JPS6315813Y2 - - Google Patents

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JPS6315813Y2
JPS6315813Y2 JP1981196569U JP19656981U JPS6315813Y2 JP S6315813 Y2 JPS6315813 Y2 JP S6315813Y2 JP 1981196569 U JP1981196569 U JP 1981196569U JP 19656981 U JP19656981 U JP 19656981U JP S6315813 Y2 JPS6315813 Y2 JP S6315813Y2
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JP
Japan
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sample
flow cell
zero calibration
flow
path
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JP1981196569U
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JPS58103355U (ja
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  • Optical Measuring Cells (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はゼロ校正機能付防爆形液体分析計に関
する。
この種の分析計として例えば水中油分を乳化し
て測定する濁度法の油分計の場合、低濃度の濁度
を測るのでセル窓が少しでも汚れるとゼロ値がズ
レることとなる。そのため、セル窓に汚れがつか
ない工夫をしても、完全に汚れを防止することは
できないので、そのような工夫の他に、セル窓の
汚れを補償する必要がある。そしてそのためには
なるだけ頻繁にゼロ校正をする必要がある。
ところで、頻繁にゼロ校正をすると測定の連続
性が損なわれるので、ゼロ校正時間は出来る限り
短い方が好ましいし、また防爆地域へ適用される
関係上、ゼロ校正時間を短縮するに際しても防爆
面での工夫がなされることが必要となる。
本考案は、かかる点に鑑み、測定の連続性を損
なわずかつ防爆地域への適用が可能にように防爆
面での工夫がなされたゼロ校正時間の短い液体分
析計を提供するものである。
本考案のゼロ校正機能付防爆形液体分析計は、
試料圧送ポンプの下流側にフローセルを試料流路
で接続するとともに、フローセルの下流側と試料
圧送ポンプの上流側とを配管で接続して、前記試
料流路と配管とで試料の循環路が構成され、かつ
前記試料圧送ポンプの下流側とフローセルの上流
側を接続した前記試料流路を分岐して、この分岐
路にゼロ校正液貯蔵タンクを接続し、かつ該タン
クの上方に圧送空気用配管を接続して、校正時に
圧送空気にてタンク内のゼロ校正液をフローセル
に圧送するように構成され、前記フローセルに対
する光の伝導を光フアイバーで行うことを特徴と
するものである。
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。図中、a,b,c,d,eは試料流路で、そ
の上流端にバラスト水等の試料を採取する採水口
1が設けられている。2は、試料圧送ポンプとし
て例えば遠心ポンプ、3はフローセル、4は流量
計である。5は隔壁で、この隔壁5を介して前記
試料流路a〜eとは反対側の部屋に、圧送ポンプ
を駆動するモータ6及び光電変換ユニツト7が設
けられている。試料圧送および油分乳化用ポンプ
2とモータ6とは伝動軸8で連結されている。光
電変換ユニツト7内には、フローセル3に光を供
給する発光器、透過光を検出する受光器、該受光
器にて検された信号から試料中の油分を濁度法で
測定し、指示・記録する測定回路並びに流量計4
の指示計器等が設けられている。光電変換ユニツ
ト内の前記発光器、受光器とフローセル3との間
の光伝導は光フアイバー9,9で行なわれ、流量
計4と指示計器とはケーブル線又はフオトフアイ
バー、空気配管等10にて接続されている。
前記フローセル3の下流側流路dと試料圧送ポ
ンプ2の上流側流路bとは連通管11にて接続さ
れ、この連通管11と試料流路b,c,dとで試
料の循環路fを構成している。このため、採水口
1より採水された試料は、試料圧送ポンプ2、フ
ローセル3を通じてその一部が排出されるが、残
りは連通管11を通じて前記循環路f内を循環す
るようになる。このような試料の一部を循環路内
で循環させると、試料圧送ポンプ2及びフローセ
ル3を通過する試料流量は、採水される試料と循
環路を循環する試料との和になり、採水量よりも
多くなる結果、フローセル3を通過する試料流速
が速くなり、それによる洗浄効果によつてセル窓
の汚れが防止されるという利点をもつ。前記連通
管11中には、循環路を循環する流量を調整する
絞り12と、三方弁13とが設けられている。三
方弁13からは、循環路より上流の試料流路aに
至る配管14が接続されている。また、この配管
14の接続位置より下流の試料流路a中には三方
弁15が設けられ、この三方弁15から洗浄水貯
蔵タンク16まで管21が接続されている。この
タンク16に貯蔵された洗浄水は試料流路をパー
ジしたり、バツクフラツシユしたりするのに用い
られる。パージは、前記三方弁15を切換え、ま
た流量計4の上流に設けられた開閉弁17及び下
流に設けられた絞り弁18を開き、タンク16内
の洗浄水を管21→試料圧送ポンプ2→フローセ
ル3→流量計4→絞り弁18というように測定中
の試料の流れ方向と同一方向に流すことによつて
行なわれる。またバツクフラツシユは、前記開閉
弁17を閉じ、代りに三方弁13を切換え、洗浄
水を管21→試料圧送ポンプ2→フローセル3→
三方弁13→配管14→採水口1というように測
定中の試料流れ方向と逆方向に流すことによつて
行なわれる。ところで、このように洗浄水を試料
流路に流して洗浄したり、また循環路を構成して
フローセル3を通過する試料の流速を速め、セル
窓の汚れ防止を図つても、セル窓の汚れを完全に
防止することは困難である。したがつて、低濃度
の油分を測定する場合ゼロ値が変動することが生
じる。
このようにゼロ値が変動したような場合におけ
るゼロ校正は、三方弁19,22を切替えて、圧
送空気用配管23からゼロ校正液貯蔵タンク20
に空気を圧送して、この貯蔵タンク20のゼロ校
