り作動して均圧管を導通状態にする安全弁を介装して構
成するものとする。
かかる構成により、不測な事態発生により電池本体へ供
給した燃料ガス、#他剤ガスに急激なガス圧変動が生じ
′た際には、圧力容器内部を満たしている基準の不活性
ガス圧と燃料ガス圧、酸化剤ガス圧との間の過大な差圧
で安全弁が作動し、均圧管を通じて瞬時に電池本体側が
基準圧力に設定されている圧力容器内部の不活性ガス圧
で均圧され、これにより電極、ガスシール部の破壊1反
応ガスの電解質マトリックス層透過による反応ガス同士
の直接反応等を未然に防止することができるようになる
。
給した燃料ガス、#他剤ガスに急激なガス圧変動が生じ
′た際には、圧力容器内部を満たしている基準の不活性
ガス圧と燃料ガス圧、酸化剤ガス圧との間の過大な差圧
で安全弁が作動し、均圧管を通じて瞬時に電池本体側が
基準圧力に設定されている圧力容器内部の不活性ガス圧
で均圧され、これにより電極、ガスシール部の破壊1反
応ガスの電解質マトリックス層透過による反応ガス同士
の直接反応等を未然に防止することができるようになる
。
第1図は本発明の実施例を示すものであり、第2図に対
応する同一部材には同じ符号が付しである。ここで圧力
容器2には不活性ガス供給ライン9を通じて燃料ガス圧
、酸化剤ガス圧よりも僅か高めの基準ガス圧に設定した
不活性ガスが充填されており、この圧力容器内に収容さ
れた燃料電池の電池本体1に対し、図示のマニホールド
4.6を通じて燃料ガス、酸化剤ガスが供給される。な
お第2図に示したガス供給側のマニホールド3゜5は省
略して図示されてない、ここでこの発明により、マニホ
ールド4.6に接続して圧力容器2の外に引出した燃料
ガス供給ライン7、酸化剤ガス供給ラインの各ガス配管
7c、 8cと圧力容器2との間には、圧力容器2に近
い位置で反応ガス配管7c、 8cから分岐して他端が
圧力容器2の内部に開口する均圧管15.16が配管さ
れており、さらに該均圧管15.16の途中箇所には破
裂板式安全弁17゜18が介装設置されている。なお前
記均圧管15と16はその開口端15a、 16aが圧
力容器2の内部でできるだけ離れた位置に開口するよう
に配管されている。これは後述するように安全弁17.
18の動作時に均圧管15.16を通じて圧力容器内に
流入した燃料ガス、酸化剤ガスで高濃度の混合ガスを生
成させないようにするためである。
応する同一部材には同じ符号が付しである。ここで圧力
容器2には不活性ガス供給ライン9を通じて燃料ガス圧
、酸化剤ガス圧よりも僅か高めの基準ガス圧に設定した
不活性ガスが充填されており、この圧力容器内に収容さ
れた燃料電池の電池本体1に対し、図示のマニホールド
4.6を通じて燃料ガス、酸化剤ガスが供給される。な
お第2図に示したガス供給側のマニホールド3゜5は省
略して図示されてない、ここでこの発明により、マニホ
ールド4.6に接続して圧力容器2の外に引出した燃料
ガス供給ライン7、酸化剤ガス供給ラインの各ガス配管
7c、 8cと圧力容器2との間には、圧力容器2に近
い位置で反応ガス配管7c、 8cから分岐して他端が
圧力容器2の内部に開口する均圧管15.16が配管さ
れており、さらに該均圧管15.16の途中箇所には破
裂板式安全弁17゜18が介装設置されている。なお前
記均圧管15と16はその開口端15a、 16aが圧
力容器2の内部でできるだけ離れた位置に開口するよう
に配管されている。これは後述するように安全弁17.
