JPS6315865Y2 - - Google Patents

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JPS6315865Y2
JPS6315865Y2 JP15797986U JP15797986U JPS6315865Y2 JP S6315865 Y2 JPS6315865 Y2 JP S6315865Y2 JP 15797986 U JP15797986 U JP 15797986U JP 15797986 U JP15797986 U JP 15797986U JP S6315865 Y2 JPS6315865 Y2 JP S6315865Y2
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JP
Japan
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control pulse
closing control
shutter
closing
time width
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヤツタの開放部材の保持解除と閉
鎖部材の保持解除とを二つの電磁装置を夫々パル
ス駆動して制御する電気シヤツタの制御回路に関
する。
この種の電気シヤツタにおける電磁装置(コイ
ル)の駆動回路は、原理的に示せば、第1図の如
くであつて、E0は電源電池、rは電池の内部低
抗、S0は電源スイツチ、L1は開放制御用電磁装
置のコイル、L2は閉鎖制御用電磁装置のコイル、
T1,T2は夫々トランジスタである。
その動作は、レリーズ操作によつて、先ず電源
スイツチS0が閉成され、その後トランジスタT1
にパルスが与えられて、コイルL1が励磁され、
その結果、開放部材は保持が解除されて運動し、
シヤツタを開放させ、また所定時間後にトランジ
スタT2にパルスが与えられて、コイルL2が励磁
され、従つて閉鎖部材は保持が解除されて運動
し、シヤツタを閉鎖させるものである。
ここで、開放制御用及び閉鎖制御用の夫々の電
磁装置を夫々単独で駆動する時、コイルを通電す
るパルス幅は、例えば4msで充分であると設定さ
れているものとした場合、フオーカルプレーンシ
ヤツタで見ると、露光秒時が例えば1/500秒の時
には、第2図に示す如く、開放制御パルスに対し
て閉鎖制御パルスが重なつて発生し、夫々のコイ
ルL1,L2は共通電源で給電されるので、電池E0
の端子電圧Vは図a、コイルL1に流れる電流I1
図b、コイルL2に流れる電流I2は図cの如く夫々
変化する。
即ち、開放制御用電磁装置側の電流は動作可能
電流I1Dに達するが、閉鎖制御用電磁装置側の電
流は、その閉鎖制御パルスの4msの発生時間内で
は動作可能電流I2Dに達し得ない状態が起り得る。
このような状態は、低温環境下で或は電池が古
くなつてその内部抵抗が大きくなつた時に起り易
くなる。
そして、露光動作では通常閉鎖パルスは1回し
か発生しないから、その状態ではシヤツタが開放
したままとなるから、色々と不都合が生じる。
本考案は、上記従来品の欠点を除去するもの
で、開放制御パルスと閉鎖制御パルスとが重なつ
て発生した場合でも閉鎖制御用電磁装置が確実に
動作し得るようにするために、開放制御パルスの
発生中に閉鎖制御パルスが発生した条件におい
て、閉鎖制御パルスの時間幅が、閉鎖制御用電磁
装置を単独に動作させた時に目的の仕事をさせ得
る時間幅から略2倍以上に変更されるようにした
制御回路を提供するものである。
以下第3図に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
S1はレリーズスイツチで、一眼レフカメラで
は、ミラーのアツプ・ダウン動作域は自動絞り機
構の動作に連動して、端子aからbへまたbから
aへ切換接続される。FFはフリツプフロツプ回
路、STCは露光時間制御回路、AGはアンドゲー
ト回路、OSM1〜OSM3はワンシヨツトマルチバ
イブレータ回路、ORはオアゲート回路である。
次に動作を説明する。
レリーズ操作の初期に図示していない電源スイ
ツチが閉成されると、回路全体に給電が行われ、
その状態では、FFの出力は「H」レベル、
OSM1の出力は「L」レベル、STCの出力は
「H」レベル、OSM2の出力は「L」レベル、AG
の出力は「L」レベル、OSM3の出力は「L」レ
ベル、ORの出力は「L」レベルに夫々置かれて
いる。
その後、レリーズスイツチS1が端子aからbへ
切換接続されると、OSM1の出力は上述の4msの
間「H」レベルへ反転して、コイルL1を励磁し、
一方STCのトランジスタT3がオフしてSTCは動
作を開始し、設定された露光秒時後に出力が
「L」レベルへ反転し、その結果、OSM2の出力
は所定時間「H」レベルへ反転して、ORを介し
コイルL2を励磁する。
ここで、開放制御パルスと閉鎖制御パルスが重
なつて発生した場合に閉鎖制御パルスの時間幅
が、コイルL2を単独に動作させた時に目的の仕
事をさせ得る時間幅から略2倍以上に変更される
ようにしておけば、露光時間が自動的に制御され
る形式の電気シヤツタに対しても適切に応答でき
る。
即ち、OSM1の出力が「H」レベルの間に
OSM2の出力が「H」レベルへ反転すると、AG
の出力が4ms後に「L」レベルへ復帰したとき
AGの出力も「L」レベルへ立下る。この立下り
信号でOSM3は動作するが、その出力が「H」レ
ベルへ反転している時間を8msに設定してあるも
のとすると、OSM2の出力が「L」レベルへ反転
後、最短の場合でもコイルL2は更に4msの間通電
が延長される。
以上の如く、本考案は、シヤツタの開放部材の
保持解除と閉鎖部材の保持解除とを二つの電磁装
置を夫々パルス駆動して制御する電気シヤツタに
おいて、開放制御パルスの発生中に閉鎖制御パル
スが発生した条件下で、閉鎖制御パルスの時間幅
が、対応する電磁装置を単独に動作させた時にそ
の保持解除を為させ得る時間幅から略2倍以上に
変更されるようにしてあるので、閉鎖制御用電磁
装置の電流は確実に作動可能電流に達して、シヤ
ツタを必ず閉鎖させることができ、シヤツタが開
放したままになる不都合は防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は電気シヤツタにおける電磁装置(コイ
ル)の駆動回路の原理図、第2図は電池の電圧及
びコイルの電流波形図、第3図は本考案の実施例
を示した制御回路図ある。 E0……電源電池、r……内部抵抗、L1……開
放制御用のコイル、L2……閉鎖制御用のコイル、
S1……レリーズスイツチ、FF……フリツプフロ
ツプ回路、AG……アンドゲート回路、OSM1
OSM3……ワンシヨツトマルチバルブレータ回
路、OR……オアゲート回路、STC……露光時間
制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤツタの開放部材の保持解除と閉鎖部材の保
    持解除とを二つの電磁装置を夫々パルス駆動して
    制御する電気シヤツタにおいて、 開放制御パルスの発生中に閉鎖制御パルスが発
    生した条件において作動するゲート手段と、 該ゲート手段の作動によつて制御され、閉鎖制
    御パルスの時間幅を、閉鎖制御用電磁装置を単独
    に動作させた時にその保持解除を為させ得る時間
    幅から略2倍以上に変更させる閉鎖制御パルス時
    間幅変更回路とを、 備え、開放制御パルスと閉鎖制御パルスとが重な
    つて発生した場合でも閉鎖制御用電磁装置が確実
    に動作し得るようにしたことを特徴とする電気シ
    ヤツタの制御回路。
JP15797986U 1986-10-15 1986-10-15 Expired JPS6315865Y2 (ja)

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JP15797986U JPS6315865Y2 (ja) 1986-10-15 1986-10-15

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JPS6258437U JPS6258437U (ja) 1987-04-11
JPS6315865Y2 true JPS6315865Y2 (ja) 1988-05-06

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