正液を、分岐管gから前記試料流路cを通じてフ
ローセル3に送り込み、試料流路dで流量計4を
経て試料流路eに放流するものである。
なお、前記ゼロ校正液貯蔵タンク20に対する
圧送空気としては、例えば工場等に設けられてい
る計装エアを用いる。
そして、前記ゼロ校正時以外は、三方弁22の
操作でゼロ校正液貯蔵タンク20を大気に開放し
ておくことが適する。また、ゼロ校正液貯蔵タン
ク20はフローセル3や流量計4より十分高く位
置させておくのが望ましい。圧送空気によるゼロ
校正液の圧送をより効果的に行なわせるためであ
る。図中、hはゼロ校正時に試料圧送ポンプ2よ
り圧送される試料を逃すバイパスラインで三方弁
19の保護を行なう。iはスパン校正を行なう際
のスパン液の導入位置である。
尚、上記実施例は、濁度法の油分計計に本考案
を適用した例を示したが、防爆地域で使用される
液体分析計であつて、セル窓の汚れのためにゼロ
値を補償する必要のある分析計であれば、本考案
を適用することができるのは勿論である。
尚、ゼロ校正液自体が高圧密封されたものを使
用する場合は圧送空気は不要となる。
本考案のゼロ校正機能付防爆形液体分析計は上
述したように構成したため、次の如き効果があ
る。
試料圧送ポンプの下流側にフローセルを試料
流路で接続するとともに、フローセルの下流側
と試料圧送ポンプの上流側とを配管で接続し
て、前記試料流路と配管とで試料の循環路が構
成されており、前記試料圧送ポンプでフローセ
ルに送り込まれた試料の一部が、前記循環路で
循環する。したがつて、試料圧送ポンプでフロ
ーセルに送り込まれる試料の量は、前記循環路
を循環する試料と採水された試料との和にな
り、前記採水量よりも多くなるため、フローセ
ルを通過する試料の流速が早くなり、フローセ
ルの汚れが少なくなるとともに、前記高速で通
過する試料の洗浄効果でフローセルの汚れを除
くことができる。
このように、前記循環路を設けることによつ
て、フローセルを通過する試料の流速を速くし
て、フローセルの汚れを少なくすることができ
るとともに、ゼロ校正液をフローセルに対し
て、その上流側からほとんど直接に送り込むか
ら、ゼロ校正を迅速にかつ確実に行うことがで
きる。しかも、前記フローセルに対するゼロ校
正液は、圧送空気で圧送することによつて導入
するため、試料とゼロ校正液の置換が瞬時に起
り、指示応答が極めて速い。このためゼロ校正
を短時間に行なうことができ、測定の連続性を
損なうことがきわめて少ない。特に、校正中の
測定データをホールドするようにすれば、校正
時間が短いので、定期的に校正を行なつても測
定の連続性を確保することができる。
ゼロ校正液をフローセルの直前から導入する
ため、ゼロ校正液の量が少なくて済むし、また
ゼロ校正液がフローセルに流れるまでに通る試
料流路長が短かいので、試料流路の付着油分や
SSによる指示応答の遅れが少ない。
ゼロ校正時間を短縮するために圧縮空気を用
いるので、ゼロ校正システムが簡単になり、さ
らに、フローセルに対する光の伝導を光フアイ
バーで行なつており、フローセルとこれに対す
る光源の位置関係を任意に設定することが可能
であるから、防爆地域での分析計の設置が容易
である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示す配管図である。 2……試料圧送ポンプ、3……フローセル、2
0……貯蔵タンク、21……圧送空気用配管、c
……試料流路、g……分岐路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 試料圧送ポンプの下流側にフローセルを試料流
    路で接続するとともに、フローセルの下流側と試
    料圧送ポンプの上流側とを配管で接続して、前記
    試料流路と配管とで試料の循環路が構成され、か
    つ前記試料圧送ポンプの下流側とフローセルの上
    流側を接続した前記試料流路を分岐して、この分
    岐路にゼロ校正液貯蔵タンクを接続し、かつ該タ
    ンクの上方に圧送空気用配管を接続して、校正時
    に圧送空気にてタンク内のゼロ校正液をフローセ
    ルに圧送するように構成され、前記フローセルに
    対する光の伝導を光フアイバーで行うことを特徴
    とするゼロ校正機能付防爆形液体分析計。
JP19656981U 1981-12-30 1981-12-30 ゼロ校正機能付防爆形液体分析計 Granted JPS58103355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19656981U JPS58103355U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 ゼロ校正機能付防爆形液体分析計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19656981U JPS58103355U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 ゼロ校正機能付防爆形液体分析計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58103355U JPS58103355U (ja) 1983-07-14
JPS6315813Y2 true JPS6315813Y2 (ja) 1988-05-06

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ID=30109808

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JP19656981U Granted JPS58103355U (ja) 1981-12-30 1981-12-30 ゼロ校正機能付防爆形液体分析計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08327535A (ja) * 1995-06-02 1996-12-13 Meidensha Corp 光学式濃度測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5322381Y2 (ja) * 1973-03-14 1978-06-10

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JPS58103355U (ja) 1983-07-14

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