18の動作時に均圧管15.16を通じて圧力容器内に
流入した燃料ガス、酸化剤ガスで高濃度の混合ガスを生
成させないようにするためである。
一方、前記の安全弁17.18は、弁ケース19の内部
に薄い金属膜等として成る破裂板20を気密に挟持した
構造であり、該破裂[20を仕切隔壁とじて均圧管15
.16を不導通状態に保持し、圧力容器側と反応ガス配
管側との間を隔絶している。またこの破裂板20は反応
ガス系に生じた衝撃波的な急激圧力変動によりその両側
面に作用するガス差圧があらかじめ規定した以上の過大
圧力差になると、瞬時に破裂して均圧管内を導通状態に
して圧力容器2の内部と電池本体1に通じるガス配管と
の間を均圧させるように作動する。
に薄い金属膜等として成る破裂板20を気密に挟持した
構造であり、該破裂[20を仕切隔壁とじて均圧管15
.16を不導通状態に保持し、圧力容器側と反応ガス配
管側との間を隔絶している。またこの破裂板20は反応
ガス系に生じた衝撃波的な急激圧力変動によりその両側
面に作用するガス差圧があらかじめ規定した以上の過大
圧力差になると、瞬時に破裂して均圧管内を導通状態に
して圧力容器2の内部と電池本体1に通じるガス配管と
の間を均圧させるように作動する。
さらに前記安全弁17.18の動作を検出して警報を発
するために、各安全弁17.18に付属して圧力スイソ
チ21.および該圧力スイッチ21の動作で点灯する警
報表示灯22との組合せからなる警報装置が装備されて
いる。なお前記圧力スイッチ21は前記安全弁17.1
8における破裂板20の両側のガス差圧変化を検出して
オン、オフ動作するものであり、破裂板20−が破裂し
ない状態では不活性ガス圧と反応ガス圧との間の差圧に
よってスイッチ21はオフを保ち、破裂板20が破裂し
て差圧が無くなるとスイッチ21はオン動作し、表示灯
22を点灯させて警報表示を行う。
するために、各安全弁17.18に付属して圧力スイソ
チ21.および該圧力スイッチ21の動作で点灯する警
報表示灯22との組合せからなる警報装置が装備されて
いる。なお前記圧力スイッチ21は前記安全弁17.1
8における破裂板20の両側のガス差圧変化を検出して
オン、オフ動作するものであり、破裂板20−が破裂し
ない状態では不活性ガス圧と反応ガス圧との間の差圧に
よってスイッチ21はオフを保ち、破裂板20が破裂し
て差圧が無くなるとスイッチ21はオン動作し、表示灯
22を点灯させて警報表示を行う。
次に上記構成による燃料電池の電池本体1に対する保護
動作に付いて説明すると、燃料電池の通常運転範囲では
圧力容器2の内部を満たしている基準圧の不活性ガス圧
と燃料ガス圧ないし酸化剤ガス圧との間の差圧は微差で
あるので、安全弁17゜18の破裂板20を隔壁として
均圧管15.16は不導通状態にあり、不活性ガスと反
応ガスとの間を隔絶している。一方、燃料ガス供給系1
ないしは酸化剤ガス供給系における事故等の不測な事態
が発生してそのガス圧が衝撃波的に急激変動し、これに
より基準圧である圧力容器内の不活性ガス圧と反応ガス
圧との間に過大な差圧が発生すると、この過大差圧によ
り安全弁の破裂板20が瞬時にに破裂して均圧管15.
16を導通させる。したがって電池本体における圧力変
動発生側が圧力容器内を満たしている多量の不活性ガス
圧によって殆ど応答遅れ無しに均圧されるようになる。
動作に付いて説明すると、燃料電池の通常運転範囲では
圧力容器2の内部を満たしている基準圧の不活性ガス圧
と燃料ガス圧ないし酸化剤ガス圧との間の差圧は微差で
あるので、安全弁17゜18の破裂板20を隔壁として
均圧管15.16は不導通状態にあり、不活性ガスと反
応ガスとの間を隔絶している。一方、燃料ガス供給系1
ないしは酸化剤ガス供給系における事故等の不測な事態
が発生してそのガス圧が衝撃波的に急激変動し、これに
より基準圧である圧力容器内の不活性ガス圧と反応ガス
圧との間に過大な差圧が発生すると、この過大差圧によ
り安全弁の破裂板20が瞬時にに破裂して均圧管15.
16を導通させる。したがって電池本体における圧力変
動発生側が圧力容器内を満たしている多量の不活性ガス
圧によって殆ど応答遅れ無しに均圧されるようになる。
これにより電池本体の電橋、ガスシール構造の破壊を防
ぎ、併せて電池内部における燃料ガス室と酸化剤ガス室
との間の過大なガス差圧を消失させて不当な反応ガスの
電解質マトリックス層透過を防止することができる。ま
た同時に圧力スイッチ21が動作して警報灯22が点灯
して警報表示を行う、なお安全弁が一旦動作した場合に
は破裂板20を直ちに交換する必要があるが、安全弁1
7.18は圧力容器2の外側に設置されているので容易
にアクセスして破裂板の交換作業を行うことができる。
ぎ、併せて電池内部における燃料ガス室と酸化剤ガス室
との間の過大なガス差圧を消失させて不当な反応ガスの
電解質マトリックス層透過を防止することができる。ま
た同時に圧力スイッチ21が動作して警報灯22が点灯
して警報表示を行う、なお安全弁が一旦動作した場合に
は破裂板20を直ちに交換する必要があるが、安全弁1
7.18は圧力容器2の外側に設置されているので容易
にアクセスして破裂板の交換作業を行うことができる。
以上述べたようにこの発明によれば、電池本体に接続し
た燃料ガス配管と圧力容器内部との間。
た燃料ガス配管と圧力容器内部との間。
および酸化剤ガス配管と圧力容器内部との間をそれぞれ
結んで均圧管を配管するとともに、該均圧管内の途中に
常時は均圧管を不導通状態に保持し、過大差圧の発生に
より作動して均圧管を導通状態にする安全弁を介装した
構成により、反応ガス供給系の事故等の不測な事態で電
池本体に供給する反応ガス圧の急激なガス圧変動が発生
した場合でも、応答遅れ無く瞬時に圧力容器内を満たし
ている基準ガス圧の不活性ガスで電池本体の圧力変動側
を均圧し、電池本体の破壊を未然に防止して安全保護を
図ることができる。
結んで均圧管を配管するとともに、該均圧管内の途中に
常時は均圧管を不導通状態に保持し、過大差圧の発生に
より作動して均圧管を導通状態にする安全弁を介装した
構成により、反応ガス供給系の事故等の不測な事態で電
池本体に供給する反応ガス圧の急激なガス圧変動が発生
した場合でも、応答遅れ無く瞬時に圧力容器内を満たし
ている基準ガス圧の不活性ガスで電池本体の圧力変動側
を均圧し、電池本体の破壊を未然に防止して安全保護を
図ることができる。
第1図は本発明実施例による安全装置を装備した燃料電
池のガス供給系統図、第2図は従来におけるガス圧制御
方式を示す燃料電池のガス供給系統図である。各図にお
いて、 1:電池本体、2:圧力容器、3〜6:反応ガス給徘用
マニホールド、7:燃料ガス供給ライン、8二酸化剤ガ
ス供給ライン、9:不活性ガス供給ライン、ts、ts
:均圧管、17.18:安全弁、20:破裂板、21:
圧力スイッチ、22:警報表示灯。
池のガス供給系統図、第2図は従来におけるガス圧制御
方式を示す燃料電池のガス供給系統図である。各図にお
いて、 1:電池本体、2:圧力容器、3〜6:反応ガス給徘用
マニホールド、7:燃料ガス供給ライン、8二酸化剤ガ
ス供給ライン、9:不活性ガス供給ライン、ts、ts
:均圧管、17.18:安全弁、20:破裂板、21:
圧力スイッチ、22:警報表示灯。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)不活性ガスを加圧充填した圧力容器内に設置の電池
本体へ燃料ガス、酸化剤ガスを供給し、かつ前記不活性
ガス圧を基準に燃料ガス、酸化剤ガス供給系のガス圧を
プロセス制御して発電を行う燃料電池において、電池本
体に接続した燃料ガス配管と圧力容器内部との間、およ
び酸化剤ガス配管と圧力容器内部との間をそれぞれ結ん
で均圧管を配管するとともに、該均圧管内の途中に常時
は均圧管を不導通状態に保持し、過大差圧の発生により
作動して均圧管を導通状態にする安全弁を介装したこと
を特徴とする燃料電池の安全装置。 2)特許請求の範囲第1項記載の安全装置において、安
全弁が圧力容器内の不活性ガス圧と燃料ガス圧、ないし
酸化剤ガス圧との間に過大差圧が発生した際に弁板が破
裂して均圧管を導通させる破裂板式安全弁であることを
特徴とする燃料電池の安全装置。 3)特許請求の範囲第1項記載の安全装置において、均
圧管を圧力容器外に引出してここに安全弁が装備されて
いることを特徴とする燃料電池の安全装置。 4)特許請求の範囲第1項記載の安全装置において、燃
料ガス配管に接続した均圧管の開口端と酸化剤ガス配管
に接続した均圧管の開口端とが充分な間隔を隔てて圧力
容器内部に開口されていることを特徴とする燃料電池の
安全装置。 5)特許請求の範囲第1項記載の安全装置において、安
全弁の動作を検出して作動する警報装置を備えているこ
とを特徴とする燃料電池の安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61305646A JPS63158756A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 燃料電池の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61305646A JPS63158756A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 燃料電池の安全装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63158756A true JPS63158756A (ja) | 1988-07-01 |
Family
ID=17947637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61305646A Pending JPS63158756A (ja) | 1986-12-22 | 1986-12-22 | 燃料電池の安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63158756A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007524960A (ja) * | 2003-04-04 | 2007-08-30 | テキサコ ディベラップメント コーポレイション | バーストディスクの確認を行うための方法及び装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61135065A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Toshiba Corp | 燃料電池の均圧装置 |
-
1986
- 1986-12-22 JP JP61305646A patent/JPS63158756A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61135065A (ja) * | 1984-12-06 | 1986-06-23 | Toshiba Corp | 燃料電池の均圧装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007524960A (ja) * | 2003-04-04 | 2007-08-30 | テキサコ ディベラップメント コーポレイション | バーストディスクの確認を行うための方法及び装置 |
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